巻き髪&コテ(カールアイロン)におすすめスタイリング剤ランキング10選!美容師がヘアワックス・クリーム・セラム・バーム・ジェリーを厳選
スタイリング剤を探している方に向けて、コテ(カールアイロン)でつくる巻き髪・カールスタイルご紹介。スタイリングがすぐに崩れてしまう、巻き髪やカールがすぐとれる、上手くコテでスタイリングできない、そんな悩みを軽減するスタイリング剤を美容師が厳選。
- スタイリング剤の使用感
- 実際に美容師がスタイリング剤を継続使用
- ヘアスタイルのつくりやすさもチェック
- 髪への負担度もチェック
- スタイル仕上がり
- スタイリングのしやすさをチェック
- まとまりやおさまりをチェック
- シャンプーで落としやすいかもチェック
- 価格
- 全評価と価格とのバランスをチェック。
コテアイロンを使ったスタイリングに必須なのが、ヘアワックスやヘアスプレーです。使うのと、使わないのでは、スタイルの持続性や髪への負担なども大きく違ってきます。
とくに巻き髪スタイルにとって、スタイリングは必須です。
スタイルをキープすることができる
ウェーブ(巻き髪)をキレイに見せることができる
髪を保護することができる
これらのメリットがあるのが特徴です。
当記事では、コテ(カールアイロン)でつくる巻き髪スタイルに最適なスタイリング剤ランキングを紹介。ドラッグストアや薬局、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどの通販サイトで購入できる市販品スタイリング剤、美容室・美容院で購入できるサロン専売品スタイリング剤の中から美容師が厳選。
一言で言うと「美容師がコテでつくる巻き髪セットに最適なスタイリング剤」そんなアイテムをまとめました。
「これからセットしてみよう」と思っているあなたも、「もっと上手くスタイリングの仕方はないかな」とセット慣れしているあなたにも、きっと役に立つコンテンツになっているはずです。
スタイリングに効果的なヘアワックスやヘアクリーム、濡れ髪・濡れ感やウェットなスタイリングに最適なジェル・ジェリーやヘアオイル、まとまりや収まりの良いスタイルをつくるヘアクリーム・ヘアセラム・ヘアバームなどのスタイリング剤をピックアップ。
なお、ドラッグストアの市販品・サロン専売品などさまざまなスタイリング剤の中から美容師おすすめの本当に良いスタイリング剤もまとめています。下記事もチェック!
コテ(カールアイロン)に最適なスタイリング剤解析・評価・検証ポイント
本当に良いスタイリング剤とは何か?
売れ筋のスタイリング剤(ヘアワックス・ヘアクリーム・ヘアオイル・ヘアバーム・ジェリーなど)を集め検証しました。
この記事を作成する上では、とても重要なコンセプトになります。たくさんの情報がある中で、当記事で大事にしているのは、
- 成分内容
- セット力&キープ力
- 実際の使用感
が、最も重要になると考えています。
成分内容
ワックスを使う上では、髪や頭皮にどのような効果があるのか、非常にわかりやすい目安になります。さまざまなアイテムの成分内容を比較して評価しています。
セット力&キープ力
スタイリング剤において、セットするためのパワーと、キープするためのパワーが重要になります。スタイリングする上での遅乾性(柔軟性)なども当記事では、重要なポイントとして評価しています。
実際の使用感
男女のモニターで実際に使用して、使い心地を検証。スタイリング剤を選ぶ上では最も大事な項目です。使いやすさはもちろん、香りや、髪のまとまりや仕上がりなど、専門家ならではの知見を加えて評価します。
巻き髪・カールスタイルを作りやすくなる本当に良いスタイリング剤の選び方
巻き髪やコテアイロンを使ったスタイリングのワックスを選ぶポイントとしては、セット力やキープ力だけではありません。
- ナチュラルな質感調節ができるか
- 髪に負担をかけないプロダクト
- シャンプーで落としやすいか
はっきり言いますが、巻き髪はもちろん、アイロンを使ったスタイリングではワックスが命です。つけるのと、つけないのでは仕上がりに大きな違いがあります。
とはいえ、スタイリング剤は闇雲に選ぼうとしても膨大な種類があって選ぶのも大変です。いくつかのポイントがあるのでご紹介。
アイロンのサポートができるスタイリング剤かどうか
アイロンのサポートとは、定義が幅広くむつかしいところですが、髪質を壊しすぎないということ。これが重要かと考えています。
水分量やシリコン・ポリマー要素が大きいと髪質を無視してスタイリングすることができますが、スタイリング時では問題なくとも、時間が経つことでスタイルが壊れてしまうことが多いです。また髪に負担になることもしばしば。
髪質をそのまま活かせるようなスタイリング剤を選ぶことがポイントになります。
- ワックスだけでボリュームをつくらない
- まとまりや動きをつける程度
- 何度も手直しができる
このポイントを意識することで、髪質を活かしたスタイリングがしやすくなります。
ヒートプロテクトや髪に負担をかけないプロダクト
スタイリング剤と言っても、種類はかなり多くあり、同じアイテムでも、セット力やキープ力は違ってきます。ヘアスタイルによっても変えてあげるのがベストです。
遅乾性と速乾性というものがあり、簡単に言うと「乾くのが早い」と髪に負担になってしまうため、遅乾性があり剤自体の伸びがいいアイテムを使うのがベストです。
シャンプーで落としやすいか
パワーがあるものは、男性やベリーショートの方に好まれる傾向にありますが、デメリットに「快適に使えない」「シャンプーで落としづらい」などがあります。
もちろんプロダクトやシリーズにもよりますが、傾向が多いです。
猫毛では、キューティクルが薄く、ダメージになりやすいため、スタイリング剤ではシャンプーで落ちやすいものを選びます。
アイロンの前後でも快適に使えるプロダクトを選ぶ
スタイリング剤では、多少の違いはあるものの、成分構成などは似たようなものが多く、違いがあるとすればプロダクトの差がかなり大きい。
- ヘアオイル・ミルク
- ヘアワックス・ジェリー
- ソフトスプレー
ヘアオイル・ミルク
よく連想されるのは、洗い流さないトリートメントですが、ヘアオイルやミルクにはスタイリング剤としての効果もあります。
洗い流さないトリートメントの違いには、補修力がないので、どちらかと言うと「整える」という目的のため使います。
- まとまり
- うるおい
- 毛先のテクスチュアがよくなる
ヘアワックスやジェルのような、セット力やキープ力はありませんが、縮毛矯正をするような女性のようなスタイルとの相性はかなりいいです。
ソフトワックス
巻き髪をする髪はとてもデリケートで傷みやすく、ダメージが目立つ毛先などはヘアワックスをつけることでキレイに見せることもできます。
スタイリングでは、いいフォルムをつくったカットが前提にはなりますが、ワックスやジェリーといったセット力やキープ力のあるものを使います。
スタイルのまとまりや、かるいくせ毛を抑えることができるのが特徴で、髪質に相性のいいものは水分量も多いため、ウェットな質感も簡単につくってくれます。
スプレー(ツヤ出し)
「スタイリングが苦手だよ〜」とか「手がベタベタするのが嫌で…」なんて悩みを一発で解消できるアイテムなんです。
スタイリング法は超簡単で、上からふりかけた後にブラッシングをするだけです。
ツヤ感を簡単につくることができるスタイリング剤なので、スタイリングという概念ではなく、キレイにする質感をつくるためのアイテムなのでおすすめです。
合わせてスプレーに含まれるポリマーが紫外線なども防いでくれるため、ダメージ予防にもなってくれます。
上から振りかけるだけでいいヘアスプレーはとってもおすすめです。
複数、使うのがベスト
個人的には、スタイリング剤といっても複数使いもおすすめ。
例えば、「ツヤを出す」「まとまりをつくる」「キープする」を一つのスタイリング剤でしてしまわなくても、それぞれ一つずつ用意しておくことで、快適に使えるし、幅広く対応できます。
二つあっても、三つあっても、使う量は同じなので、無駄にはなりませんからね。
コテ&巻き髪が作りやすい・キープ・崩れないためのスタイリング剤ランキング10選
さて、ここからは売れ筋上位のスタイリング剤を実際に使用してみて、どれが良いスタイリング剤なのか検証していきます。現在では80種類のスタイリング剤をレビューしているので、実際に使ってよかったアイテムだけを選んでいます。
- スタイリング剤の使用感
- 実際に美容師がスタイリング剤を継続使用
- ヘアスタイルのつくりやすさもチェック
- 髪への負担度もチェック
- スタイル仕上がり
- スタイリングのしやすさをチェック
- まとまりやおさまりをチェック
- シャンプーで落としやすいかもチェック
- 価格
- 全評価と価格とのバランスをチェック。
※随時更新していきます(2022年)
No.1 | N. ポリッシュオイル
唯一無二のウェット感がつくれるアイテム!
- 天然由来原料でつくられたスタイリング剤
- 女性のデリケートな髪に適したホールド力
- マンダリンオレンジ&ベルガモットの香り
スタイリングの仕上げに毛先中心になじませ、ツヤ感と軽やかな動きをつくることができる新感覚のスタイリングオイルです。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、水分量が高くまとまりも良い女性に嬉しいスタイリング剤になっています。
内容も自然由来ばかりの構成になっているため、オーガニック好きにはたまらないアイテムだし、気にならない方にも品質が高いため、どちらにせよおすすめできる内容に。
とくに私のようなくせ毛でロングヘアでまとまりづらい髪にも効果が高いので、かなりおすすめできるアイテムです。
No.2 | N. スタイリングセラム
ベタつきがなく癖のないスタイリング剤
- ボタニカルエキス配合で毛髪補修効果もあり
- シアバター成分が髪をしっかり保護
- ホワイトジャスミン&ミュゲの香り
ウェット感をつくりやすく、それでいてベタつきの少ないスタイリング剤です。スタイリング剤でありながら、髪の補修&保護ができるため、デリケートな髪との相性バツグン!便利なアイテムとなっています。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、髪に優しく、スタイリング剤でありながら保湿もしつつ、まとまりのあるセットができるアイテムでした。
その内容はまさに万能的に活躍でき、ナチュラルなスタイルをしたい方にならいつでも活躍すること間違いなしのアイテムです。しかもストレートヘアからパーマヘア、コテ巻きスタイルや、ヘアカラーを美しく見せる、といったさまざまなシュチュエーションに適しています。
加えて、使用したあとは手を洗わずともベタつきがほとんどないため、ワックスが苦手&アウトバスが苦手という方にもおすすめできます。
とくに髪の長いロング系スタイルの場合には、かなりおすすめです。毛先中心に全体につけるだけでもおしゃれなスタイルになってくれますよ。
それだけでなく個人的には、このアイテムはベース剤として優秀だと感じています。もちろん単品使用でも高品質ですが、他のアイテムと組み合わせることで本当の意味で真価を発揮します。
化粧品でいうところの「下地」のような役割です。スタイリング剤をつける前に下地として全体につけることで、ヘアワックスの伸びがよくなりスタイリングがしやすくなります。
二度手間ではあるものの効果は絶大です。テクニックの一つなのでよければ参考に。
No.3 | jemile fran ジェルクリーム+
ナチュラルなツヤ感で使用感バツグン!
- 髪同士を点で止める「コネクトクレイ」配合
- 髪同士を密着させる成分「ホールドクレイ」配合
- メリハリのある束感をキープ
スタイリング剤なのにベタつかず、スタイリングをしていないような自然なスタイルをを作ることができます。自然ながらもメリハリのある束感をキープすることができるのでヘアアレンジにも使えるアイテムです。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、ワックスでもなくヘアクリームでもなく、ちょうどよいポジションのアイテムなので、個人的にはかなりおすすめできるアイテムでした。
ヘアアレンジ前や、ガッチリスタイリング前、コテ(ヘアアイロン)前などにも使えるため、マルチで使えるスタイリング剤という印象。
私自身にも使用していますし、お客様にも使っていますが、かなり使いやすいです。とくに気に入っているのは”ワックスをつけている感”がないところです。
No.4 | jemile fran オイルデュウ
まとまりとツヤ感をつくるスタイリング剤
- ふわっと質感のスフレクリーム採用
- さらっとした質感のミネラルオイル+ライスブランワックス配合
- 透明感のあるクリアガーデンの香り
自然の恵みを活かした軽い質感のオイルが 細かい束感を与えてくれるスタイリング剤です。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、使い心地の良いアイテムでした。
ヘアオイルとしてはバランスが良く、フレグランス系としても優秀、髪への使用感も良いため、たくさんの女性に合いやすいアイテム。
ミルボンブランドはわりと平均して使いやすいアイテムが多くて、その中でもこのジェミールフランのオイルデュウはかなり使いやすいものでした。
くせ毛とも相性が良いため、まとまりやすく、スタイリングの事前につけることで効果的にスタイルのクオリティを上げることができます。
さまざまなシュチュエーションで使うことができるアイテムです。
No.5 | NAKANO STYLING WAX 3Fライトハード
男女ともにおすすめのファイバーワックス!
- ファイバー6種+クリーム4種の計10の豊富なラインナップ
- ヘアカラー退色予防成分を配合
- 消臭、ダメージ補修効果
ファイバータイプとクリームタイプの2つのラインナップからなるプロフェッショナル用のスタイリング剤です。プロ好みの性能(手のひらでの伸びの良さ、程よいひっかかり具合など)や仕上がり感(ふんわり、ドライな感じなど)を再現しやすいヘアワックス。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、髪への伸びがよくて、サラッとした質感、ヘアワックスとしての使用感はトップクラスでした。
ファイバーワックスはたくさんありますが、これだけホールド力がチョイスできるラインナップは超貴重です。
見た目のデザイン性も高く、使用する内容も良いワックスはかなり有用レベルで幅広い髪質やヘアスタイルに使うことができるはず。
ガチガチのスタイリングもできるし、ナチュラルなスタイルもつくることができるため、男性からロングの女性にまでおすすめできるスタイリング剤になっています。
さらに、これだけの内容にありながら価格も安く、使いやすくなっています。
デザインやボトル容器について
ナチュラルなスタイルをつくりやすいヘアワックス
- ボリュームをつけたり抑えたり動きのあるスタイルをキープ
- 紫外線ダメージなどの環境ストレスから髪を保護するダメージバリアミックス配合
- 不快臭を抑える保湿成分サトウキビエキス配合
優しいナチュラルな束感から毛先の細かいニュアンスまで、柔らかくエアリーに仕上げるミディアムホールドタイプのヘアワックスです。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、髪への伸びもよくて、水分感やまとまりもいい、女性のデリケートな髪との相性のいいアイテムでした。
ホールド力は弱いため、スタイルやスタイリングによって、だいぶ限られてきますが、それでも十分なクオリティでした。
何がいいのかというと、個人的にはベタベタしないということにあります。つまりスタイリング剤をつけているのにスタイリングしている感がない、まさにナチュラルな仕上がりにできることにあります。
ホールド力が弱いため、ショートやミディアムといったボリュームや動きを出すスタイルとは相性が悪いのですが、それよりも長いスタイルになってくると格段的に使いやすさを実感することができる内容に。
自分のスタイルが当てはまるのであれば、おすすめできるスタイリング剤になたいます。
No.7 | PREJUME ミルク3
パーマを長持ちさせる水分感のあるヘアミルク
- 髪の水分を保持して潤い感のあるアクアミルク配合
- パーマ本来のウェーブと柔らかさを表現
- 水分感のあるヴェールでツヤ感アップ
パサツキやすいパーマの髪に水分を保持してくれるトリートメントスタイリング剤で、ダメージヘアとも相性が良いのでさまざまな場面で活躍してくれるアイテム。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、ヘアミルクとスタイリング剤を足したようなアイテムになっています。
ヘアミルクのような使いやすさと、スタイリング剤のセット力があり、それぞれの良いところを合わせたアイテムです。
パーマヘアなどの絡まりやすい髪にも適しているだけでなく、巻髪スタイルにも使いやすいです。
髪質に左右されずに使えるところはこのアイテムの最大のポイントになっています。
わたし自身も使っていますが、くせ毛などにも使いやすいためとても便利です。
とはいえホールド力は弱く、パーマヘアや巻き髪のような元々動きのあるようなヘアスタイルでないと使用するのは難しいです。
No.8 | nigelle テクスチュアクレイ
ナチュラルなスタイリングをつくるファイバータイプ!
- 軽い質感で根本から毛流れをつくれる
- まとまりを作りやすいファイバーワックス
- 揮発性も高く、快適使用できる
軽くて根本から毛先にまで使えるファイバーワックスでまとまりや動きをつくるためのアイテム。ウェーブスタイルの空気感のある束っぽい質感や、動きも表現もすることができます。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、使用感が非常に高くて、ヘアスタイルをホールドする力が弱い分、絡まりやすい髪にでも使うことができます。
- ロングヘアのパサツキを抑える
- 巻髪前のベース剤(まとまりアップ)
- 絡まりやすい髪の指通りをキレイにする
このようにセット力以外でマルチで役立つヘアワックスになっています。
個人的には、セット力を求めない女性全般におすすめできますが、それ以外にもミディアムくらいの男性のベース剤の役割としてもおすすめです。
このアイテムの使用感の良さというのは、個人的にはマルチに使える万能ワックスだと考えています。
No.9 | BOTANIST ボタニカルヘアバーム
植物由来のハンド・ボディ・ヘアクリーム
- ボタニカルバターミルクベース
- ダメージ補修成分「11種のアミノ酸」を配合
- レモングラスとゼラニウムの香り
肌へのなじみもよくべたつきにくい植物由来の保湿成分でハンドクリーム・ボディークリームとしてもつける便利なスタイリング剤
実際の使用感
実際に使ってみましたが、むちゃくちゃ使いやすいので、とりあえず良いスタイリング剤でした。
まずは、アウトバスとしても使えるのだけでなく、洗い流さないトリートメント(補修成分があるため)としても使えます。ヘアオイルほどの伸びはないので、洗い流さないトリートメントの上から、「とくに傷んだ毛先にだけ使う」といった感じに。
もちろんスタイリング剤としても、まとまりやツヤ感が簡単につくれるので、スタイリング剤を使うほどではないけど髪をキレイに見せたい、なんてちょっとしたシチュエーションで活躍します。
さらにヘアアレンジや、アホ毛・おくれ毛など、髪がまとまりづらいなぁ、なんてときにも持っていてよかったと思えるはず。
従来のヘアバームよりも、しっとり感やウェット感が強いため、髪質によっては向き不向きがあるかもしれませんが、上記に加えて、ハンド・ボディにも使えるマルチアイテムを考えれば、役立つときはどこかにある、そんなスタイリング剤でした。
全体的によくできているスタイリング剤でして、従来のものと比較するとやはりボタニカル製品なので、とくに安全に使えるのも魅力の1つです。
No.10 | nigelle ドレシア ジェリーM
女性では貴重なウェットスタイリング剤!
- 微細化したワックス成分「ゴールドキャンデリラ」配合
- 薄く均一に広がる「シュガースクラワン」配合
- 香水のように楽しめる「フルーティフローラル」の香り
2種類のヴェールとなる成分によって作られる「Wヴェールメカニズム」が配合。男性だけでなく女性ようのジェルワックスとして使うことができるスタイリング剤です。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、まさにジェルとクリームのそれぞれの良いところを合わせたようなアイテムで、簡単にウェット感のある濡れ髪スタイルをつくることができます。
ジェルの使いづらさを上手くクリームでカバーして、女性のヘアスタイルにもマッチするスタイリング剤となっています。
さらに香りもフルーティーになっているので、スタイリング剤ではなく、まるでトリートメントのような感覚で使うことができます。
わたし自身やお客様によく使っていますが、ハードではない(ホールド力が弱い)ため濡れ髪+動きのあるヘアスタイルをつくることができます。
スタイリングをキープするためのおすすめハードヘアスプレー3選
アルティメットスプレー
固定力の高いハードセットポリマーで、激しい動きでもスタイルをくずすことなく、スタイルが長時間キープ。速乾性にも優れ、セットしたフォルムをダレさせることなく固定します。
ホールドフィットヴェール
アクアレジストポリマー(セット成分)配合、アクアレジストポリマーは水と錆つきにくい性質があり、湿気に強いのでキープ力が高いです。湿気に強い膜をつくり、ふんわり感を長時間キープしてくれます。
N.ニュアンススプレー
ちょうどいいホールド感が欲しい方におすすめ。絶妙なほぐれ感のあるアレンジスタイルやパサッと広がりやすいおくれ毛にサッとスプレーするだけで、ちょうどいいホールド感でスタイルキープ。
ツヤ感とまとまりのあるスタイルにおすすめのソフトヘアスプレー3選
コタ スタイリンググロス
コタのソフトスプレーのミストは細かい形状になっていて、ツヤがかなり出るので矯正毛におすすめです。スタイルの仕上がりにかけることで一気にキレイになります。
ブライトアップヴェール
広範囲のスプレーなので、ロングヘアでも使いやすいツヤ出しです。一緒にまとまりも良くなるので、ヘアアイロン前でも後でも使える使いやすいスプレーです。
N.ニュアンススプレー
軽めのストレートスタイルにおすすめなのがこのスプレーです。ツヤ出しよりも動きのあるまとまりのでるスプレーです。ツヤも出すこともでき、まとまりもつくることができるスプレーです。
コテ(カールアイロン)おすすめランキング8選
下記事では、コテ(カールアイロン)のおすすめランキングをまとめています。スタイリング剤はもちろん大事だけどコテも重要って考えなので、スタイリング剤と合わせて参考にしてください。
美容師が教えるコテ(カールアイロン)で巻き髪をキープ・崩れないヘアスタイルの作り方
巻き髪をキープするためには、事前の準備がとくに重要になってきます。
髪が長ければ長いほど、下地の段階を入念にしてあげることによってキープ力は変わってきます。
10年ほど前からスタイリングの主流になってきたアイロンを使った巻き髪スタイル。
当時はしっかりと型をつけて巻き髪感をだしたスタイルが流行したましたが、今では自然な毛流れや、ふんわりボリュームといった「ナチュラルスタイル」が多くなっています。
- 髪をしっかりと乾かす
- コテスタイリングに必須の下地
- 仕上げにフィニッシュスタイリング
キープするだけでなく上手に巻くコツにも繋がるので実践をして見て下さい。
コテで巻く前には「きちん乾かす」
コテで巻く前に大事になるのは、きちんと乾かすということです。
意外に出来ていない人が多くいてる印象です。
ちゃんと、乾かさないことによって、髪に水分が残ってしまい巻いた時の邪魔をします。乾いていないことで、コテの熱が髪に伝わりにくく、上手く巻くことができません。
水分が残っているために熱が通りにくくなるのでキープすることができないのです。
巻く前には、髪をしっかりと乾かすようにしましょう。
乾かす前には、洗い流さないトリートメントをつけて、髪の耐久度を上げるおくことも大切です。髪の保護は欠かさないようにしましょう。
乾かさずに、スタイリングを始めてしまうと土台がきちんと出来上がっていないようなものなので、しっかりと乾かすようにしましょう。
ワックスは巻き髪をキープさせるのは「下地」
巻き髪スタイリングの下地というのは、ワックスのことです。
前置きが長くなりましたが、乾かしたあとにコテアイロンで巻き髪をします。その前に「下地」となるスタイリング剤をつけてあげましょう。
ワックスに含まれているポリマーが髪の固定を促進してくれます。本来はこのぐらい巻き始めるまでに時間がかかるものなのです。
②がとくに大事になり、スタイリング剤が半透明になるまで均一にのばしてます。
ワックスのポリマーとコテによる熱変性が相まって素早く型がついてくれキープ力が向上します。
ワックスをつけることによって水分が髪に付与されるために、水分が多い部分に高熱であるコテをつけると過剰に熱が入り髪が傷むということがありますが、これは「ワックスを付けすぎ」の場合です。適切に使用していえば傷むことはなく、上手に巻くことができキープ力にも繋がります。
つまり、かる〜く髪全体につけておくことで巻き髪スタイリングのキープ力が段違いに上がってくれます。
3章 | 巻き髪の仕上げには「スプレーorワックス」
巻いたあとのスタイリングでは、「スプレー」か「ワックス」がおすすめです。とくに巻き上がりにハードタイプのスプレーで固定してあげることでキープ力は格段に上がります。
スプレーの特徴としては一切髪に触れずとも使用することができることでもあります。せっかく巻いた髪を崩してしまわないようにキープしましょう。
髪を、スプレーで固めたくない人は「ソフトワックス」を最後につけるだけでもキープ力はあがります。もちろん固めるよりはキープ力は劣るので、ある程度考慮してしっかりめに巻いておきましょう。
- 『きちんと乾かす』合わせて、洗い流さないトリートメントで髪の耐久度を上げよう
- 『スタイリング剤の役割は巻き髪の下地』つけ方にも注意してキレイに巻こう
- 『仕上げにはハードスプレー』キレイに巻いた後は触らないようにしてい固定しよう
これらのことを、意識することでキープことができるようになります。
目次に戻るあとがき
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。