濡れ髪&ウェット系に最適!おすすめのジェル&ジェリー&オイルワックス人気ランキング10選【美容師がサロン品・市販品から厳選】
スタイリング剤を探している方に向けて、濡髪や濡れ感をつくるジェル&ジェリーのランキングご紹介。スタイリングがすぐに崩れてしまう、上手くスタイリングができない、一日キープさせたい、そんな悩みを軽減するスタイリング剤を美容師が厳選。
- スタイリング剤の使用感
- 実際に美容師がスタイリング剤を継続使用
- ヘアスタイルのつくりやすさもチェック
- 髪への負担度もチェック
- スタイル仕上がり
- スタイリングのしやすさをチェック
- まとまりやおさまりをチェック
- シャンプーで落としやすいかもチェック
- 価格
- 全評価と価格とのバランスをチェック。
ウェット感のあるスタイリングが流行してからは、ジェルやジェリー、ウェットワックス(もしくはオイルワックス)などは、とても人気のあるプロダクトになりました。とはいえ、デメリットにどれを選べばいいのか、それによってスタイリングの難易度が変わってきます。
当記事では、おすすめの「ジェル」「ジェリー」「オイルワックス」をご紹介。ドラッグストアや薬局、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどの通販サイトで購入できる市販品スタイリング剤、美容室・美容院で購入できるサロン専売品スタイリング剤の中から美容師が厳選。
一言で言うと「美容師が選ぶ濡髪に最適なジェル・ジェリー」そんなアイテムをまとめました。
「これからセットしてみよう」と思っているあなたも、「もっと上手くスタイリングの仕方はないかな」とセット慣れしているあなたにも、きっと役に立つコンテンツになっているはずです。
トレンドにもなっている濡れ感や濡れ髪のような、ウェット系スタイリングが簡単にできる、一日崩れない・キープするためにはスタイリング剤はとても重要。あなたにピッタリのジェルやジェリーを見つけてください。
なお、ドラッグストアの市販品・サロン専売品などさまざまなスタイリング剤の中から美容師おすすめの本当に良いスタイリング剤もまとめています。下記事もチェック!
本当に良いジェル・ジェリー・オイルワックスの解析・評価・検証ポイント
本当に良いスタイリング剤とは何か?
売れ筋のスタイリング剤(ヘアワックス・ヘアクリーム・ヘアオイル・ヘアバーム・ジェリーなど)を集め検証しました。
この記事を作成する上では、とても重要なコンセプトになります。たくさんの情報がある中で、当記事で大事にしているのは、
- 成分内容
- セット力&キープ力
- 実際の使用感
が、最も重要になると考えています。
成分内容
ワックスを使う上では、髪や頭皮にどのような効果があるのか、非常にわかりやすい目安になります。さまざまなアイテムの成分内容を比較して評価しています。
セット力&キープ力
スタイリング剤において、セットするためのパワーと、キープするためのパワーが重要になります。スタイリングする上での遅乾性(柔軟性)なども当記事では、重要なポイントとして評価しています。
実際の使用感
男女のモニターで実際に使用して、使い心地を検証。スタイリング剤を選ぶ上では最も大事な項目です。使いやすさはもちろん、香りや、髪のまとまりや仕上がりなど、専門家ならではの知見を加えて評価します。
濡れ髪・濡れ感を簡単につくれるウェット系スタイリング剤の選び方
基本的には、ウェット感といえども昔ながらのジェルやポマードみたいな、ガチガチのセットやキープというよりも、ある程度の遊びや余裕のありつつ、ウェット感ができるスタイリング剤がおすすめです、香りやデオドラント効果のあるものなんかもいいです。
- ウェット感をつくる保湿性
- 動きやまとまりがつくれるスタイリング
- ふわっとしたスタイル
- くしゃっとしたスタイル
- 香りやデオドラント効果
- シャンプーのしやすさ
など、スタイリング剤でヘアスタイルをつくりつつ、カチッとしすぎないというのが個人的なポイントです。あとは「とりあえず固める」「ガッチガチにキープ」などのジェルなどは除外しています。
ジェルの持つウェット感をつくる保湿性
前提としては、髪質を壊しすぎないということ。水分量やシリコン・ポリマー要素が大きいと髪質を無視してスタイリングすることができますが、ベリーショートのような短髪以外では、ほぼスタイリングが上手くいきません。
髪質をそのまま活かせるようなスタイリング剤を選ぶことがポイントになります。
遅乾性が高く、毛先にニュアンスを持たせることができるスタイリング剤がおすすめ。アレンジにも向くため幅広く活躍できるはず。
このポイントを意識することで、髪質を活かしたスタイリングがしやすくなります。
ジェルやジェリーであっても髪に負担をかけないのも重要
スタイリング剤では、同じアイテムでも、セット力やキープ力は違ってきます。ヘアスタイルによっても変えてあげるのがベストです。
遅乾性と速乾性というものがあり、簡単に言うと「乾くのが早い」と髪に負担になってしまうため、遅乾性があり剤自体の伸びがいいアイテムを使うのがベストです。
シャンプーで落としやすいか
パワーがあるものは、男性やベリーショートの方に好まれる傾向にありますが、デメリットに「快適に使えない」「シャンプーで落としづらい」などがあります。
もちろんプロダクトやシリーズにもよりますが、今回のようなウェット系のスタイリング剤ではそういう傾向が多いです。
猫毛やくせ毛では、キューティクルが薄く、ダメージになりやすいため、スタイリング剤ではシャンプーで落ちやすいものを選びます。その方が、キレイなスタイルを維持することができます。
セットする際に快適に使える成分の解析
スタイリング剤では、多少の違いはあるものの、成分構成などは似たようなものが多く、違いがあるとすれば成分の構成の差がかなり大きい。
スタイリング剤による、シリコン成分やポリマー成分に加えて、「保湿成分」が配合されているかどうか、これは非常に重要です。
「加水分解ケラチン」などの補修成分や、「◯◯油」などの保湿成分を多く配合しているものであれば、実際の使用感の快適さも期待できます。そのほか、「毛髪補修成分」や「頭皮ケア成分配合」といった表記があるものも、保湿成分にこだわっている傾向があります。
複数、使うのがベスト
個人的には、スタイリング剤といっても複数使いもおすすめ。
ヘアスタイルで一番のネックなポイントはスタイリングの難易度の高さです。専門家が作るように家では上手くできないという悩みをよく聞くことがあります。
スタイリングが不慣れな方では上手くつくることが、中々に大変です。
そこで上手くいく「コツ」となるのは、スタイリング剤の「種類を使い分ける」「重ねて使う」ことによって、スタイリングが格段にしやすくなります。
つまり、1つ(1種類)のスタイリング剤だけでなく、数種類(もしくは数個のスタイリング剤)を使うことによって、美容室で作るようなスタイルを再現することができます。
ワックスをベースに、ウェット系スタイリング剤(ジェリーやジェル)、ムースなど用意しておくことで、一つのスタイリング剤だけでなく、いくつか使用することで上手くスタイリングしやすくなります。
例えば、「ツヤを出す」「まとまりをつくる」「キープする」を一つのスタイリング剤でしてしまわなくても、それぞれ一つずつ用意しておくことで、快適に使えるし、幅広く対応できます。
二つあっても、三つあっても、使う量は同じなので、無駄にはなりませんからね。
目次に戻る簡単に濡れ髪をつくるウェット系スタイリング剤ジェル・ジェリー・オイルワックスランキング10選
さて、ここからは売れ筋上位のスタイリング剤を実際に使用してみて、どれが良いスタイリング剤なのか検証していきます。現在では80種類のスタイリング剤をレビューしているので、実際に使ってよかったアイテムだけを選んでいます。
- スタイリング剤の使用感
- 実際に美容師がスタイリング剤を継続使用
- ヘアスタイルのつくりやすさもチェック
- 髪への負担度もチェック
- スタイル仕上がり
- スタイリングのしやすさをチェック
- まとまりやおさまりをチェック
- シャンプーで落としやすいかもチェック
- 価格
- 全評価と価格とのバランスをチェック。
※随時更新していきます(2022年)
No.1 | SPIKYgreax No.23
快適に使えるウェットワックス
- 全7種類の幅広い質感調整ができる
- ハードなスタイリング剤なのに水やお湯で簡単に洗い流せる
- ウェットな質感も簡単につくれる
ツヤのある質感も簡単に作れて、簡単に落とせるスタイリング剤です。基本的にはハードが多いので、メンズにおすすめのヘアワックスです(1種類だけ女性用もあります)。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、使いにくいアイテムですが、その他で補って余るほどのスペックの高いスタイリング剤です。
セット力も高く、キープ力しっかりしています、それでいて動きやまとまりといった柔らかい質感も簡単につくれるため、さまざまなメンズでも活用することができます。
多少のスタイリング技術は必要になりますが、使いづらさにも慣れると少し長めのショートヘアのメンズにも問題なく使用することができます。なによりも甘い香りが個人的に好きな印象です。
女性にも好かれる大人メンズの香りも簡単に作れるのもポイントの一つです。それでいてウェットや他のシリーズではマットな質感も作れるので間違いなく品質は高いです。
加えてですが、サロン専売品の中でも価格は安めで、入手がしやすい価格帯なのも嬉しいポイントになります。
No.2 | MOLET オイルケアクリーム ビター
トリートメントとワックスの中間のようなスタイリング剤
- シラソーマ(褪色防止成分)配合
- マカデミアナッツ油・アルガンオイル配合
- マイクロカプセル化したUV吸収剤によって褪色防止
髪をキレイにまとめるだけでなく、紫外線防止やヘアカラーなどができる便利な効果です。髪色に合わせて最適な質感を表現するためのクリームタイプのスタイリング剤。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、髪への伸びは良くて、セット力もあるため、使用感などのバランスはいいアイテムになっています。
レディースにだけ使える内容かと思いきや、セット力もキープ力もあるためメンズスタイルにも合わせやすく、かつ手直しも何度もできるぐらいの固さなのでスタイリングがとてもしやすいアイテムです。
スタイルとしてはショートからボブくらいまでのスタイルに対応することができるため、まさに万能的なスタイリング剤というような印象。
やはりセット力(キープ力)があるため、ロングヘアなど長めのヘアスタイルとは相性が悪くなっています。スタイルはある程度限定されるものの個人的には好きな使用感でした。
とくにショートからボブくらいのヘアスタイルにおすすめできるワックスでした。
No.3 | Carre D’or アクアジェリーパウダーM
ハイクオリティのジェリー!
- デュアルパウダーテクノロジー採用
- 粘着性が抑えられメリハリの効いた躍動感をつくれる
- フレッシュフローラルバニラの香り
パウダーが溶け込んだウォーターベースのジェリーで、くっきりとした毛流れやタイトなシルエットづくりに加えて、ワックスでスタイリングしているかのような自由なスタイリングができます。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、かなり品質が高いジェリーになっていてメンズからレディースまで使うことができます。
使用時は、揮発性が高くソフトワックスを使っているような使用感なのに、スタイリングしてから時間が経つとガッチリとホールドしてくれる、とおよそ理想通りのアイテムになっています。
ソフトな使用感なのでいくらでも手直しができるし、量を少し増やせばよりセット力を高めることもできます。
とはいえベリーショートのようなガチガチに…というのは少し物足りなさを感じるはずです。あくまでもショートからミディアム(ボブ)ぐらいのスタイルにおすすめのアイテムです。
このアイテムを実際に使ってみましたが、かなりおすすめできるアイテムなので気になる方はぜひ使ってみてください。
No.4 | nigelle ドレシア ジェリーH
快適さでは最強のジェリー!
- 微細化したワックス成分「ゴールドキャンデリラ」配合
- 薄く均一に広がる「シュガースクラワン」配合
- 香水のように楽しめる「フルーティフローラル」の香り
2種類のヴェールとなる成分によって作られる「Wヴェールメカニズム」が配合。髪の負担を最小限に抑えるジェリー。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、まさにジェルとワックスのそれぞれの良いところを合わせたようなアイテムで、簡単にウェット感のある濡れ髪スタイルをつくることができます。
ジェルのような使いづらさは若干残ってはいますが、それでも揮発性も高く、ジェリーの伸びも良いため、使いやすい部類のスタイリング剤に入ります。
わたしもお客様によく使っていますが、このアイテムを使うとジェルに戻ろうことはできないと思うぐらい使いやすいアイテムでした。
とはいえ価格も高くて、量も少ないなため、コスパが悪いアイテムなのが気になります。
サイズは90gと、普通に比べて多めな感じですが、やはり一度のスタイリングに量を使うと一ヶ月持たないこともよくあります。
そこは少し残念なポイントですがそれ以外でも問題なく使用することができますし、男性にも女性にもおすすめできるアイテムであることは変わりません。
No.5 | TrieHOMME ワックス ウォータリームーブ7
やさしさのあるみずみずしいウェット感!
- 清潔感のあるスタイリング剤
- 水に濡れたようなウェット感
- 保湿成分が配合、 みずみずしさが長続き
ウォーターなツヤ感でシャープな動きに導くヘアスタイリングです。クールな立体感で、しっかりキープします。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、ウェットスタイリングを簡単に表現できるスタイリング剤で、ワックス感覚で使えるため個人的には便利なアイテムです。
水分感がありすぎるわけではなく、ナチュラル感のあるスタイリングもできるので、バランスよく表現することができます。
個人的には、その仕上がりのバランス加減が絶妙で、使いやすさと表現の加減が好印象。
男性にはもちろん使いやすいスタイリング剤ではあるし、ショートや短めのミディアムぐらいの女性なら相性はとても良いものでした。
個人的に、この使いやすさと表現の感じは、視点からしてもおすすめできるハイクオリティのアイテムです。
No.6 | DIRECTION オイルワックス
ナチュラルなウェットワックス!
- 毛束感を強調する乳液タイプ
- ドライヤーの熱から髪を守るヒートプロテクト効果
- ふんわり感もでるベーススタイリング処方
ベタつきが少なく、軽いサラっとした仕上がりで、アイロン前の使用などマルチで使える万能的タイプのスタイリング剤です。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、オイルワックスということで伸びも良く使用感が非常に良いスタイリング剤でした。
セット力も多少あるため、ドライヤーやアイロンを使わずとも普通に使うことができ、さらに個人的にアイテムの真価となるのは色んなアイテムを組み合わせられる使い勝手の良さにあります。
くせ毛やロングヘアとも相性が良く、もちろんショートやミディアムなどにも使いやすいアイテムです。
とはいえセット力がないため、スタイリング初心者には使用難易度が高くなっています。
ある程度、スタイリングに慣れている方におすすめのアイテムでした。
No.7 | GATSBY HAIRJAM エッジィ ニュアンス
しっかりキープのジェリー!
- エアパウダー処方でベタつかず軽やかで自然な仕上がりに
- 伸び・なじみが良いのでスピーディーにスタイリングができる
- オイルフリーでベタつきが最小限
サッとなじませるだけで簡単にスタイリングができるセット力と質感。さらに、長時間キープしつつ男性が持つ 「アブラ・汗・湿気」から髪を守り、スタイルくずれを防ぐためアイテムとなっています。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、ジェル状のワックスの使用感は良いです。
髪への伸びも良く、速乾性もあるため、すぐに立上りやボリューム感になってくれます。
加えてキープ力も高く、今回の記事では少量でのスタイリングですが十分過ぎるほど持続性を見せてくれたのはかなり嬉しいところでもあります。
使ってみても、ワックス臭も少なく、白い粉もほとんどないため、全く問題なく使うことができます。
とはいえハードでパワーもある分、髪への負担も大きいため、ヘアスタイルは特に重要になります。
つまり、ヘアスタイルが合えば使いやすいが、合わなければ使いづらい、とても極端だけど優秀なアイテム。
No.8 | GATSBY StylingGrease フリーズロック
ウェット質感が簡単につくれるグリースワックス!
- ツヤとハードの両立を実現
- 弾力性ポリマーが髪表面をコーティングして超キープ
- オイルフリー処方でベタつかず簡単に洗い落とせる
セット成分高配合の固定ゼリーでツヤを出しながら力強くスタイリングできるところです。弾力ポリマーが髪表面をコーティングし、パリパリにしすぎずにキープしてくれます。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、市販の中では間違いなくセット力とキープ力の高めのアイテム。
パワーも強く、簡単にトップの立ち上げやヘアスタイルのボリューム感をつくることができるだけでなく、1日スタイルをキープさせたい場合などには相性が良いスタイリング剤となっています。
とはいえ強いパワーのせいで、使用感は悪くベリーショートの短さであれば問題はありませんが、少し長めのショートヘアにでもなると髪が絡まってきます。
やはり髪への負担は大きめなので注意が必要。
セット力やキープ力があるため、「とにかく1日キープさせたい」などの目的には使い勝手が良いですが、スタイルや髪質をミスチョイスすると一気に逆転しまうので、よく考えて使う必要があります。
No.9 | Loretta ハードジェリー
定番ではありますが、ロレッタのハードゼリーも良いです。どんなスタイルも即キープし、ベタつきの少ないウォーターベースのスタイリングジェル。大容量なので、買い足す手間がいらないのもポイント。
No.10 | N. ポリッシュオイル
唯一無二のウェット感がつくれるアイテム!
- 天然由来原料でつくられたスタイリング剤
- 女性のデリケートな髪に適したホールド力
- マンダリンオレンジ&ベルガモットの香り
スタイリングの仕上げに毛先中心になじませ、ツヤ感と軽やかな動きをつくることができる新感覚のスタイリングオイルです。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、水分量が高くまとまりも良い女性に嬉しいスタイリング剤になっています。
内容も自然由来ばかりの構成になっているため、オーガニック好きにはたまらないアイテムだし、気にならない方にも品質が高いため、どちらにせよおすすめできる内容に。
とくに私のようなくせ毛でロングヘアでまとまりづらい髪にも効果が高いので、かなりおすすめできるアイテムです。
「濡れ髪・ウェットヘアを簡単につくる方法」
濡れ髪やウェットヘアのスタイルを簡単に作る方法とそのメリットについて、お話しします。
濡れ髪やウェットヘアスタイルを作る際、選ぶスタイリングオイルは大切です。
ヘアオイルはヘアケアオイルとスタイリングオイルに大別され、スタイリングには後者が適しています。植物性オイルやシリコン系の成分が含まれたスタイリングオイルは、髪に自然なツヤと濡れたような質感を与えます。
「濡れ髪・ウェットヘアにするメリット」
例えば、アルガンオイルやホホバオイルは浸透性が高く、細かくて軽い髪質の方に適している一方で、重めのテクスチャのオイルは、硬くて剛毛の髪を落ち着かせるのに役立ちます。
ウェットヘアスタイルにするメリットとしては、湿気や風などの影響を受けにくく、スタイリングが長持ちすることが挙げられます。また、濡れた質感がクセ毛やうねりを抑え、自然な毛流れを生み出し、スタイリッシュな印象を与えます。
スタイリングの方法としては、まず適量のスタイリングオイルを手に取り、髪に均等に塗布します。塗布後、髪を揉み込むようにしてオイルを髪全体になじませると、ウェットな質感が際立ちます。最後に、髪型の微調整を行い、望むスタイルに整えます。
適切なスタイリングオイルの選び方に関しては、髪の質感やボリューム、希望するスタイリング効果に合わせて、成分や質感を選ぶことが重要です。たとえば、細い髪や猫っ毛の方には軽い質感のオイルが、硬い髪や剛毛の方には重めのテクスチャのオイルがおすすめです。
目次に戻る美容師が教えるジェル&ジェリーのウェット系の簡単スタイリング法
次にジェルのスタイリング方法についてお話します。
ワックスのスタイリングとは全く違うので使い分けをするのもおすすめです。
アドバイス①|まずは髪を濡らすことが前提
必ず髪を濡らすことが前提となります。ジェルの特徴の1つの「ウェット感」を出すためにはジェルだけでは量がたくさん必要となります。 そのために髪に水分を残し相乗効果を狙うことが大事になります。
アドバイス②|半乾き〜濡れている状態からスタイリング
しかしブローが必要ないわけではありません。厳密に言うとブローが必要なるのは髪の長さによって違います。
- ベリーショート | 不要
- ショート | 不要
- ミディアム | 必要
- ミディアムロング | 必要
- ミディアムボブ | 必要
髪が長ければ長いほど、髪の重さによってボリュームがつぶされてしまいます。そのためショートよりも長いのであれば根本を少しブローすることが必要になります。
その他にデザインによっては部分的にブローをすることによってジェルであってもデザイン性を出すことは簡単なので自分好みに調節しましょう。
アドバイス③|500円玉程の少し多めの量が必要
ジェルを使用するとき、用器から手に出してからすぐにスタイリングします。
セット力の高いものであればあるほど、速乾性が高いので素早くスタイリングしましょう。 ジェル特有の粘着性・接着性のあるポリマーは空気に触れることによって、すぐに固まります。
アドバイス④|素早くスタイリングが鉄則
ジェルのスタイリングは素早く・的確にが鉄則となります。 そのためジェルをつける順番や、ヘアスタイルイメージをしっかりと持ってから行いましょう。
- 全体に薄くムラなくつける
- 襟足➔サイド➔トップの順
- 前髪は最後に
- 毛先を動かすorまとめる
- 足りない部分は最後に足す
できだけムラの少ないように全体につけたあとに、襟足➔サイド➔トップの順につけていきます。前髪をアップにしたい場合は量を少し足してあげましょう。
目次に戻るよくある質問集(Q&A)
あとがき
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。