きしです。
「1から学ぶ美髪つくりの方法(洗い流さないトリートメント編)」の10回目の記事になります。
前回の記事では、洗い流さないトリートメントとドライヤーの組合せについてお伝えしました。
スタイリングする上では、ドライヤーだけでなくストレートアイロンを使用する人も多いです。
くせ毛も簡単にまっすぐにできるだけでなく、ちょっとした動きやカールなんかも作れるスタイリング用アイテムです。
ですが、便利なアイテムの大きなデメリットに髪への負担が大きいということがあります。
- ストレートを使ってたらパサパサになってきた…
- 髪がすごい硬くなっってきた…
実際にこういった疑問にもいただいたので、一緒に解決していきましょう。
この記事の内容
- トリートメントとアイロンの組み合わせ
- それぞれの効果性について
- ストレートアイロンの正しい使い方
ヘアアイロンを初めて買ってみたけども使い方も分からずに試行錯誤。
使い方はもちろん、ケアの方法を知らずにアイロンを使いまくってしまったら、結果として髪がボロボロに…、なんてことも少なくはありません。
しかし、ヘアアイロンは正しく使うことで、髪のダメージも少なく、それでいて髪もキレイにまとまった状態にすることができます。
そのために大切になるのが「洗い流さいトリートメント」です。
当記事では、ストレートアイロンと洗い流さないトリートメントの組合せ最強術を分かりやすくお話します。
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この記事の著者・運営・監修者
美容業界20年以上のキャリアがあり、当サイトの運営をしています。当サイトでは、主にシャンプー・洗い流さないトリートメント・スタイリング剤(ワックス)・ヘアマスク&ヘアパックなど美容に役立つアイテムのレビューをしています。約500種類以上のアイテムを使用、美髪つくりに役立つ情報発信をしています。株式会社Ll's. 代表取締役。プロフィール詳細 。
「和歌山高等美容専門学校 」卒業。
保有資格:美容師免許(美容師免許の概要について)
スクロールできます
監修者 / 美容師
廣瀬 幸奈
hair make lonlo代表。
奈良・和歌山と下積みを10年経て独立。色んな美容情報を配信、ヘアケアマイスタープライマリー、化粧品検定、2017saita mookヘアカタログ掲載・美容コンテスト受賞多数。
監修者ページはこちら。主にヘアケアを中心に、シャンプー、洗い流さないトリートメントの記事を監修
監修者 / hair Designer
谷本 昌浩
美容室Re:berta チーフディレクター。
和歌山・横浜と下積みを10年経て活躍する美容師スタイリスト。「ハイリスク矯正」「他店の失敗リカバリー」「アンチエイジング矯正」「抗がん剤後のくせ毛対策」など、クセ毛に特化した独自のメソッドで全国からさまざまな客層から支持される。監修者ページはこちら。
主にくせ毛、縮毛矯正、スタイリング剤、ヘアマスクの記事を監修
アイロン前にトリートメントは効果的
へアアイロン前には洗い流さないトリートメントでケアしてあげることが効果的です。
アイロンは便利ですが、使う際には髪のケアを怠らないようにしましょう。
ストレートアイロンには、いくつかの注意点があります。
ストレートアイロンはくせ毛もストレートにすることができる強力なアイテムですが、万能ではありません。
まとめポイント
高熱(150°〜200°)を髪に当てることで発生する熱のダメージ
「毎日ストレートアイロンを使っていると髪がパサついてきた…」
という悩みはアイロンを使う人にとっての、大きな悩みの1つです。
使えば使うほど髪を傷めてしまいますので、ストレートアイロン前に洗い流さないトリートメントをつけてあげることで髪の保護をしてくれるようになります。
くせ毛の人にとってはくせ毛は最大のダメージ(コンプレックス)であるように、アイロンを使う人にとっては、ダメージは最大のダメージ、
つまり、「髪のダメージからも守ってくれる(トリートメント)+くせ毛をまっすぐにする(アイロン)=最強の組み合わせ」という考え方なのです。
洗い流さないトリートメントのつけ方は、シンプルで簡単ですが適当にしてしまうと効果は発揮されません。
シンプルで簡単な洗い流さないトリートメントですが、髪には優しく丁寧につけてあげる意識をすることが重要となります。
乾かしたあとに、ストレートアイロンをしていきます。
Treatment by kihsilog
ドライヤーの前?後?洗い流さないトリートメントとの組み合せ方
きしです。 「1から学ぶ美髪つくりの方法(洗い流さないトリートメント編)」の9回目の記事になります。 前回の記事では、インバスとアウトバスの特徴と選び方をお伝えしま…
まとめポイント
アイロン前には、乾かす前につけた洗い流さないトリートメントの半分以下の量を、髪全体につけましょう。しっかりと髪に馴染ませることが重要です。
髪に水分が必要以上に残っていると、ストレートアイロンをはさんだ時に、瞬間的に高温になってしまうので、注意が必要になります。
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ストレートアイロンの使い方
ストレートアイロンを工夫することでも髪へのダメージを軽減することができます。
アイロンは女性のスタイリングには必須アイテムですが、同時に危険なこともあるので注意をしていきましょう!
ストレートアイロンの使い方を工夫することでも、髪ダメージを軽減することができます。
ストレートアイロンのポイント
- できるだけ優しくアイロンを握る
- ストレートアイロンは同じところに何度もしないこと
- ストレートアイロン設定温度は130°〜160°前後に
- まとめてせずに髪を分けながらアイロンすること
- ストレートアイロンを変える
それぞれを具体的にお話します。
優しくストレートアイロンを握る
ストレートアイロンというのは、プレート同士で髪をはさんでくせ毛を伸ばしていくアイテムです。
くせ毛が強いと、アイロンのはさむ力も強くなってしまって、髪に必要以上に圧力がかかってしまいます。
圧力をかけたまま、髪を引っ張ってしまうとくせ毛は伸びてくれますが、髪への負担が大きくなりダメージへとなります。
まとめポイント
ストレートアイロンを使うときは、できるだけ優しく握ってくせ毛を伸ばしていきましょう。
髪を扱うには、とにかく優しさが重要となります。
アイロンは同じところに何度もしないこと
アイロンはとても強力です。そのために、繰り返し髪に使用すると傷めてしまいます。
気になるくせ毛のところや、毛先などに必要以上にストレートアイロンを使っていると、髪には極度の負担がかかります。
まとめポイント
ストレートアイロンを使うことに慣れてきたら、同じ場所には1回〜2回程度に留めておきましょう。
くせ毛の強さが気になる場合は、少しゆっくりめにストレートアイロンを通してあげるとキレイに伸びてくれます。
アイロンの設定温度は130°〜160°前後に
市販のもので200°以上の高熱で真っ直ぐにしてくれるものがありますがとても危険です。
最初はストレートヘアに感動するでしょうが、2〜3週間も使い続けるとくせ毛よりもダメージの方が気になるようになってきます。
この温度の幅は髪質やくせ毛の強度によって変わります。
できるだけ低い温度でするとダメージがなくキレイに保つコツです。温度を上げてからくせ毛を伸ばすのではなくて、アイロンの使い方を工夫していきましょう。
髪を分けながらアイロンする
髪を、ヘアピンなどで分けてから、ストレートアイロンをしてあげるほうが熱が通りやすく、低温でもくせ毛がストレートになってくれます。
「くせ毛が伸びにくなってきた」や「低温だと真っ直ぐになってくれない」という人はこの方法だとかなり伸びやすくなります。
分けずに、ストレートアイロンをすると表面は、まっすぐにできても中の部分のくせ毛はまっすぐできないので、効き目も悪くスタイリングの持ちも悪くなります。
アイロンの注意点
- 耳から前と後ろで分けて二分割します。
- 二分割したものを上下で二分割します。
- 計四分割したものをアイロンしていきます。
- 髪の量やくせ毛の強さによって、分割数を多くすれば負担も減りアイロンもしやすくなります。
分割することによって髪への負担が少なくなるだけでなく、ストレートアイロンの効果も高くなります。
ストレートアイロンを変える
ストレートアイロンを変えるというのも効果的です。ストレートアイロンで良い物というのは、熱の温度ではなくアイロンの「プレート」部分が重要となります。
プレートは髪をはさむ部分のことで、そこが良い物になると髪への負担は大きく減ります。
アイロンの注意点
- すべらす時の摩擦の軽減
- はさむ圧力の軽減
- くせ毛がまっすぐになりやすくなる
このような効果もあるので、ダメージを減らす場合にはアイロンを変えてあげることも効果的なのです。
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あとがき
アイロンをする前には洗い流さないトリートメントが必要、必須だと考えています。
このセットを習慣化しておけば、ダメージは最小限、スタイリング力は最大限になります。
アイロン前には、必ず洗い流さないトリートメントをつけましょう。
洗い流さないトリートメントを使いこなし、組み合わさせることでアイロンの効果を100%発揮することができます。洗い流さないトリートメントには、さまざまな種類があって髪質などに合わせて選択する必要があります。
ストレートアイロンは、くせ毛の人にとっては最強のアイテムです。しかし、使い方を間違えると「髪のダメージ」という悩みにまで、逆転ましてしまいます。
「くせ毛が気になるけど、ダメージも気になって…」
という悩みを抱えている人は少なくありません。
気づいたら、少しでも早く洗い流さないトリートメントとストレートアイロンの工夫を始めていきましょう。