猫毛&細い髪メンズにおすすめワックス&スタイリング剤5選【美容師が人気アイテムを厳選】
スタイリング剤を探している方に向けて、猫っ毛メンズに最適で使いやすいスタイリング剤をご紹介。髪のボリュームがでない、スタイリングしてもすぐに崩れてしまう、上手く立ち上がりをつくれない、一日ヘアスタイルをキープさせたい、そんな悩みを軽減するスタイリング剤を美容師が厳選。
- スタイリング剤の使用感
- 実際に美容師がスタイリング剤を継続使用
- ヘアスタイルのつくりやすさもチェック
- 髪への負担度もチェック
- スタイル仕上がり
- スタイリングのしやすさをチェック
- まとまりやおさまりをチェック
- シャンプーで落としやすいかもチェック
- 価格
- 全評価と価格とのバランスをチェック。
「ボリュームがでにくい」「スタイリングしてもすぐ崩れてしまう」「髪がまとまりづらい」と、猫っ毛や細毛の髪質の悩みです。とくに時間がたつことでボリュームがなくなったり、せっかくのスタイリングが崩れてしまうとテンションが下がりますよね。
当記事では、猫っ毛や細毛のメンズに最適のおすすめスタイリング剤ランキングを紹介します。ドラッグストアや薬局、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどの通販サイトで購入できる市販品のスタイリング剤、美容室・美容院で購入できるサロン専売品のスタイリング剤の中から美容師が厳選。
「これからセットしてみよう」と思っているあなたも、「もっと上手くスタイリングの仕方はないかな」とセット慣れしているあなたにも、きっと役に立つコンテンツになっているはずです。
なお、ドラッグストアの市販品・サロン専売品などさまざまなスタイリング剤の中から美容師おすすめの本当に良いスタイリング剤もまとめています。下記事もチェック!
猫っ毛や細毛の男性に最適なスタイリング剤の解析・評価・検証ポイント
本当に良いスタイリング剤とは何か?
売れ筋のスタイリング剤(ヘアワックス・ヘアクリーム・ヘアオイル・ヘアバーム・ジェリーなど)を集め検証しました。
この記事を作成する上では、とても重要なコンセプトになります。たくさんの情報がある中で、当記事で大事にしているのは、
- 成分内容
- セット力&キープ力
- 実際の使用感
が、最も重要になると考えています。
成分内容
ワックスを使う上では、髪や頭皮にどのような効果があるのか、非常にわかりやすい目安になります。さまざまなアイテムの成分内容を比較して評価しています。
セット力&キープ力
スタイリング剤において、セットするためのパワーと、キープするためのパワーが重要になります。スタイリングする上での遅乾性(柔軟性)なども当記事では、重要なポイントとして評価しています。
実際の使用感
男女のモニターで実際に使用して、使い心地を検証。スタイリング剤を選ぶ上では最も大事な項目です。使いやすさはもちろん、香りや、髪のまとまりや仕上がりなど、専門家ならではの知見を加えて評価します。
猫っ毛や細毛でも使いやすい!本当に良いスタイリング剤の選び方
猫毛や細毛のスタイリングを選ぶポイントとしては、セット力やキープ力だけではありません。
- ナチュラルな質感調節ができるか
- 髪に負担をかけないプロダクト
- シャンプーで落としやすいか
はっきり言いますが、猫毛や細毛ではスタイリングが命です。つけるのと、つけないのでは仕上がりに大きな違いがあります。
とはいえ、スタイリング剤は闇雲に選ぼうとしても膨大な種類があって選ぶのも大変です。いくつかのポイントがあるのでご紹介。
ボリュームを壊さずにナチュラルな質感調節ができる
ナチュラルな質感とは、髪質を壊しすぎないということ。水分量やシリコン・ポリマー要素が大きいと髪質を無視してスタイリングすることができますが、スタイリング時では問題なくとも、時間が経つことでスタイルが壊れてしまうことが多いです。
髪質をそのまま活かせるようなスタイリング剤を選ぶことがポイントになります。
- ワックスだけでボリュームをつくらない
- まとまりや動きをつける程度
- 何度も手直しができる
このポイントを意識することで、髪質を活かしたスタイリングがしやすくなります。
絡まりやすい髪質に負担をかけない
スタイリング剤と言っても、種類はかなり多くあり、同じアイテムでも、セット力やキープ力は違ってきます。ヘアスタイルによっても変えてあげるのがベストです。
遅乾性と速乾性というものがあり、簡単に言うと「乾くのが早い」と髪に負担になってしまうため、遅乾性があり剤自体の伸びがいいアイテムを使うのがベストです。
シャンプーで落としやすいか
パワーがあるものは、男性やベリーショートの方に好まれる傾向にありますが、デメリットに「快適に使えない」「シャンプーで落としづらい」などがあります。
もちろんプロダクトやシリーズにもよりますが、傾向が多いです。
猫毛では、キューティクルが薄く、ダメージになりやすいため、スタイリング剤ではシャンプーで落ちやすいものを選びます。
セット力がありつつ絡まらないバランス
スタイリング剤では、多少の違いはあるものの、成分構成などは似たようなものが多く、違いがあるとすればプロダクトの差がかなり大きい。
- ハードジェリー
- ハードワックス
- ソフトスプレー
ハードジェリー
ジェリーは、ウェット感をかんたんにつくることができて便利です。
ジェリーは、ワックスとジェルをあわせたようなスタイリング剤で、互いのメリットがあるだけでなく、スペックも高いので快適にスタイリングできます。
- まとまり
- うるおい
- 毛先のテクスチュアがよくなる
とくに、猫毛や細毛の方との相性もいいためスタイル問わず使えます。
ハードワックス
猫毛はとてもデリケートで傷みやすく、ダメージが目立つ毛先などはヘアワックスをつけることでキレイに見せることもできます。
猫毛スタイリングでは、いいフォルムをつくったカットが前提にはなりますが、ワックスやジェリーといったセット力やキープ力のあるものを使います。
スタイルのまとまりや、かるいくせ毛を抑えることができるのが特徴で、くせ毛にいいものは水分量も多いため、ウェットな質感も簡単につくってくれます。
ハードスプレー
ハードワックスでスタイリングが苦手な人は、快適に使える固さのワックスのあとにハードスプレーでキープするのがおすすめ。髪質は壊すことなく、セットできるため、猫毛や細毛の方におすすめ。
複数、使うのがベスト
個人的には、スタイリング剤といっても複数使いもおすすめ。
例えば、「ツヤを出す」「まとまりをつくる」を一つのスタイリング剤でしてしまわなくても、それぞれ一つずつ用意しておくことで、快適に使えるし、幅広く対応できます。
二つあっても、三つあっても、使う量は同じなので、無駄にはなりませんからね。
立ち上げ・キープ・猫っ毛・細毛メンズに最適!サロン&市販品のスタイリング剤ランキング10選
さて、ここからは売れ筋上位のスタイリング剤を実際に使用してみて、どれが良いスタイリング剤なのか検証していきます。現在では80種類のスタイリング剤をレビューしているので、実際に使ってよかったアイテムだけを選んでいます。
- スタイリング剤の使用感
- 実際に美容師がスタイリング剤を継続使用
- ヘアスタイルのつくりやすさもチェック
- 髪への負担度もチェック
- スタイル仕上がり
- スタイリングのしやすさをチェック
- まとまりやおさまりをチェック
- シャンプーで落としやすいかもチェック
- 価格
- 全評価と価格とのバランスをチェック。
※随時更新していきます(2022年)
No.1ボリュームをつくるならヘアワックス「nigelle ドレシア グラスプワックス」
快適に使えるハードワックス!
- 立ち上がり・動きを強調
- 決まりすぎないテクスチュア
- 揮発性のオイルで乾きを抑制
揮発性のオイルが乾燥したあと、アクリル系ポリマーが皮膜をつくりしっかりと立ち上がりをキープ。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、揮発性が高いクリームワックスなのスタイリングがしやすくて、乾くとしっかりとキープできるのでバランスが高いアイテムとなっています。
髪を傷めにくくするために、天然由来成分のキャンデリラロウを中心にワックスのわりには、たくさんの成分が構成されています。
そのため、根本からしっかりと揉み込むこともできるため、男性やショートの女性にはおすすめできる内容に。
個人的には香りが気に入っていて、フルーティーな感じがするため、少し多めにつけても臭くなりにくいです。
No.2ツヤ感がほしいならグリース「SPIKYgreax No.23」
快適に使えるウェットワックス
- 全7種類の幅広い質感調整ができる
- ハードなスタイリング剤なのに水やお湯で簡単に洗い流せる
- ウェットな質感も簡単につくれる
ツヤのある質感も簡単に作れて、簡単に落とせるスタイリング剤です。基本的にはハードが多いので、メンズにおすすめのヘアワックスです(1種類だけ女性用もあります)。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、使いにくいアイテムですが、その他で補って余るほどのスペックの高いスタイリング剤です。
セット力も高く、キープ力しっかりしています、それでいて動きやまとまりといった柔らかい質感も簡単につくれるため、さまざまなメンズでも活用することができます。
多少のスタイリング技術は必要になりますが、使いづらさにも慣れると少し長めのショートヘアのメンズにも問題なく使用することができます。なによりも甘い香りが個人的に好きな印象です。
女性にも好かれる大人メンズの香りも簡単に作れるのもポイントの一つです。それでいてウェットや他のシリーズではマットな質感も作れるので間違いなく品質は高いです。
加えてですが、サロン専売品の中でも価格は安めで、入手がしやすい価格帯なのも嬉しいポイントになります。
No.3ナチュラルスタイルをつくるなら「nigelle テクスチュアクレイ」
ナチュラルなスタイリングをつくるファイバータイプ!
- 軽い質感で根本から毛流れをつくれる
- まとまりを作りやすいファイバーワックス
- 揮発性も高く、快適使用できる
軽くて根本から毛先にまで使えるファイバーワックスでまとまりや動きをつくるためのアイテム。ウェーブスタイルの空気感のある束っぽい質感や、動きも表現もすることができます。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、使用感が非常に高くて、ヘアスタイルをホールドする力が弱い分、絡まりやすい髪にでも使うことができます。
- ロングヘアのパサツキを抑える
- 巻髪前のベース剤(まとまりアップ)
- 絡まりやすい髪の指通りをキレイにする
このようにセット力以外でマルチで役立つヘアワックスになっています。
個人的には、セット力を求めない女性全般におすすめできますが、それ以外にもミディアムくらいの男性のベース剤の役割としてもおすすめです。
このアイテムの使用感の良さというのは、個人的にはマルチに使える万能ワックスだと考えています。
No.4濡れ髪・ウェットにする「Carre D’or アクアジェリーパウダーM」
ハイクオリティのジェリー!
- デュアルパウダーテクノロジー採用
- 粘着性が抑えられメリハリの効いた躍動感をつくれる
- フレッシュフローラルバニラの香り
パウダーが溶け込んだウォーターベースのジェリーで、くっきりとした毛流れやタイトなシルエットづくりに加えて、ワックスでスタイリングしているかのような自由なスタイリングができます。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、かなり品質が高いジェリーになっていてメンズからレディースまで使うことができます。
使用時は、揮発性が高くソフトワックスを使っているような使用感なのに、スタイリングしてから時間が経つとガッチリとホールドしてくれる、とおよそ理想通りのアイテムになっています。
ソフトな使用感なのでいくらでも手直しができるし、量を少し増やせばよりセット力を高めることもできます。
とはいえベリーショートのようなガチガチに…というのは少し物足りなさを感じるはずです。あくまでもショートからミディアム(ボブ)ぐらいのスタイルにおすすめのアイテムです。
このアイテムを実際に使ってみましたが、かなりおすすめできるアイテムなので気になる方はぜひ使ってみてください。
No.5便利に使えるヘアバーム「ARIMINO men ハードバーム」
男女ともにおすすめのナチュラルバーム
- メンズ中心のヘアスタイルをつくりやすいスタイリング剤
- 芳香・毛髪保護・デオドラント作用のあるアイテム
- シトラス・ムスクの香り
ナチュラルなツヤをだしつつ軽さのあるヘアスタイルと相性が良い。人肌でとけやすく馴染みがよく、伸びも良いため髪にもなじみやすいアイテムです。自然なツヤ感と軽さをだしながら動きのあるスタイルをつくることができます。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、使用感も良くて使いやすいヘアワックスになっています。
伸びもよくて、揮発性も高いため絡まりにくく、ダメージのあるデリケートな髪にも使うことができます。
ガチガチのスタイリングには向かない内容になっているものの、ある程度のホールド力はあるためショートミディアムぐらいのスタイルとは相性抜群なはず。
スタイリング剤が苦手という方にも使える内容になっていて、ワックス成分は少なめで自然成分のオーガニックが多めになっています。そのため多少のホールド力があるヘアクリーム的な使い方もできるのでおすすめ。
とはいえやはり価格が高めなのが少し残念なところ。
内容的には不足はありませんが、それでも躊躇してしまう価格帯なので、気になる場合はよく考えてみてくださいね。
No.6ドラッグストア限定から選ぶ「GATSBY INSIDE LOCK ナチュラルリフト ワックス」
市販品の中では最もバランスの良いハードワックス!
- インサイドロック成分が髪内部に浸透、内側からもキープ
- 柔らかく立ち上げたスタイルが一日中崩れないドライワックス
- 落ち着きのあるシトラス系の香り
マンダム独自の「インサイドロック技術」で、髪の内部からスタイリングしてくれます。アミノ酸由来のスタイリング成分が、毛髪内部に浸透・作用し、髪の動きをロックするのでパーマのように湿気に強く、素髪のような軽くやわらかなヘアスタイルもベタつきなく一日中キープ。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、セット力やキープ力がとにかく高く、長時間スタイルをキープしてくれるスペックの高いハードワックス。
とくにベリーショートは絡まりが感じないスタイルになるため、デメリットがほとんどなく使うことができるため、かなりおすすめ。
トップの立ち上がりがほしい、スタイル全体にボリュームがほしいといった場合に超効果的なので、簡単にボリュームをつくることができます。
そして市販ではおなじみになりますが、リーズナブルな価格なのでコスパが良いのもポイントの一つ。
No.7 | REDEN ヘアワックス フリーズキープ
セット力+キープ力+香りのヘアワックス!
- 輝くツヤを実現
- ベタつき軽減
- 爽やかなマリンムスクの香り
ほどよいセット力で、自分が実現したいように、髪をホールドしてくれます。マリンムスクの香りが、長時間持続することで大人男子を演出。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、めちゃくちゃ使いやすいのにしっかりしているスタイリング剤でした。
具体的には、揮発性が高いので、手に取ったときはやわらかいので髪への伸びが良い上に手直しもしやすく、それでいて、スタイルが決まったときにはガチッとホールドしてくれる。
とくにミディアムショートぐらいの長さの方にとっては重宝するヘアワックスとなるはず。
そして、シリコンなどのポリマー成分が豊富なのか、少量でもしっかりツヤ感や動きを作ってくれるので猫っ毛やくせ毛の方のスタイルを壊さずにスタイリングできるのもポイント。
スタイリング剤のヘアワックスとしては、非常に使いやすい性能をしていました。
さらに、少量でスタイリングできる上に、水とも馴染みやすいため、シャンプーする前のお湯すすぎだけでも簡単に落ちてくれるため、髪の負担も少なく長期に渡って使っていきたいと思えるヘアワックスでした。
とはいえワックス臭さは一切なくて、長時間つけていても臭わないのは良かったです。香りは良くも悪くもなかったので、少し期待ハズレ程度だったので、ワックスとしては優秀です。
気になる方はぜひお試しください。
No.8 | MOLET オイルケアクリーム ビター
トリートメントとワックスの中間のようなスタイリング剤
- シラソーマ(褪色防止成分)配合
- マカデミアナッツ油・アルガンオイル配合
- マイクロカプセル化したUV吸収剤によって褪色防止
髪をキレイにまとめるだけでなく、紫外線防止やヘアカラーなどができる便利な効果です。髪色に合わせて最適な質感を表現するためのクリームタイプのスタイリング剤。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、髪への伸びは良くて、セット力もあるため、使用感などのバランスはいいアイテムになっています。
レディースにだけ使える内容かと思いきや、セット力もキープ力もあるためメンズスタイルにも合わせやすく、かつ手直しも何度もできるぐらいの固さなのでスタイリングがとてもしやすいアイテムです。
スタイルとしてはショートからボブくらいまでのスタイルに対応することができるため、まさに万能的なスタイリング剤というような印象。
やはりセット力(キープ力)があるため、ロングヘアなど長めのヘアスタイルとは相性が悪くなっています。スタイルはある程度限定されるものの個人的には好きな使用感でした。
とくにショートからボブくらいのヘアスタイルにおすすめできるワックスでした。
No.9 | nigelle ドレシア ジェリーH
快適さでは最強のジェリー!
- 微細化したワックス成分「ゴールドキャンデリラ」配合
- 薄く均一に広がる「シュガースクラワン」配合
- 香水のように楽しめる「フルーティフローラル」の香り
2種類のヴェールとなる成分によって作られる「Wヴェールメカニズム」が配合。髪の負担を最小限に抑えるジェリー。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、まさにジェルとワックスのそれぞれの良いところを合わせたようなアイテムで、簡単にウェット感のある濡れ髪スタイルをつくることができます。
ジェルのような使いづらさは若干残ってはいますが、それでも揮発性も高く、ジェリーの伸びも良いため、使いやすい部類のスタイリング剤に入ります。
わたしもお客様によく使っていますが、このアイテムを使うとジェルに戻ろうことはできないと思うぐらい使いやすいアイテムでした。
とはいえ価格も高くて、量も少ないなため、コスパが悪いアイテムなのが気になります。
サイズは90gと、普通に比べて多めな感じですが、やはり一度のスタイリングに量を使うと一ヶ月持たないこともよくあります。
そこは少し残念なポイントですがそれ以外でも問題なく使用することができますし、男性にも女性にもおすすめできるアイテムであることは変わりません。
No.10 | OCEAN TRICO ヘアワックス オーバードライブ
大人メンズにふさわしいハードワックス
- キープ力が強くヘアスタイルを1日持続
- ベタつかないドライワックス仕様
- ライジングウェーブ(ライトブルー)の爽やかな香り
ラフで男らしくバサッとした束感を演出。ワイルドな仕上がりで柔毛~剛毛まで相性が良い、最強のセット力・ツヤを出さないスモーキーマットな質感をつくることができます。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、髪への伸びもよく、簡単にボリュームや立ち上げもつくることでき、束感やまとまりなどメンズに求められるスタイリングを簡単に再現できるアイテムになっています。
それでいて香りもいいので、オトナ男子に求められる部分も一つのアイテムで対応できるのも嬉しいポイント(しかも結構持続します)になります。
一日キープまでもいかないですが、かなりの長時間はキープできるパワーはあるため、ベリーショートやショートのスタイルなら間違いなくおすすめできます。
スタイリングをキープするためのおすすめハードヘアスプレー3選
アルティメットスプレー
固定力の高いハードセットポリマーで、激しい動きでもスタイルをくずすことなく、スタイルが長時間キープ。速乾性にも優れ、セットしたフォルムをダレさせることなく固定します。
ホールドフィットヴェール
アクアレジストポリマー(セット成分)配合、アクアレジストポリマーは水と錆つきにくい性質があり、湿気に強いのでキープ力が高いです。湿気に強い膜をつくり、ふんわり感を長時間キープしてくれます。
N.ニュアンススプレー
ちょうどいいホールド感が欲しい方におすすめ。絶妙なほぐれ感のあるアレンジスタイルやパサッと広がりやすいおくれ毛にサッとスプレーするだけで、ちょうどいいホールド感でスタイルキープ。
ツヤ感とまとまりのあるスタイルにおすすめのソフトヘアスプレー3選
コタ スタイリンググロス
コタのソフトスプレーのミストは細かい形状になっていて、ツヤがかなり出るので矯正毛におすすめです。スタイルの仕上がりにかけることで一気にキレイになります。
ブライトアップヴェール
広範囲のスプレーなので、ロングヘアでも使いやすいツヤ出しです。一緒にまとまりも良くなるので、ヘアアイロン前でも後でも使える使いやすいスプレーです。
N.ニュアンススプレー
軽めのストレートスタイルにおすすめなのがこのスプレーです。ツヤ出しよりも動きのあるまとまりのでるスプレーです。ツヤも出すこともでき、まとまりもつくることができるスプレーです。
美容師が教える猫っ毛に使えるスタイリングテクニック
猫っ毛メンズに必要となるスタイリング術についてお話していきます。
猫っ毛メンズでとくに重要となるのが
「土台づくり」
です。
多くの猫っ毛メンズはワックスだけでふわっとさせたり、動きをつくったりしてしまい、すぐにペタ〜っとなってしまいます。
この原因に、髪の土台つくりがないことにあります。
つまり、形の土台である状態をワックスをつける前にある程度作っておく必要があるのです。
土台づくりとは、ドライヤーによる「ブロー」のことです。
メンズスタイリングで最も大切になるのは『ブロー』
つまり、土台つくりであるブローが最も大切になると言っても過言ではありません。
メンズヘアスタイルといってもたくさんの種類があります。
自分がどのスタイルなのかをまず知ることが大切になります。
- ベリーショート…全体をスッキリさせている、サイドや襟足は短く刈り上げている。いわいる短髪
- ショート…ベリーショートより長めで、耳周りや襟足に髪の動きがつけれる程度の長さ。スタイリッシュでメンズのおしゃれはこのショートが多いです。
- ミディアム…ショートよりさらに長い、そのためにビジネスマンなどは取り入れにくいが女性に人気のヘアスタイル。外ハネやパーマなど組み合わせが多彩なヘアスタイル。
- ミディアムボブ…ミディアムよりも重さが目立ち、その逆として襟足などがスッキリとしたメンズのボブスタイル。こちらは昨今の流行ヘアスタイル
- ソフトモヒカン…ベリーショートよりさらに短いヘアスタイル。サイド〜襟足、さらに全体的に短くさわやかなヘアスタイル・
- ツーブロック…ヘアスタイルに合わせて、サイドや襟足だけをベースよりも短くした変形ヘアスタイル。さまざまな形があります。
この6種のヘアスタイルがありますが、どれをとってもブローは必要となります。
メンズブローとは『ハンドブロー』
どのヘアスタイルであってもブローは必須になります。むしろスタイリングとはブローが7割以上、スタイリング剤が3割程度だと考えています。
そのためにブローをするようにしましょう。
メンズの人の中で、スタイリングの最も多い失敗が「ブローをしないこと」です。
つまり、メンズのスタイリング法でもっとも大事になるのが「ブローをすること」なのです。
ブローとは? ブローとはドライヤーの熱風の力を利用してヘアスタイルの形をデザインすることです。手で髪を操作して動きをつけたり、ボリュームを出したりすうことができる。
まずは、手の形とブローをする場所を覚えましょう。
- 前髪をキレイに伸ばす
- トップのボリュームをつくる
- 外ハネをつくる
- メリハリをつくる
セットは『ベース剤』と『フィニッシュ剤』で使い分ける
ワックスをつける時には1種類だけでなく、2種類のワックスを使い分けましょう。
まずはベース剤とフィニッシュ剤について分かりやすくお話します。
- ベース剤は髪の形をつくる時に使う
- フィニッシュ剤は形をキープする時に使う
使い分けテクニックとは、まずソフトワックスで形をつくる、ハードワックスでキープをさせる、ハードスプレーで固めるということです。
ベース剤は基本ソフトワックスです。
多くの人のスタイリングの失敗は、ベース剤を塗布せずにフィニッシュ剤のみなのがほとんどです。ベース剤とはフィニッシュ剤を使いやすくするための言わば土台つくりのようなものです。
- 100円玉くらいをとり手のひらになじませる
- 全体にまんべんなく塗布する
- 上下左右無造作になじませる
- ボリュームをつくる場合は根本にもつける
ソフトワックスは使いやすい、塗布しやすいのが特徴です。ソフトワックスを全体にしっかりとなじませることで、フィニッシュ剤をつけやすくします。
フィニッシュ剤はハードワックスです。
ベース剤をつけることによって全体にスタイリングがしやすい状態になっているので、ボリュームや動きをつけていきます。
- 100円玉くらいをとり手のひらになじませます
- トップはつまむようにして浮かせてボリュームをつくる
- 毛先を手のひらで揉みこんで動きをつける
あとがき
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。