【ニゼル】ドレシア ジェリーMをレビュー!美容師が口コミ評価&成分解析の効果をレビュー検証
- メンズでもレディースでも使える
- 遅乾性が高く、スタイリングしやすい
- キープ力が高い
- ウェット感を簡単に作れる
- セット力は弱め
- 価格が高い
- 購入しづらい
今回紹介する「ニゼル ドレシア ジェリーM」は、スタイリング力もありつつ、ウェット感(濡れ感)を簡単につくることができるスタイリング剤。
ニゼル ドレシアの基本的な特徴と効果
ジェリーM
今回の記事では、ミルボンブランドのニゼル ドレシア ジェリーMを実際に使ってレビューします。
このスタイリング剤は、ジェルとワックスの良いところをあわせ持ったひっじょ〜に便利なアイテムなんです。
ジェリーシリーズの特徴は、2種類のヴェールとなる成分によって作られる「Wヴェールメカニズム」が配合されていることです。
- 微細化したワックス成分「ゴールドキャンデリラ」配合
- 薄く均一に広がる「シュガースクラワン」配合
- 香水のように楽しめる「フルーティフローラル」の香り
さらに、スタイリング力で選べる3タイプに分かれているため、男性だけでなく女性ようのジェルワックスとして使うことができるスタイリング剤です。
ボトル・デザイン・フォルムについて
細長いフォルムにキレイなピンクが特徴となるジェリーM。
細長いフォルムは手にフィットしやすく好印象。
シンプルなデザインは年齢問わず使うことができて、キレイなピンクですがフォーマルフォルムがオシャレ。
ボトル全体に重さはほとんどなく、軽いながらにも安定感があります。
スタイリング剤には珍しいプッシュ式なのは、量も調節しやすく初心者でも使いやすそう。
見ためのデザインや、使いやすそうなフォルムは全体的に好印象です。スタイリング剤としてはプッシュ式になっていて使用感も良さそうなのもポイント。
目次に戻る成分の内容について
成分一覧
商品の成分
水、ミネラルオイル、BG、シア脂油、シア脂、キャンデリラロウ、スクワラン、センチフォリアバラ花水、PEG-14M、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、PEG-50水添ヒマシ油、PPG-4セテス-1、PPG-4セテス-20、PPG-8セテス-20、セテス-10、PG、エタノール、AMP、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、メチルイソチアゾリノン、香料、赤227
次に成分を見ていくと、水が多いのは気になるところでもありますが、それ以外ではバランスが良い構成になっています。
とくにシア脂油、シア脂、とトリートメントにもよく採用されている美容成分も構成されているため、髪への負担が少なくなっているのは良さそう。
ジェル系のウェットアイテムでは”スタイリングしづらい”のも特徴の一つになりますが、ツヤ感だけでなく使用感も良くなるような成分構成には好印象。
個人的に気になる所はありますが、ボトルデザインや使いやすさ、成分構成などバランスが良いアイテムです。
まぁ成分構成だけ見ると、不要な成分もありますがスタイリング剤だけの成分でなく、髪への負担も少ない良いアイテムという印象。
と、実際に使ってみないと分からないので、本題でもあるワックスの使用感を見ていきます。
実際に使用して効果を本音レビュー【香り・使いやすさ・セット力・まとまり】
第一印象や香り
やはりプッシュ式になっているため、使いやすさは抜群です。量の調節もしやすく、自分の髪質や量に合わせやすくなっています。
加えて、フルーティーな香りは心地よい感じ。香り系アイテムが苦手な方でも、強すぎないための絶妙な加減。
良くみると、クリームと水分が混ざり合う感じになっていてスタイリング剤というよりもヘアクリームに近い印象。
伸ばしやくなっていて、水分量も多めになっているため、遅乾性も高くスタイリングしやすそう。
実際の使用感
実際に髪につけてみましたが、ホールド力はあまりなくツヤ感のある濡れ髪が簡単につくれます。
使用感も良い上に、女性のヘアスタイルに合わせやすい絶妙なバランスになっています。
まとめ
- ジェルとワックスのそれぞれの良い所をあわせたようなアイテム
- 使いやすくて、スタイリングが苦手な方にもおすすめできる
- 女性のヘアスタイルに使いやすい
- 少し高めなのでコスパが悪い
全体のまとめポイント
女性にとっては貴重なジェル系アイテムになっていて、クオリティも高いため幅広くおすすめ
実際に使ってみましたが、まさにジェルとクリームのそれぞれの良いところを合わせたようなアイテムで、簡単にウェット感のある濡れ髪スタイルをつくることができます。
ジェルの使いづらさを上手くクリームでカバーして、女性のヘアスタイルにもマッチするスタイリング剤となっています。
さらに香りもフルーティーになっているので、スタイリング剤ではなく、まるでトリートメントのような感覚で使うことができます。
わたし自身やお客様によく使っていますが、ハードではない(ホールド力が弱い)ため濡れ髪+動きのあるヘアスタイルをつくることができます。
とはいえ価格も高くて、量も少ないなため、コスパが悪いアイテムなのが気になります。
サイズは90gと、普通に比べて多めな感じですが、やはり一度のスタイリングに量を使うと一ヶ月持たないこともよくあります。
そこは少し残念なポイントですがそれ以外でも問題なく使用することができますし、女性にとっては貴重なジャンルとなるため、幅広くおすすめできるアイテムであることは変わりません。
ジェリーの使い方
ジェリーの使い方についても分かりやすくお話します。参考になれば嬉しいです。
ジェリーの使い方はとてもシンプルで簡単になっています。
まずは髪を濡らすことが前提
前提と言いましたが、必ず濡らす必要はありませんが、濡らす方が効率も仕上がりも良いものになります。
ジェリーの特徴の1つの「ウェット感」を出すためには、ジェリーだけでは量がたくさん必要となります。
そのために髪に水分を残し相乗効果を狙うことが大事になります。
半乾き〜濡れている状態からスタイリング
半乾きと言っていますが、ブローが必要ないわけではありません。
厳密に言うとブローが必要なるのは髪の長さによって違います。
- ベリーショート | 不要
- ショート | 不要
- ミディアム | 必要
- ミディアムロング | 必要
- ミディアムボブ | 必要
髪が長ければ長いほど、髪の重さによってボリュームがつぶされてしまいます。そのためショートよりも長いのであれば根本を少しブローすることが必要になります。
その他にデザインによっては部分的にブローをすることによってジェルであってもデザイン性を出すことは簡単です。完全に乾燥させる必要はないので自分好みには調節しましょう。
最初は1プッシュで十分
ジェリーをつける順番や、ヘアスタイルイメージをしっかりと持ってから行いましょう。
スタイリングポイント
- 全体に薄くムラなくつけるイメージ
- 襟足➔サイド➔トップの順
- 前髪は最後に
- 毛先を動かすorまとめる
できだけムラの少ないように全体につけたあとに、襟足➔サイド➔トップの順につけていきます。
男性で、前髪をアップにしたい場合は量を少し足してあげましょう。
ウェット感が足りない場合は、ジェリーを半プッシュほど足してあげましょう、つけすぎは注意しましょう!
ワックスと混ぜて使うのもアリ
基本はソフト+ハードか、ハード+ソフトなどの組み合わせが基本となります。
ダメな調節例
- ハードジェル+ハードワックス
ハードとハードとの組合せでスタイリングが余計にやりづらくなる
スタイリング剤のハードタイプそれぞれ共通しているのが「速乾性」が高いことです。
そのためにハードとハードを組み合わせると、神的なスタイリング力を持ってしても安易ではありません。
それぞれの特徴を活かすためにはワックスorジェルどちらかはハードでどちらかはソフトにしましょう。
しっかりと混ぜるが鉄則
組み合わせるので、別々につけることでも問題はありませんが、しっかりと混ぜわせるほうが質感のムラは少なくすみます。
- 先にワックスを手の平で伸ばしておく
- 次にジェルを手の平に伸ばしていく
- 手の平全体でしっかりと混ぜ合わせる
ワックスは固形タイプなので固めのものをチョイスすると混ざりにくくなります。ある程度伸ばしやすいようにしておくと、キレイに混ざってくれません。
その後はスプレーでキープすると長時間のスタイリングもできます。
目次に戻るあとがき
この記事では、「ニゼル ドレシア ジェリーM」のスタイリング剤(ジェルワックス)について書きました。
今回の記事では実際に使ってみましたが、自分でも愛用していますし、さまざまなシュチュエーションでも活躍できるアイテムでした。
スペック
ブランド名 | ニゼル ドレシア |
製品名 | ジェリー M |
分類 | 化粧品 |
商品区分 | スタイリング剤 |
容量 | 90g |
主な成分 | ミネラルオイル、BG、シア脂油、シア脂、キャンデリラロウ、スクワラン、センチフォリアバラ花水、PEG-14M、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP |
香り | フルーティフローラル |
生産 | 日本 |
メーカー | MILBON |
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