ドラッグストア限定の市販品ハードワックスランキング6選!美容師がガッチリと一日キープできる人気アイテムを厳選
スタイリング剤を探している方に向けて、ドラッグストア限定の市販品ハードワックスをご紹介。スタイリングがすぐに崩れてしまう、上手くスタイリングができない、一日キープさせたい、そんな悩みを軽減するスタイリング剤を美容師が厳選。
- スタイリング剤の使用感
- 実際に美容師がスタイリング剤を継続使用
- ヘアスタイルのつくりやすさもチェック
- 髪への負担度もチェック
- スタイル仕上がり
- スタイリングのしやすさをチェック
- まとまりやおさまりをチェック
- シャンプーで落としやすいかもチェック
- 価格
- 全評価と価格とのバランスをチェック。
当記事では、市販限定のハードワックスのみを実際に使って比較しつつご紹介しています。これを見ればどのアイテムを使うか悩んでいる方の参考になるはずです。どうぞご覧ください。
毛束感や動きを出し、ボリューム感をつくる、ヘアスタイルをキープするのに便利な「ヘアワックス」。いまや必需品といっても良いくらいのアイテムになっています。
しかし、たくさんのハードワックスが排出されるのは使用する側からすれば嬉しい反面、どれを選べばいいのかという悩みにもなります。
当記事では、おすすめのドラッグストア限定の「ハードワックス」のみご紹介。ドラッグストアや薬局、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどの通販サイトで購入できる市販品スタイリング剤の中から美容師が厳選。
一言で言うと「美容師が認めるドラッグストアのハードワックス」そんなアイテムをまとめました。
「これからセットしてみよう」と思っているあなたも、「もっと上手くスタイリングの仕方はないかな」とセット慣れしているあなたにも、きっと役に立つコンテンツになっているはずです。
スタイリング剤も髪やヘアスタイルに合ったモノを見つけることで、今よりもっと簡単にスタイリングができるようになります。
なお、ドラッグストアの市販品・サロン専売品などさまざまなスタイリング剤の中から美容師おすすめの本当に良いスタイリング剤もまとめています。下記事もチェック!
本当に良いジェル・ジェリー・オイルワックスの解析・評価・検証ポイント
本当に良いスタイリング剤とは何か?
売れ筋のスタイリング剤(ヘアワックス・ヘアクリーム・ヘアオイル・ヘアバーム・ジェリーなど)を集め検証しました。
この記事を作成する上では、とても重要なコンセプトになります。たくさんの情報がある中で、当記事で大事にしているのは、
- 成分内容
- セット力&キープ力
- 実際の使用感
が、最も重要になると考えています。
成分内容
ワックスを使う上では、髪や頭皮にどのような効果があるのか、非常にわかりやすい目安になります。さまざまなアイテムの成分内容を比較して評価しています。
セット力&キープ力
スタイリング剤において、セットするためのパワーと、キープするためのパワーが重要になります。スタイリングする上での遅乾性(柔軟性)なども当記事では、重要なポイントとして評価しています。
実際の使用感
男女のモニターで実際に使用して、使い心地を検証。スタイリング剤を選ぶ上では最も大事な項目です。使いやすさはもちろん、香りや、髪のまとまりや仕上がりなど、専門家ならではの知見を加えて評価します。
ガッチリセット・一日キープ・スタイリングしやすい!本当に良いハードワックスの選び方
ハードワックスをおすすめするのはどんな人?
まずは、ハードワックスとはどんな方(ヘアスタイル)におすすめになるのかをお話します。
当然ですがハードというアイテムには、相性というのがあるので、事前に把握しておくことをおすすめします。
ハードワックスのメリットには、やはりセット力か強く、キープ力があるというのがあります。しかしメリットの反対にはデメリットもあります。
ハードワックスにおすすめする方の簡単な目安には2つのポイントがあります。
それぞれを順番にお話します。
ヘアスタイル
ヘアスタイルはとくに重要になります。
ハードというのは、具体的にするとキープ力がありセット力があるということになります。これはつまり、速乾性(整髪する速さ)とポリマー成分の量が重要になります。
例えば、速乾性とポリマー量がしっかりあるハードなスタイリング剤の場合、短ければ短いほど効果的かつ効率良くスタイリングすることができます。
ですが、これが長いヘアスタイル(長めのショートミディアムと仮定)の場合は、そのメリットがデメリットとして作用します。簡単にいうと髪が絡まり合いスタイリングどころではなくなります。
何が言いたいかというと、ハードワックスのメリットを最大限活かすためにはヘアスタイルが重要になるということです。
- ベリーショート
- ショート(短め)
- ショート(普通)
ボリュームをつくる
次に大事になるのはボリュームをつくりたいかどうかです。
髪質によっては「ボリュームを抑えたいか・作りたいか」ということ別れます。
これは全く正反対になるため、重要なポイントになります。というのもハードワックスはボリュームを簡単に作れる(再現性がある)反面、逆の言い方をすればボリュームが出てしまうということにも繋がります。
もっと極端な言い方をすると、ボリュームだけでなく、動きやまとまり、束感などもハードワックスを簡単につくることができます(逆に簡単に出てしまうためナチュラルを求める方には相性が悪い)
つまりこの悩み(ワックスを使う目的)によっては自分が求めているのはハードワックスかそうでないかが分かるということになります。
- 動きを出したい
- ボリュームを出したい
- 束感を作りたい
ハードワックスの種類
次にどんなハードワックスの種類を選ぶべきなのか、につちても分かりやすくお話してきます。
ハードワックスが必要になったのは分かったけど、じゃぁどんなハードワックスを選べばいいのか、個人的に考えるべき目安があります。
個人的にハードワックスにもただセットするだけの整髪剤ならば、一番ガチガチに固まるジェルやハードワックスを使えばいいと思います。
ただそんな簡単なものではないのが、今時のメンズ(オトナ男子)です。
そんな中で重要になるのが以下の3つ。
- セット力とキープ力の度合い
- 動きと束間の作りやすさ
- 香りで選ぶ
順番にお話していきます。
セット力とキープ力の度合い
ハードワックスといっても「度合い」によって、かなり違いがでてきます。セット力があってもキープ力が違ったりさまざまな違いがあります。
それは目的によって大きく異なります。
- とにかく1日ガッチリとキープさせたい
- 全体にボリュームをつくりたい
- 手直しを入れることができるハードがいい
などハードといっても目的やヘアスタイルによって、度合いを調整する必要があります。
「立上り・動き・束間」の作りやすさ
上記のことに加えて、動きと束感の作りやすさも重要なファクターの一つになります。
男性のスタイリングにおいては、この3つをメインに考え、分けることで迷わずにチョイスすることができます。
香りで選ぶ
ワックスにも香りがあります。ハードワックスは「ワックス臭」が強めの傾向があります。
良きワックスはただ整髪すれば良いというものではありません。
ハードワックスとして十分にスペックを持つだけでなく、良い香りのするものを選ぶことをおすすめしています。
- シトラス系
- フルーティー系
- ブーケ系
美容師が選ぶ!ショートヘアに使うべき!おすすめのハードワックス6選!
前置きが長くなりましたが、本題でもある美容師の経験を活かして「本当におすすめするハードワックス」の紹介に入ります。
さて、ここからは売れ筋上位のスタイリング剤を実際に使用してみて、どれが良いスタイリング剤なのか検証していきます。現在では80種類のスタイリング剤をレビューしているので、実際に使ってよかったアイテムだけを選んでいます。
- スタイリング剤の使用感
- 実際に美容師がスタイリング剤を継続使用
- ヘアスタイルのつくりやすさもチェック
- 髪への負担度もチェック
- スタイル仕上がり
- スタイリングのしやすさをチェック
- まとまりやおさまりをチェック
- シャンプーで落としやすいかもチェック
- 価格
- 全評価と価格とのバランスをチェック。
※随時更新していきます(2022年)
No.1とにかくキープ力なら「GATSBY HAIRJAM エッジィ ニュアンス」
しっかりキープのジェリー!
- エアパウダー処方でベタつかず軽やかで自然な仕上がりに
- 伸び・なじみが良いのでスピーディーにスタイリングができる
- オイルフリーでベタつきが最小限
サッとなじませるだけで簡単にスタイリングができるセット力と質感。さらに、長時間キープしつつ男性が持つ 「アブラ・汗・湿気」から髪を守り、スタイルくずれを防ぐためアイテムとなっています。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、ジェル状のワックスの使用感は良いです。
髪への伸びも良く、速乾性もあるため、すぐに立上りやボリューム感になってくれます。
加えてキープ力も高く、今回の記事では少量でのスタイリングですが十分過ぎるほど持続性を見せてくれたのはかなり嬉しいところでもあります。
使ってみても、ワックス臭も少なく、白い粉もほとんどないため、全く問題なく使うことができます。
とはいえハードでパワーもある分、髪への負担も大きいため、ヘアスタイルは特に重要になります。
つまり、ヘアスタイルが合えば使いやすいが、合わなければ使いづらい、とても極端だけど優秀なアイテム。
No.2トップの立上りをつくるなら「uno ハイブリッドハードワックス」
パワーがあり、根本からしっかり立ち上がるワックス
- 微粒子シリカのスタイルパウダー配合
- 調湿成分配合によってペタッとしないスタイリング
- 一つのスタイルだけでなく様々なスタイルをつくるための全5つのラインナップ
使い勝手の良さにこだわったスタイリング剤です。サラサラなパウダーワックスの使用感は初心者から上級者まで使える幅広いヘアワックス。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、トップの立ち上がりも強めで、動きやまとまりなども作りやすいヘアワックスでした。
キープ力もしっかりとあるため、一日スタイルを崩したくない場合などにも相性が良いため、とくにベリーショートや短めのスタイルの方には強くおすすめするアイテム。
No.3トップの立上りをつくるなら「GATSBY MOVING RUBBER グランジマット」
マットな質感がつくりやすいドライワックス
- パワー立ち上げ処方
- アレンジ記憶成分「ムービングラバー」配合
- クリアフローラルの香り(後残りしない微香性)
グランジマットは、バサッとしたツヤのないドライスタイルがつくれます。ラフな動きが簡単につくれて遊べるワックスです。毛束をほぐして散らすことでよりマットな質感を出すのがポイントになります。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、トップの立ち上がりも強めで、動きやまとまりなども作りやすいヘアワックスでした。
実際に使ってみましたが、髪への伸びも良く、それでいてパワーもあるワックスなので幅広い髪の長さに対応できるワックスです。
トップや動きをつくる立上りも十分にありつつ、まとまりなどもつくりやすいため、かなり使い勝手がいい。
ガチガチのスタイリングには相性が良くはないですが、量を増やせば問題なく作ることができます。そう考えるとかなり万能的に活躍できる。
とはいえハードワックスの中では、セット力やキープ力は「中」ぐらい。そこまで強くないのでベリーショートぐらいの方は注意が必要です。
No.4束感が作るなら「GATSBY INSIDE LOCK ナチュラルリフト ワックス」
市販品の中では最もバランスの良いハードワックス!
- インサイドロック成分が髪内部に浸透、内側からもキープ
- 柔らかく立ち上げたスタイルが一日中崩れないドライワックス
- 落ち着きのあるシトラス系の香り
マンダム独自の「インサイドロック技術」で、髪の内部からスタイリングしてくれます。アミノ酸由来のスタイリング成分が、毛髪内部に浸透・作用し、髪の動きをロックするのでパーマのように湿気に強く、素髪のような軽くやわらかなヘアスタイルもベタつきなく一日中キープ。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、セット力やキープ力がとにかく高く、長時間スタイルをキープしてくれるスペックの高いハードワックス。
とくにベリーショートは絡まりが感じないスタイルになるため、デメリットがほとんどなく使うことができるため、かなりおすすめ。
トップの立ち上がりがほしい、スタイル全体にボリュームがほしいといった場合に超効果的なので、簡単にボリュームをつくることができます。
そして市販ではおなじみになりますが、リーズナブルな価格なのでコスパが良いのもポイントの一つ。
No.5束感が作るなら「GATSBY MOVING RUBBER ワイルドシェイク」
動きのある毛束が自由自在に決まるハードワックス
- パワー立ち上げ処方
- アレンジ記憶成分「ムービングラバー」配合
- クリアフローラルの香り(後残りしない微香性)
伸び・なじみがよく、ほどよいツヤ感もあるスタイリング剤。ワックスをつける段階から常に放射状を意識し、細かい毛束を作るのがポイント。
実際の使用感
みましたが、髪への伸びも良く、それでいてパワーもあるワックスなので幅広い髪の長さに対応できるワックスです。
トップや動きをつくる立上りも十分にありつつ、まとまりなどもつくりやすいため、かなり使い勝手がいいクリームワックス。
量を増やせばガチガチのスタイリングも再現できるし、必要な部分にだけ使うことで上手くスタイルを良く見せることができます。そう考えるとかなり万能的に活躍できる。
ベリーショートからショートまで幅広いメンズスタイルに対応することでき、なおかつキープ力も高いです。
このワックスの良いところは、使用感がいいのでワックスの量を増やしやすく(絡まりが少なくて)キープ力を簡単に強くすることができます。
つまり、スペックの水準が高くバランスの良いアイテムということ
No.6香りなら「OCEAN TRICO ヘアワックス オーバードライブ」
大人メンズにふさわしいハードワックス
- キープ力が強くヘアスタイルを1日持続
- ベタつかないドライワックス仕様
- ライジングウェーブ(ライトブルー)の爽やかな香り
ラフで男らしくバサッとした束感を演出。ワイルドな仕上がりで柔毛~剛毛まで相性が良い、最強のセット力・ツヤを出さないスモーキーマットな質感をつくることができます。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、髪への伸びもよく、簡単にボリュームや立ち上げもつくることでき、束感やまとまりなどメンズに求められるスタイリングを簡単に再現できるアイテムになっています。
それでいて香りもいいので、オトナ男子に求められる部分も一つのアイテムで対応できるのも嬉しいポイント(しかも結構持続します)になります。
一日キープまでもいかないですが、かなりの長時間はキープできるパワーはあるため、ベリーショートやショートのスタイルなら間違いなくおすすめできます。
あとがき
この記事では、実際に使った「本当におすすめのハードワックス」について書きました。
今回の記事では実際に使ってみましたが、市販限定のアイテムだけのランキングです。
男性が持つスタイリングの悩みにピンポイントに合わせているので参考にしてもらえると嬉しいです。
- 束感やまとまりなら「ギャツビー インサイドロック ナチュラルリフト」
- 立ち上げやボリュームなら「ウーノ ハイブリッドハード」
- 香り重視なら「トリコヘアワックス(オーバードライブ)」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。