スタイルの基盤創りに最適!シャンプーとスタイリングの関連性
きしです。「1から学ぶ美髪つくりの方法(シャンプー編)」の10回目の記事になります。
No.9では少しコアな「サルフェート」についてお伝えしましたが、ここでは本質的なシャンプーとスタイルについての話をします。
というのもシャンプーはスタイルをスタイリングする上での根幹的なポジションになると考えています。
例えば、サルフェート系(硫酸系)成分の含まれるシャンプーを使用した後のスタイリングでは、上手くいかない確率も上がります。
この記事ではシャンプーとスタイリングの関連性についてお伝えします。
- スタイリングをよくする人
- スタイリングが上手くいかない
- シャンプーの必要性を深めたい
良いシャンプーの後は、良いスタイルが作れる
良いシャンプーの後は、良いスタイルが作れる、これはたくさんの方にお伝えしていることです。
今回の記事のポイントとなるのは、なぜ良いシャンプーをした後はスタイリングがしやすいのか?です。
まずは「なぜスタイリングがしやすいのか」についてを具体的にお伝えしていきます。
そもそも、スタイリングをしやすい・しにくいを簡潔にすると、答えはシンプルで、
髪のコンディションが良い
これに限ります。
良いシャンプーをした後の髪の状態(コンディション)が良いために、スタイリングが格段に良くなり、スタイルが上手くまとまります。
スタイリングが上手くいく理由
- 髪がクリーンな状態になる
- 水分状態が整えられる
- 寝癖で髪が動く
さらに、上手くい・いかないを具体的にすると、こういう感じになります。
髪がクリーンな状態になる
まずは、シャンプーをすることで、髪がクリーンな状態になります。
髪は普段、頭皮を守るためにありますが、汚れやホコリが付着しやすくもなっています。そのためシャンプーした後ではスタイリングした時に邪魔なものが一切ありません。
さらに、汗や皮脂といった頭皮から発生する汚れが髪のボリュームを潰してしまうことによって、よりバランスをつくりにくくなります。
水分状態が整えられてくせ毛が緩和される
シャンプーをした後では、髪の水分バランスも整えられて、くせ毛も緩和させることができます。
くせ毛の原因の一つには、”水分量の違い”というものがあります。
さらに、コルテックスには「オルソコルテックス」と「パラコルテックス」と呼ばれる2種類のコルテックスが、毛髪のうねりの外側と内側に分かれて存在しています。
コルテックスの種類と特性
種類 | 特性 | 部分 |
---|---|---|
オルソコルテックス | 吸水性が高く、膨潤性も高い | 外側 |
パラコルテックス | 吸水性が低く、膨潤性も低い | 内側 |
くせ毛は、2つのコルテックスの特性の違いが表れやすいために、うねりが生じます。
重力抵抗だけでなく、水分量も多いところと少ないところが一本の髪でも存在し、多いところと少ないところの水分量の違いにより、髪の重さも変わり、うねるのです。
つまり、シャンプーをした後では、一番”くせ毛が緩和している”状態でもあるということです。
そのため、スタイリングをする時にも上手くつくることができます。
寝癖も少なくなりスタイリングしやすい
一度あいだに就寝が入ると、”寝癖”がつくので、スタイリングも一気にしにくくなります。
さすがに寝癖がついたままでスタイリングはさすがにないと思いますが、サーッと濡らすぐらいで完璧になくなるわけではありません。
やはりシャンプーをした後に比べると、キレイな状態には程遠く、スタイリングはやはり上手くいかないということになります。
目次に戻るスタイル作りをする上での注意点
次に、スタイル作りをする上での注意点についてをまとめてみました。
正直なところ、シャンプーを夜して、朝もするのが髪のコンディションが良くなり、一番最適です。しかし、シャンプーの回数が増えることで、頭皮への負担も増えるため、極力抑えたほうがいいです。ぼくは1日1回をおすすめしています。
かと言って、「朝シャンにすればいいのか!?」と言えば、スタイリングをしたまま就寝するのもおすすめはしていません。
関連記事 【シャンプーを使い分けるのはダメ!?】朝と夜での使い分けのポイント【ジョギングする人必見】
そのため、夜にシャンプーをして、朝はシャンプーせずに、そのままでも良いスタイリングする方法をまとめました。
しっかりドライヤーをかけて寝る
夜にシャンプーした後に、ドライヤーをかけて、髪をしっかりと乾かすことで寝癖がつきにくくなります。
乾かしておくと、寝癖がつきにくく、朝濡らすことなくスタイリングできることもあります。
とくにブローをしておくことで、スタイル崩れがしづらく、それでいてスタイリングのしやすさも格段に上がります。
髪を濡らした後に洗い流さないトリートメントをつける
もし濡らした後でも、「洗い流さないトリートメント」をつけることで水分のバランスも整えられ、くせ毛が緩和されるのでおすすめです。
髪を濡らした場合でも、洗い流さないトリートメントをつけて、また乾かしていくと、上手くヘアスタイルがつくれます。
もちろんシャンプーをするほど上手くできるかと言えば、そうではありませんが、シャンプーほどの頭皮への負担はないでの、安心して使うことができます。
ヘアアイロンを使ってスタイリングする
最後におすすめするのは、ヘアスタイルを使ったスタイリングです。
毎日使っている方は別ですが、くせ毛を直すことができるのはかなり効果が高いです。
目次に戻るよくある質問集(Q&A)
あとがき
シャンプーをした後ではスタイリングが上手くいく理由についてをお話してみました。
おそらく女性にも男性にもいえることなのですが、男性のほうが影響は大きいので参考になるはずです。
- シャンプーをした後が一番上手くスタイリングができる
- それは髪のコンディションが良いから
- 色々な工夫をすれば良くなる
まぁ、正直なとこシャンプーした「クリーンな状態」からいち早くスタイリングをする、というのがスタイリングもしやすいんですが、ちょっと工夫すれば、限りなくその状態に近づけることができます。
とくにシャンプーの回数を増やすと頭皮への負担が増えるので、できるだけ状態を整えて就寝するか、朝の寝癖をケアするためにスタイリングするか、というのが重要になります。
こんな感じで以上です。