カラーストーリー アドミオ カラーケアシャンプーを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
- 爽快感のある洗い上がり
- 香りが良い
- 洗浄性が強い
- 保湿性が物足りない
- 爽快感のある洗い上がり
- 香りが良い
- 洗浄性が強い
- 保湿性が物足りない
- 爽快感のある洗い上がり
- 香りが良い
- 洗浄性が強い
- 保湿性が物足りない
- そこまでカラーケアに適してない
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- 香りが良い
- 洗浄性が強い
- 保湿性が物足りない
- そこまでカラーケアに適してない
今回紹介する「カラーストーリー アドミオ カラーケアシャンプー」でケアすることで、髪への負担や色落ちを抑えながらなめらかで、色艶のある髪を保ちます。
ヘアカラーの退色を防ぐための設計となっており、酸性染料がはがれにくい髪の性質を保つことを目指しています。しかし、洗浄成分としてラウレス硫酸Naとオレフィンが含まれていることから、強い脱脂力があると評されています。
実際の使用感や詳細な成分分析を通して、このシャンプーが髪への効果をどのように発揮するのか、深く掘り下げています。
ヘアカラーとの相性が良いアイテムになっています。ヘアカラーの色持ちやダメージのケアができます
「カラーストーリー アドミオ」の特徴
カラーストーリー アドミオ
実際に、カラーストーリー アドミオ カラーケアシャンプーを使ってみました。ARIMINOのカラー剤「アドミオ」と組み合わせることができるヘアケアアイテムです。
このラインナップは一種類の使いやすいタイプです。酸性用にはアシッドカラータイプがあります。
カラーストーリーは、ヘアカラーの退色を防ぐためのシャンプー&トリートメントとなっているとされています。そんな退色を少しでも防ぐために、酸性染料がはがれにくい髪の性質にしてくれるアイテムが「カラーストーリー」です。
絶対に退色をさせないというものではないですが、低pH設定のシャンプーで髪を酸性に保ち、酸性カラーの退色を抑えることができる貴重なアイテムとなります。
ということで実際に見ていきます。
マットな質感なボトルデザイン
まずは、ボトルですが、グレーをベースにしたシックな色合い。
女性だけでなく男性にも使いやすいシャンプーだと思います。
今回のレビュー用にと発注したのですが、3日用のサンプル(40g)を間違えて購入してしまいました。
この他にはポンプ式(680g)となります。極端なサイズ感は少し不便。
3日用とはいえ、安定感はあり、しっかりとした重みがあります。
トリートメントはチューブ式でシャンプーとの違いが分かりやすいので、使いやすいです。
こちらも、3日用とは思えないクオリティ。サンプルにも使えるし、旅行・銭湯用にもバッチリのサイズ感です。
アドミオの成分の内容について
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シャンプー成分
- 水
- ラウレス硫酸Na
- DPG
- イソステアラミドプロピルベタイン
- ラウレス-6酢酸Na
- オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
- コカミドプロピルベタイン
- ユーカリ葉エキス
- グリチルリチン酸2K
- クエン酸
- クエン酸Na
- ココイルアルギニンエチルPCA
- ラウロイルグルタミン酸TEA
- BG
- PCAイソステアリン酸PEG-60水添ヒマシ油
- ココイルイセチオン酸Na
- コカミドメチルMEA
- ポリクオタニウム-10
- 塩化Na
- EDTA-2Na
- フェノキシエタノール
- 安息香酸Na
- 香料
トリートメント成分
- 水
- セタノール
- ステアリルアルコール
- マカデミアナッツ油
- ステアルトリモニウムクロリド
- アモジメチコン
- ジメチコン
- ユーカリ葉エキス
- セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク
- クエン酸
- クエン酸Na
- クオタニウム-33
- トコフェロール
- BG
- グリセリン
- ジココジモニウムクロリド
- 乳酸
- エタノール
- イソプロパノール
- フェノキシエタノール
- 香料
カラーストーリー アドミオ カラーケアシャンプーに含まれる成分について、さらに詳細な分析を行います。
このシャンプーには、ラウレス硫酸Naやオレフィン(C14-16)スルホン酸Naなどの洗浄成分が含まれています。これらの成分は高い洗浄力を持っているため、脱脂力が強く、特に頭皮や髪が敏感な方には刺激が強い場合があります。
特にラウレス硫酸Naとオレフィンは、洗浄成分としては効果が高いものの、使用感においては厳しい評価を受けることもあります。
一方で、ユーカリ葉エキスやグリチルリチン酸2K、ココイルアルギニンエチルPCAなどの美容成分も配合されており、これらは髪の潤いを保つ効果や頭皮の健康をサポートする役割を果たしています。
しかし、強力な洗浄成分の影響で、これらの美容成分の効果が相殺される可能性があります。また、コンディショナー成分があまり含まれていない点も、使用感に影響を及ぼす要因となります。
これにより、髪の指通りや仕上がりの質感に満足できない場合があるかもしれません。
実際にシャンプーを使うことで、これらの成分の実際の効果や使用感を体感することが大切です。カラーリングした髪のケアを考える際には、成分だけでなく、自分の髪質や頭皮の状態に合った製品選びが重要です。
このような洗浄力の強いシャンプーは、頭皮や髪に刺激が強い場合があるため、使用には注意が必要です。美容師としては、髪や頭皮への優しさを考慮した製品の選択をおすすめします。
使いやすい使用感
シャンプーの香り
実際にシャンプーを出してみると、ふんわりと植物系の香りがするのは好印象。
香りは好きな人でも苦手な人でも使えると感じます。
シャンプーの泡立ち
シャンプーの泡立ちは良好で、やはり洗浄成分がモリモリなので、フワフワの泡になってくれます。
ただ、泡の質は少し粗いので微妙な印象です。
シャンプーの使用感
実際にシャンプーで洗ってみると、思ったより使用感は悪くない感じで、このシャンプーの脱脂力の強さは短期では分かりません。
トリートメントの使用感
トリートメントも使ってみましたが、やはりパッとしない感じで、安価の成分通りにベタつきだけが残るアイテムになっています。
非常に残念なクオリティです。
レビューまとめ
- なし
- 脱脂力が強すぎる
- 使用感が悪すぎる
- この内容だとコスパが悪すぎる
偏ったスペックのシャンプー
「カラーストーリー アドミオ カラーケアシャンプー」に関しては、その強い脱脂力が特に注目される点です。
ラウレス硫酸Naとオレフィンという洗浄成分が含まれていることで、頭皮の乾燥を感じやすく、特に敏感な頭皮をお持ちの方には刺激が強く感じられるかもしれません。
美容成分が配合されているにもかかわらず、強力な洗浄力によってその効果が相殺される可能性が高いという点は重要です。髪や頭皮に必要な油分まで取り除いてしまうと、保湿や栄養成分が十分に機能しないことも考えられます。
特にカラーリングされた髪においては、この強い洗浄力がカラーの退色を早めてしまう可能性もあり、カラーケアを目的とする製品としては反対効果をもたらす恐れがあります。
サロン専売品としては、市販のシャンプーと比較しても見劣りする可能性があるというご意見も理解できます。
このような製品の場合、美容師としては、使用を検討されている方々に対し、製品の成分や特性を十分に理解した上で、自分の髪質や頭皮の状態に合わせた選択をしていただくことをおすすめします。また、カラーリングした髪を長持ちさせ、健康的に保つためには、脱脂力の弱い、頭皮に優しいシャンプー選びが重要です。
それには、保湿成分や髪をいたわる成分が豊富に含まれている製品を選ぶことをおすすめします。
「カラーストーリー モイストシャンプー」も使ってみた
カラーストーリー モイスト
今回の記事では、実際に「カラーストレート モイストシャンプーとトリートメント」を使用していきます。
このアイテムはノーマルタイプと、ライトタイプの2種類から選びます。今回は”しっとり”するノーマルタイプをチョイスしました。
カラーストーリーは、アシッドカラー(酸性カラー)の退色を防ぐためのシャンプー&トリートメントとなっているとされています。
酸性カラーとは、「マニキュア」のことです
マニキュアは別記事にまとめているので、省きますが酸性カラーは酸性染料を吸着させているだけで、シャンプーやトリートメントのもつコンディショニング成分によって、染料が引き剥がされてしまうことが退色の原因になっていました。
そんな退色を少しでも防ぐために、酸性染料がはがれにくい髪の性質にしてくれるアイテムが「カラーストーリー」です。
細身の手に馴染むフォルム
まずは、シャンプーボトルを見ていくと、特徴的なフォルムで、横広で細長いデザイン。
かと言って、不安定なものではなく、安定感と高級感もあるので好印象です。
これぐらいのサイズ感なので、片手で持つのもストレスがないです。
少しシャンプーを出すフタは固めですが、すぐ慣れてくるのかな、というぐらいの感じです。
本来は、カラーストーリーのコンディショナーがありますが、今回は「iトリートメント」を採用しました。
デザインも少し違いますが、合わせることは十分可能なチューブ式トリートメント。ライトグリーンが特徴的です。
カラーストーリーの成分の内容について
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シャンプー
水、ラウレス硫酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドメチルMEA、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、アルゲエキス、センブリエキス、テオプログランジフロルム種子脂、ポリクオタニウム-10、BG、エタノール、塩化Na、安息香酸Na、クエン酸、クエン酸Na、水酸化Na、EDTA-2Na、メチルパラベン、香料
トリートメント
水、セタノール、ジメチコン、ホホバ油、セトリモニウムプロリド、コハク酸ジオクチル、テトライソステアリン酸ベンタエリスリチル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、Rローズヒップ油、ハチミツ、加水分解ダイズタンパク、ユーカリエキス、アルゲエキス、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、ジステアリルジモニウムクロリド、クエン酸、クエン酸Na、グリセリン、BG、アモジメチコン、アミノプロピルジメチコン、ラウレス-23、ラウレス-4、エタノール、トコフェロール、イソプロパノール、メチルパラベン、プチルパラベン、フェノキシエタノール、香料
成分を見ると、サロン専売品としては脱脂力が強すぎるという点が注目されますね。特にラウレス硫酸Naとオレフィンという洗浄成分は、洗浄力が高い一方で、頭皮や髪に対する優しさに欠ける可能性があります。
美容成分としてアルゲエキスやセンブリエキス、テオプログランジフロルム種子脂などが含まれているのは魅力的ですが、これらの成分の効果が強い洗浄力によって十分に発揮されない可能性があるのは残念な点です。
これらの成分は髪の栄養や潤いをサポートするために重要ですが、過度な脱脂力によってその効果が損なわれてしまうと、製品の価値が下がる恐れがあります。また、酸性度を保つためにコンディショナー成分の使用が控えめであるということも、使用感に大きく影響するでしょう。
コンディショナー成分が不足していると、髪の指通りや仕上がりの滑らかさが期待できず、扱いやすさに欠ける結果となる可能性があります。
このようなシャンプーは、カラーリングした髪の保護や健康を考えると、必ずしも最適な選択ではないかもしれません。美容師としての観点からは、髪や頭皮に優しい成分を多く含む製品や、保湿成分が豊富な製品を選ぶことをおすすめします。
カラーリングした髪のケアを考える際には、成分だけでなく、自分の髪質や頭皮の状態に合わせた製品選びが非常に重要です。
少し脱脂力が強め
シャンプーの香り
シャンプーを出してみると、すこし強めの香り。
ですが、それほど悪くはない印象です。
シャンプーの泡立ち
シャンプーの泡立ちは悪くはないし、泡の質も普通な感じ。
シャンプーの使用感
シャンプーで実際に洗ってみると、やはり成分通りに、髪や頭皮に対しての使用感は非常に残念なものでした。
やはり、脱脂力が強すぎる。
頭皮が乾燥しているのが、リアルに感じれるほどです。
トリートメントの使用感
トリートメント自体は、案外悪くはないですが、シャンプー自体の使用感が悪かったのが残念なところ。
余計なベタつきなどもなかったんですけどね。
レビューまとめ
- なし
- 脱脂力が強い
- 使用感も悪い
- コスパも微妙
使いづらさが目立つカラー用のシャンプー
ヘアカラー用のシャンプーであるにも関わらず、その使いづらさが目立つという点がありますね。特に注目すべきは、その強い脱脂力です。
ラウレス硫酸Naとオレフィンという洗浄成分が含まれているため、洗浄力が非常に強く、頭皮が乾燥してしまうことを実感される方もいるでしょう。
これらの成分は、髪や頭皮にとって過度な刺激になることがあり、特に敏感な方には注意が必要です。また、美容成分がいくら配合されていても、このような強力な洗浄成分の影響で、その効果が十分に発揮されないことがあります。
これでは、髪を健やかに保つというシャンプー本来の目的に反する結果になりかねません。
さらに、強い脱脂力がカラーの退色を早める可能性があり、カラーリングの持続性を損なうことも懸念されます。ヘアカラーを楽しむためには、カラーリングに適した成分を持ち、髪と頭皮を優しくケアする製品が必要です。
美容師としては、髪や頭皮に優しい成分を配合した製品を選ぶことをおすすめします。特にカラーリングされた髪のケアには、脱脂力が強すぎないシャンプーが適しています。
成分をしっかり確認し、自分の髪質や頭皮の状態に合わせた選択を行うことが大切です。
髪の健康を維持しながら、美しいヘアカラーを長持ちさせるために、適切な製品選びが重要となります。
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あとがき
今回の記事では、「カラーストーリー アドミオ カラーケアシャンプー」について書きました。
カラーストーリーを実際に使ってみた印象は、非常に残念な結果となり、個人的にもしこのシャンプーを使う人がいたら全力でストップをかけます。
「カラーストーリー アドミオ カラーケアシャンプー」のレビューを締めくくるにあたり、この製品はヘアカラーの退色を防ぐ目的で設計された酸性のシャンプーです。
強力な洗浄成分が含まれることにより、一部の方には洗浄力が強すぎると感じられる可能性があります。
しかし、香りや使い心地に関しては好評を得ており、これらの点を踏まえた上でご自身の髪質やニーズに合うかどうかを考慮することが重要です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。