エッセンシャル スマートスタイルを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
今回紹介する「エッセンシャル スマートスタイル」は、毎朝の寝癖直しや、ハネなどを抑制させたい用のアイテムです。
そんなエッセンシャル スマートスタイルは、髪1本1本のキューティクルの機能をサポートしてくれるシャンプーです。
- フレグランスとして優秀
- 使い勝手も悪くない
- 爽快感のある洗い心地
- 内容的にはコスパは良くない
- 保湿性なども微妙
なお、「エッセンシャル シャンプーはどれがいい?Essential全8種類の特徴と美容師のおすすめ」も下の記事にレビューをまとめているので、合わせて参考にしてください。
Essential スマートスタイルの特徴
エッセンシャルのスマートスタイルを実際に使っていきます。寝癖直しがラクになるというこのアイテムをレビューします。
エッセンシャルのヘアケアでは4つのラインナップがあり、その中になる寝癖が直りやすいというスマートスタイルをチョイスしました。
洗うそばから、からまりほどけて、とぅるんとぅるんの指通り。その秘密は…なめらかキューティクルケア。荒れたキューティクル表面をなめらかに補修。「からまり」をするするほどく
引用元 | エッセンシャル l 花王株式会社
エッセンシャルは、全ての女性が知っているシャンプーと言っても過言でないぐらい有名なアイテムです。
エッセンシャルのシャンプーは、さまざまな種類から選ぶことができて、髪質や質感によって使い分けることができます。
女性が悩む、浮き毛や髪の広がり「毎日起こる湿度ギャップ」にあります。そこでエッセンシャルでは、「耐湿キューティクルバリア」に基本ベースに、悩みを解消させるシャンプーとしています。
目次に戻るボトルのデザインやフォルムについて
まずは、シャンプーボトルからですが、クリアのボトルにシャンプーの淡いオレンジ(?)のカラーが、とても好印象です。サイズ感も絶妙で、片手で持ってもストレスがなく、さらに手にフィットしやすいように少しアールがかかっていす。
コンディショナーは色違いで、薄いピンクっぽいカラーなので、ひと目で違いが分かるので使いやすい印象に。全体的に好印象で、使いやすいボトルデザインは中々です。
目次に戻る成分の内容と検証
全成分を見る
シャンプー
水、ラウレス硫酸アンモニウム、エタノール、ラウレス-4カルボン酸、PEG-60水添ヒマシ油、ラウリルヒドロキシスルタイン、クエン酸、ラノリン脂肪酸、コハク酸、PPG-3カプリリセルエーテル、エチルヘキシルグリセリン、ポリクオタニウム-16、塩化Na、水銀化Na、安息香酸Na、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、香料
トリートメント
水、ステアリルアルコール、DPG、ステアロキシプロピルジメチルアミン、ジメチコン、乳酸、リンゴ酸、ヒマワリ種子エキス、ラノリン脂肪酸、ポリグリセリン-3、オレイン酸ソルビタン、ヒドロキシエチルセルロース、セテアレス-7、セテアレス-25、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、(ビスイソブチルPEG-14/アモジメチコン)コポリマー、(ビスイソプチルPEG-15/アモジメチコン)コポリマー、ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリド、アモジメチコン、エタノール、イソプロパノール、ベンジルアルコール、香料
ラウレス硫酸アンモニウムと硫酸系洗浄成分で脱脂力の強いシャンプーになっています。
次点でラウレス-4カルボン酸で、こちらは名前こそ似ていますがラウレス硫酸系の硫酸系洗浄成分とは違い、弱い酸でもあるカルボン酸や酢酸を使って生成されたものなので、比較的洗浄力もマイルドで刺激も弱い、良い洗浄成分なのですが、全てラウレス硫酸が台無しにしています。
さらに、これといってエモリエント剤(髪や頭皮に良いとされる成分)が構成されていないため、脱脂力の強いラウレス硫酸Naの以外にこれといった特徴のないシャンプーなので使用を避けるべきシャンプーの一つとも言えます。
つまり、成分バランスは非常に悪いアイテムと言えます。
合わせてコンディショナーもパッとしない安価な構成になっているので、脱脂力の強いシャンプーに加えて微妙なコンディショナーになるのでこの時点ではおすすめできない内容のセットになっています。
とはいえ、このまま使わないわけにはいかないので、実際に使っていきたいと思います。
目次に戻るシャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
シャンプーの香り
シャンプーは、ほのかにフローラルな香りが漂うのは、とても好印象です。
強すぎず弱すぎずの絶妙なバランス。
シャンプーの泡立ち
泡立ちは良好ですが、少し柔い感じで品質は微妙。
とはいえ、泡はキメ細かいので、優しそうな感じ。
髪や頭皮への使用感
泡立ちは良好ですが、少し柔い感じで品質は微妙。
とはいえ、泡はキメ細かいので、優しそうな感じ。
レビューまとめ
- バランスパもまぁまぁ
- 良いボトルデザイン
- コスパもまぁまぁ>
- 脱脂力が強い
- 仕上がりもそれほど
- 寝癖がラクに…?
\ 100%美髪成分のヘアケア/
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
実際に使ってみた印象としては、使用感ははっきり言うと悪いです。脱脂力の強いシャンプーに加えて、余計なベタつきばかりのコンディショナー、これでなぜ「寝癖がラクになるのか」がまさに不明です。
さらに、寝癖がラクになるどころか、長期間使用することでダメージの原因にもなるだけでなく、脱脂力の強さから頭皮のトラブル(例えば、頭皮のニオイなど…)の原因にもなりえる内容です。
つまり、このシャンプーは女性はもちろん、男性にもおすすめはしないシャンプーとなっています。
目次に戻るシャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
今回の記事では「エッセンシャル スマートスタイル シャンプー」について書きました。
エッセンシャルのスマートスタイルを実際に使ってみましたが、使用感や成分構成など微妙なのでおすすめしないという結論になります。
- フレグランスとして優秀
- 使い勝手も悪くない
- 爽快感のある洗い心地
- 手頃な価格
- 内容的にはコスパは良くない
- 保湿性なども微妙
スペック
ブランド名 | エッセンシャル |
製品名 | スマートスタイル シャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 480ml |
主な洗浄成分 | ラウレス硫酸アンモニウム、エタノール、ラウラミドプロピルベタイン、ラウレス-16. コハク酸 |
香り | アクアフローラル |
メーカー | 花王 |
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