髪に良い食物まとめ!白髪には身体の内側から健康にする!
髪にとっての栄養とは「血液」です。
心臓がポンプの役割とし、血液を身体に流します。
髪にとっても同じことです。
送られる血液が身体だけでなく、髪にも良いものでなければいけません。
しかし、この血液が身体に良い物をつくるためには、バランスのとれた栄養を摂取する必要があります。
つまり「食事」です。
バランスのとれた食材や食物で、身体に良い食事をとる必要があるのです。
今回は、髪に良い食事というところにフォーカスして7種の髪に良い食べ物について、分かりやすくお話します。
なぜ髪に「栄養」が必要?
なぜ栄養が必要になるのか。実は「白髪」と「薄毛」の原因になるのです。
食べ物を通して栄養を摂取するのは髪も身体も同じです。
髪に栄養が届かなくなるとどうなるのかというと、
- 白髪になる
- 細毛・抜毛になる
- 薄毛になる
という事がおこります。
白髪の原因になる
メラノサイトがメラニン色素を生成して、髪の色を構成しています。
その際にチロシナーゼという酵素の働きを必要とし、これが減少することによってメラノサイトから色素が生成されにくくなり、色がつかない白髪が生えてきます。
このメラノサイトの欠失させないためにも、食事による栄養が必要不可欠です。
細毛や抜毛の原因になる
実は髪というのは毎日抜けていくものです。
1日に抜ける髪は、およそ50~100本ほどらしいです。
しかし、不必要なものが自然と抜ける抜毛と違い、必要なものまで抜けてしまうの抜毛が「薄毛」の原因となります。
その循環となっているものが「ヘアサイクル」というものです。
特徴 | |
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成長期 | 成長期に毛根が成長し、新しい髪が生えます。2〜6年ほど成長し続けます。 |
退行期 | 退行期は毛根がだんだんと小さくなっていき、髪を成長させる活動が鈍くなっていく段階です。 |
休止期 | 休止期は髪の成長がとまり、毛根が眠っている状態です。 およそ3~4ヶ月ほどで再び成長期に入ります。 |
栄養が行き届かない身体では、当然ながら健康な髪をつくるエネルギーもなく、髪が細くなったり、抜毛の原因になります。
つまり、キチンと食事をバランス良くとっていないと、白髪や薄毛の原因になりかねないということです。
目次に戻る髪によい食物とは?
健康な髪のためには、髪の成長にとって必要な良い栄養素が頭皮に運ばれる必要があります。
髪にとって良い栄養素というのは具体的には、ビタミンやミネラルそして髪の構成成分であるタンパク質です。
逆には過剰な糖分や脂肪分は、頭皮の血行を悪化させ皮脂の過剰分泌を引き起こすこともあります。
野菜や果物が少なくカロリーの高い偏った食事を続けていると不健康になり、抜け毛の原因になることもあるので注意が必要となります。
とくに髪に良いとされる食物を話します。
- 海藻類
- 亜鉛
- ビタミンA
- ビタミンB
- カルシウム
- たんぱく質
- フルーツ
順番にお話していきます。
海藻類
海藻類はワカメ、ひじき、昆布、海苔などがあります。ワカメやひじき、昆布などの海藻類に多く含まれるフコダインといわれる成分は食物繊維の一種です。
人の体の中でフコダインはカルシウム、ナトリウムや脂質など余分な栄養素の排出を促し、生活習慣病の予防に役立っています。
育毛剤にも多く構成されている免疫力を高める効果も期待されています。実はこのフコダインは毛母細胞という髪を作る働きをする細胞を増やすことで直接的に育毛に関わっているんです。
亜鉛
亜鉛が含まれる食材は牡蠣、かずのこ、ひじき、のり、きなこ、みそ、など日常でよく使われるものが多いです。
最近ではとくにサプリメントもあるぐらいメジャーな栄養素となっています。
これらは髪だけでなく身体にもとても良いものとなっています。
食事以外ではサプリなどもおすすめ
亜鉛は髪の多くを占めるタンパク質を髪に構成する為に必要な栄養素です、どんなに良質なたんぱく質を摂取しても、亜鉛が不足していたら健康な髪が育つことはありません。
ビタミンA
ビタミンAが含まれる食材はうなぎ、にら、にんじん、かぼちゃ、緑黄色野菜、などがあります。
主にビタミンAは髪に潤いを与える役割があります。そのためビタミンAには、頭皮の乾燥やフケ・痒みを防ぐ効果が期待できます。
ビタミンAが不足すると細胞が潤いをなくし、頭皮が乾燥してしまい髪の成長を抑制し、抜け毛や薄毛の原因にもなります。
また、ビタミンAは白髪の進行を抑制する役割もあり、不足することで白髪が進行してしまう恐れがあります。そのため、ビタミンAは、髪の成長と頭皮の健康を保つために必要な成分と言えます。
ビタミンB
ビタミンBが含まれる食材は納豆、レバー、セロリ、ほうれん草、小松菜、などがあります。
ビタミンBには皮脂の過剰分泌を抑制する役割と細胞分裂を活性化させる役割の2つがあります。
この2つの役割は、髪と頭皮に大きな関係があります。
皮脂の過剰分泌を抑制するということは、頭皮による皮脂の過剰分泌も抑制してくれるということです。
皮脂が毛穴に詰まってしまうと、髪の成長を妨げ、抜け毛や薄毛の原因となります。また、細胞分裂を活性化させるということは、髪の成長に必要な細胞の分裂も活性化させるということです。
髪の成長に必要な細胞を活性化させることで、より髪の成長を促す効果が期待できます。
カルシウム
主にカルシウムが含まれる食材は牛乳、魚、チーズなどがあり、人の成長に必要な必須ミネラルの1つです。
体内のカルシウムは骨や歯に生成にされ残りの1%は血液中に存在し体を循環しているのです。
その他にも、カルシウムは体内を循環するカルシウムは神経情報の伝達(筋肉の伸縮や脳への指令など)、人の体をスムーズに動かすために使われています。
血液中のカルシウムが不足すると神経伝達が上手くいかずイライラしたり情緒不安定になるなど精神疾患を発症させる原因になります。
たんぱく質
たんぱく質が含まれる食材は大豆、肉、魚、卵、などがあります。
たんぱく質は、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質に分かれており、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質をバランス良く摂取することが大切です。
「動物性たんぱく質」は肉や魚、チーズなどから、「植物性たんぱく質」は大豆や大豆製品・芋類などから摂取できます。
普段から摂取している食事から、たんぱく質は簡単に摂取しているので、重要になるのはバランスのとれた食事ということです。
まずは、バランスの良い食生活を心がけてみましょう。さらに効率的にタンパク質を摂取したいときにはサプリメントを取り入れるなど、ライフスタイルに合わせた効果的なたんぱく質の摂取方法を見つけましょう。
フルーツ
髪によいとされるフルーツは、バナナ、リンゴ、レモン、みかん、イチゴ、桃、マンゴー、レモン、アンズなどがあります。
髪の主な成分と言えば「たんぱく質」です。
そのたんぱく質が良質でかつ効率よく作られる為に、必要とされる栄養素がビタミンやアミノ酸なのです。
そしてこういった栄養素を多く含んでいるのがフルーツなのです。
また、フルーツは消化液を使わずに消化する事が出来ますので、胃にも優しく非常に吸収しやすいという特性もあります。
お酒の影響はどうなのか?
食事の次に気になってくるのはお酒の影響についてです。適量のアルコール摂取ですと、血液循環は良くなって頭皮の血行も良くなり健康な髪を維持できます。
ワイン、ビール、日本酒などコップ一杯程度なら毎日の飲酒は良いものとされています。
ところがアルコールを飲み過ぎると血液の循環は悪くなり、頭皮に必要な栄養分が届かなくなります。その結果、頭皮が不健康になり髪も栄養不足でボロボロになります。髪の抜け毛、薄毛は頭皮が健康でない場合に起きてしまうので注意が必要です。
もう一度言いますが、少量のお酒は身体の健康には良いものです。
目次に戻るあとがき
- 健やかな髪が育たなくなる
- 白髪が増える
- 抜毛が増える
- ハリコシがなくなる
- 海藻類
- 亜鉛
- ビタミンA
- ビタミンB
- カルシウム
- たんぱく質
- フルーツ
- 少量だったらお酒も
食事は最も効果的に髪にアプローチできる栄養素となります。
その食事も栄養素が偏れば、髪に影響も大きくでることになります。
髪によい食物で、バランス良く食事をする習慣をつけると、白髪や抜毛予防にもなりますのでせひ試してみてください。
食事は新陳代謝を促進してくれたり成長ホルモンを促進してくれる役割をもっていて、毎日摂取する栄養もほとんどが食事からです。
まずは食事からの見直しを心がけてみましょう!
こちらの基本コンテンツを読むと理解度が深まります。
そんな感じで以上です。
参考になれば幸いです。