「オルディーブ アディクシーカラー」の特徴とヘアカラースタイルを紹介
アディクシーカラーの特徴と詳細について
「アディクシーカラー」をご存知でしょうか?
ミルボン社が提供するオルディーブカラーの新ヘアカラー剤「アディクシーカラー」
実際に、アディクシーカラーを使用して、ロングヘアモデルでヘアカラーもしてみたので使用感や考察をまとめていきます。
当記事では、初めてアディクシーカラーを染める人にも分かりやすく特徴とスペックと、実際に染めてみたカラースタイルもご紹介していきます。
オルディーブ 「アディクシーカラー」について
もともとはオルディーブとういうヘアカラー剤があって、それをベースに彩度の高いカラー剤「アディクシー」が誕生しました。
流行になっている外国人風カラーをつくりやすいヘアカラーになっています。
オルディーブは、ひとり一人の異なる髪素材、その時々の女性の気持ちに応え上質かつ繊細な質感表現を叶えるサロン専売のオーダーメイドヘアカラーです。
それに加えて「日本人特有の赤み」をかき消して自由自在に高彩度を発色させるのがオルディーブ・アディクシーカラーです。
上質な色味と質感を思いのままに表現できるプロフェッショナルヘアカラーブランドで、ヘアカラーをする人の数だけなりたいイメージがあります。
オルディーブは、ひとり一人の異なる髪素材、その時々の女性の気持ちに応え、上質かつ繊細な質感表現を叶えるオーダーメイドヘアカラーです。
サロンヘアカラーを楽しむすべての女性が輝き続けることを応援します。
アディクシーカラーのコンセプト
ヘアカラーをもっと自由に楽しくをコンセプトにダメージレス・ツヤ・透明感が一度にそろう新感覚のヘアカラー剤ですがその他のヘアカラー剤とどう違うのでしょうか?
そこでアディクシーカラーの魅力もまとめました。
- ツヤと透明感を感じられる高発色ヘアカラー
- ダメージが少なく次回のカラーチェンジも簡単
- 色持ちが良く手触りとまとまりがある
- 放置時間も短くて良いの効率的
- 薬剤が塗りやすいので髪への負荷が少ない
- ニオイがすくない。
個性を表現したい女性は周囲との違いを求める傾向にあります。
SNSなどの普及により欧米の文化に触れる機会が増え、外国人を身近に感じることが多くなってきています。
ヘアカラーが「特別なこと」から「当たり前」になっている中で自分の個性にあったカラーデザインを求められる人がどんどんと多くなってきています。
それを叶えるのが「アディクシーカラー」です。
「Instagramで毎日オシャレな外国人や、キレイなヘアカラーを見て参考にしています」(20代前半女性)
求められている外国人風カラーとは?
外国人カラーとは欧米風デザイン=赤味がないベースのヘアカラーです。今求められているのはスマートフォンでも分かるぐらいの髪色です。
それを叶えるのがアディクシーカラーではブラウンをかき消すポイントは高彩度の「青」です。
アディクシーカラーは「クリアブルーベース」
クリアな青を毛髪内部へしっかりと届けてブラウンをかき消します。青色をにごりのないクリアな発色にしてくれます。
青の発色に適した発色調整分を1剤と2剤のそれぞれに選定し、ブラウンをかき消すクリアな発色を叶えます。
- 1剤 | HEDTA・3Na2 水塩(金属封鎖剤)
- 2剤 | ヒドロキシエタンジホスホン酸液(金属封鎖剤)
- ヒドロキシエタンジホスホン酸 4Na 液(金属封鎖剤)
- 染料を毛髪に届けて芯から染まる
- 乳化剤
1剤に配合のリン酸ジセチルを配合して液晶クリームを形成しているので染料を毛髪に効率的に届けます。
アディクシーのカラーチャートは全5色
どの色相・レベルもブラウンを削ることにこだわったブルー軸で構成し、さらにクリアな色味表現を可能にするシンプルな染料構成になっています。
すべての明度で透明感のある高発色を実現することができます。
- グレーパール(青味のあるモノトーン)
- サファイア(ブルーアッシュ)
- エメラルド(カーキマット)
- アメジスト(バイオレット)
- シルバー(紫味のあるモノトーン)
アディクシーの「2剤オキシダン」は状態に合わせて使い分ける
アンモニアの揮発を抑えた低刺激臭、不快感を抑えたカラー施術となります。
- 6%…髪を明るくする、リフトアップ時に使用します。
- 4.5%…透明感を保ちながらトーンダウン、軟毛や髪が明るくなりやすい人に使用します。
- 3%…ダメージが気になる人、髪を暗くする、トーンダウンの時に使用します。
アディクシーカラーをモデル実証
実際にアディクシーカラーを使用してみましょう。
アディクシーは彩度の高めの透け感のあるヘアカラーです。
実際にアディクシーカラーを使用していきます。
やはり注目すべきなのは他のカラー剤との比較でしょう。ぼくも去年までは、オルディーブのカラー剤を使用していましたが、色が弱いと感じてからスロウカラーに乗り換えたうちの1人ですからね。
実際にインストラクターの方も「ミルボンカラーを離れていた美容師がアディクシーが登場した事によって戻ってきてくれています」と言っているくらいです。
アディクシーカラーの特徴は、日本人特有のブラウンをかき消して欧米人の地毛のような仕上がりに…ってまんまのコンセプトですね。
と言う事で…
外国人風カラーで人気の「アッシュカラー」で検証
最近では定番になりつつあるメインカラーです。
もはや、外国人風が定番な感じですからね。
今回は、ロングヘアモデル2名で色を実証していきたいと思います。
- サファイア(アッシュ色)を使用
- グレーパール(グレー色)を使用
- 匂い
- 色の濃さや透明感
カラーチャートです。
うーん、色のレパートリーはそんな多くない感じですね。色は5種類と強調色が3種類なので少なめな感じ。インストラクター曰くオルディーブとの組み合わせで色の幅を増やしていくとのことです。
スロウカラーのような外国人風カラーの対抗を言うと、低明度の暗い濃い色があるとの事、スロウカラーには6レベル以下の暗い色はありませんので差別化をしているらしいです。
その剤は今回は使えなかったのですが、また実証したいですね。
実際に塗布してみた感じは匂いは軽減されている感じです。
モデルケースを2つにわけ、ぼく流に紹介もしていきますので、実証したモデルケースをご覧ください。
目次に戻るアディクシーカラーのモデル①
事前状態では、黄色みがでている状態でほぼブリーチ毛です。すでに赤みが削れているのでキレイに入る事は間違いなしです。
その上に、オルディーブアディクシーでのメイン色を塗布していきます。
アディクシーカラー 「サファイア」
今回のオルディーブアディクシーの目玉であるサファイアです。
色でいうとアッシュ色です。
アディクシーカラーの仕上がり
ウェット状態、まぁまぁなイメージ。正直なところはスロウカラーやイルミナで色の透明感や濃さは見慣れているのでそんなに大きな驚きはありませんでしたね。
アディクシーカラードライ&ブロー後
オルディーブアディクシーのメインであるサファイアの仕上がりです、かなりキレイな色ではないでしょうか。
アディクシーカラーはかなりの透明感です!
エッセンスを加えずにそのままの色でこれだけキレイになってくれれば十分対抗できるのではないでしょうか?
これに色を加える事で、さらに極まりますね。
目次に戻るアディクシーカラーのモデル②
モデルケース2人目も、黄色みがありアンダーの状態では赤みが削れているので、とてもキレイに入りそうな感じです。
ペタペタ…
やはり匂いも少なく、刺激も少ない感じらしいです。オルディーブの強みはここですよね、他社と比べて使用感はとても良くて個人的にはおすすめです。
こちらは少しアッシュから外れますが、
処方 アディクシーカラー グレーパール
目玉の1つでもある去年から人気なグレー色である「グレーパール」。
色で言うと、グレーベージュです。
アディクシーカラー仕上がり
パっと見た感じなんですが、こちらの色は微妙な感じが…。
アディクシーカラードライ&ブロー後
キレイっちゃキレイなんですけどね…。
オルディーブカラーのグレーパールの仕上がりですが、思っていたよりも色が弱いなと感じましたね。
単品の使用なのでこんなものと言われればそれまでですが、個人的には弱く感じました。
少し残念…
そもそもが色を加えて使う仕様の色らしいので、ガッツリと処方して使うとキレイな透明感がだせるみたいです。
目次に戻るあとがき
アディクシーカラーをいろいろとまとめてみましたが、いかがでしたか?
なんだかんだ言いましたが、トータル的には素晴らしいカラー剤です。
良かったポイント
- サファイアがキレイに染まる
- 3、5レベルの色の他にはない色がある
- シルバー、グレーなどこれからもニーズがある色をピックアップしている
気になるポイント
- サファイア以外が微妙らしい
- 比較対象(他のカラー剤が多い)が多い
インストラクターにも確認したところ、サファイア(アッシュ)と言う色を軸に、足りない色を処方していくみたいで、使い込んでいく事でオルディーブアディクシーのクセを理解して真価が発揮するらしいですね。
しかし、ミルボンの事は毎年どんどん新色を出してしるので、色も増えていくと予想しているのでこれからに期待です。
こんな感じで以上です。
参考になれば幸いです。