ポイントパーマとは?パーマをする時の考え方
きしです。
前回の記事では、パーマの種類についてお伝えしました。もちろんスタイルにもよりますがどんなパーマをかけるのか、はとても重要です。
次は、どこにパーマをかけるのかも重要になるのをご理解ください。というのも極端な話、髪全部にパーマをかける必要はありません。
というか、失敗する要因に「パーマをしない部分」をつくらないことにあると考えています。少し分かりづらいと思うので、
ポイントパーマって普通のパーマの一部分的にかけるものってことですか?直毛なので普通のパーマであまりかからずデジタルパーマでかけなおしました。前髪はまだパーマが残っていたためかけずにすみました。今回前髪だけパーマがかかればいいのでポイントパーマをかけようと思っているのですが、やはりデジタルパーマの方がかかりやすいですかね?またポイントパーマの場合、前髪と毛先両方にパーマをかけてもらうのは可能なのでしょうか?
こういった疑問とも合わせてお答えしていきます。
ポイントパーマの特徴とおすすめのスタイルの紹介
パーマにはさまざまな種類がありますが、その中でも最も分かりにくいの「ポイントパーマ」です。する美容師や美容室によって違いも多く、さじ加減による采配で決まるメニューの一つでもあります。
[moveline color=”#ededa1″ sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]そこで今回の記事では、[move]ポイントパーマの特徴とおすすめのスタイルなど[/move]分かりやすくお話していきます。[/moveline]
- ポイントパーマとは?
- パーマをする時の考え方
- おすすめの使い方など
ポイントパーマの特徴とは?
カットでヘアスタイルをつくるときには、引き算でつくることがベースとなりますが、唯一足し算になるのがパーマというメニューです。
パーマってとても便利で素晴らしいメニューなんですよ。
実はパーマには大きくこの3種類によって構成されています(この他にも色々とパーマの種類がありますが代表的なのがこの3つになります)。
どのパーマを当てるかというのは人によって違いますが、自分のしたいヘアスタイルによって変えます。これがパーマをかけるときの流れになります。
ポイントパーマとは全てのパーマですることが可能です。
ポイントパーマの定義
- 基本的にはショートヘア
- 部分的なパーマもあり
- 毛先だけかけてもポイントパーマにはならない
- 美容師や美容室よっても違う
それぞれ順番にお話していきます。
基本的にはショートヘア
最もオーソドックスなポイントパーマとは「ショートヘア」が基本となります。
ポイントパーマですることが多いのはショートヘアのトップにボリューム間を作るパーマが一番多いです。
- ショートヘアのトップにボリュームを作る
- 前髪パーマもある
男性も女性でも相性が良く、特徴としてはボリュームを作り絶壁や分け目をカバーすることができます。
毛先だけかけてもポイントパーマにはならない
しかし、毛先だけかけてもポイントパーマにはなりません。ここは美容室によって違いはありますが、大体は通常のパーマとなります。
そのためショートヘアが基本となります。
一昔前とかならロングヘアでもレイヤー(段)を入れるスタイルも多くあったので、ポイントパーマがないわけではなかったのですが、最近のスタイルではレイヤースタイルはかなり少なくなっているので、ショート以外でのポイントパーマはほぼないぐらいです。
ですが、前髪だけ軽く丸みを入れたいという部分パーマならスタイルに関係なく前髪があれば問題なくすることができます。
意外にも前髪のパーマはかなり便利で、前髪が流れにくいや、丸みがでづらい、などといった悩みはもちろん、ボリュームをつくるだけでも全体のスタイルの印象を変えることもできるメニューなのです。
美容師や美容室よっても違う
上でも書いていますが、基本的に美容師や美容室によって異なるメニューなので、ここまでしたらポイントになるけどこれ以上は通常のパーマ、といった具体的に答えることができません。
ちなみにぼく達の場合は、ロッドの本数で決めています。
- 5本までに収まるのならポイント
- それ以上は例外なく通常パーマ
と、決めています。
加えてトップだけであっても、スタイルを大きく変えるようなウェーブパーマではポイントパーマにしていません。
ちなみに、コールドパーマであろうと、ホットパーマであろうと、それは変わりません。
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ポイントパーマから学ぶべきは、ポイントだけでない全体パーマの考え方です。
というのも、ポイントパーマでは、主にショートヘアでのスタイルとして紹介しましたが、これはどのパーマでも共通の考え方になります。
つまり、パーマを
「かける部分」と「かけない部分」を意図的につくる
というのが、とても重要になります。
少し極端にはなりますが、「とりあえずパーマをかける」なんてものは失敗するリスクを高めるだけです、なんのためにパーマをするのか、自分がボリュームや動きが欲しい部分はどこなのか、ヘアスタイルにおけるコンプレックス的なことは何なのか、考える必要があります。
例えば、よく分かんないから、美容師に丸投げ、イメチェンしたいからパーマしたい!ってなったとして、もちろん仕上がりが良くなることもありますが、なんか気に入らないなんてこともあって当然。
だからヘアスタイルについて、しっかり考えるべきなのがパーマです。
たくさんのヘアスタイルを見て、自分の好みを理解したり、自分の髪質や似合いそうなスタイルを探すというのからでも十分なんです。
まずはなにかを始めることで、少しずつ理解してくるはずです。
何だかとりとめのない話になってきましたが、要は「自分に必要なパーマは何なのか」これを探すことが、良いパーマスタイルを見つけるヒントになるんです。そしてそれはポイントパーマにあるということで話のオチにさせてもらいます。
目次に戻るあとがき
この記事では、「ポイントパーマの特徴やおすすめスタイル」について書きました。
ポイントパーマの定義は、あくまでも「カットスタイルの補助」だと考えています。
スタイルや質感を大きく変えるのが普通のパーマですが、ポイントパーマはそれを変えることができず、あくまでもサポートに特化したメニューということです。
ポイントパーマは知らない方が多く、使いこなす美容師も少ないですが、かなり便利です。
カットだけではどうしても直らない絶壁や直毛、だけどパーマをかけたいわけじゃない。そんな方におすすめになります。
さらにコスパも良いめ、定期的にしやすいのも魅力の一つです。
こんな感じで以上です。