汗をかいた前後での髪へのヘアケア対策まとめ
もともとダメージがある髪の毛なのですが、ヘアマスクなどをすれば、まとまる程度の髪です。髪を洗って乾かす前、乾かした後にヘアオイルを塗っていて、この時点ではパサつきもなく、きれいにセットできます。
しかし、少し汗ばんだとき、髪が湿気でふわっとしてしまいます。汗が引いて乾いた時が一番ひどく、パサパサしてしまいます。汗をかいた前後の髪にオイルでケアしてみたものの、どうもパサつきがおさえられないようで悩んでいます。汗をかいた前後のパサパサな髪のケアの方法などはあるんのでしょうか?
こういった疑問にお答えしていきます。
汗をかきやすい方におすすめのヘアケア(スタイリング)まとめ
こういう質問は汗をかきやすい方によくある悩みの一つではないでしょうか?
きちんとスタイリングをして出かけたものの、汗をかくと少しづつ崩れ初めてしまいます。というぼく自身もこの悩みを持っていて、非常に共感できる悩みでした。
- 汗をかきやすい方のヘアケア対策
- おすすめのスタイリングなど
- 豆知識
下記事では、分け目のあほげがいや・アホ毛の抑え方や直し方がわからない・ツヤツヤのさらさらヘアに憧れる、そんな悩みを軽減・改善したい、そんな方に向けてアホ毛を抑える対策を10個ご用意しました。
汗ばんだ髪の前後のヘアケア対策
今回の記事では、汗ばんだ髪のヘアケアやスタイリングなどの対策についてお話していきます。
夏の汗をかきやすい時期だけでなく、冬場なども起こりえるのでお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。
廣瀬
まず初めになぜ汗をかくとスタイリングが崩れてしまうのかについてお話します。こういうのは原因を理解することが重要になり、知っておかないと間違った対策をしてしまい悪化することもあるためです。
汗をかくというのは、冒頭のご質問の中にも「汗をかいた後の湿気」とあるように、つまり髪内部の水分量が変化することで髪のくせ毛が悪化するために起こる現象です。
くせ毛の特長としては、髪の「うねり」と「広がり」などがあります。
直毛は真っ直ぐな髪に対して、くせ毛はうねったり広がったり扱いづらいネガティブなイメージがある髪です。くせ毛に関しては別記事にもまとめるとので合わせて参考にしてください。
髪内部の水分量は、多い時(お風呂上がりなど)で30%から、少ない時(ドライorブロー後など)で5%ほどに変化します。ですが汗をかいた時は髪内部の水分量が変わってしまいくせ毛が悪化してしまいます。
汗をかいた前後の髪にオイルでケアしてみたものの、どうもパサつきがおさえられないようで悩んでいます。
冒頭の質問にもあるように、汗をかいて水分量が多くなるところにヘアオイルを使ってしまうとより水分量が増えてくせ毛を悪化させてしまうということです。
つまり汗をかきやすい方の対策としてはいかにして水分量を増やさないか(くせ毛を悪化させないか)ということが、向かうべきゴールになります。
具体的なヘアケア対策
- スタイリングを「ガチガチ」にする
- 定期的にサロンケア(しっかりめ)をする
- ヘアカットの調節を細かくする
順番にお話していきます。
スタイリングを「ガチガチ」にする
まずは汗をかいても大丈夫なように、スタイリングを「ガチガチ」にするのも効果的。崩れにくいスタイリングなので外部から守りに入ります。
ガチガチといっても何もウルトラスーパーハードみたいなワックスを使うというわけではありません。
ここで活躍するのは「スプレー」タイプのスタイリング剤です。
- 男性の場合ならば、普通にスタイリングをした後に全体に「ハードスプレー」を使う
- ロングヘアの女性なら表面の広がりやすい箇所に「ハードスプレー」を使う
- 全体に軽めにふりかける
など、いつもどおりのスタイリングの上から、スプレーをかけてハード化することによって汗にも負けないヘアスタイルになります。しかしあまり使いすぎるとカッチコチなスタイルになってしまうので注意が必要。
定期的にサロンケア(しっかりめ)をする
次はサロンケアでキレイにして、髪内部からキレイにしてくせ毛ケアをすることで汗をかいても崩れにくい髪をつくります。
多くの方は自宅でするトリートメントと同じものだという認識をされているようですが、実は全く違います。自宅のトリートメントのようにサッとつけてぐらいでは、実は濃厚な補修成分を髪につけることはできません。
それを可能にするのは、やはりテクニックと専用の薬剤によるものです。
関連記事▶【美容室のトリートメントとは?】美容師が教えるサロンケアの「特徴」や「効果」など基本情報
髪のダメージというものも、くせ毛の悪化に繋がります。ダメージによって生じる「ダメージホール」が水分を大きく変化させてしまうからです。
髪の短い方なら問題ありませんが、ロングヘアの場合では、根本などに比べると中間や毛先にはダメージが蓄積されています。そのためダメージによるくせ毛の悪化などにも繋がります。
サロンケアなどの特別なケアで、髪内部の水分を調節しておくことで、水分量が変化しづらくスタイリング崩れがおきにくくなります。
ヘアカットの調節を細かくする
ヘアカットも欠かすことができません、広がりやすい毛先や、毛量の調節などするだけでもスタイリング崩れしにくいヘアスタイルにすることができます。
- 毛先カット(1〜3㎝)でのまとまりアップ
- 表面の枝毛カットでのパサツキの軽減
- 毛量の調整によって広がりやすくくせ毛の緩和
など、長さを切ってスタイルを変化させるだけでなく、調節をすることもヘアカットには含まれます。細かな調整などもできるので、定期的なヘアカットがおすすめ。
目次に戻るあとがき
この記事では、「汗をかきやすい方にむけたヘアケア(スタイリング)対策まとめ」について書きました。
正直なところ完璧に直すというのは不可能だと思っていて、こういう細かな調整の上で「より良くする」ということが大事かなと考えています。
とくに髪は繊細でデリケートなので、調節をすることでヘアスタイルが崩れずに長くキレイにすることができるのです。
廣瀬
こんな感じで以上です。