初級編!縮毛矯正によくある質問まとめ

縮毛矯正(一般的な美容院の)について質問です。
- 大体どのくらい持ちますか?
- 一緒にトリートメントもしてもらいますが、ダメージはやはり大きいですか?
- ストレートアイロンで、内巻きなどできますか?
- コテで巻くことはできますか?
- 縮毛矯正のメリット、デメリットはなんですか?
美容院によっても違いがあると思いますが、だいたいの把握をしておきたいため質問しました。よろしくお願いします。
縮毛矯正はとてもパワーもあるため、くせ毛がコンプレックスになっている方には非常に強力で頼れる美容室のメニューの一つです。
とはいえ全知全能なメニューでもなく、矯正をかけるだけで理想のヘアスタイルに…、というものでもありません。上記にあるような質問は一部抜粋(もっとたくさんありますが、その中でもとくによくもらう質問)ですが、矯正した後でも気にしなければいけないことはたくさんあります。
[moveline color=”#ededa1″ sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]そこで今回の記事では、[move]縮毛矯正によくある質問集を分かりやすく解説[/move]しつつ、細かな疑問などについてもお話していきます。[/moveline]
【初級編】縮毛矯正によくある質問集


縮毛矯正はくせ毛をキレイに整えるためのメニューで、うねりが広がりで悩む女性や男性に人気のメニューです。

もちろんストレートにするというのは前提で、悩みに合わせたり、したいヘアスタイルによって使い分けることもできる便利なメニューです。
縮毛矯正の特徴と言えば、やはりへアアイロンを使用して髪をストレートヘアに仕上げていく熱処理によって真っ直ぐにすることでしょう(もちろんこれだけではありませんが…)。
約180度(髪の状態に合わせて変える)のプレートで髪を挟み、髪をプレスして動きのあるくせ毛を真っ直ぐに矯正する技術です。
関連記事▶【初めての縮毛矯正】美容師が教える「縮毛矯正」の基本のこと
ちなみに「ストレートパーマと縮毛矯正は違うの?」って質問はほんと多いです、ストレートパーマ=縮毛矯正という認識が強いみたいですが、この2つは全くの別物なので注意が必要です。
関連記事▶【縮毛矯正とストレートパーマの違い】美容師が教えるそれぞれの特徴とメリット
さて、前置きはこれくらいにして本題に入っていきます。
ここまでの内容をキチンと見ていただていたら、メリットしか伝わっていないかもしれませんが、上記でも書いたように全知全能なるメニューでは決してありません。
それぞれの質問を深堀りしつつお答えしていきます。
種類によるスタイリングの違いの考え方
- 縮毛矯正は大体どのくらいの期間維持できますか?
- 一緒にトリートメントもしてもらいますが、ダメージはやはり大きいですか?
- ストレートアイロンで、内巻きなどできますか?
- コテで巻くことはできますか?
- 縮毛矯正のメリット、デメリットはなんですか?
それでは順番にお話していきますね。
縮毛矯正は大体どのくらいの期間維持できますか?


基本的に一度かけた箇所・部分の矯正はほぼとれることはありません。適正に髪に効いていれば半永久的に矯正がとれたりすることはありません。
とはいえ伸びてきた部分はくせ毛のままだし、矯正の効いていたとしてもダメージによっても広がりやうねりも生じます。そのためほぼととれることはないというような曖昧な言い方をしています。
加えて髪の長さによって大きく異なるかなという印象です、例えば矯正が効いている髪の長さ(面積)が多ければ多いほどストレートを感じることはできますし、少なくなればなるほどくせ毛が気になります。つまり矯正毛とくせ毛との割合によって感じ方が変わるはずです。
分かりやすく目安をたてるとすると、ショートの場合は2〜3ヶ月、ミディアムで3〜5ヶ月、ロングで4ヶ月〜6ヶ月、ぐらいの感覚を持っておくと良いでしょう。
一緒にトリートメントもしてもらいますが、ダメージはやはり大きいですか?


これはするトリートメント(サロンケア)にもよりますし、矯正を全体するのか根本(くせ毛の部分だけ)だけによっても違いますが、ダメージは大きいが軽減はかなりされるというようなお答えになります。
これは「初めて矯正をする(久しぶりに矯正をする)」か「定期的に矯正をしている」によって大きく変わります。
上記にもあるように矯正をかけた箇所・部分はほぼとれることはありませんので、個人的には定期的にかけている方には根本だけの矯正を提案し、毛先はダメージ軽減・保護などを目的にしたトリートメントをおすすめしています。
そうすることで必要以上のダメージを減らして、キレイなストレートスタイルを保つことができるのです。
一方で初めて矯正や久しぶりに矯正をする人の髪はほとんどがくせ毛の状態なので、全体に矯正をする必要があります。そうなってくるとトリートメントをしたとしてもダメージは大きいと考えたほうがいいです。
ただし、無駄ではなくトリートメントをすることで、ダメージの軽減・保護などができるのですることをおすすめはします。
ストレートアイロンで、内巻きなどできますか?


もちろんできます、ですが矯正毛は通常の髪よりも熱が効きづらくなっているので、施術する前に担当美容師に相談して毛先を甘く(弱めの設定)でかけることもできるのでおすすめです。
これは好みにもよりますが、くせ毛がそれほど強くない中間から毛先にかけて弱めの設定に矯正をかけることもできます。とはいえ「弱くしたらくせ毛も真っ直ぐにならないんじゃない?」ともなると思いますが、髪質やくせ毛との相談ということで。
個人的にはくせ(うねり)は、多少は必要だと考えていて、ピンピンのストレートスタイルが良いという方ならば問題はありませんが、やはり多少のボリュームや動きやカールは必要ですよね?
矯正をしたのにくせ毛が全く改善されていない。というのは問題外ですが多少のくせ毛を残すような施術の仕方にしておけば、自然な質感のナチュラルストレートを楽しむことができます。
コテアイロンで巻くことはできますか?


ストレートアイロン同様に可能です。こちらも同じく矯正毛は通常の髪よりも熱が効きづらくなっているので、施術する前に担当美容師に相談して毛先を甘く(弱めの設定)でかけることもできるのでおすすめです。
くせ毛が強い場合はある程度の矯正でくせ毛を改善し、それほどうねりなどが毛先にない場合はあえて矯正をしないというような手段もおすすめです。
担当美容師とよく相談してみてくださいね。
縮毛矯正のメリット、デメリットはなんですか?


注意してほしいのは、縮毛矯正とは便利であるもののデメリットもあるというのを認識しておいてください。
一見すると、くせ毛が改善されるというメリットの方が大きいように感じますが、同じようにデメリットもあります。
- 髪が傷む(一番重要)
- 矯正のかけ方を間違えるととんでもないことになる
- パーマができなくなる(かかりづらくなる)
- ヘアカラーもしづらくなる
- ヘアスタイルを変えづらくなる
髪がとんでもなく傷みます。これがかなり重要です。なぜ重要かというとストレートヘア(真っ直ぐでキレイに見えるため)にしくれる分、ダメージが分かりづらいからです。
実は、人ってかなり曖昧な認識で生きているものでして、ダメージヘアが目に見えて分かったり、触って分かるものだとしたら大切に扱うものですが、
傷んでいるのにもかかわらず、キレイに見えたりすると、「あ、全然キレイ」とか「傷むとか聞いていたけどまだまだいけるじゃん」というように軽く見てしまうことが多々あります。でもね、髪には良くない薬剤つけた上に、0.5〜1㎝ほどの幅で髪を180度ぐらいの高熱で押しつぶすものですからね。傷んでいないわけないんです。
つまり、矯正とはキレイに見せているだけで、髪の中は相当ボロボロになっているので、矯正毛ではとくに繊細に丁寧に扱う必要があるのです。
さらに詳しくは別記事にしていますので良ければ参考にしてくださいね。
関連記事▶【初めての縮毛矯正】美容師が教える「縮毛矯正」の基本のこと
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この記事では「縮毛矯正によくある質問集(初級編)」について書いています。

それなりのボリューム感になりましたが、まとめると矯正をする際にはよく考えて安易に選択しないことです。

あとは美容師にもキチンと相談して、自分自身も理解することが重要になります。
縮毛矯正は、どんな強力なくせ毛であってもストレートヘアにすることができる人気のメニューです。
しかし、逆にとても便利な上にメリットもある分、反対にデメリットも大きいものになっています。
何が言いたいかというと、安易に縮毛矯正をすると失敗することになるから、する時にはデメリットなど考えた上で縮毛矯正をしてほしいということです。
こんな感じ以上です。
参考にどうぞ。