かきあげ前髪におすすめのヘアワックス&スプレー!人気スタイリング剤7選!

- かき上げ前髪におすすめのスタイリング剤ってある?
- どんなワックスを使えばいいの?
- かき上げ前髪にしたくて、前髪を伸ばしたんだけど上手くスタイリングができなくて…。
というお悩みもチラホラあるので、かき上げ前髪初心者さんから、かき上げ前髪上級者の方にも役に立てるスタイリングテクニックについてお話していきます。
今回の記事では大きく3つのトピックで分けていきます。
- かきあげ前髪におすすめのヘアワックス
- かきあげ前髪におすすめのヘアスプレー
かき上げ前髪の「スタイリング」に特化したコンテンツにしていきます。
当記事は、かき上げ前髪におすすめのヘアワックス(スタイリング剤)について、分かりやすくお話していきます。
「かきあげ前髪」とは?

この数年で一気に需要が多くなった「かきあげ前髪」と呼ばれるバングスタイル。

女優さんだと、「中村アン」さんが印象的で残っています。
かきあげたあとに髪が自然とふわっと立ち上がるように、ボリュームのある長め前髪が「かきあげ前髪」と呼ばれます。
「大人女子」「ワイルド」「ボリュームアップ」などさまざまなメリットを生み出してくれるヘアスタイルの一種です。
しかし、流行からチャレンジするお客様の中からも、「上手くかき上げ前髪が再現できない…」とういお声もあってこういう記事をつくっています。
目次に戻るスタイリング剤の選び方


何気なく使っているスタイリング剤、でも実は「よく分かっていない人」は少なくありません。まずはスタイリング剤の基本から知りましょう。

自分に相性の良いアイテムを選ぶ前の参考にしてくださいね。
パーマやヘアカラーなどいろいろと髪のおしゃれが楽しめる時代から、ドライヤーやコテ、アイロンなど自分で気軽にスタイリングを楽しめる時代になりました。
でも楽しめる時代だからこそ、ヘアスタイルへの欲求(クオリティ)が高くなり、いつしかスタイルを再現してそして維持するのは、自然に髪を乾燥させただけでは難しいものばかりになっています。
そのためにスタイリング剤というのは必需品となっています。そんなスタイリング剤は、タイミングや使用量、またそもそもの「スタイリング剤自体」によっても、その効果は大きく変わってきます。
高い保湿力があるモノもポイント

高い保湿性は、くせ毛のようなうねりを緩和しつつ、いいテクスチュアにしてくれます。水分量やシリコン・ポリマー要素が大きいと髪質を無視してスタイリングすることができますが、スタイリング時では問題なくとも、時間が経つことでスタイルが壊れてしまうことが多いです。
セット力やキープ力だけでなく、髪質だけでなくパーマも最大限活かしてくれるスタイリングが「保湿性のあるスタイリング剤」ということになります。
このポイントを意識することで、髪質を活かしたスタイリングがしやすくなります。
髪に負担をかけないのも重要

スタイリング剤と言っても、種類はかなり多くあり、同じアイテムでも、セット力やキープ力は違ってきます。ヘアスタイルによっても変えてあげるのがベストです。
揮発性と速乾性というものがあり、簡単に言うと「乾くのが早い」と髪に負担になってしまうため、揮発性があり剤自体の伸びがいいアイテムを使うのがベストです。
シャンプーで落としやすいか


パワーがあるものは、男性やベリーショートの方に好まれる傾向にありますが、デメリットに「快適に使えない」「シャンプーで落としづらい」などがあります。
もちろんプロダクトやシリーズにもよりますが、傾向が多いです。
猫毛では、キューティクルが薄く、ダメージになりやすいため、スタイリング剤ではシャンプーで落ちやすいものを選びます。
快適に使えるプロダクトを選ぶ

スタイリング剤では、多少の違いはあるものの、成分構成などは似たようなものが多く、違いがあるとすればプロダクトの差がかなり大きい。
へアワックスや、ムース、ジェリーなどさまざまスタイリング剤に加えて、固さ(ソフト・ハード)があります。
スタイルに合うものを選ぶ

スタイリング剤は闇雲に選べばいいと言うものではなく、髪質に合ったものを選ぶ必要があります。
そこでいくつかのポイントを話します。
- 「ソフト」か「ハード」
- 「動かす」か「まとめる」
- 「ドライ感」か「ウェット感」
これは大体イメージできますが、セット力・キープ力・パワー、など選びやすい目安になります。
基本女性ならソフト、男性ならハードといったイメージ。
とはいえ両方用意して、自分の髪質に合わせて、硬さを調整するのが一番失敗はありません。最近の傾向では、どちらかというよりも自分なりに調整をするのがベストだと考えています。
例えば、ぼく自身はスタイリング剤を4種類持っています。ソフトワックス、ハードワックス、ジェリー、ハードスプレー、などです。
もちろん、全てを毎回使用するわけではありませんが、気分によって使い分けたり、髪の状態や、天候の状態によって使い分けたりします。
- 質感を変えられる
- 髪の状態によって変えられる
- ヘアスタイルによって変えられる
- スタリングがしやすくなる
複数、使うのがベスト

個人的には、スタイリング剤といっても複数使いもおすすめ。
ヘアスタイルで一番のネックなポイントはスタイリングの難易度の高さです。美容師が作るように家では上手くできないという悩みをよく聞くことがあります。
スタイリングが不慣れな方では上手くつくること中々に大変です。
そこで上手くいく「コツ」となるのは、スタイリング剤の「種類を使い分ける」「重ねて使う」ことによって、スタイリングが格段にしやすくなります。
つまり、1つ(1種類)のスタイリング剤だけでなく、数種類(もしくは数個のスタイリング剤)を使うことによって、美容室で作るようなスタイルを再現することができます。
ワックスをベースに、ウェット系スタイリング剤(ジェリーやジェル)、ムースなど用意しておくことで、一つのスタイリング剤だけでなく、いくつか使用することで上手くスタイリングしやすくなります。
例えば、「ツヤを出す」「まとまりをつくる」「キープする」を一つのスタイリング剤でしてしまわなくても、それぞれ一つずつ用意しておくことで、快適に使えるし、幅広く対応できます。
二つあっても、三つあっても、使う量は同じなので、無駄にはなりませんからね。
目次に戻るおすすめのヘアワックス


それでは、おすすめのヘアワックスについてご紹介していきます。
かきあげ前髪を完成させたらヘアワックスなどで根元をくしゃっと揉みこむようにセットしましょう。
かきあげ前髪のスタイルをキープを持続させるならヘアワックスは必須と言っても過言ではありません。
ヘアスプレーに比べて髪の中にまでしっかりとスタイリングすることができるのでキープしたい方はヘアワックスがおすすめとなります。
ヘアワックスは少しやわらかいテクスチャー(動きやすい質感)で、ふんわり仕上がるというのをメインにチョイスしています。
NAKANO(ナカノ)スタイリング ワックス 3Fライトハード
一言でいうと
男女ともにおすすめのファイバーワックス!
- ファイバー6種+クリーム4種の計10の豊富なラインナップ
- ヘアカラー退色予防成分を配合
- 消臭、ダメージ補修効果
ファイバータイプとクリームタイプの2つのラインナップからなるプロフェッショナル用のスタイリング剤です。プロ好みの性能(手のひらでの伸びの良さ、程よいひっかかり具合など)や仕上がり感(ふんわり、ドライな感じなど)を再現しやすいヘアワックス。

ジェミールフラン ジェルクリーム+
一言でいうと
ナチュラルなツヤ感で使用感バツグン!
- 髪同士を点で止める「コネクトクレイ」配合
- 髪同士を密着させる成分「ホールドクレイ」配合
- メリハリのある束感をキープ
スタイリング剤なのにベタつかず、スタイリングをしていないような自然なスタイルをを作ることができます。自然ながらもメリハリのある束感をキープすることができるのでヘアアレンジにも使えるアイテムです。

STYLE ME(スタイルミー)ミディアム ソフトワックス
一言でいうと
スタイリング剤が苦手って方におすすめのワックス!
- 洗い流しやすく、頭皮、髪・手肌に優しい新処方
- ウォータープルーフ
- ボタニカルケア処方
8つのフリー構成で髪や肌に優しい仕様になっています。さらに、デオドラント効果(消臭)も期待できる特殊なスタイリング剤なので、男性だけでなく女性にもおすすめできるアイテムになっています。

TEXTURE CLAY(テクスチュアクレイ)

一言でいうと
ナチュラルなスタイリングをつくるファイバータイプ!
- 軽い質感で根本から毛流れをつくれる
- まとまりを作りやすいファイバーワックス
- 揮発性も高く、快適使用できる
軽くて根本から毛先にまで使えるファイバーワックスでまとまりや動きをつくるためのアイテム。ウェーブスタイルの空気感のある束っぽい質感や、動きも表現もすることができます。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、使用感が非常に高くて、ヘアスタイルをホールドする力が弱い分、絡まりやすい髪にでも使うことができます。
- ロングヘアのパサツキを抑える
- 巻髪前のベース剤(まとまりアップ)
- 絡まりやすい髪の指通りをキレイにする
このようにセット力以外でマルチで役立つヘアワックスになっています。

個人的には、セット力を求めない女性全般におすすめできますが、それ以外にもミディアムくらいの男性のベース剤の役割としてもおすすめです。
このアイテムの使用感の良さというのは、個人的にはマルチに使える万能ワックスだと考えています。

おすすめのヘアスプレー

へアスプレーは、かきあげ前髪のスタイルをつくるに欠かせないスタイリング剤の1つです。

とくにミディアム〜ロングの女性にとってはワックスよりも重要なアイテムになっているのです!
スプレーは基本的に3つの使い方があります。
- スタイリングをキープする
- ワックスの代りにスプレーワックスにする
- ツヤ出しをする
それを含めた上でも、スプレーの魅力というのは、
狙ったところにつけることができる
です。
ワックスのように手にとる必要もない上に、失敗がすくない上にロングの女性の絡まりなどもありません。
そのため、女性のスタイリング初心者にもおすすめできるスタイリング剤です。
スプレーが苦手とい人も結構多いですが、最近のスプレーはさまざまなスタイルに合わせることができる万能なスタイリング剤なのです。
- ハードスプレー
- アレンジスプレー
- グロススプレー
おすすめ女性のヘアスプレーを紹介していきます。
COTA(コタ)
スタイリングスプレーW

コタのソフトスプレーのミストは細かい形状になっていて、ツヤがかなり出るので矯正毛におすすめです。スタイルの仕上がりにかけることで一気にキレイになります。
ミルボン ニゼル
ブライトアップヴェール

広範囲のスプレーなので、ロングヘアでも使いやすいツヤ出しです。一緒にまとまりも良くなるので、ヘアアイロン前でも後でも使える使いやすいスプレーです。
N.(エヌドット)
ニュアンススプレー

軽めのストレートスタイルにおすすめなのがこのスプレーです。ツヤ出しよりも動きのあるまとまりのでるスプレーです。ツヤも出すこともでき、まとまりもつくることができるスプレーです。
かきあげ前髪をキープする方法
ここまでは、ナチュラリーなスタイリングにおすすめの剤でしたが、ガチっとキープするならば、ハードスプレーで、ガチッと固めてしまえば、1日キープすることもできます。
- ブローやアイロンでフォルム作り
- ヘアワックスで立ち上げやまとまりをつける
- ハードスプレーでガチッと固めてしまう
こういった手順でも、いい感じにスタイリングできるはず。
ポイントは、ヘアワックスまでで形をつくってしまうことで、ナチュラルなスタイリングなのにキープできるというところです。
おすすめのハードスプレーはこちら。
おすすめのスタイリング剤
アルティメットスプレー

固定力の高いハードセットポリマーで、激しい動きでもスタイルをくずすことなく、スタイルが長時間キープ。速乾性にも優れ、セットしたフォルムをダレさせることなく固定します。操作性に優れる、水分量を抑えたきめ細かな霧がかきあげ前髪との相性ばつぐんです。
あとがき

もちろん、一人一人毛流れやくせ毛の状態は違いますし、全ての方に当てはまるわけではありません。ただ、美容師をしていてほぼ全ての方が当てはまることは実証済みです。
- しっかりとスタイリングしたい人はヘアワックス
- サラッとしたナチュラル感が欲しい人はヘアスプレー
- 両方するのもアリ
かきあげ前髪をするための必要な知識をまとめてみました。
最初にもお話しましたが、テクニックも重要ですがそれよりも大事になるのが「慣れ」です。
いくら簡単であってもやり続けて慣れていかないとマスターすることはありませんからね。
これから「かきあげ前髪」をしてみようっていう方も、現在「かきあげ前髪」を楽しんでいる方にも参考になれば幸いです。