【オッジィオット VS オージュア】どちらが美しくなるのか?美容師がサロンケアトリートメントの比較検証!
サロンケア「オッジィオット」について分かるための教科書
あなたは「oggiotto(オッジィオット)」を知っていますか?
オッジィオットとはヘアケア商品のブランドの1つで、使うたびにキレイになっていく「魔法のシャンプー」とまで言われるほどキレイになる商材なのです。
と、よく聞かれることがあります。
これから、オッジィオットを使ってみようと思ったあなたも、今もオッジィオットを使ってるよっていうあなたも役に立つコンテンツです
当記事では、初めてオッジィオットを知ったという人にも理解できるために、分かりやすくオッジィオットの特徴やポイントをまとめた教科書です。
第1章 | オッジィオットについて
まずは、オッジィオットについてわかりやすくお話します。
オッジィオットは、サロン専売のヘアケア商材になります、サロンケアだけでなくホームケア用のシャンプーまで幅広く愛用されているアイテムです。
オッジィオットとは、美容室専売メーカーである「テクノエイト」が販売するヘアケア剤になります。
高濃度のシャンプー&トリートメントからサロン専用のシステムトリートメントといった美容商材までそろっています。
「今日という素晴らしい1日を永遠に」というコンセプトを元に作られ、名前の由来は、oggiはイタリア語で今日、ottoは数字の8という意味らしいです。
最新毛髪理論と最先端ケアテクノロジーと植物がもつ生命力を組み合わせ、一人一人に合わせたトリートメントが髪の最深部から修復し本来の輝きを蘇らせます。
- ケミカル
- テクニック
- ロハス
オッジィオットとはオーガニック系のヘアケアで、髪や頭皮地肌にとても優しいつくりになっています。
髪がキレイになるまでをシステムとして仕組みされており、髪の状態に合わせてプロである美容師から提案するというものです。
- カウンセリング
- 毛髪診断
- オーダーメイドサロンケア
- アフターカウンセリング
- ホームケア
通常のケアはおよそホームケアとサロンケアというの分類になり、従来のトリートメントでは別々に考えられていますがシステムトリートメントはそれを含めてシステム化したものがシステムトリートメントとなります。
つまり、ホームケアのシャンプーだけでも、サロントリートメントだけでもなくて両方をしてあげることでオッジィオットの魔法のシャンプーが再現されるのです。
さらに、サロントリートメントとホームケアの、オッジィオットでは豊富な種類を分量と組み合わせによってつくられるオーダメイドなケアにすることもできます。
オッジィオットはどんな人におすすめするのか?
オッジィオットをおすすめする人
- 髪がキレイになっていくのが実感できる
- オーガニックなので安全性も高い
- 髪質に合わせられる仕様
オッジィオットをおすすめしない人
- できるだけ価格を抑えたい
- 手早くすませたい
- どこでもしたい
第2章 | オッジィオットのシャンプー
実際に、オッジィオットのセラムシリーズの「インプレッシブPPTセラム MS(シャンプー)」と「インプレッシブPPTセラムマスク MM(トリートメント)」の2つを使っていきます。
オッジィオットのホームケアはオーガニックでありつつ、使うだけで髪がキレイになる魔法のシャンプーと呼ばれるほどなので楽しみです。
実際に購入してみました
魔法のシャンプーとも呼ばれるオッジィオットを使ってみたのを別記事にもしているので一緒に参考にしてください。
美しい髪は力だけでは維持する事はできません。本当の美しい髪を手に入れるにはご自身でする「ホームケア」が必要不可欠なのです。
そんなオッジィオットをサポートするホームケア商品についてもお話します。
オッジィオットの魔法のシャンプーは髪質に合わせて、3種類からセレクトします。
地肌や髪に良くなるようにシャンプーの仕方から工夫しましょう。
ハリコシ、ツヤ、自然なボリュームのある髪に仕上がります。
トップがペタンとする人や、パーマのようなふんわり感も必要だけど、しっとりもさせたい人におすすめ。
きめ細かい泡で、地肌や髪を優しく洗い上げます。
仕上がりはサラサラで水々しい質感に仕上がります。軽めな洗い心地なので脂漏性な人やニオイが気になる人にも、使うことができます。
髪の広がりやパサつきを抑えてくれて、しっとりしたまとまりのある髪に仕上がります。
ダメージが気になる人や、量が多くてスタイリングやブローが決まりにくい人にもおすすめです。
トリートメントはシャンプーの後の洗い上がりの質感に加えて、「サラサラにする」か「しっとりさせる」かをセレクトしましょう。
トリートメントはあまり深く考えずに、選ぶと良いです。
- サラサラに仕上げたい
- パーマをしている人
- 細毛で軽い仕上がりが好きな人
- しっとりに仕上げたい
- ストレートや縮毛矯正をしている人
- 硬毛や、くせ毛でおさまりのよいスタイルが好きな人
- ミルキィ(ミルクタイプ)
- ミスト(スプレーミストタイプ)
- オイル(オイルタイプ)
第3章 | オッジィオットのサロンケア
次に、オッジィオットのサロンケアについてもお話します。
オッジィオットのサロントリートメントはすればするほどキレイになっていく、そんなトリートメントです。
オッジィオットは「しっとりさせる」や「まとまりよくさせる」だけではありません。
そもそも「髪の悩み」というのは人それぞれあります。
それだけ髪質は人によって違うからです。しかも1つの悩みがあったとしても、悩みがその1つだけとは限りません。
そのほかにもいくつも悩みがでてくることがほとんどです。
例えば、「髪が傷んでいる」という悩みがあるとしましょう。しかし、どんな傷み方なのか?
そして、どんな風にしていきたいのか?毛先をサラサラにしたいのか、毛先をまとまりよくさせたいのか、うるおいのある髪にしたいのか。
ダメージにも種類があり、そのヘアダメージと目的(どんな風になりたいか)によって改善方法も変わります。
- 「毛先がパサつく」
- 「絡まる」
- 「広がる」
- 「うねる」
- 「まとまらない」
- 「髪がだんだん傷んできた」
- 「カラーをキレイに見せたい」
- 「パーマがとれやすい」
その他にもたくさんあると思います。
「髪が傷んでいる」と「髪が思う通りにならない」ということを同時にできるオッジィオットでは、髪を保護すると同時に髪の質感も良い状態にしてくれる。
つまり、オッジィオットで髪をキレイにすることは、髪をキレイにすることとイコールだと考えているのです。
オッジィオットは、キレイになっていくにつれ、ステップアップできるサロントリートメントとなっています。
髪の状態によりですが、ステップアップできない場合がございますが、 オッジィオットは髪本来の美しさを復活させるサロントリートメントです。
オッジィオットはコース別に別れており、段階を踏んでから髪を健康にしていくのが基本の流れとなります。
例えば、ダメージのある髪はいくら美しくしたところですぐに元の状態に戻ってしまいます。
オッジィオットで、大事にしていきたいのはキレイな髪をつくる「土台髪つくり」なのです。
そのためのコース別に分かれています。
- オッジィオット基礎コース(髪の骨組みをつくる土台をつくる)
- オッジィオットベーシックコース(髪の土台に水分を補給していく)
- オッジィオットフルコース(髪の健康るくるために成分を補給していく)
このように、髪に合わせたステップアップケアをさせてから、髪を健康にキレイにしていく仕組みです。
オッジィオットを初めてする方などはまず髪の土台つくりから始めましょう。
オッジィオットは繰り返しする事で、よりキレイな髪を手に入れることができます。
- 洗浄力の強いラウリル硫酸系シャンプーは控える。(できるだけオッジィオットシャンプーを使う)
- お風呂上がりは乾かしましょう。
- 紫外線の影響には十分に気をつける。
- 熱処理のあるコテやアイロンには注意する。
第4章 | 「オッジィオット」と「オージュア」を比較検証
同じモデルに、オッジィオットとオージュアをして、どのくらいキレイになるのかを比較していきます。
それぞれの仕上がりを見ながら良さについてお話します。
実際にどのくらいキレイになるのか?同じ髪に2つのサロントリートメントをしてみました。
検証ポイントは4つ。
- 髪の補修力
- 質感の違い
- 香り
- 技術の速さ
この4つを軸に検証をしていきます。
オッジィオットの検証
まずは、オッジィオットの検証です。
事前状態
ロングヘアのモデルです。
素材の髪は、紫外線や、カラーのケミカルダメージ、熱変性によるダメージになっています、クセもあるので少し広がりとうねりも見えます。
処方 タンパク変性毛補修コース
ランクの一番高いコースです、講師の方と一緒に施術していきます。
オッジィオットの工程表
- お流し(シャンプー)
- RL(リセットローション)
- PU(ペトレーションウーレ)
- VCM(ベセルCMCミスト)
- BC(ブラッディーコンプレックス)
- BM(ブラッディーモイスチャー)
- BCC(ボーンCMC)
- HP(ハイドロップポリフェ)
- MCM(マスクルCMCミルキィ)
- AA(アーマーキューティクルアシッド)
- SCO(スキンCMCオイル)
- お流し
これだけ見ると、超ややこしい…
オッジィオットの場合はこの豊富な剤を理解し、熟知し組み合わせる事がとても重要となります。
かなりシンプルなので、わかりやすく、かつスピーディーな施術です。
手触りではかなりの水分量で少し重みも変わった気がします、とてもしっとりした質感に。
仕上がりはこちら
かなり軽い感じで、それでいてハリコしもしっかりしています。
そして、良い意味で思っていたよりも軽くてサラサラな質感になっていました。
さすがはオッジィオットです。
評判通り仕上がりはキレイで、とてもツルツル・サラサラになりました。
- 施術がシンプルで簡単
- 技術ももちろん、慣れや感覚が必要
- 施術が素早い
- オーガニック系香りが良い
- シャンプーの泡がきめ細かい
手触りは軽めな質感、それでいて、手触りは良かったです。
オージュアの検証
次は、Aujuaの検証です。
オージュアの詳しい特徴は別記事にまとめていますのでご参考ください。
事前状態
シャンプーを使った「泡パック」は素材を活かしケアをします。今回は、紫外線ケアと髪質改善ケアをしていきます。
処方 | エクイアル | ディライト
- お流し(シャンプー)
- エクイアル1
- エクイアル2
- エクイアル3
- 水なめし技術
- お流し
- チャージ技術
- デイライト
- エクイアルヘアトリートメント
- お流し
という風な工程になっています。
仕上がり
さすがAujuaです。
髪がキレイになり、ツヤ感も半端ないです。なにより手触りが良くなりました。
オッジィオットとの違いはやや重めに仕上がったこと。
しかし、逆に水分量はAujuaの方があるのではと思わせてくれました。
従来のトリートメントよりも軽いが、オッジィオットよりはしっとりした印象。
こちらもかる〜くブローしていますが、しっとりしているので、くせ毛の緩和に繋がってくれました。
オージュアも、オッジィオットに巻けないくらいキレイになってくれました。手触りやツヤ感もかなりのものに。
今回使用したAujuaのヘアケアアイテム
オッジィオットとAujua 2つのトリートメント検証結果
同じ髪に、オッジィオットとAujuaの2つのサロントリートメントを使用してみたので、比較をしていきます。
ぶっちゃけ、これに関してはどっちも同じようなものです。
さほど差はない印象でした。
Aujuaはラインナップ上50種類以上とかなり多め。
やはり種類が多いのは強みです。対応力が違います。幅が広い。さらにヘアケア、スキャルプケア、エイジングケアとさまざまな髪や頭皮にも対応できます。
質感というのはダメージではなく、ヘアスタイルをイメージしてつくるものですが、これはすごく良いヘアケアです。
軽いのに、しっかりとした質感だったのはとても良かったです。
モデルさん自身も好感触でした。
これは、圧倒的にAujuaかなと感じております。
花をモチーフの10種類以上あるAujuaの香りの印象はとても良いはず。
「オッジィオット」は好き嫌いがすごく分かれそう‥‥オーガニック系ですからね。
サロントリートメントは時間がかかりますが、オッジィオットはわりと早めに仕上がります。
時間って結構ストレスになっているはずなんですよね。
システムトリートメントなので、もちろん通常のものよりは時間がかかるのですが、かなりスピーディな施術。
時間がかからずに、キレイになるに越したことはありませんからね。
オッジィオットとAujuaの二大トリートメントの比較まとめ
2つのトリートメントをまとめてみました。
トリートメントまとめ
- 2つともシステムトリートメント
- 幅広い種類によってオーダーケア
- さまざまな髪質に対応
比較まとめ
- ダメージ毛にはAujua
- 質感重視ならオッジィオット
- 香り優先はAujua
- キレイに早くはオッジィオット
結局ですが…好みになります。
ぼくには決めれません。
ここまで、見てくださった方には申し訳ないことですが、両方とも素晴らしいサロンケアでした。
ここまで、検証しておいてなんですが、実際に同モデルで体験し、比較していてもあまり差は感じませんでした。本当インスピで決めるって感じで、いいのかも‥‥
ほんとにどっちも良いモノなんです。
そして、システムトリートメントは、普通のトリートメントと比較すると、かなり違いが出るので両方とも超おすすめです。
だから、結局のところはどちらも最高ということです。
「Aujua」も「オッジィオット」もつける薬剤の量が半端ないっす、さすがにかなりキレイになりますよ。
第5章 | さまざまな髪質にオッジィオットを使用してみた
さまざまな髪質に使用したオッジィオットのスタイル例を話します。
さまざまな髪質に対応できるのがオッジィオットの最大の特徴です。
さまざまな髪質にオッジィオットを使用しています。
ボブからでもオッジィオットはおすすめです。
事前状態から、仕上がりまで。
縮毛のお客さまを実際にキレイにしました。
事前状態から、仕上がりまで。
事前状態から、仕上がりまで
さまざまな髪質にオッジィオットを使用しているオッジィオットのヘアカタログ的なものです。
こうやってみるとどのくらいキレイになるのかが一目瞭然のアイテムです。
目次に戻るあとがき
オッジィオットについてさまざまな視点から解析してみました。
かなりのボリュームになりましたが、オッジィオットの良さは伝わってくれると嬉しいです。
オッジィオットはとても素晴らしいトリートメントで、実際に使ってみると軽い質感もしっとりした質感もつくることができます。
さらに組み合わせによって、さまざまな髪質に対応できます。
オーガニック系シャンプーであるオッジィオットは、髪だけでなく頭皮にも優しくエイジングケアも重ねてできるのでおすすめできるアイテムとなっています。