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「HC染料」と「酸性カラー」に含まれる染料の特徴まとめ
				
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この記事の内容 
「HC染料」の特徴の解説
「塩基性カラー」ってご存知ですか?
塩基性カラーとは、普通には聞き慣れないヘアカラーですが、一般的なドラッグストアなどでも購入できるカラートリートメント」の正式な名称を「塩基性カラー」といいます。
カラートリートメントでは、美容室専売だけでなく一般市場でも販売されるようになっており、さまざまな人が使いやすいヘアカラーの1種になっています。
その塩基性カラーは、塩基性染料とHC染料の2つで成り立っています。今回の記事では、その1つのうちの「HC染料」について、は分かりやすくお話します。
なお、美容師が選ぶムラシャンのおすすめランキングも下の記事にまとめています。ヘアカラーの退色予防や色素補強に便利なので、合わせて参考にしてください。
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				Contents
「HC染料」について

きしHC染料の特徴について分かりやすくお話します。
廣瀬HC染料ってあまり聞きなれない名前の通り、それほど種類があるわけではなく、カラー剤の中では少ないです。
HC染料は2001年4月の化粧品規制緩和により、 新たに使用可能となったヘアカラー用の原料です。
ヘアマニキュアやカラートリートメントだけでなく、口紅などの化粧品で利用されている染料です。
電荷を持っていないためイオン結合ができないが、分子が小さいために毛髪の内部まで染着します。
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				昔から多用されている「タール系色素」(赤色○号や青色○号などと標記されている旧法定色素)に比べ、 分子量が小さいという特徴があります。
このHC染料というのは酸性染毛剤の色のサポートに含まれています。
同じく分子量が小さい天然ヘナの色素とも容易に吸着し、重合する形でキューティクルの間に浸透するので、髪を傷めずに色相を維持できます。
HC染料の特徴

きし普通のヘアカラーは染料と、他の2剤(オキシ)との酸化反応によって髪の内部で染料の分子が大きくなり、キューティクルの隙間から流出しにくくなることで色持ちがよくなります
しかし、同時に髪や頭皮への負担も大きくなります。
それに比べて、HC染料は分子量の小さな直接染料で、髪の内部に深く入り込みます。
髪の内部で他の薬剤と反応して分子が大きくなる作用がないために髪への負担が少なく、さらには中性で刺激もなく安全性が高いだけでなく、マニキュアカラーと違ってイオン吸着しないので頭皮を染めないという特徴があります。
HC染料は直接染料
直接染料とはビビットな黄色や赤色など鮮やかな色味をもっています。 粒子が大きくキューティクルの周りに染色します。つまり、髪や頭皮にダメージがなくてキレイに染めることができるということが特徴です。
HC染料は酸性染毛剤にも含まれている染料の1つ

きしHC染料は酸性染毛剤にも含まれている染料の1つです。
酸性染料が使われている「マニキュア」と、塩基性染料が使われている「塩基性カラー」です。
それぞれをグラフにしました
スクロールできます 
 | 脱色剤 | 酸化染毛剤 | 酸性染毛剤 | |
|---|---|---|---|
| 一般名称 | ・パウダーブリーチ・ライトナー | ・アルカリカラー・中性カラー | ・酸性カラー・塩基性カラー | 
| 分類 | ・医薬部外品・脱色剤 | ・医薬部外品・永久染毛剤 | ・化粧品・半永久染毛剤 | 
| 原理 | メラニンを壊し(脱色)、髪の明度を上げるという事に特化しています。 | メラニンを壊し(脱色)、明度を上げつつ酸化染料が毛髪内部で酸化重合して発色します。 | 酸性色素がキューティクル付近でイオン結合し、着色します。 | 
絵の具やペンキのような、ビビットなヘアカラーをしたい時には、HC染料の配合されているヘアカラー剤がおすすめです。
HC染料が高彩度の色を表現してくれ、アルカリカラーに比べてより光沢のある髪色をつくることができます。
目次に戻るあとがき

きしHC染料ってものすごくキレイな髪色をつくるときに多用します。
廣瀬基本はブリーチした後のダブルカラーなどに多用する染料になります。
最近では、HC染料が多用されることが増えてきました。
少し前までは、マニキュアやカラートリートメントの酸性カラーにしか配合されていませんでしたが、最近は普通のヘアカラー剤にも配合されるようになり、かなり鮮やかなヘアカラーをつくれるようになっています。
そんな感じで以上です。
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