「パーマが強くかかりすぎた場合どうしたらいいのか?」についての話
こういった疑問にお答えしていきます。
パーマとはとても魅力的なメニューの一方で、とてもデリケートかつ危険性のあるメニューの一つでもあります。
というのも髪質はもちろんダメージ度合いなど、見極めを少しでも見誤ってしまうと取り返しのつかないことになってしまいます。
今回のお悩みのように、はじめてのパーマの場合ではこういったお悩みはよくある質問の一つです。
- かかりすぎのパーマ対処法
- 合わせて絶対にしてはいけない注意点も
- 専門アドバイス
「過剰」にかかりすぎたパーマの対処法
今回の記事では、強くかかりすぎてしまったパーマというニッチですが、よくある質問について分かりやすくお話します。
パーマはとても良いメニューですが、技術ミスや髪の状態の診断を見誤ると大変なことになります。とはいえなってしまったコトを戻すことはできません。
これから大事になるのは、髪をどうやって改善していくかです。
元に戻すことはできませんが、あきらめずに正しくメンテンス・対策をすればパーマをする前の髪に戻っていくので頑張りましょう。
本題でもある、パーマが強くかかりすぎてしまった場合の対処法としては、3つあります。
- ストレートパーマをかける
- 縮毛矯正をかける
- セルフスタイリングでごまかす
それぞれ順番にお話します。
【対策①】ストレートパーマをかける
まず一番おすすめになるのが、ストレートパーマです。ストレートパーマについては別記事にまとめているので参考にしてください。
関連【縮毛矯正とストレートパーマの違い】美容師が教えるそれぞれの特徴とメリット
ストレートパーマを簡約すると、くせ毛をストレートにするメニューではなく、パーマ毛をパーマをする以前の髪に戻すメニューです。つまり強くかかりすぎてしまった状態をなおす最善のメニューとなります。
ただし、強いくせ毛や強いパーマがキレイにとれるほどのパワーはないため、髪の状態やパーマによって効果が変わります。
- パーマを落とすことができる
- 髪にも優しい
- 矯正よりもコスパが良い
【対策②】縮毛矯正をかける
次は、効果は高く、キレイにストレートにはできるものの、パワーが強くダメージになりやすい縮毛矯正。
ストレートパーマよりも確実にパーマをキレイにとることができ、くせ毛もまっすぐにできるため元通り以上にストレートにすることができます。
とはいえ、髪のダメージが大きい上に、髪の状態によっては矯正の施術ができない可能性もあります。
- パーマをしっかり落とすことができる
- くせ毛もキレイにすることができる
- キレイなストレートになる
【対策③】セルフスタイリングでごまかす
あとは、上の対策2つができない場合には、セルフスタイリング、つまりブローやストレートアイロンを使った方法でパーマをごまかす方法があります。
こちらは每日する必要があるため、対策というほどのものではないものの、最終的な手段として書きました。
- 髪への負担はほぼない
- スタイリングテクニックが向上する
【おまけ】パーマのかけ直しは絶対厳禁!
ちなみにですが、強くパーマがかかってしまった場合、大きめのパーマにかけ直しは絶対にしてはいけません。
強くかかってしまったパーマに対して、パーマをかけたところで、パーマが大きくなるというわけでもなくただ髪への負担になるだけなので注意が必要です。
関連【パーマが残っている部分にもパーマは可能?】美容師が教えるパーマ知識
実際のところ、パーマの上からパーマをかけることが可能ですが、細かい(強い)パーマの上から、大きいパーマをかけたとしても、細かいパーマに負けてしまいます。
目次に戻るあとがき【Q&Aつき】
今回の記事では、強い(こまかい)パーマがかかってしまった場合、どういった対処法があるのか、についてまとめてみました。個人的にはストレートパーマが一番おすすめです。
もちろん髪の状態や、くせの有無によっても変わりますが、髪の負担も少ないもので、髪を元どおりになおすのがベストです。
よくあるQ&Aもまとめてみました。
そもそもですが、こういったことにならないように、パーマをオーダーするときに大事なことを別記事にもまとめていますので、合わせて参考にどうぞ。