- 洗い流さないトリートメントをつける
- 根本を乾かす
- 全体を乾かす
- 毛先をねじって乾かす
- ウェーブ部分を握りながら乾かす
それぞれを分かりやすくお話します。
根本を乾かす
まずは、乾かす前に洗い流さないトリートメントを全体につけてあげましょう。
洗い流さないトリートメントのつけ方
根本を乾かす
根本付近にドライヤーを近づけて、中間〜毛先にあまりドライヤーの熱を当たらないようにして根本をしっかりと乾かします。
全体を乾かす
根本が乾くと、全体を乾かしていきます。
中間〜毛先は6割り程度乾かすイメージで乾かしていきます。
毛先をねじって乾かす
中間〜毛先をねじりながら乾かしていきます。
「ねじる→ほぐす→ねじる→ほぐす」を繰り返して乾かしていくことで、ウェーブをつくりながら乾かすことができます。
ウェーブ部分を握りながら乾かす
ねじる以外にも、スプリングバネを縮ませるようにして捻ったウェーブを握って乾かします。握った手の中に熱風を入れて乾かします。
「ねじる→握る→ほぐす→ねじる→握る→ほぐす」と繰り返すと、より弾力のあるウェーブにすることができます。
実際に乾かしてみると…
パーマを乾かす時のコツ
乾かす時に失敗しないコツもお話します。
- 手で支える
- 風力を弱める
- 復元ドライヤーを使う
- シャンプーを変える
手で支える
風量が強く、風の力で髪を伸ばしてしまわないように、「髪を支えましょう」そうすることで伸ばしてしまうことはなくなります。
風力を弱める
通常の風力で乾かしてしまうことで、伸びてしまうのであれば直接的に風力を弱めれば良いのです。ほとんどのドライヤーが「弱風」という機能がついているので、弱めてあげましょう。
復元ドライヤーを使用する
通常のドライヤーは温風で水分を蒸発させるのに、対して復元ドライヤーは気化させます、さらに育成光線を発するためにダメージ自体も少ないのでパーマの再現性は高いです。
おすすめドライヤー
復元ドライヤーは、低温の温風で髪が乾かせることが1番の特徴で、風の吹き出し口での温度が「HIGH80℃ LOW65℃」という低温なので、全く熱くないのに髪を乾かすことができます。
- 「育成光線」で髪に良い
- 「マイナス電子」で細胞を復元
- 「身体」や「肌」にも良い
シャンプーを変えてみるとキレイにまとまることもある
シャンプーは毎日のことになります。キレイにまとめるためにはシャンプーを変えてあげることも大切になります。
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自然乾燥も実は結構いい
実のとところで言うと、自然乾燥というのはそれほど悪いものではありません。
しかし多くの専門家には必ずと言っていいほど「乾かしてください」と言いますが、ドライヤーの乾かし方が原因でパーマが弱く仕上がってしまうこともあります。
ドライヤーで乾かすメリット
- ツヤでる
- フォルムがキープされる
- 髪のキューティクルが閉じてくれる
- 髪のディテールを調整することができる
特にドライヤーから発せられる温風はキューティクルを閉じてくれるために、ダメージとの関係性が高くて、多くの専門家が乾かした方が良いというのはこのためです。
注意点は風力や風量でパーマが伸びてしまうこと
スタイリングがうまくいかないほとんどの原因が、ドライヤーの風力や風量が原因であります。
加えてやみくもに髪をふって乾かすことによってスタイルの崩れになったり、ウェーブが弱くなったりします。
つまり、ドライヤーの乾かし方を改善することによって、スタイルの持ちは大きく変わります。
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あとがき
パーマのスタイリングに困っている方は多くて、スタイリングを見直す良い機会となるはずです。
もちろんデジタルパーマだけでなく、普通のパーマに応用することもできるので何回も見てマスターしておくことをおすすめします。
乾かした方を改善するだけで、パーマ・デジタルパーマの持ちは大きくかわり、キレイな状態がキープされます。それだけでなくスタイルをつくることに慣れると、効率も上がってくるので無駄な時間は減ると考えています。
その上で洗い流さないトリートメントとは、髪を守ってくれる命綱のようなものです。
ヘアスタイルに合わせてスタイリングの仕方があるので少しでも、サポートになればと思います。