【ギャツビー】ムービングラバー グランジマットをレビュー!美容師が口コミ評価&成分解析の効果をレビュー検証
セット力 | ★★★★☆ |
キープ力 | ★★★★☆ |
使いやすさ | ★★★☆☆ |
コスパ | ★★★☆☆ |
総合 | ★★★☆☆ |
- まとまりやツヤ感を簡単につくれる
- 価格が安い
- 香りが良い
- シャンプーで落としづらい
- 速乾性があり、使いづらい
有名なメンズのヘアケアブランドでもあるマンダム。とくにスタイリング剤(メンズ)の認知度が高いラインナップです。その中の「ギャツビー ムービングラバー」シリーズ。
「ギャツビー ムービングラバー」の基本的な特徴と効果
グランジマット
今回の記事では、「ギャツビー ムービングラバー グランジマット」を実際に使ってレビューします。
このワックスは、男性に人気のギャツビーのムービングラバーは幅広いラインナップが特徴です。
ムービングラバーの特徴は、男性用ヘアスタイリングとして認知度の高いアイテムです。全部で7種類の質感やホールド力から選ぶラインナップです。
- パワー立ち上げ処方
- アレンジ記憶成分「ムービングラバー」配合
- クリアフローラルの香り(後残りしない微香性)
グランジマットは、バサッとしたツヤのないドライスタイルがつくれます。ラフな動きが簡単につくれて遊べるワックスです。毛束をほぐして散らすことでよりマットな質感を出すのがポイントになります。
ぼくの髪はショートですが猫っ毛で細毛なので絡まりやすいし、妻の髪はロングの上にくせ毛です。適当なスタイリング剤だと仕上がりがえらいことになったりもします。
目次に戻るボトル・デザイン・フォルムについて
まずは容器デザインから。
淡いグレーに「g」の文字が特徴となるムービングラバーのグランジマット。
今回はモバイル版を使ってみましたが、かなりコンパクトで使いやすそうです。コスパが良いのも嬉しいところ。
コンパクトなモバイルタイプですが、細かい部分にまで使いやすい作りが見られ好印象。
成分一覧
商品の成分
水、シクロメチコン、水添ポリイソブテン、BG、キャンデリラロウ、カオリン、マイクロクリスタリンワックス、ミネラルオイル、ポリソルベート60、ジメチコン、ミツロウ、ステアリン酸、ステアリン酸ソルビタン、カルナウバロウ、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、ワセリン、セタノール、カプリリルグリコール、水酸化K、カルボマー、ジステアリン酸PEG-250、パンテノール、ポリクオタニウム-11.香料、紫401.橙205.青1
次に成分を見ていくと、市販品ですがとてもバランスの良いヘアワックスの内容です。
キャンデリラロウ、カオリン、マイクロクリスタリンワックス、ミネラルオイル、と最近のスタイリング剤でよく見かける成分に加えて、使用感も良くなるようにバランス良くエモリエント剤なども構成されています。
トリートメントなどにも構成されるパンテノールなど少量ながらに入っているのは好印象でした。
個人的にはハードワックスながら、使用感も良いバランスのとれた感じになっていると思います。
成分構成だけ見ると、整髪力もありつつ、使用感も良さそうなアイテムという感じでしょうか。
と、実際に使ってみないと分からないので、本題でもあるワックスの使用感を見ていきます。
目次に戻る実際に使用して効果を本音レビュー【香り・使いやすさ・セット力・まとまり】
- 刈り上げ(ベリーショート)
- トップには立ち上げを作れるぐらいの短さ(ショート)
- 前髪は少し長めに設定(ミディアムショート)
美容師の経験を活かしてワックスレビューのためだけのヘアスタイルをガチカットしてみました。
第一印象や香り
ワックスはフルーティーな香りがしっかりして、頭皮のにおいなど気にしている方には良さそうな感じ。
指で触ってみると、少し固さを感じますがマットの質感のわりには使いやすい。
予想よりも速乾性はなく、伸びは良さそう。
実際の使用感
質感はマットなのに、伸びは良く、遅乾性も十分にあります。
香りも良く、手触りも優しい。髪への使い心地
髪への使い心地
実際に髪へも使ってみましたが、髪への馴染みも伸びも良く、非常に使いやすいマットワックス。
少しマット加減は弱い気もします(どっちかというとナチュラルなワックスの質感にも似ている)が、決して悪くはないです。
トップの立上りや、動き、まとまり、などはは作りやすく、簡単にスタイリングができます。
これで約1分(正確には40秒ほど)でスタイリングができましたが、ベリーショートやショートと相性が良いです。
とくに伸びが良いので少し長めのスタイルでも普通に使えます。
どれくらいハード力が強いのか見てみる(振り回す)
次にどのくらいキープしてくれるのか、かなりの速さで振り回しました。
そんなに振らなくても…笑
思っていたよりもキープ力はあります、かなりの速さで振り回しましたが、それほど崩れはありません。
どれくらいハード力が強いのか見てみる(強風を当てる)
最後にドライヤーでガッツリと風を当ててみました。
ここまですると何だか可哀想…笑
流石にここまですると、ほとんど崩れてしまいました。キープ力はないわけではありませんが、それほど強くもない感じ。
まとめ
- パワーも普通にありセット力も強い
- 髪への伸びもよくて使いやすい
- 長めのスタイルにまで使えるハードワックス
- キープ力はそこそこ
- ガチガチのスタイリングは無理っぽい
- 1日キープには少し物足りない
全体のまとめポイント
ハードなワックスですが使用感も良いのでベリーショートから長めのショートまで使える幅広いマットワックス
実際に使ってみましたが、髪への伸びも良く、それでいてパワーもあるワックスなので幅広い髪の長さに対応できるワックスです。
トップや動きをつくる立上りも十分にありつつ、まとまりなどもつくりやすいため、かなり使い勝手がいい。
ガチガチのスタイリングには相性が良くはないですが、量を増やせば問題なく作ることができます。そう考えるとかなり万能的に活躍できる。
とくにショートスタイルとの相性が良く、髪への絡まりが少なく、少し長めの髪でも問題なくつくることができます。
とはいえハードワックスの中では、セット力やキープ力は「中」ぐらい。そこまで強くないのでベリーショートぐらいの方は注意が必要です。
ガチガチではない分、使用感が良いハードワックスという印象で、目的や髪質(ヘアスタイル)と合えば使いやすいはず。
ムービングラバーシリーズではどれを選ぶべきなのか?
では、ムービングラバーシリーズで一体どれを選ぶべきなのか分かりやすく目安についてもお話します。
シリーズを一通り使ってみたので、目安についてを分かりやすくお話します。
ぶっちゃけた話ですがムービングラバーはメンズ用スタイリング剤なので、全シリーズは共通として大体ハード(それほどセット力に違いはない)になっています。
まぁメンズによくあるベリーショートやショートをターゲットにしているので当然です。では何が目安になるのかと言うと、やはり質感によって使い分ける目安になります。とはいえ質感も多くあるわけでなく7つもある割に3つぐらいしか使える質感はありません。
こんな感じです。
さらに深堀りしていくと、ガチガチのパワーのあるスタイリング剤ができるワックスはありません。もちろんパワーはあります。
とくにしっかりしたスタイリングをしたいなら「グランジマット」がおすすめ。
マットな質感が嫌いな方でしっかりスタイリングしたいなら「スパイキーエッジ」がおすすめ。
ウェットな質感をつくるなら「クールウェット」がおすすめ。
それ以外はどれもそれほど変わりはありません。やはり市販性なので種類は多いですが、実際にそれほど使えるシリーズではないのが正直な感想です。
個人的な意見なので一つの目安にしてくださいね。
目次に戻る立ち上げ?セット力?ツヤ感?MOVING RUBBER ではどれを選ぶべきなのか?
では、ムービングラバーシリーズで一体どれを選ぶべきなのか分かりやすく目安についてもお話します。
ムービングラバー スパイキーエッジ
ムービングラバー ワイルドシェイク
ムービングラバー マルチフォルム
ムービングラバー ルーズシャッフル
ムービングラバー エアライズ
ムービングラバー クールウェット
ムービングラバー グランジマット
ムービングラバー エクストリームマット
ムービングラバーの種類別一覧表
商品名 | 商品イメージ | 立ち上げ | 毛束 | ふんわり | ツヤ感 |
---|---|---|---|---|---|
スパイキーエッジ | ◎ | ◎◎ | ◯ | △ | |
ワイルドシェイク | ◯ | ◎ | ◎◎ | △ | |
マルチフォルム | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | |
ルーズシャッフル | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ | |
エアライズ | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | |
クールウェット | ◯ | ◯ | ◎ | ◎◎ | |
グランジマット | ◎◎ | ◯ | ◎ | ☓ | |
エクストリームマット | ◎◎ | ◯ | ◎ | ☓ |
シリーズを一通り使ってみたので、目安についてを分かりやすくお話します。
ぶっちゃけた話ですがムービングラバーはメンズ用スタイリング剤なので、全シリーズは共通として大体ハード(それほどセット力に違いはない)になっています。
まぁメンズによくあるベリーショートやショートをターゲットにしているので当然です。では何が目安になるのかと言うと、やはり質感によって使い分ける目安になります。とはいえ質感も多くあるわけでなく7つもある割に3つぐらいしか使える質感はありません。
こんな感じです。
さらに深堀りしていくと、ガチガチのパワーのあるスタイリング剤ができるワックスはありません。もちろんパワーはあります。
とくにしっかりしたスタイリングをしたいなら「グランジマット」がおすすめ。
マットな質感が嫌いな方でしっかりスタイリングしたいなら「スパイキーエッジ」がおすすめ。
ウェットな質感をつくるなら「クールウェット」がおすすめ。
それ以外はどれもそれほど変わりはありません。やはり市販性なので種類は多いですが、実際にそれほど使えるシリーズではないのが正直な感想です。
個人的な意見なので一つの目安にしてくださいね。
目次に戻るあとがき
この記事では、「ギャツビー ムービングラバー グランジマット」のスタイリング剤(ハードワックス)について書きました。
今回の記事では実際に使ってみましたが、使用感もよくパワーもあるバランスの良いハードワックスでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。
スペック
ブランド名 | GATSBY (ギャツビー) |
製品名 | ムービングラバー グランジマット |
分類 | 化粧品 |
商品区分 | スタイリング剤 |
容量 | 80g |
主な成分 | シクロメチコン、水添ポリイソブテン、BG、キャンデリラロウ、カオリン、マイクロクリスタリンワックス、ミネラルオイル、ポリソルベート60、ジメチコン、ミツロウ、ステアリン酸、ステアリン酸ソルビタン、カルナウバロウ |
香り | クリアフローラル |
生産 | 日本 |
メーカー | マンダム |