前髪やくせ毛やうねりに最適!スタイリング剤おすすめランキング10選!美容師がヘアワックス・クリーム・バーム・ジェリー・スプレーを厳選
スタイリング剤を探している方に向けて、くせ毛やうねりに最適なスタイリング剤をご紹介。髪がうねって広がる、パサついてまとまらない、スタイリングが上手くできない、そんな悩みを軽減するスタイリング剤を美容師が厳選。
- スタイリング剤の使用感
- 実際に美容師がスタイリング剤を継続使用
- ヘアスタイルのつくりやすさもチェック
- 髪への負担度もチェック
- スタイル仕上がり
- スタイリングのしやすさをチェック
- まとまりやおさまりをチェック
- シャンプーで落としやすいかもチェック
- 価格
- 全評価と価格とのバランスをチェック。
当記事では「くせ毛の人におすすめするスタイリング剤」をご紹介しています。これを見ればあなたにピッタリのアイテムに出会えます。
日本人の約8割の人が「くせ毛」という悩みをもっています。こうやって数字にすると、くせ毛で悩んでいる方の多さを実感することができます。そうなると雨の日なんて最悪です。広がるし、うねるし、ヘアスタイルは思い通りにいかずテンションが下がります。
当記事では、うねり・広がり・パサつきのくせ毛に最適なスタイリング剤をご紹介。ドラッグストアや薬局、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどの通販サイトで購入できる市販品スタイリング剤、美容室・美容院で購入できるサロン専売品スタイリング剤の中から美容師が厳選。
一言で言うと「美容師が認めるくせ毛に最適なスタイリング剤」そんなアイテムをまとめました。
スタイリング剤も髪やヘアスタイルに合ったモノを見つけることで、今よりもっと簡単にスタイリングができるようになります。
くせ毛におすすめのシャンプーや洗い流さないトリートメントなどもまとめているので、下の記事も合わせて参考にしてください。
なお、ドラッグストアの市販品・サロン専売品などさまざまなスタイリング剤の中から美容師おすすめの本当に良いスタイリング剤もまとめています。下記事もチェック!
うねりや広がるくせ毛に最適で使いやすいスタイリング剤の解析・評価・検証ポイント
本当に良いスタイリング剤とは何か?
売れ筋のスタイリング剤(ヘアワックス・ヘアクリーム・ヘアオイル・ヘアバーム・ジェリーなど)を集め検証しました。
この記事を作成する上では、とても重要なコンセプトになります。たくさんの情報がある中で、当記事で大事にしているのは、
- 成分内容
- セット力&キープ力
- 実際の使用感
が、最も重要になると考えています。
成分内容
ワックスを使う上では、髪や頭皮にどのような効果があるのか、非常にわかりやすい目安になります。さまざまなアイテムの成分内容を比較して評価しています。
セット力&キープ力
スタイリング剤において、セットするためのパワーと、キープするためのパワーが重要になります。スタイリングする上での遅乾性(柔軟性)なども当記事では、重要なポイントとして評価しています。
実際の使用感
男女のモニターで実際に使用して、使い心地を検証。スタイリング剤を選ぶ上では最も大事な項目です。使いやすさはもちろん、香りや、髪のまとまりや仕上がりなど、専門家ならではの知見を加えて評価します。
くせ毛の髪もおさまる・まとまりのあるスタイルにする本当に良いスタイリング剤の選び方
くせ毛では、一口に言ってしまえば簡単ですが、実はいくつかの種類があります。
- 波状毛(はじょうもう)
- 捻転毛(ねんてんもう)
- 縮毛(しゅくもう)
- 連珠毛(れんじゅもう)
はっきり言いますが、くせ毛ヘアはスタイリングが命です。つけるのと、つけないのでは仕上がりに大きな違いがあります。
とはいえ、スタイリング剤は闇雲に選ぼうとしても膨大な種類があって選ぶのも大変です。いくつかのポイントがあるのでご紹介。
くせ毛では水分量の調節がポイント
くせ毛の原因とは、簡単に言ってしまえば「髪の形」と「部位の水分量の違い」によるものです。
髪の形は、真円か楕円か、これは先天的なものな上に、調節などはできませんが、髪の水分量はスタイリング剤があれば調節することができます。
- くせ毛でボリュームがでてしまう
- うねりで広がってしまう
- くせ毛を活かしたい
そう悩んでいる人には、水分量の調節ができるスタイリングが非常におすすめ。保湿性がありつつ、調節できるプロダクトを前提で選びます。
髪の長さやスタイルによってセット力を変えることでくせ毛を緩和させる
スタイリング剤と言っても、種類はかなり多くあり、同じアイテムでも、セット力やキープ力は違ってきます。ヘアスタイルによっても変えてあげるのがベストです。
例えば、「くせ毛ショートならセット力強めワックスやジェリー」「くせ毛ボブならセット力中ぐらいワックス」「くせ毛ロングやセミロングなら、セット力のないヘアオイルやヘアミルクタイプ」といったように、自分のくせ毛と最適なスペックを選ぶのがポイントです。
くせ毛でも快適に使えるプロダクトを選ぶ
スタイリング剤では、多少の違いはあるものの、成分構成などは似たようなものが多く、違いがあるとすればプロダクトの差がかなり大きい。
- ヘアオイル・ミルク
- ヘアワックス・ジェリー
- ソフトスプレー
ヘアオイル・ミルク
よく連想されるのは、洗い流さないトリートメントですが、ヘアオイルやミルクにはスタイリング剤としての効果もあります。
洗い流さないトリートメントの違いには、補修力がないので、どちらかと言うと「整える」という目的のため使います。
- まとまり
- うるおい
- 毛先のテクスチュアがよくなる
ヘアワックスやジェルのような、セット力やキープ力はありませんが、縮毛矯正をするような女性のようなスタイルとの相性はかなりいいです。
くせ毛の特徴は、髪の「うねり」と「広がり」があります。
直毛は真っ直ぐな髪に対して、くせ毛はうねったり広がったり扱いづらいネガティブなイメージがある髪です。
そのために、くせ毛へのワックスを選ぶ時はスタイルによってワックスを使い分ける必要があります。
- ボリュームを抑えたい=「ファイバーワックス」
- パサパサする=「ジェリー」
- 乾燥している=「ウェットワックス」
- スタイリングするのが苦手=「スプレーワックス」
ソフトワックス
くせ毛はとてもデリケートで傷みやすく、ダメージが目立つ毛先などはヘアワックスをつけることでキレイに見せることもできます。
くせ毛スタイリングでは、いいフォルムをつくったカットが前提にはなりますが、ワックスやジェリーといったセット力やキープ力のあるものを使います。
スタイルのまとまりや、くせ毛を抑えることができるのが特徴で、くせ毛にいいものは水分量も多いため、ウェットな質感も簡単につくってくれます。
スプレー(ツヤ出し)
「スタイリングが苦手だよ〜」とか「手がベタベタするのが嫌で…」なんて悩みを一発で解消できるアイテムなんです。
スタイリング法は超簡単で、上からふりかけた後にブラッシングをするだけです。
ツヤ感を簡単につくることができるスタイリング剤なので、スタイリングという概念ではなく、キレイにする質感をつくるためのアイテムなのでおすすめです。
合わせてスプレーに含まれるポリマーが紫外線なども防いでくれるため、ダメージ予防にもなってくれます。
個人的な縮毛矯正におすすめになるのは、ダメージが少ない方はヘアスプレーがおすすめで、ダメージが気になる方はソフトワックスがおすすめです。
複数、使うのがベスト
個人的には、スタイリング剤といっても複数使いもおすすめ。
例えば、「ツヤを出す」「まとまりをつくる」「キープする」を一つのスタイリング剤でしてしまわなくても、それぞれ一つずつ用意しておくことで、快適に使えるし、幅広く対応できます。
二つあっても、三つあっても、使う量は同じなので、無駄にはなりませんからね。
目次に戻るサロン品&市販品から美容師が厳選!くせ毛におすすめスタイリング剤ランキング10選
さて、ここからは売れ筋上位のスタイリング剤を実際に使用してみて、どれが良いスタイリング剤なのか検証していきます。現在では80種類のスタイリング剤をレビューしているので、実際に使ってよかったアイテムだけを選んでいます。
- スタイリング剤の使用感
- 実際に美容師がスタイリング剤を継続使用
- ヘアスタイルのつくりやすさもチェック
- 髪への負担度もチェック
- スタイル仕上がり
- スタイリングのしやすさをチェック
- まとまりやおさまりをチェック
- シャンプーで落としやすいかもチェック
- 価格
- 全評価と価格とのバランスをチェック。
※随時更新していきます(2022年)
No.1 | N. スタイリングセラム
ベタつきがなく癖のないスタイリング剤
- ボタニカルエキス配合で毛髪補修効果もあり
- シアバター成分が髪をしっかり保護
- ホワイトジャスミン&ミュゲの香り
ウェット感をつくりやすく、それでいてベタつきの少ないスタイリング剤です。スタイリング剤でありながら、髪の補修&保護ができるため、デリケートな髪との相性バツグン!便利なアイテムとなっています。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、髪に優しく、スタイリング剤でありながら保湿もしつつ、まとまりのあるセットができるアイテムでした。
その内容はまさに万能的に活躍でき、ナチュラルなスタイルをしたい方にならいつでも活躍すること間違いなしのアイテムです。しかもストレートヘアからパーマヘア、コテ巻きスタイルや、ヘアカラーを美しく見せる、といったさまざまなシュチュエーションに適しています。
加えて、使用したあとは手を洗わずともベタつきがほとんどないため、ワックスが苦手&アウトバスが苦手という方にもおすすめできます。
とくに髪の長いロング系スタイルの場合には、かなりおすすめです。毛先中心に全体につけるだけでもおしゃれなスタイルになってくれますよ。
それだけでなく個人的には、このアイテムはベース剤として優秀だと感じています。もちろん単品使用でも高品質ですが、他のアイテムと組み合わせることで本当の意味で真価を発揮します。
化粧品でいうところの「下地」のような役割です。スタイリング剤をつける前に下地として全体につけることで、ヘアワックスの伸びがよくなりスタイリングがしやすくなります。
二度手間ではあるものの効果は絶大です。テクニックの一つなのでよければ参考に。
No.2 | SPIKYgreax No.23
快適に使えるウェットワックス
- 全7種類の幅広い質感調整ができる
- ハードなスタイリング剤なのに水やお湯で簡単に洗い流せる
- ウェットな質感も簡単につくれる
ツヤのある質感も簡単に作れて、簡単に落とせるスタイリング剤です。基本的にはハードが多いので、メンズにおすすめのヘアワックスです(1種類だけ女性用もあります)。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、使いにくいアイテムですが、その他で補って余るほどのスペックの高いスタイリング剤です。
セット力も高く、キープ力しっかりしています、それでいて動きやまとまりといった柔らかい質感も簡単につくれるため、さまざまなメンズでも活用することができます。
多少のスタイリング技術は必要になりますが、使いづらさにも慣れると少し長めのショートヘアのメンズにも問題なく使用することができます。なによりも甘い香りが個人的に好きな印象です。
女性にも好かれる大人メンズの香りも簡単に作れるのもポイントの一つです。それでいてウェットや他のシリーズではマットな質感も作れるので間違いなく品質は高いです。
加えてですが、サロン専売品の中でも価格は安めで、入手がしやすい価格帯なのも嬉しいポイントになります。
No.3 | MOLET オイルケアクリーム ビター
トリートメントとワックスの中間のようなスタイリング剤
- シラソーマ(褪色防止成分)配合
- マカデミアナッツ油・アルガンオイル配合
- マイクロカプセル化したUV吸収剤によって褪色防止
髪をキレイにまとめるだけでなく、紫外線防止やヘアカラーなどができる便利な効果です。髪色に合わせて最適な質感を表現するためのクリームタイプのスタイリング剤。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、髪への伸びは良くて、セット力もあるため、使用感などのバランスはいいアイテムになっています。
レディースにだけ使える内容かと思いきや、セット力もキープ力もあるためメンズスタイルにも合わせやすく、かつ手直しも何度もできるぐらいの固さなのでスタイリングがとてもしやすいアイテムです。
スタイルとしてはショートからボブくらいまでのスタイルに対応することができるため、まさに万能的なスタイリング剤というような印象。
やはりセット力(キープ力)があるため、ロングヘアなど長めのヘアスタイルとは相性が悪くなっています。スタイルはある程度限定されるものの個人的には好きな使用感でした。
とくにショートからボブくらいのヘアスタイルにおすすめできるワックスでした。
No.4 | Carre D’or ワックスパウダー ハードメイクM
オールマイティに活躍するヘアワックス!
- デュアルパウダーテクノロジー(スライドパウダー&ロックアップパウダー)採用
- ナチュラルなスタイリングができる
- フレッシュフローラルバニラの香り
カルドールワックスパウダーの特徴は、名前の通りにパウダーの軽さを活かしているため粘着性が抑えられメリハリの効いた躍動感のあるフォルムをつくることができます。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、かなり品質が高いヘアワックスになっていてメンズからレディースまで使うことができる。
使用時は、揮発性が高くソフトワックスを使っているような使用感なのに、スタイリングしてから時間が経つとガッチリとホールドしてくれる、とおよそ理想通りのアイテムになっています。
メンズからレディース(ショートくらい)まで、幅広く使用することができるアイテムなのでかなり気に入っています。
No.5 | nigelle テクスチュアクレイ
ナチュラルなスタイリングをつくるファイバータイプ!
- 軽い質感で根本から毛流れをつくれる
- まとまりを作りやすいファイバーワックス
- 揮発性も高く、快適使用できる
軽くて根本から毛先にまで使えるファイバーワックスでまとまりや動きをつくるためのアイテム。ウェーブスタイルの空気感のある束っぽい質感や、動きも表現もすることができます。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、使用感が非常に高くて、ヘアスタイルをホールドする力が弱い分、絡まりやすい髪にでも使うことができます。
- ロングヘアのパサツキを抑える
- 巻髪前のベース剤(まとまりアップ)
- 絡まりやすい髪の指通りをキレイにする
このようにセット力以外でマルチで役立つヘアワックスになっています。
個人的には、セット力を求めない女性全般におすすめできますが、それ以外にもミディアムくらいの男性のベース剤の役割としてもおすすめです。
このアイテムの使用感の良さというのは、個人的にはマルチに使える万能ワックスだと考えています。
No.6 | ARIMINO men ハードバーム
男女ともにおすすめのナチュラルバーム
- メンズ中心のヘアスタイルをつくりやすいスタイリング剤
- 芳香・毛髪保護・デオドラント作用のあるアイテム
- シトラス・ムスクの香り
ナチュラルなツヤをだしつつ軽さのあるヘアスタイルと相性が良い。人肌でとけやすく馴染みがよく、伸びも良いため髪にもなじみやすいアイテムです。自然なツヤ感と軽さをだしながら動きのあるスタイルをつくることができます。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、使用感も良くて使いやすいヘアワックスになっています。
伸びもよくて、揮発性も高いため絡まりにくく、ダメージのあるデリケートな髪にも使うことができます。
ガチガチのスタイリングには向かない内容になっているものの、ある程度のホールド力はあるためショートミディアムぐらいのスタイルとは相性抜群なはず。
スタイリング剤が苦手という方にも使える内容になっていて、ワックス成分は少なめで自然成分のオーガニックが多めになっています。そのため多少のホールド力があるヘアクリーム的な使い方もできるのでおすすめ。
とはいえやはり価格が高めなのが少し残念なところ。
内容的には不足はありませんが、それでも躊躇してしまう価格帯なので、気になる場合はよく考えてみてくださいね。
デザインやボトル容器について
ナチュラルなスタイルをつくりやすいヘアワックス
- ボリュームをつけたり抑えたり動きのあるスタイルをキープ
- 紫外線ダメージなどの環境ストレスから髪を保護するダメージバリアミックス配合
- 不快臭を抑える保湿成分サトウキビエキス配合
優しいナチュラルな束感から毛先の細かいニュアンスまで、柔らかくエアリーに仕上げるミディアムホールドタイプのヘアワックスです。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、髪への伸びもよくて、水分感やまとまりもいい、女性のデリケートな髪との相性のいいアイテムでした。
ホールド力は弱いため、スタイルやスタイリングによって、だいぶ限られてきますが、それでも十分なクオリティでした。
何がいいのかというと、個人的にはベタベタしないということにあります。つまりスタイリング剤をつけているのにスタイリングしている感がない、まさにナチュラルな仕上がりにできることにあります。
ホールド力が弱いため、ショートやミディアムといったボリュームや動きを出すスタイルとは相性が悪いのですが、それよりも長いスタイルになってくると格段的に使いやすさを実感することができる内容に。
自分のスタイルが当てはまるのであれば、おすすめできるスタイリング剤になたいます。
No.8 | OCEAN TRICO ヘアワックス オーバードライブ
大人メンズにふさわしいハードワックス
- キープ力が強くヘアスタイルを1日持続
- ベタつかないドライワックス仕様
- ライジングウェーブ(ライトブルー)の爽やかな香り
ラフで男らしくバサッとした束感を演出。ワイルドな仕上がりで柔毛~剛毛まで相性が良い、最強のセット力・ツヤを出さないスモーキーマットな質感をつくることができます。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、髪への伸びもよく、簡単にボリュームや立ち上げもつくることでき、束感やまとまりなどメンズに求められるスタイリングを簡単に再現できるアイテムになっています。
それでいて香りもいいので、オトナ男子に求められる部分も一つのアイテムで対応できるのも嬉しいポイント(しかも結構持続します)になります。
一日キープまでもいかないですが、かなりの長時間はキープできるパワーはあるため、ベリーショートやショートのスタイルなら間違いなくおすすめできます。
No.9 | TrieHOMME ワックス ウォータリームーブ7
やさしさのあるみずみずしいウェット感!
- 清潔感のあるスタイリング剤
- 水に濡れたようなウェット感
- 保湿成分が配合、 みずみずしさが長続き
ウォーターなツヤ感でシャープな動きに導くヘアスタイリングです。クールな立体感で、しっかりキープします。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、ウェットスタイリングを簡単に表現できるスタイリング剤で、ワックス感覚で使えるため個人的には便利なアイテムです。
水分感がありすぎるわけではなく、ナチュラル感のあるスタイリングもできるので、バランスよく表現することができます。
個人的には、その仕上がりのバランス加減が絶妙で、使いやすさと表現の加減が好印象。
男性にはもちろん使いやすいスタイリング剤ではあるし、ショートや短めのミディアムぐらいの女性なら相性はとても良いものでした。
個人的に、この使いやすさと表現の感じは、視点からしてもおすすめできるハイクオリティのアイテムです。
No.10 | N. ポリッシュオイル
唯一無二のウェット感がつくれるアイテム!
- 天然由来原料でつくられたスタイリング剤
- 女性のデリケートな髪に適したホールド力
- マンダリンオレンジ&ベルガモットの香り
スタイリングの仕上げに毛先中心になじませ、ツヤ感と軽やかな動きをつくることができる新感覚のスタイリングオイルです。
実際の使用感
実際に使ってみましたが、水分量が高くまとまりも良い女性に嬉しいスタイリング剤になっています。
内容も自然由来ばかりの構成になっているため、オーガニック好きにはたまらないアイテムだし、気にならない方にも品質が高いため、どちらにせよおすすめできる内容に。
とくに私のようなくせ毛でロングヘアでまとまりづらい髪にも効果が高いので、かなりおすすめできるアイテムです。
スタイリングをキープするためのおすすめハードヘアスプレー3選
アルティメットスプレー
固定力の高いハードセットポリマーで、激しい動きでもスタイルをくずすことなく、スタイルが長時間キープ。速乾性にも優れ、セットしたフォルムをダレさせることなく固定します。
ホールドフィットヴェール
アクアレジストポリマー(セット成分)配合、アクアレジストポリマーは水と錆つきにくい性質があり、湿気に強いのでキープ力が高いです。湿気に強い膜をつくり、ふんわり感を長時間キープしてくれます。
N.ニュアンススプレー
ちょうどいいホールド感が欲しい方におすすめ。絶妙なほぐれ感のあるアレンジスタイルやパサッと広がりやすいおくれ毛にサッとスプレーするだけで、ちょうどいいホールド感でスタイルキープ。
ツヤ感とまとまりのあるスタイルにおすすめのソフトヘアスプレー3選
コタ スタイリンググロス
コタのソフトスプレーのミストは細かい形状になっていて、ツヤがかなり出るので矯正毛におすすめです。スタイルの仕上がりにかけることで一気にキレイになります。
ブライトアップヴェール
広範囲のスプレーなので、ロングヘアでも使いやすいツヤ出しです。一緒にまとまりも良くなるので、ヘアアイロン前でも後でも使える使いやすいスプレーです。
N.ニュアンススプレー
軽めのストレートスタイルにおすすめなのがこのスプレーです。ツヤ出しよりも動きのあるまとまりのでるスプレーです。ツヤも出すこともでき、まとまりもつくることができるスプレーです。
美容師が教えるくせ毛を活かすスタイリングテクニック
ここからはくせ毛のスタイリング術についてお話していきます。
スタイリングでとくに重要となるのが
「土台づくり」
です。
多くのくせ毛女性はワックスだけでふわっとさせたり、動きをつくったりしてしまい、失敗するケースが多いです
この原因に、髪の土台つくりがないことにあります。
つまり、形の土台である状態をワックスをつける前にある程度作っておく必要があるのです。
土台づくりとは…
- ブロー
- ストレートアイロン
- コテアイロン
それぞれをテクニックと一緒にお話していきます。
ブロースタイリング
まずはブローについてお話していきます。くせ毛スタイリングでは一番の土台になるのでとくに大事になります。
できているつもりでも、できていないことが多いのがブローです。
まずは根本のほうから乾かしていきましょう。
- 根本
- 前髪
- 中間
- 毛先
こうしておくことによって、効率的に効果的にスタイリングをすることができます。
髪というのは濡れている時に1番素材としては真っ白の状態となりますが、髪が乾くにつれて、環境による外的要因が加わり髪の状態が変化します。
- 乾燥
- 重力
- 湿度
対策として乾かす必要があり、外的要因は根本が大きく関係しているために、根本から先に乾かす必要があるのです。
さらに、根本から乾かすことで乾く時間も短縮できるために効率化にもなるのでおすすめです。
- 根本近くから乾かすようにする
- 手の甲で頭皮をカバーしながら乾かす
- 根本を乾かすときから全体のスタイルをイメージする
根本から乾かす時に、左右にふったり前後にふったりと縦横無尽に乾かすことで髪に自然なボリューム感がつくられます。
これはボリュームがあるないに関わらず必要なことでバランスがキレイに整うことになります。
- 前後左右にふって乾かして分け目を消す
- 根本乾かす時に分け目を消すように意識しましょう
- 根本は100%乾かしましょう
ボリュームを出したい場合は「毛流れに逆らうようにして乾かす」
頭を動かしながら、左にある髪を右に向かって乾かしたり、下にある髪を上に乾かしたり縦横無尽に乾かすことで、ボリュームが出やすくなります。
このようにして毛流れに逆らったり、ボリュームをつくるようにして乾かすことで、よりスタイルをつくることができ、スタイリングが上手くいくようになります。
ストレートスタイリング
ブローした後には、ストレートアイロンを使って、スタイリングすることで髪に動きをつけたり、うねりをキレイにしてまとまりのある髪にすることができます。
とくに、くせ毛で一番の課題になるのが「前髪」です。
前髪のくせ毛が気になる人はストレートアイロンを上手く使いこなしましょう!!!
そのために、なるべく普段のシャワーの時から、トリートメント(インバス・アウトバス)などで水分補給をしてあげて、髪の外側をコーティングしてあげる事が大切です。
まずは髪の内部に水分と栄養を補給してあげましょう。
さらに下地が出来ていない状態では直毛になりにくいし、アイロン操作で髪を傷めるダメージソースともなりえるのでできるだけ、シャワーは丁寧にしましょう。
普通に乾かす時に、上下左右・縦横無尽に髪の向きを気にせずに乾かしてしまうと、キューティクルは開いてしまったり、くせが自由にでてしまうので、ブラッシングしながらブローすると、クセも緩和され、キューティクルも閉じてくれます
このブローがとても大事になります。
片手でドライヤーを持ち、できるだけ上から下にブラッシングしながらブローをするイメージです。
ストレートアイロンストレートアイロンをする時は160度程度の温度にしましょう。
アイロンをする上で大切になることがあります。
髪を分ける
髪を分ける幅が薄ければ薄いほどきれいにプレスできますが、時間がかかってしまうのでご自分に合った厚みを見つけましょう。 基本は髪を細かく分けて下のほうから順にプレスします。
髪をはさむ時の力加減に注意
くせが中々伸びてくれないからと言って、ギュッと力を入れるのはNGです。 できるだけ優しい力で丁寧にアイロンをしてあげましょう。
アールを描くようにまる〜くアイロンする
毛先やトップに効果的になるのがまる〜くアイロンです。 中間から毛先にかけてまる〜くアイロンをすることで髪にやわらかい動きがでます。 曲げると変な型になるので注意してください。
猫っ毛にアイロンは絶対した方がよいおすすめポイント
- 前髪
- トップ(表面)
- 毛先
逆を言えば、中の髪はあまり見えないために見た目に影響しないことから優先度は下がっていきます。
巻き髪スタイリング
ストレート以外にも、コテアイロンを使った巻き髪のスタイリングは猫っ毛の女性にかなりおすすめです。
くせ毛は、上手くコテアイロンを使いこなすことで、パーマ風にしやすくなります。
スタイリングの練習をしましょう。
- ブローをしてから巻き髪をする
- うす〜くベース剤をつける
- 巻いてからハードワックスorハードスプレー
キープするだけでなく上手に巻くコツにもなります。
ブローしてからコテアイロンを使う
乾いていないと熱が髪に伝わりにくく、上手く巻くことができません。
しっかりと乾かしてから巻くと、キレイに巻くことができるだけでなく、スタイリングも長持ちすることができます。
ついでに、乾かす前にはをつけて髪の耐久度を上げるおくことも大切です。
巻き髪前にはベース剤で下地をつくる
乾かしたあとは巻き髪です。
その前に、うす〜くベース剤をつけましょう。ワックスに含まれているポリマーが髪の固定を促進してくれます。
ワックスのキープ力とによる熱変性が相まって素早く型がついてくれます。
ワックスをつけることによって水分が髪に付与されるために、水分が多い部分に高熱であるをつけると過剰に熱が入り髪が傷むということがありますが、これは「ワックスを付けすぎ」の場合です。
適切に使用していえば傷むことはなく、上手に巻くことができキープ力にも繋がります。
仕上げにはハードタイプのスプレー
巻き上がりにはハードタイプのスプレーで固定してあげると長時間でも崩れにくいのでおすすめです。 スプレーの特徴としては一切髪に触れずとも使用することができることでもあります。せっかく巻いた髪を崩してしまわないようにキープしましょう。
あとがき
くせ毛のヘアケアは非常に難しく、適当に選んでしまうと効果を感じづらかったり、逆にまとまりづらい髪にもなってしまいます。もちろんヘアスタイルやダメージを含む髪の状態によっても変わるため、デリケートなケアが求められます。
またくせ毛にはスタイリング(ブローやアイロンなども)が重要になっていて、「キレイな状態」と「キレイに見せている状態」は全く違うというか、むしろ正反対な状態とも思っています。一見すると言葉遊びのように感じるかもしれませんが、くせ毛で悩む人の本質のはず。
ということで、この記事がだれかの参考になれば嬉しいなと思いつつ、あとがきになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。