N.(エヌドット)スタイリングセラムをレビュー!美容師が口コミ評価&成分解析の効果をレビュー検証
- 遅乾性が高く、スタイリングしやすい
- まとまりやツヤ感を簡単につくれる
- 価格が高い
- 購入しづらい
- セット力などは皆無
今回紹介する「エヌドット(N.)スタイリングセラム」は、動きやまとまりをご自宅でも簡単につくることができるスタイリング剤です。
繊細なニュアンスのある動きを素材(髪の質感)を壊すことなくスタイリングできるシンプルなアイテムです。
なお、認知度が高く人気のエヌドットのポリッシュオイルのレビューも下の記事にまとめているので、合わせてご参考ください。
N.スタイリングセラムの基本的な特徴と効果
N.スタイリングセラムのスペック
ブランド名 | N. |
製品名 | スタイリングセラム |
分類 | 化粧品 |
商品区分 | スタイリング剤 |
容量 | 94g |
主な成分 | ミネラルオイル、BG、シア脂油、アストロカリウムムルムル種子油、スクワラン、アロエベラ液汁、ユズ果実エキス |
香り | ホワイトジャスミンとミュゲ |
生産 | 日本 |
メーカー | ナプラ |
今回の記事では、実際に「エヌドット スタイリングセラム」を使ってレビューしていきます。
セラム(乳液)タイプのスタイリング剤になっていて、ややウェットよりのセットができるアイテムです。
ベタつきがなく癖のないスタイリング剤
- ボタニカルエキス配合で毛髪補修効果もあり
- シアバター成分が髪をしっかり保護
- ホワイトジャスミン&ミュゲの香り
ウェット感をつくりやすく、それでいてベタつきの少ないスタイリング剤です。スタイリング剤でありながら、髪の補修&保護ができるため、デリケートな髪との相性バツグン!便利なアイテムとなっています。
デザインやボトル容器について
細長いフォルムでマット素材のボトル。プッシュ式なので使いやすく、重さはほとんどないけど安定感も良い。
N.スタイリングセラムの成分の解析
ワックス成分
水、ミネラルオイル、BG、シア脂油、アストロカリウムムルムル種子油、スクワラン、アロエベラ液汁、ユズ果実エキス、モモ果汁、ワサビノキ種子エキス、セイヨウノコギリソウエキス、セージ葉エキス、タチジャコウソウ花/葉エキス、カニナバラ果実エキス、ラベンダー花エキス、ローズマリー葉エキス、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP、カルボマー、PEG-14M、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30)クロスポリマー、ヒドロキシプロピルデンプン酸、合成モクロウ、グリセリン、エタノール、PPG-4セテス-1、セテス-10、AMP、リン酸2Na、クエン酸、亜硫酸Na、EDTA-2Na、クロルフェネシン、安息香酸Na、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、香料
次に成分を見ていくと、セット力が控えめで、まとまりやツヤ感などを重視した成分構成になっています。
エヌドットシリーズおなじみのシア脂を主に、さまざまな保湿力のある成分がたくさん構成されているのはポイントの一つ。とくに各種エキス成分は洗い流さないトリートメントにもよくある成分になっているため、保湿力が高いアイテムにもなっています。
そのためか、多少のポリマー成分があるもの保湿成分のほうが多く、セット力やスタイルの持続期間を伸ばす目的では使えないのは注意。
成分的には、ナチュラルなスタイルだけでなく、巻き髪やストレートヘアの仕上げなどにも使いやすそうな印象です。
成分構成だけ見ると、アウトバス並の保湿成分で女性のとくにロングヘアに相性の良いアイテムといった感じに。
と、実際に使ってみないと分からないので、本題でもあるワックスの使用感を見ていきます。
目次に戻るN.スタイリングセラムを実際に使用して効果を本音レビュー
香りなど第一印象
香りはやや強めで、エヌドット共通のフルーティーというかオーガニックらしい香り。個人的には好きな感じです。
まるでアウトバストリートメントのような質感で、重さはそれほどありません。
伸びや速乾性
実際に使用してみましたが、ナチュラルなスタイリングがしやすい伸びの良さとまとまりの良さはかなり良い感じ!
スタイリング剤の使用感
やはりセミロングからロング系スタイルとの相性バツグン、それだけでなくナチュラルな質感にするなら、これ一本でいいんじゃないか、と思うくらいの使用感でした!
総合まとめ
- 髪にも良い使いやすさ
- 香りも良く女性におすすめ
- 全体的に高品質
- セット力は弱め
個人的にはこんな感じに。
/div>N.スタイリングセラムの評価・総評使いやすい+アホ毛やパサパサを抑制できるアイテム
デザインから中身まで、まさにサロン専売品にふさわしいスタイリング剤。さまざまな悩みを改善するほどの内容になっているので、女性ではあれば1本持っておいて損はなし!
実際に使ってみましたが、髪に優しく、スタイリング剤でありながら保湿もしつつ、まとまりのあるセットができるアイテムでした。
その内容はまさに万能的に活躍でき、ナチュラルなスタイルをしたい方にならいつでも活躍すること間違いなしのアイテムです。しかもストレートヘアからパーマヘア、コテ巻きスタイルや、ヘアカラーを美しく見せる、といったさまざまなシュチュエーションに適しています。
加えて、使用したあとは手を洗わずともベタつきがほとんどないため、ワックスが苦手&アウトバスが苦手という方にもおすすめできます。
とくに髪の長いロング系スタイルの場合には、かなりおすすめです。毛先中心に全体につけるだけでもおしゃれなスタイルになってくれますよ。
それだけでなく個人的には、このアイテムはベース剤として優秀だと感じています。もちろん単品使用でも高品質ですが、他のアイテムと組み合わせることで本当の意味で真価を発揮します。
化粧品でいうところの「下地」のような役割です。スタイリング剤をつける前に下地として全体につけることで、ヘアワックスの伸びがよくなりスタイリングがしやすくなります。
二度手間ではあるものの効果は絶大です。テクニックの一つなのでよければ参考に。
【注意!】寝る前には使用しないほうがいい
ここまで、さんざんメリットばかりを伝えています(実際にかなり良いアイテムです)が、アウトバスではないので注意が必要になります。
というのも多少なりともポリマー成分が含まれているので、頭皮についてしまうことで頭皮トラブルの原因にもなるかもしれません。
例えば…
- お風呂上がりにつける
- 寝る前につける
- ダメージの補修目的につける
などなど、この目的で使用するなら、 素直に洗い流さないトリートメントタイプのモノを使うべきです。
あくまで類似しているスタイリング剤であり、洗い流さないトリートメントとスタイリング剤を併用して使うことはおすすめしないので注意してくださいね。
目次に戻るN.スタイリングセラムの使い方
ヘアワックス・ヘアクリーム・ヘアセラムは質感が違うだけで使い方は同じです。
- ブローやヘアアイロンでヘアスタイルをつくっておく
- 手のひらに100円玉ぶんくらいをしっかりとなじませる
- 頭頂部やハチ付近につける
- 中間から毛先に揉み込むようにつける
- 全体にムラがないように伸ばしてなじませる
- 足りない場合は追加でつける
ポイントとしては、全体に均等になじませるようにつけます。
今回のスタイリング剤の特徴としては「動きをつくる」「毛先のまとまり」「ツヤ感」がそれぞれ向上します。
ブローやヘアアイロンでつくったヘアスタイルがワンアップするために効果的な方法となります。
「ベース剤」と「フィニッシュ剤」で使い分けて使う
まずはベース剤とフィニッシュ剤について分かりやすくお話します。
- ベース剤は髪の形をつくる時に使う
- フィニッシュ剤は形をキープする時に使う
使い分けテクニックとは、まずソフトワックスで形をつくる、ハードワックスでキープをさせる、ハードスプレーで固めるということです。
ベース剤は基本ソフトワックス・ヘアセラム・ヘアクリームなどが効果的です。
多くの人のスタイリングの失敗は、ベース剤を塗布せずにフィニッシュ剤のみなのがほとんどです。ベース剤とはフィニッシュ剤を使いやすくするための言わば土台つくりのようなものです。
ソフトワックスは使いやすい、塗布しやすいのが特徴です。ソフトワックスを全体にしっかりとなじませることで、フィニッシュ剤をつけやすくします。
フィニッシュ剤はハードワックスです。
- ベース剤の上からつける
- ボリュームや動きの欲しい部分にのみつける
ベース剤をつけることによって全体にスタイリングがしやすい状態になっているので、ボリュームや動きをつける使い方もあります。
目次に戻るN.スタイリングセラムのレビューまとめ
この記事では、「エヌドット(N.)スタイリングセラム」について書きました。
単品使用ではもちろん、かなり自然なセットができるので他のスタイリング剤と組み合わせても使いやすいアイテムです。
N.スタイリングセラムのスペック
ブランド名 | N. |
製品名 | スタイリングセラム |
分類 | 化粧品 |
商品区分 | スタイリング剤 |
容量 | 94g |
主な成分 | ミネラルオイル、BG、シア脂油、アストロカリウムムルムル種子油、スクワラン、アロエベラ液汁、ユズ果実エキス |
香り | ホワイトジャスミンとミュゲ |
生産 | 日本 |
メーカー | ナプラ |
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