エンリッチ モイスチャライジングシャンプーを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
今回紹介する「エンリッチ モイスチャライジング」は、その中の乾燥によるダメージヘアをケアするシリーズになっています。
- 泡立ちが良い
- 香りが良い
- 価格が高い
- 洗浄性が強い
- 香りが強すぎる
「エンリッチ モイスチャライジングシャンプー 」の特徴
今回の記事では、「ウエラブランドのエンリッチシャンプー&コンディショナー」を実際に使ってレビューしていきます。
エンリッチシリーズは、乾燥によるダメージをケアしてしなやかでまとまりのある髪にケアするアイテムです。
このラインナップの特徴としては、乾燥して傷んだ髪にシルクのようになめらかな潤いを与えながら、さらりとした軽い質感で、毛先まで美しい髪に導きます。
- ハイドロライズドシルク配合のシャンプーが、乾燥して傷んだ髪をふんわりと軽やかな手触りの髪
軽い質感の保湿シャンプーでカール、ウエーブヘアにも最適で万能的に使得るアイテム。
目次に戻るボトルのデザインやフォルムについて
キレイなオレンジが特徴のエンリッチモイスチャライジングシャンプー。
片手サイズの細身のフォルムはかさ張らないのが良い感じ。全体的に軽めの印象ですが安定感はしっかりあります。このサイズ(250ml)ではプッシュ式ではないので、量の調節には注意が必要です。
とはいえ、マットな質感のボトルで触り心地なども好印象。一方でトリートメントはチューブ式になっています。シャンプー同様にオレンジのカラーにマットな質感は良い感じ。
そもそもフォルムが全く違うのでシャンプーとの使い分けもしやすくて使用感も良さそう。
トータルすると、統一感のあるラインナップでサロン専売らしいクオリティに仕上がっているアイテム。
目次に戻る成分の内容と検証
全成分を見る
シャンプー
水、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ジステアリン酸グリコール、ジメチコン、クエン酸Na、コカミドMEA、キシレンスルホン酸Na、香料、塩化Na、パンテノール、安息香酸Na、クエン酸、クレアチン、サリチル酸、グリセリン、EDTA-4Na、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、メチルパラベン、ベンジルアルコール、HCI、加水分解シルク、硝酸Mg、PG、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、トラガント、塩化Mg
トリートメント
水、ミステアリルアルコール、セタノール、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ビスアミノプロピルジメチコン、パンテノール、香料、フェノキシエタノール、ベンジルアルコール、ジセチルジモニウムクロリド、クレアチン、グルタミン酸、プロピルパラベン、メチルパラベン、PG、EDTA、塩化Na、クエン酸、加水分解シルク、トラガント
次に成分を見ていきます。
洗浄成分は、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ジステアリン酸グリコール、ジメチコン、とかなり脱脂力の強い洗浄力。
とくにラウレス硫酸とラウリル硫酸はかなり強めなので気になるところでもあります。
これと言った美容成分や補修成分などはなく、さらに香料も多いため、内容的にあまり期待できるシャンプーではなさそうな印象。
成分だけ見ると、非常に残念なアイテムで少し不安を感じる印象が強いです。
コンディショナーの方にも同じことが言えます、シャンプーではないため洗浄成分こそないものの成分的には少し残念です。
目次に戻るシャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
シャンプーの香り
まず手に出してみると、強めのココナッツの香り。好きな方には良いですが苦手な方は少し注意が必要になります。
ぼくは個人的に苦手な香りだったので少しつらいものがありました。
シャンプーの泡立ち
泡立ちは良好で、さすがラウリルにラウレスが構成されているだけあって簡単に大きな泡をつくることができます。
泡質は良いとは言えませんが、大きめでふわふわの泡は洗い心地が良さそうな印象です。
髪や頭皮への使用感
実際にシャンプーをしてみると、脱脂力の強さを感じさせない使用感の良さでした。予想よりも髪や頭皮への負担が少なく感じました。が、やはり香りが強い。
コンディショナーも、ココナッツの香りが強いですが髪への使用感は良い感じでした。髪のまとまりや手触りもかなり良くなるため成分を見た予想をいい意味で裏切ってくれました。
レビューまとめ
- <ul class=”list”> <li>デザイン性などはよく使用感の良いボトルフォルム</li></ul>
- 使用感のバランスこと良いものの、香りが強いすぎるため個性が強いアイテム
\ 100%美髪成分のヘアケア/
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
サロン専売らしいクオリティでバランスが良いシャンプー&コンディショナー、香りが強いので特徴があるので選ぶ時のポイントになります実際に使ってみると、使用感の良さやバランスの高いヘアケアアイテムであるという感想でした。
さすがウエラブランドということでサロン専売らしいクオリティで使いやすいものでした。
とはいえ洗浄成分の脱脂力が強く短期の使用では感じなかったですが、長期になると頭皮や髪を傷めてしまう不安はあると考えると簡単に選ぶのはやめて方がいいかもしれません。
さらに香りが強すぎるため、これまた苦手な方にはおすすめできないアイテムになります。
私も個人的にはココナッツの香りが苦手だったので注意してほしいなぁと思います。
そういった意味では個性が強いアイテムのため、好きな人にはおすすめできますが「そうでない方にはおすすめできない」特徴的なシャンプーというのが結論になります。
目次に戻るシャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では、「エンリッチ モイスチャライジングシャンプー&トリートメント」について書きました。
実際に使用してみた感じではバランスが高くパサツキやすい髪におすすめできるアイテムでした。
スペック
ブランド名 | エンリッチ |
製品名 | モイスチャライジングシャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 250ml |
主な洗浄成分 | ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ジステアリン酸グリコール、ジメチコン、クエン酸Na、コカミドMEA |
香り | フローラル |
メーカー | ウエラ |
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