TSUBAKI(ツバキ) さらさらストレート シャンプーを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
今回紹介する「TSUBAKI さらさらストレート シャンプー」は、市販の中ではかなりオーソドックスで髪の摩擦・うねりを防ぐシャンプーです。
このアイテムは、100%天然由来の髪の5大美容成分がしみわたりケアしつつ洗い上げてくれます。
- とくに有名なブランド
- 安定の価格
- どこでも購入できる
- 髪や頭皮への使い心地は悪い
- 使いにくい
- 価格に見合ったスペック
なお、「TSUBAKIシリーズのシャンプーはどれがいい?全3種類の特徴と良い&悪い口コミを本音でレビュー検証!正しい選び方と美容師のおすすめを紹介」という記事もまとめているので、合わせて参考にしてください。
TSUBAKI さらさらストレート シャンプーの特徴
今回の記事ではTSUBAKI(ツバキ)の中の「さらさらストレート」を実際に使っていきます。
髪のうねりや毛先の指通りが気になる人をさらさらにまとめあげるアイテムです。
TSUBAKIは”待ち時間0秒サロン”をコンセプトにしたヘアケアブランドで、次の髪の5大成分が髪の芯までたっぷりしみ渡ります。
- レモン果実水
- ボタニカルエッセンス
- 大豆プロテイン
- ローヤルゼリー
- 椿オイルエッセンス(毛髪すこやか成分)
そして傷んだキューティクルを補修し、髪の内部に美容成分をとどめたまま密封し、髪の歪みやよじれを抑えさらさらにストレートに導きます。
目次に戻るボトルのデザインやフォルムについて
白のパッケージにブルーのデザインが印象的なTSUBAKI。清潔感もあり、夏や梅雨に使いたくなるストレートシリーズにピッタリです。
ノズルが長めで少し安定感がないのが不安かも。コンディショナーも同じデザインになっています。
ボトルに文字やデザインをパッケージしただけなので、市販感が拭えないのが残念。
コンディショナーはノズルの色がブルーになっていて、間違いづらくて良さそう。
シンプルなデザインで悪くはないのですが、やはり市販品の中でも安めのアイテムなので、市販感は否定できないな~というのが個人的な感想です。
目次に戻る成分の内容と検証
全成分を見る
シャンプー
水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ジステアリン酸グリコール、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、(プロピルトリモニウムクロリドアクリルアミド/ジメチルアクリルアミド)コポリマー、マルチトール、ポリクオタニウム-10、ツバキ種子油、レモンエキス、ローズ水、ローヤルゼリーエキス、ダイズ種子エキス、ラウリン酸PEG-2、硫酸Na、DPG、ラウリン酸、ラウリン酸PG、ジメチコノール、サリチル酸、EDTA-2Na、クエン酸、ラウリル硫酸Na、BG、グリセリン、トコフェロール、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料、黃5、黃4
トリートメント
水、イソペンジオール、ベヘントリモニウムクロリド、グリセリン、ステアリルアルコール、ジメチコン、ベヘニルアルコール、セタノール、DPG、マルチトール、アミノプロピルジメチコン、ステアルトリモニウムクロリド、ツバキ種子油、乳酸、レモンエキス、ローズ水、ローヤルゼリーエキス、ダイズ種子エキス、イソプロパノール、ミリスチン酸イソプロピル、ラウリン酸PEG-2、アモジメチコン、メチルタウリンNa、サリチル酸、PPG-2-デセス-12、EDTA-2Na、セトリモニウムクロリド、BG、トコフェロール、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料、赤227、黃4
次に成分を見ていきます。
メインの洗浄成分は脱脂力の強いラウレス硫酸Na、刺激の緩和にコカミドプロピルベタイン、シャンプーに光沢をもたせるジステアリン酸グリコール、コンディショニング成分のグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドと、安価なシャンプーに多い構成で良いとは言えない内容。
ツバキ種子油、レモンエキス、ローズ水、ローヤルゼリーエキス、ダイズ種子エキスとエモリエント成分も入ってはいますが、髪の補修や保湿としては足りないのが正直なところ。
さらに硫酸Na、ラウリル硫酸Naと刺激の強い成分が配合されているので、敏感肌の人は注意が必要かも。
一方のコンディショナーは、イソペンジオール、ベヘントリモニウムクロリド、グリセリンなどのコンディショニング成分やジメチコン(シリコン)など、こちらも安価で髪に特別良いとは言えません。
シャンプーと同じくツバキ種子油、レモンエキス、ローズ水、ローヤルゼリーエキス、ダイズ種子エキス、とエモリエント成分も配合されていますが、トリートメント効果としては薄いかな~というのが個人的な感想です。
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シャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
シャンプーの香り
シャンプーを出すと、すっきりしたフルーツや花の香りが好印象。
シャンプーの泡立ち
泡立ちはかなり良く、泡質も良好。
モチモチの泡で洗い心地は良さそうです。
髪や頭皮への使用感
いい泡のおかげか洗ってる時は感じないのですが、やはり流すと髪がきしむのと肌のツッパリが気になります。
コンディショナーをつけると少し質感は良くなりますが、つけないよりはましかな~といった印象。
レビューまとめ
- コスパがいい
- 香りもいい
- 使用感のバランスがいい
- 洗い上がりにはきしみがでる
- 少しベタつきがある
- 全体的に微妙な印象
\ 100%美髪成分のヘアケア/
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
市販品の良さを活かしているバランスの良いアイテム、十分使いやすいので無難に使えるシャンプー。実際に使ってみると、やはりラウレス硫酸Naの脱脂力と刺激の強さが気になります。
コンディショナーも髪を補修しているというよりは、被膜成分の重さで髪を抑えようとしている印象で、乾かした後に自然に潤うのではなく独特なベタつきや、束感がでるのが微妙な感じ。
香りや泡立ちの良さ、コストなどは良いのですが内容もそれに見合った性能です。
「さらさらストレート」というよりは「しっとり」が目立つ印象でした。
シャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では「さらさらストレート」シャンプー&コンディショナーについて書きました。
実際に使ってみましたが、洗浄成分と保湿成分ともに不安になる内容でした。
クセやダメージを気にしてる人には不向きかも…
「とにかく安くてシャンプーできればいい」といった、髪や地肌にトラブルがない人には十分ですが、ロングヘアの人や、肌の敏感な人には脱脂力が強すぎるのが正直なところです。
個人的には長期的でなく、短期の使用でも不安を感じるので、迷ってる人は注意してお使いください。
スペック
ブランド名 | TSUBAKI(つばき) |
製品名 | さらさらストレート シャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 450ml |
主な洗浄成分 | ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ソルビトール、ジステアリン酸グリコール |
香り | 花果実 |
メーカー | SHISEIDO |
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