ザパブリックオーガニック スーパーリフレッシュ シャンプーを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
今回紹介する「ザ パブリック オーガニック スーパー リフレッシュ シャンプー」は、アミノ酸系植物泡で地肌を優しく洗浄してくれるシャンプーです。
それだけでなく、たっぷりうるおいを与えながら、しっとりまとまりのある髪に仕上げてくれます。
- オーガニックなのに使用感が良い
- 快適に使える
- 香りも良い
- 価格が高い
- シリコン性が弱いので、髪への使用感は物足りないことがある
なお、「ザ パブリック オーガニックシリーズのシャンプーはどれがいい?全3種類の特徴と良い&悪い口コミを本音でレビュー検証!正しい選び方と美容師のおすすめを紹介」という記事もまとめているので、合わせて参考にしてください。
「ザ パブリック オーガニック スーパー リフレッシュ シャンプー」の特徴
今回の記事では、ザ パブリック オーガニック スーパー リフレッシュ シャンプー実際にを使ってレビューしていきます。
多くの女性がストレスの悩まされている今、シャンプーでリラックス&リフレッシュできたら最高ですね。
このシャンプーには植物の花や果実の皮、樹皮、葉、種子などから抽出された100%天然の揮発性オイルがたっぷり配合されているのが特徴で、嗅覚を刺激し自律神経のバランスを整えます。
ザ パブリック オーガニックは世界最大規模のオーガニック認証機関に倣った本格基準で開発されており、ヒトと地球に配慮した16箇条が制定されています。
- 最終製品の95%以上は自然由来原料(水を含む)であること。
- 最終製品の10%以上はオーガニック原料であること。
- 製品の香りづけは100%精油であること。
- 各製品においてオーガニック原料を具体的に開示すること。
- 洗浄成分の中でも、ラウレス硫酸Na、パレス硫酸Naは使用しないこと。
- 石油由来成分の中でも、鉱物油、タルク、フェノール、パラフィン、カルボマー、PEG、PGは使用しないこと。
- シリコンは使用しないこと。
- 合成着色料は使用しないこと。
- 微生物由来原料及び、ハチミツ、ミツロウを除く、動物原料は使用しないこと。
- ナノ粒子原料は使用しないこと。
- 可能な限り防腐効果のある植物原料を使用し、石油由来の防腐原料は最低限の配合に留めること。
- 原材料は出来るだけ自然に還る生分解性のあるものを選ぶこと。
- 容器や関節包材はリサイクル可能なものを使用すること。
- 動物実験を実施しないこと。
- 全ての製品で第三者機関によるヒトパッチテストを実施すること。
- 原料から制作過程に至るまで、厳格な品質検査、管理をすること。
ボトルのデザインやフォルムについて
シンプルな容器とパッケージですが、それが逆に高級感をだしています。リサイクル可能な容器とのことですが安物感はなく、ワインボトルのような大人のデザインです。ノズルはいたって普通で、押しこみやすく機能性は高そう。
飾っていても飽きのこないデザインで好印象です。トリートメントも同じデザインで色は違うものの、使い慣れるまでシャンプーと見分けはつきづらそうです。とはいえ丸みもあり、倒れたりストレスになりそうな要因は見当たりません。
シャンプーやトリートメントのデザインはザ パブリック オーガニック共通となっていて、お買い間違いに注意が必要かも…しかし並べてもお洒落なので、質感は違いますが他の香りのシャンプーやトリートメントを、その日の気分で使い分けるのもありだな~と思います。
目次に戻る成分の内容と検証
全成分を見る
シャンプー
水、アロエベラ液汁、コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸2Na、コカミドDEA、ラウラミドプロピルベタイン、塩化Na、オレンジ油、ユーカリ油、ラバンデュラハイブリダ油、アトラスシーダー樹皮油、ティーツリー油、レモン果皮油、スペアミント油、ニオイテンジクアオイ油、ココイルグルタミン酸Na、オリーブ果実油、ポリクオタニウム-10、ホホバ種子油、ポリクオタニウム-7、アルガニアスピノサ核油、エチドロン酸4Na、シア脂、クエン酸、ヨモギ葉エキス、プロパンジオール、ドクダミエキス、デヒドロ酢酸Na、ウンシュウミカン果皮エキス、ベンジンアルコール、ユズ果実エキス、エタノール、ラベンダー水、ヒポファエラムノイデス果実油
トリートメント
水、アロエベラ液汁、ベヘニルアルコール、べヘニルPGトリモニウムクロリド、オレンジ油、ユーカリ油、ラバンデュラハイブリダ油、ティーツリー油、アトラスシーダー樹皮油、レモン果皮油、スペアミント油、ニオイデンジクアオイ油、グリセリン、ホホバ種子油、プロパンジオール、シア脂、イソステアリン酸水添ヒマシ油、オリーブ果実油、ヒドロキシエチルセルロース、カカオ脂、ステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、アルガニアスピノサ核油、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ポリクオタニウム-10、プルーン種子油、水酸化K、ポリクオタニウム-7、コメヌカエキス、ラウリン酸メチルヘプチル、ラベンダー水、ベンジンアルコール、デヒドロ酢酸Na、キュウリ果実エキス、エタノール、ヒポファエラムノイデス果実油
次に成分を見ていきます。
このシャンプーの成分的な大きな特徴は、アロエベラ液汁が洗浄成分よりも多く配合されていることで、美肌効果や紫外線から皮膚を守る効果があります。
その他にもオレンジ油、ユーカリ油、ラバンデュラハイブリダ油、アトラスシーダー樹皮油、ティーツリー油、レモン果皮油、スペアミント油、ニオイテンジクアオイ油…と、オーガニック由来の着香剤、保湿成分、頭皮保護成分がたっぷり配合されています。
洗浄成分はコカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸2Na、コカミドDEA、ラウラミドプロピルベタインとヤシ油由来のマイルドな洗浄成分なので、頭皮や髪には非常に良さそう。
とはいえ、髪の補修成分やエモリエント成分は少なく、シリコンも入っていないため、ダメージヘアやロングヘアの人への使用感には少し不安を感じます。
トリートメントも頭皮保護成分のアロエベラ液汁から始まり、ベヘニルアルコール、べヘニルPGトリモニウムクロリドと、ナタネ油由来の髪のコンディショニング成分が入っています。
オレンジ油とティーツリー油は肌を整える効果があり、ユーカリ油、ラバンデュラハイブリダ油、アトラスシーダー樹皮油、レモン果皮油、スペアミント油、ニオイデンジクアオイ油と天然の精油の着香成分が続きます。
トリートメントのエモリエント成分はホホバ種子油、ポリクオタニウム-10、ラウリン酸メチルヘプチルだけと、少し物足りないなというのが正直なところ。
保湿剤はシア油、オリーブ果実油、カカオ脂、アルガニアスピノサ核油など入っていますが、やはりオーガニックのアロマがコンセプトの商品なので、ダメージを補修するとは言えない内容成分だな~という印象です。
ザ パブリック オーガニック自体がダメージ補修を謳ってはいるわけではないので、香りの心地よさと適度な使用感のバランスには非常に期待できます。
と、この辺りにして、本題のシャンプーを使っていきましょう。
目次に戻る
シャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
シャンプーの香り
シャンプーを出してみると、やはりオレンジとユーカリの精油のいい香りが印象的で、強すぎず弱すぎず女性はもちろん、男性も使用できそう。
シャンプー自体はかなり水っぽくシャバシャバで、手からこぼれて使いづらいのが残念。
シャンプーの泡立ち
泡立ちはいいのですが、泡も少し水っぽい感じです。
しかしオーガニックシャンプーは、気泡剤が入っていないので泡立ちが悪いものが多く、その点をふまえると及第点といったところでしょうか。
髪や頭皮への使用感
実際に洗ってみると、脱脂力の強さは感じることはなかったものの、エモリエント成分や補修成分が少ないのか、髪のきしみは若干気になるところです。
トリートメントもシャンプーと同じいい香りで、粘度の高いこってりした質感です。
使ってみると…正直そこまで使用感には期待していなかったのですが、いい意味で裏切ってくれました。指通りも質感もよく、オーガニック原料のみのシリコン無しで、よくここまでしっとりしたなという驚き。
ダメージを補修するとまではいかなくても、なかなかな満足感があります。
レビューまとめ
- 精油のいい香りで使っていて気持ちいい
- オーガニックが好きな人にオススメ
- 天然由来にしては質感がいい
- シャンプーで髪のきしみが気になる
- ハイダメージやロングヘアの人には対応できない、
\ 100%美髪成分のヘアケア/
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
オーガニックは香りがいいものの、質感が悪い商品が多いのですが、ザ パブリック オーガニックはなかなかな保湿力のため市販品の中では品質は高めです。実際に使ってみた印象としては、香りは満点ですが質感はそこそこです。
シャンプーやトリートメントの質感を良くするのに、石油由来の成分や化学製品が安価だったり手軽なのですが、このザ パブリック オーガニックは徹底した自然由来のコンセプトで、それをせずに製造しています。
そのため、シャンプーの質感は良いとは言えないので、頭皮が敏感な方にはおすすめできるものの、髪への質感は微妙です。
一方で、トリートメントもオーガニックのわりには、という注釈は外せませんが、使っていて好印象なアイテムではあります。
良くも悪くも好みがはっきりわかれそうですが、質としては十分使いやすいレベルです。
THE PUBLIC ORGANICは香りと質感で選ぶ、シャンプー&トリートメントだけでなく、ボディケアまである幅広いヘアケアブランドです。
シャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では、「ザ パブリック オーガニック スーパー リフレッシュ シャンプー」のシャンプー&トリートメントについて書きました。
今回の記事ではザ パブリック オーガニックのシャンプー&トリートメントを使ってみましたが、市販の中では使いやすい部類のアイテムでした。
スペック
ブランド名 | ザ パブリック オーガニック |
製品名 | スーパー リフレッシュ シャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 500ml |
主な洗浄成分 | コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸2Na、コカミドDEA、ラウラミドプロピルベタイン |
香り | オレンジとユーカリ |
メーカー | カラーズ |
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。