SOWA SOWA(ソワソワ)ピュアダメージケアシャンプーを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
ソワソワシリーズは「生まれたてのような髪とクリアな地肌にサロン発想のダメージヘアケア」をコンセプトのラインナップです。女優・タレントの山本舞香さんがアンバサダーのアイテム。
- デザインがスタイリッシュ
- 洗浄性がマイルド
- 補修力などもある
- 価格が高い
- 購入できるドラッグストアが少ない
- 爽快感が弱い
「SOWASOWA(ソワソワ)ピュアダメージケアシャンプー」の特徴
今回の記事ではソワソワのピュアダメージケアシャンプー&トリートメントを使ってレビューします。
このアイテムは、肌にも優しい洗浄成分のアミノ酸系&ヤシ油+ベタイン系で構成されているサロン発想のダメージケアアイテムです。
ソワソワのシャンプーは23種類の植物由来成分が配合で、生まれたてのような髪とクリアな地肌へ洗い上げてくれます。
市販のアイテムではめずらしいPPTが3種類配合されており、
- 加水分解シルク
- 加水分解コラーゲン
- 加水分解ケラチン(羊毛)
で、髪のダメージとキューティクルを補修し、枝毛や切れ毛を予防してくれます。
PPTはサロン専売品のダメージケアアイテムに配合されている優秀な成分です。
毎日使うものだからこそ嬉しいパラベン(防腐剤)、鉱物油、法定色素が無添加で、シャンプーはさらに肌への刺激を考えてアルコールとシリコンフリーと余計な成分が構成されていないのもポイントです。
香りもグラデーションで変化していき、
トップノート (甘酸っぱいフルーツの香り) | ピーチ、オレンジ、ピール |
ミドルノート (色っぽい女性らしい香り) | ローズ、マグノリア、ジャスミン |
ラストノート (ブーケのような上品な香り) | ムスク、アンバー、ホワイトシダー |
と、ふとした瞬間に嬉しい気分になれるアイテムです。
ボトルのデザインやフォルムについて
オフホワイトで四角いデザインが印象的です。文字は英語のみでシンプルなのに可愛らしさがあって好印象。長方形になっていて持ちづらいですが、安定感があるので置いたまま使用できます。
女性向け商品は丸いことが多いのですが、ソワソワは角張っていてもどこか女性らしさを感じるアイテムです。一方トリートメントはペールピンクのデザイン。シャンプーと違いソワソワの文字が白になっていて違いになっていますが、少し見分けづらいかなという印象。
ノズルにはシャンプーはボコボコがあり、トリートメントは無くて細やかな気配りを感じます。
トータルすると、並べていてもお洒落で気分が上がる好印象なデザイン、重みもあるため市販品というよりもサロン専売品に近いボトルは良いポイントでした。
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全成分を見る
シャンプー
水、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、グリセリン、加水分解シルク、加水分解コラーゲン、加水分解ケラチン(羊毛)、アルギニン、グリシン、カンゾウ根エキス、ローマカミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、レモン果実エキス、セージ葉エキス、ブドウ葉エキス、オランダガラシ葉エキス、オランダガラシエキス、ニンニク根エキス、ゴボウ根エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、アルニカ花エキス、ハマメリス葉エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、セイヨウトチノキ葉エキス、セイヨウキズタエキス、スギナエキス、ヒバマタエキス、セイヨウナツユキソウ花エキス、クレマティス葉エキス、オドリコソウ花エキス、セイヨウアマカツ球果エキス、サボンソウ葉/根エキス、ポリクオタニウム-50、ポリクオタニウム-10、ラウリルグルコシド、BG、クエン酸、フェノキシエタノール、ペンチレングリコール、安息香酸Na、ペンテト酸5Na、フィチン酸、酸化銀、ココイルグルタミンTEA、PPG-7、塩化Na、香料
トリートメント
水、シクロペンタシロキサン、グリセリン、ジメチコン、ステアリルアルコール、パルミチン酸エチルヘキシル、加水分解シルク、加水分解コラーゲン、加水分解ケラチン(羊毛)、アルギニン、ローマカミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、レモン果実エキス、セージ葉エキス、ブドウ葉エキス、オランダガラシ葉エキス、オランダガラシエキス、ニンニク根エキス、ゴボウ根エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、アルニカ花エキス、ハマメリス葉エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、セイヨウトチノキ葉エキス、セイヨウキズタエキス、スギナエキス、ヒバマタエキス、セイヨウナツユキソウ花エキス、クレマティス葉エキス、オドリコソウ花エキス、セイヨウアマカツ球果エキス、サボンソウ葉/根エキス、BG、クエン酸、フェノキシエタノール、フマル酸、セテス-20、エタノール、トコフェロール、セタノール、ペンチレングリコール、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、ジココジモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ステアリン酸グリセリル、アモジメチコン、コカミドMEA、水酸化Na、香料
次に成分を見ていきます。
ベーズの洗浄成分はラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEAと、アミノ酸系と両性の界面活性剤で地肌に優しいマイルドな洗浄成分になっています。
そしてPPTである加水分解シルク、加水分解コラーゲン、加水分解ケラチン(羊毛)の3種類がダメージを補修する効果があり、良い感じの構成です。
さらに、カンゾウ根エキス、ローマカミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、レモン果実エキス、セージ葉エキス、ブドウ葉エキス、オランダガラシ葉エキス、オランダガラシエキス…と書ききれないくらいの23種類の天然エモリエント成分が配合されており、成分を見るだけで期待できます。
とはいえ、少し脱脂力が弱めとも感じられるので、オイリー肌の人にはどうかな~という不安もあるのが正直なところ。
一方トリートメントはシクロペンタシロキサン、ジメチコンとシリコンが多い内容でステアリルアルコールも少し刺激性があります。
ですが、シャンプーと同じくPPTとたくさんのエモリエント成分が配合されているので、使用感は悪くない印象です。
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シャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
シャンプーの香り
シャンプーを出すと「グラデーショナルブーケ」ということで、いい香りに包まれます。
シャンプーの泡立ち
少し泡立ちづらいのが気になるところでもあります。
泡質は水っぽい印象で、濃厚な泡とは言えません。やはり洗浄成分が少しマイルドすぎるかな。
髪や頭皮への使用感
とはいえ洗っていて頭皮のつっぱりは全くなく、優しい洗い心地は好印象。女性や頭皮が敏感な方には良さそう。
こってりしたトリートメントで、保湿力はなかなか。
乾かした後もみずみずしさを感じます。
レビューまとめ
- 補修力が高くしっとり仕上がる
- 乾かした後もいい香りが続く
- 一種類のみでラインナップがなく、質感の幅が狭い
- 洗浄力が弱めで、洗い上がりがさっぱりとはしない
\ 100%美髪成分のヘアケア/
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
髪や地肌が乾燥する人や、ダメージがある人にオススメできるシャンプー&トリートメントです。
実際に使ってみましたが、「洗浄するシャンプー」というより「保湿するシャンプー」という印象で、髪や地肌にうるおいを与えながら洗い上げてくれますので、ドライスキンや敏感肌の人、髪の広がりが気になる人にオススメできます。
とはいえ、同じソワソワのブランドで他のラインナップがないため、オイリー肌の人やスタイリング剤をしっかりつけてる人には、洗浄力が足りず泡立ちも悪く感じるかもしれません。
女性にターゲットを絞ったアイテム、マイルドな洗浄感とダメージヘアなども使えそうで貴重なアイテムです。
バランスも良くマイルドな洗浄感、さまざまな美容成分と品質も高めなので悩みがある人ほどおすすめの内容になっています。
個人的には市販品の中でもトップクラスの品質です。
シャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では、「ソワソワ ピュアダメージケア シャンプー&トリートメント」について書きました。
実際に使ってみましたが、市販品ではめずらしい補修力でした。
スペック
ブランド名 | SOWASOWA(ソワソワ) |
製品名 | ピュアダメージケアシャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 500ml |
主な洗浄成分 | ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドメチル MEA |
香り | グラデーショナルブーケ |
メーカー | 東洋ビューティ |
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