厳選!シャンプー直後でも臭い(におい)が気になる時の4つの対処法
シャンプー直後に指で頭皮をこすると臭いです。シャンプーは2回してます。1回めは全く泡立たなくて2回目からシャンプーを多めにとってようやく泡立ちます。シャンプー直後は頭皮が臭いのですが、乾かした後は擦っても臭いません。これがよくわからないのです。これって自分がわからないだけで他の人からすると乾いてるときでも臭いんでしょうか…。
こういった疑問にお答えしていきます。
シャンプーをしたばかりなのに「臭い」が気になる時の対処法
シャンプーをしたばかりなのに臭いがきになってしまう…、という悩みも決して少なくはありません。シャンプーをして清潔にしているはずなのに、臭い(におい)だけが残ってしまう。
不衛生にしているなら臭いが残るのも分かりますが、そうではない場合はなぜ残ってしまうのか?そしてどうすればケアすることができるのか。
[moveline color=”#ededa1″ sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]今回の記事では、専門家の経験を活かして[move]頭皮トラブルの一つでもあるキチンとシャンプーをsいているのに臭いが残ってしまう原因と対策[/move]を分かりやすくお話していきます。[/moveline]
- なぜシャンプーをしているのに臭いが残ってしまうのか
- 原因と対策
- 美容師的なアドバイス
シャンプー直後なのに臭い場合の対処法
この記事では頭皮トラブルの一つでもある清潔にしているのに、なぜ臭い(におい)がするのかについて書いていきます。
最近男性だけでなく女性でも多い悩みになっているので、気になっている方はぜひ参考にしてくださいね。
そもそもなぜシャンプーをしていても、臭いがするのか?
シャンプーをしていないのならば、汗が汚れが残り臭いの原因になることは理解しているが、そういうわけでもない。実は思わぬところに原因があったりするものです。
頭皮は、汗と同じように、頭皮にある”皮下組織”から”皮脂”が分泌される仕組みになっています。その”皮脂”を放置することによって酸化して「過酸化脂質」が増加することが原因となることが大半となります。
簡潔に説明すると、皮脂が空気にあたり酸化することで、嫌な臭いの元になる悪玉菌のことです。
ここで肝心になるのが、臭いのする人としない人がいるのはなぜなのか?ということです。原因となる…
「なぜ皮脂が酸化するのか?」
ということがポイントです。
皮脂というのは、毎日シャンプーしていれば、酸化する前に洗い落とすことは充分可能ですでは、なぜ酸化するほどに皮脂が残ってしまうのかというと、頭皮の”乾燥”が原因となります。
頭皮は、通常では適量の”皮脂”を分泌する仕組みになっていますが、頭皮の乾燥によって頭皮は地肌を守るために、”過剰に皮脂を分泌”してしまいます、
さらに、増加したために”皮脂”をシャンプーだけでは洗い落としきれずに、シャンプーをしたあとにも関わらず、頭皮に皮脂が残り”酸化”してしまいます。
さらに詳しくは別記事にもまとめているので合わせて参考にしてくださいね。
と前置きが長くなりましたので本題に入っていくと、シャンプーをしているのに臭いが残ってしまうのは頭皮の乾燥と皮脂の酸化が原因となります。
ではなぜ、これらの原因が起こるのか、ケアする方法についてを以下の項目にまとめました。
- シャンプーの方法を見直す
- シャンプー自体を見直す
- 頭皮用アイテムでケアをする
- ヘッドスパなど定期的に通う
それぞれ分かりやすく順番にお話していきます。
シャンプーの方法を見直す
シャンプーを見直す上では、シャンプーの乾燥を緩和することに繋がります。方法と一緒に見直しましょう。
シャンプーの方法が間違っていれば、頭皮を傷つけてしまうだけでなく、臭いが気になるからと言って洗いすぎてしまい、余分な皮脂まで洗い落とすなんてこともあります。
また最近は朝シャンをしている方も増えていますが、できれば夜にシャンプーしてあげるのがベストです。
髪が成長するための時間帯は、夜の22時〜深夜2時が一番活発です。その間はできるだけ、就寝する・清潔にしておく、ということがおすすめとなります。
おすすめのシャンプーポイント
- 基本は1日1回を守る
- 優しいシャンプーを心がける
- 頭皮地肌の保湿を忘れない
こちらも一緒にチェックしていきましょう。
頭皮トラブルを抑えるという問題をケアする上で、とくに重要となることがあります。
それは、「頭皮を優しく扱うということ」です。
それを意識していけば必ず髪や頭皮地肌の負担は減り、結果として頭皮環境はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
- お風呂前のブラッシング
- シャンプー前のお湯すすぎ
- 泡立て
- 予洗い
- 洗い方
- トリートメント
こちらも記事にしているので、さらに詳しく知りたい人はこちらもどうぞ。
シャンプー自体を見直す
「シャンプーってどれも同じじゃないのか」という質問もありそうですが、実はそうではありません。
市販シャンプーやメンズ用のシャンプーは洗浄力の強いシャンプーが大半です。
特にラウリル硫酸系(ラウレス硫酸系)のシャンプーが多く、洗浄力が強く必要な皮脂までをも取り過ぎてしまう傾向にあります
刺激の強い”高級アルコール系”のような石油系シャンプーの場合は、価格も安く使いやすいシャンプーなのですが、大きなデメリットに刺激が強いということがあります。
簡単に説明すると、頭皮の汚れをしっかりとってくれるのですが、頭皮地肌に必要なものまで洗浄してしまうということになります。
できれば、市販品よりもサロン専売品の方が比較的優しいものが多いのでおすすめです。
石油系シャンプーや石鹸系シャンプーといった種類は刺激も洗浄力も強く、頭皮地肌を乾燥させやすい傾向にあります。
アミノ酸シャンプーやボタニカルシャンプーなどは、洗浄力は強くはないですが刺激も少なく優しいシャンプーになるのでおすすめです。
頭皮用アイテムでケアをする
乾燥を予防したあとは保湿をします。頭皮ケアではとくに「炭酸シャンプー」や「頭皮用美容液」などがおすすめです。
そもそも髪を作っている身体の部位でもある”頭皮”です。その頭皮のケアをしていないと、乾燥のしやすい弱い髪になることもあります。
さらに、ボリュームが出しづらくなる髪の要因を詳しくお話します。
乾燥にも負けない髪をつくるために頭皮ケアが必要になる
髪のボリュームには、頭皮の状態が大きく影響を受けています。
要因① 年齢に伴うヒアルロン酸の減少
地肌のうるおい、やわらかさと厚みに大きく関係するヒアルロン酸の量は、年齢とともに減少し始めます。
加齢やストレスによる前頭筋、側頭筋、後頭筋の萎縮。 頭の前頭筋、側頭筋、後頭筋は加齢やストレスによって収縮します。これらの筋肉の収縮により帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)が引き伸ばされ、薄くなり、固く動きにくくなります。
地肌の厚み低下による毛細血管の萎縮。 年齢とともに地肌の厚みが低下し、毛細血管が萎縮。その結果、血流がわるくなり、髪の栄養不足になります。
要因② 女性ホルモン量の低下に伴う「VEGF-A」の減少
年齢と共にエストロゲンが減少します。すると毛包周囲に毛細血管を太く張り巡らせる働きのある遺伝子「VEGF-A」の量が減少します。
「VEGF-A」の量が減少すると、毛包周囲の毛細血管が萎縮し、髪の成長に必要な栄養の不足に繋がります。
これらが原因となり、細毛や猫毛になり、髪が弱く乾燥のしやすい髪にもなります。
予防ケアするためには”頭皮ケア”が必要となりますが、頭皮のケアって何をするか知らない方は結構多いです。
例えば、「顔」の場合では、洗顔をした後には、保湿をするために「化粧水」をつけるのがいわいる定番というやつです。それは頭皮でも同じです。
頭皮にも「頭皮用化粧水」というものがあります。
頭皮地肌はシャンプーの界面活性剤によって、皮脂をとり清潔な状態にはなりますが、逆に言うと「乾燥」しやすい状態でもあります。
そのため、清潔にした後に”保湿”してあげるのが、抜毛を抑えるためのかなり重要なポイントになります。
毎日のスカルプケアによって抜毛は抑えられます。頭皮をケアする頭皮用化粧水をけましょう。
ヘッドスパなど定期的に通う
美容室のメニューにヘッドスパというものがありますが、これもまた頭皮ケアに効果的です。
スパはヘッドマッサージが注目されがちですが、施術の最中はマッサージがしやすいように頭皮用エッセンスをつけることがほとんどです。
そのためマッサージで頭皮の筋肉を刺激しつつ、頭皮の保湿も同時にできるのでケアとしては効果的です。さらにリラックス効果も高いので育毛目的としても抜群です。
美容室でしかできないため、およそ1〜2ヶ月のスパンにはなりますが、それでも定期的にすることでも様々な悩みに対策となることになるでしょう。
目次に戻るあとがき
この記事では、「シャンプー直後でも臭いが気になる場合の対処法」について書きました。
全部をするのが難しい場合はできることから始めましょう。大事なことから順番にしているので参考にしてくださいね。
こういう頭皮トラブル系の悩みの改善で大事になるのは「コツコツ」とケアをすることです。すぐに効果がでなくても継続しなければ意味がないので頑張りましょう。
頭皮トラブルは一度発症してしまうと改善までは大変です。とはいえ改善してしまえば悩むことはほとんどなくなります。
できることからコツコツと頑張ってみてくださいね。
こんな感じで以上です。