スカルプシャンプーには育毛効果や薄毛対策があるのか？

きしです。

前回の記事では、スカルプシャンプーのメリットとデメリットについてお伝えしました。

今回の記事では、メリットをさらに深堀したテーマでお話します。

というのも、

こういった質問があったからです、ということで当記事では、スカルプシャンプーは頭皮をケアをするけど「育毛や薄毛対策に効果があるのか？」を分かりやすくお話していきます。

結論から言うと、スカルプシャンプーで育毛や薄毛予防対策はできます。

当記事では、スカルプシャンプーでなぜ育毛や薄毛対策ができるのかを分かりやすくお話していきます。

薄毛の原因について

たくさんの薄毛がありますが、当記事では最も多いお悩みでもある「AGA（男性型脱毛症）」と「FAGA（女性男性型脱毛症）」についてお話していきます。

男性の薄毛『AGA』

男性の薄毛で、悩む症状の多くはAGAです。

AGAの症状は、髪が抜けて髪の本数が少なくなる状態ではなく、太く長い髪が細く短い毛に生え換わる状態のことを言います。

ちなみに、髪が抜けて毛の本数が少なくなる症状の代表例は、「円形脱毛症」です。

女性の薄毛『FAGA』

女性の薄毛の症状に「FAGA」があります。

簡約すると、男性の多く見られる脱毛症のAGAの女性版です。

ちなみに、女性のFAGAと男性のAGAは区別されているのでしょうかと言うと、それは両者には脱毛パターンの違いがあるからです。

AGAは放っておくと症状が進行し髪が完璧になくなることもあります。

そして、FAGAは女性ホルモンの量は減るものの一定の量は分泌されるづけるため、すべてなくなるということはあまりなく、髪が細く弱り全体的に薄くなるというのが特徴です。

DHT（ジヒドロテストステロン）が原因

薄毛は、テストステロンという男性ホルモンがDHTに変化することが原因です。

不必要なものが自然と抜ける抜け毛と違い、必要なものまで抜けてしまうの抜け毛が「薄毛」です。

AGAでは、ヘアサイクルの成長期間を短くしてしまい、成長しきっていないままに退行期に移ってしまうのです。結果としてサイクルの間隔が短くなり、髪全体が薄毛になるのです。

つまり、DHTが主な原因となり抜け変わるたびに髪がどんどん細くなり髪全体が薄くなっていくのです。

これがAGA・FAGAの原因となります。

ここ重要になってくるのが、酵素でもある「5αリダクターゼ」という物質です。

この5αリダクターゼは、テストステロンと結びつくことによってジヒドロテストステロンに変化します。

髪を成長させる役割を持つ女性ホルモン（エストロゲン）の量が減ることにより、相対的に男性ホルモンが過多になり、髪の成長を妨げます。

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育毛効果があるのか？

これらの育毛を妨げる頭皮環境を改善し、育毛を促進する有効成分のあるスカルプシャンプーを使うことが最も有効になります。

実はスカルプシャンプーには、育毛促進や薄毛対策に効果的なシャンプーがたくさんあります。

これらの有効成分には育毛成分が配合されています。この成分が含まれていないシャンプーでは効果は期待できません。

ダメージヘア用のシャンプーなどにも含まれていないことも多いので、選ぶときは注意が必要になります。

とはいえ、美容効果に必要な栄養素と育毛効果に必要な栄養素（成分）は全く違うから、同じ美容関係であっても畑違いになります。

• 育毛を促進する場合は育毛剤
• 頭皮を清潔にするならシャンプー剤
• 髪を整えるならトリートメント剤

という風に目的によって使うものを変える必要があります。

では育毛効果に必要な成分とは一体どんなものがあるのか、 少し具体的にまとめました。

意外に多いように思うかもしれませんが、しかし実はあまりシャンプーに含まれていないのが現実です。

シャンプーでは「育毛効果」は限りなくゼロに近い

全く入っていないとも言えないのが最近のシャンプーの進化を感じられるところでして、センブリエキスやグリチルリチン酸などを頭皮地肌を保湿するための成分が構成しているシャンプーを見かけることが増えました。

しかし、界面活性剤が含まれるシャンプーに良い栄養素が含まれて効果があるのか？と聞かれると疑問が残るところではあります。

個人的にはないよりマシですが、ほとんど意味がない（後述しますが育毛効果はない）と考えています。

何が言いたいかと言うと、シャンプーでは育毛効果はないとははっきりと言えないですが、それでも限りなくゼロに近いものだと考えているということです。

育毛効果のあるような成分の有名所をザッと集めてみました。

代表的なものと言えばミノキシジルでして、育毛剤だけでなく発毛剤にも構成されているもので、ここでは省きますが育毛には攻めと守りの成分があり、ミノキシジルは攻めの育毛に効果的とされています。

さらに、ワカメや昆布など海藻に含まれているフコダイン、これは「ワカメをいっぱい食べれば髪が生えてくる」という語源になるものです。 この辺りはシャンプーに含まれていることはなく、基本的には育毛剤にのみ構成されている成分です。

髪に必要なもの

• タンパク質
• ビタミン
• 亜鉛

今ある髪が細くて気になる方は、髪が構成されている成分を摂取することで健康な髪になるということが分かっています。

これは育毛効果というよりも白髪対策や薄毛対策に近いかもしれません。

基本的にはシャンプーや育毛剤よりも、食事やサプリによって補う必要があります。

とくにビタミンや亜鉛の摂取が食事だけの摂取が難しくサプリなどで補うと良いです。

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薄毛対策があるのか？

育毛効果と美容効果が畑違いという話をしましたが、さらに言うと育毛効果と薄毛対策も必要な成分が違ってきます。

というのも、育毛が攻める分野だとすれば、薄毛対策というのは守りの分野になります。つまり今ある髪を守るためのファクターになるため、シャンプーでも十分に効果を期待することができます。

この薄毛対策には色んな意味が入ってくると思います。 薄毛（脱毛症）には、AGAやFAGAなど、脂漏性・粃糠性、牽引性、産後脱毛など、たくさんの脱毛がありますが、

脱毛・薄毛対策としては…

1. シャンプー剤を変える
2. 育毛剤の習慣化
3. 食事の見直し・サプリの摂取
4. 睡眠時間の確保
5. 生活習慣の見直し

ということが挙げられます。

スカルプケアができるシャンプーが薄毛対策のシャンプー剤に当てはまるのかどうかと言うと、個人的には十分に期待しても良いと考えます。

薄毛対策としては期待してもいい

という疑問にもなりそうなので具体的に解説すると、上記で紹介したように、シャンプーには育毛に必要な栄養素が全く入っていないとも言えないところでして、センブリエキスやグリチルリチン酸などを構成しているシャンプーというのが実は「スカルプシャンプー」なのです。

1. 頭皮保湿ができる
2. ヘアサイクルが循環に働く
3. 太く健康な髪が作られる

ということがあり、脱毛症の原因となる”5αリダクターゼ”や”マラセチア菌”の増殖を止めるとまではいかなくても、バランスよく対応してくれるのではないかと考えています。

とはいえ、明確な物証や立証があるわけではないので、確証は持てませんがそれでも通常のシャンプーを使っているよりも期待はできますし、何よりも頭皮の乾燥を防いでくれるだけでも美容効果と合わせてあなたの魅力を上げてくれるはずです。

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よくある質問集（Q&A）

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まとめ

正直なとこ育毛効果と薄毛対策を一緒にはできないと考えています。

それは育毛するために必要な要素と薄毛になる原因は違うからです。 まず大事になってくるのは、今の自分の目的を見極めることが重要になります。

ただし、洗浄力が強いものなんかを使ってしまうと、乾燥してしまいマラセチア菌の発生にも繋がるのでバランスがとても大事になってきます。

こんな感じで以上です。