あなたはどれを使う?リンス・コンディショナー・トリートメントの違いを解説
きしです。「1から学ぶ美髪つくりの方法(シャンプー編)」の5回目の記事になります。
シャンプーをする上で重要になるのが、トリートメント類のアイテムです。シャンプーとは界面活性剤の種類が違い、目的も違います。
そんなトリートメントの中にも、リンス・コンディショナー・トリートメントの3種類があります。
それぞれの違いや特徴を理解しましょう。
- リンス・コンディショナー・トリートメントの違いを解説
洗髪したあとに、あなたが使用しているのはリンス・コンディショナー・トリートメントのどれでしょうか?
先日、こんな質問がありました。
リンス・コンディショナー・トリートメントの違いってなに?
意外と知らない方が多いこの質問。
人によってはこの3種類を、ひとくくりにしている人もいらっしゃいますが、実はちゃんとした違いがあります。その違いを理解した上で、どれを使うかを変えるべきなのです。
そこで当記事では、リンス・コンディショナー・トリートメントの違いを分かりやすくお話します。
「コンディショナー・リンス・トリートメント」について
まずは「リンスとコンディショナーとトリートメント」について知りましょう。
髪をキレイにするヘアケア剤と言われるものです、よく考えて選びましょう。
シャンプーは、「アニオン界面活性剤」という成分で、汚れを浮かして地肌キレイにしてくれます。しかしシャンプーでは、余分のものまで洗い流してしまい、髪がからまりやすい状態、傷みやすい状態になってしまいます。
そのためシャンプーをしたあとは髪をコーティングして守る必要があります。
その役割となるのが「リンス・コンディショナー・トリートメント」となります。
これらのヘアケア品には主に、「カチオン性界面活性剤」という成分があり、シャンプーの界面活性剤はマイナスインで汚れを落とし、ヘアケア剤はプラスイオンで髪に水分を吸着しやすくしてくれる効果があります。
- 界面活性剤の違い
マイナスイオンで、泡立ちが良く、洗浄力に優れています。主にシャンプーに配合されています。
プラスイオンで、毛髪表面を整えて、なめらかにします。主にリンス・コンディショナー・トリートメントに配合されています。
それぞれの違いをグラフ化
種類 | 特徴 |
---|---|
リンス | 髪のすべりをよくし、扱いやすくします |
コンディショナー | 髪の表面を整えてダメージ部分をケアする |
トリートメント | 毛髪の表面も内部も整えて、ダメージ部分をケアします |
リンスは髪の手触りを、コンディショナーは表面をキレイにします。トリートメントは手触りや表面、髪内部までをキレイにしていきます。
髪をキレイにする順に並び替えると、リンス>コンディショナー>トリートメントといった感じになります。
それぞれは髪をキレイにする成分や成分量に違いがあるために、比例して価格も変動していきます。
リンスの方が低価格なものが多く、コンディショナー・トリートメントは髪のキレイにする効果に比例して、高価になっていきます。
目次に戻るどれが良いのか?
リンスとコンディショナーとトリートメントでは、どれが良いのでしょうか?
女性ならトリートメント一択です、ロングヘアーの人ほどトリートメントを使うべきです。
どれが良いのかは人によって違います。
それは、人によって優先させるポイントが違うからです。
- 髪のキレイさ
- 髪質の違い
- 価格
このヘアケア剤については、わりとシンプルな選択肢になります。
というのも、できるだけ価格を抑えたいのならばリンス一択、髪をキレイにするのならばトリートメント一択になるのです。そのあいだにコンディショナーがあるような感じです。
簡単にまとめると、トリートメントのコストを抑えていったものが、コンディショナー・リンスという考え方です。
髪をキレイにすることを優先させるか、価格を抑えることを優先させるか、というあなたの優先ポイントによって選択をするべきなのです。
【深堀】トリートメントには2種類あります
トリートメントには2種類のタイプが存在します。
先日、お客様からも「トリートメントは週に1度するものでしょ?」という質問をいただきました。
そうでもあるし、そうではありません。
実は、トリートメントには、毎日する「デイリータイプ」と週に一度だけする「ウィークリータイプ」があるのです。
このトリートメントは、成分が全然違うので、どちらかを使っているから良いというものではなく、髪を万全な状態にするのであれば、両方のトリートメントを使うべきなのです。
目次に戻るよくある質問集(Q&A)
あとがき
まとめると、リンスやコンディショナーを使っている人はトリートメントを使うことをおすすめします。
トリートメントでもピンからキリまであるので、自分にあったものを使いましょう。
意外に知られていないことを分かりやすく紹介してみました、自分の使っているヘアケア品はなんなのかを、1度見直してみましょう。
「美容室のトリートメントって高いよね?」
っていうことをよく聞きますが、
髪をキレイにしたいのならば「サロンシャンプー」一択です。
シャンプーを変えてあげるだけではダメですが、合わせて参考にしてもらうと、髪がどんどんキレイになっていきます。
そんな感じで以上です。