REVEUR(レヴール)のフォーカラーシャンプーを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
- 市販の中では珍しく良い成分はモリモリ
- 使用感は悪くはない
- コスパよし
- 泡立ち悪い
- 洗浄力は強め
「REVEUR フォーカラーシャンプー」の特徴
実際にレヴールのシャンプー&トリートメントを使用してみました。
生シャンプーが特徴で商品が劣化していないとされる新鮮なシャンプーのことです。
まずは、レヴールについてお話していきます。レヴールは、鮮度がそのままの「生シャンプー」というアイテムで、ベストコスメ1位です。
生シャンプーとは、鮮度が新しい新鮮なシャンプーのことです。
シャンプーにも酸化というものがあり、どんどん品質を悪化させます。レヴールは品質をそのままに、髪にも頭皮にも優しいシャンプーだということです。
さらに、酸化が原因によって、配合することをあきらめていた成分によって、シャンプーの品質の底上げをしています。
▼実現した5つの配合
- 新境地オイル1%
- 生花エッセンス
- 天然の花ハチミツ
- ビタミンB・C・E
- 浸透性アミノ酸
植物オイル、生花、ビタミン、アミノ酸など、髪のダメージヘアや、パサツキなどの髪に効果的なシャンプーがレヴールなのです。
そのシリーズの中でとくに保湿効果のある「フォーカラー」を選びました。
まずは、シャンプーボトルのデザインは大きめのサイズに個性のあるクリアカラー。ボトルにはざらつきがあるので滑り止め的な効果がある感じ。ノズルも押しやすいですが、ボトルがでかすぎて片手では押せないので若干ストレス。
コンディショナーは色違いでシャンプーのクリアとは違い、深みのある色に。
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シャンプー
水、コカミドメチルMEA、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、スルホコハク酸ラウレスNa、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドプロピルベタイン、ラウロイル加水分解シルクNa、ココアンホ酢酸Na、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ミリスタミドプロピルベタイン、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、香料、セテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパク、ゼノン、アルガニアスピノサ核油、ハマナ葉エキス、シア脂、マカデミアナッツ油、オリーブ果実油、ハイブリッドサフラワー油、コメヌカエキス、ヒマワリ種子エキス、加水分解エンドウタンパク、リモニウムゲルベリエキス、ビートエキス、カミツレ花エキス、リンゴ果実エキス、アマチャエキス、セージ葉エキス、レモングラス葉/茎エキス、ラウリルグリコール酢酸Na、デシルグルコシド、ポリクオタニウム-10、クオタニムー33、オクチルドデカノール、水添ココグリセリル、シクロヘキサン-1、4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、EDTA-4Na、異性化糖(ムギ由来)、グリセリン、トリ(カプセル酸/カプリン酸)グリセリン、DPG、BG、塩化Na、エタノール、DTA-2Na、クエン酸Na、クエン酸、安息香酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン
トリートメント
水、ステアリルアルコール、ビス(C13-15アルコキシ)PGアモジメチコン、ジステアリルジモニウムクロリド、イソペンチルジオール、ジメチコン、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、(自ビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマー、イソステアリン酸水添ヒマシ油、香料、(トリメチルシリル加水分解コラーゲン/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー、ゼイン、アルガニアスピノサ核油、ハマナ葉エキス、シア脂、マカデミアナッツ油、オリーブ果実油、ハイブリッドサフラワー油、コメヌカエキス、ヒマワリ種子エキス、加水分解エンドウタンパク、リモニウムゲルベリエキス、ビートエキス、カミツレ花エキス、リンゴ果実エキス、アマチャエキス、セージ葉エキス、レモングラス葉/茎エキス、セタノール、イソプロパノール、ヒドロキシエチルセルロース、水添パーム油、アモジメチコン、パーム核油、パーム油、ラウレス-4、ラウレス-5、ラウレス-23、(C12,13)パレス-3、ポリクオタニウム-107、オクチルドデカノール、水添ココグリセリル、異性化糖(コムギ由来)、トリ(カプセル酸/カプリン酸)グリセリル、DPG、BG、エタノール、クエン酸、ステアリン酸PEG-55、フェノキシエタノール、メチルパラベン
成分を見ていくと、洗浄力が少し強めで揮発性のあるコカミドメチルMEA、洗浄力が強めのオレフィン、アミノ酸よりも少し強めの洗浄成分のスルホコハク酸ラウレスNa、洗浄成分は中々強めの構成になっています。
とはいえ、エキス系・油・ハチミツ・パンテノール・トコフェロールなどオイルやエッセンスに加えて、プロリン・グリシン・アルギニンなどのエモリエント剤も多く構成されています。
そもそも、このシャンプーは他と比べてもかなり成分が構成されているため、強めの洗浄成分をカバーしつつ髪をキレイにする構成という感じ。
トリートメントの成分量も多く、ステアリルアルコール、ジメチコン系、ジステアリルジモニウムクロリドなどをベースに、油・エキス・ポリマーなどが大量に構成されているので、やはり品質は良さげな感じ。
これで市販シャンプー&トリートメントなので、頭1つ飛び抜けている性能であることは間違いありません。
ということで、実際に使っていきます。
シャンプーの香り
シャンプーを出してみると、柑橘系の爽やかな香りが漂うのは好印象です。
シャンプーの泡立ち
泡立ちはあまり良くない感じ。
キメ細かい泡質ですが、粘度はしっかりしていない感じで使用感はあまり良くない。
髪や頭皮への使用感
実際にシャンプーしてみると、洗浄力も強いので中々の爽快感はあります。しかし、髪や頭皮に悪い影響は一切ない感じ。
トリートメントはさすがに粘度がしっかりしていて、髪には良さそう。
かと言ってベタベタはしないので、細毛や猫っ毛にも使えます。
レビューまとめ
- 市販の中では珍しく良い成分はモリモリ
- 使用感は悪くはない
- コスパよし
- 泡立ち悪い
- 洗浄力は強め
使用感は泡立ちが悪いが、それ以外では中々の感じ。とはいえ、強めの洗浄成分で構成されているので、頭皮が敏感な方はおすすめはできないです。使用感は泡立ちが悪いが、それ以外では中々の感じ。
とはいえ、強めの洗浄成分で構成されているので、頭皮が敏感な方はおすすめはできないです。
洗浄成分以外の成分はモリモリ構成されているのでキレイになります。
が、やはり髪の耐久度や頭皮によって変わってきます。
それでも市販シャンプー、上でも話したように市販シャンプーの中では頭1つ飛び抜けているだけでなく、コスパが素晴らしく1ml当たり1.5円なので十分許容範囲のシャンプーです。
この内容のシャンプー&トリートメントをこのコスパと考えると、かなり優秀なアイテムというのが結論になります。
シャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
実際にレヴールを使ってみましたが、使用感は中ぐらいでコスパに優れている優秀な市販シャンプーということでした。
くせ毛やロングの髪には少し物足りなさを感じますが、許容範囲なので市販の中で探すのであればおすすめかも。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。