シャンプーのパラベンって悪いもの?防腐剤の役割と必要性

きしです。
前回の記事ではシャンプーの種類や成分をお話しました。
その中に防腐剤についてふれましたが、今回の記事では少し深堀りしてお伝えします。
というのも、かなりマニアックな内容となる防腐剤ですが、シャンプーの成分だけでなくさまざまなアイテム(トリートメントやスキンケアだけでなく、スタイリング剤)に構成されています。
ジャンルにもよりますが、不要とされがちなこの成分ですが、実はかなり重要なポジションにもなります。
シャンプー剤のパラベンって悪い成分ですか?やっぱりパラベンフリーの方が良いんですか?
こういった疑問にも、分かりやすくお答えしていきます。
- パラベンについての基礎知識
- 実際に不要な成分なのかどうか
や、こういうブログをしていると、シャンプーなどの成分にある程度詳しくなってきます。
ある時に、お客様から「パラベンって悪い成分なんでしょ!?」という質問をいただきました。
……。
………。
……………。
実は、これは違うんですよね。
パラベンとは、シャンプーに必須な成分の一つなんです。
だから、ほんとは「パラベンフリー」というワードの方が悪いものだったりするんです。
そこで、今回の記事では、”パラベン”や”パラベンフリー”について、分かりやすくお話していきます。かなりマニアックな内容にはなりますが、最後まで見てくれると嬉しいです。よろしくお願いします。
「パラベン」って悪い成分?

パラベンを知らない方にも分かるように、お話していきます。
パラベンとは、防腐剤という成分のことです。
パラベンは、シャンプーやトリートメント、それ以外にも化粧品などのコスメ系アイテムに配合される「防腐剤」の1種です。
- 防腐剤(ぼうふざい)とは、微生物の侵入・発育・増殖を防止して、腐敗・発酵が起こらないようにする、「静菌作用」を目的として使われる薬剤成分のことです。
パラベンには、総称のことで、
- メチルパラベン
- エチルパラベン
- プロピルパラベン
- ブチルパラベン
などがあります。他にもあるかもしれませんがとりあえずはこんな感じで、パラベンとついていれば防腐剤の一種という認識でオッケーです。
パラベンの種類は、抗菌力や刺激性などの強さが異なります。
パラベンという成分としては、非常に知名度が高く、最も知られている成分の1つと言えるかもしれません。
パラベンは防腐剤として、商品の品質を長期間下げないための成分ですが、強い抗菌や刺激があるために、シャンプーにとって「悪い成分」として扱われていることが多いです。
そのため、最近は「パラベンフリーだから良いアイテムです」みたいなワードで、販売していることもよく見かけます。
それは決して間違いではありません
パラベンの成分が、髪や頭皮に良い成分の邪魔をするため、パラベンを入れない方がアイテムとしても品質が高くなるということです。
個人的に、これはちょっと腑に落ちない感じだったので、ちょっとパラベンについてを調べてみました。
個人的なパラベンに思うこと
- パラベンはそもそも悪いものではない
- パラベンフリーの方が販売しやすいだけ
- だからパラベンが入っているから「悪」ではない
こういう感じになりました、順番に見ていきましょう。
パラベン自体はそもそも「悪いものではない
何が、一番気になるのかというと、パラベンという成分は「髪や頭皮などを悪くするものではない」ということです。
パラベンは防腐剤の一種で、それこそ髪や頭皮を良くする成分ではなく、単純にシャンプー剤に必要というだけなのですが、かといって悪くするものでもありません。
シャンプーやトリートメントのアイテムは、成分を全記載することを義務化されている上、量の多い順に記載されいるため成分を見れば一目瞭然です。
シャンプーの鮮度や質を落とすことなく、長期間保存するための成分ですが、これがなぜ髪や頭皮を悪くするのか?
もちろんパラベンの量が多ければ、髪や頭皮に良い成分を入れる量も少なくなるので、良くはありませんが、パラベンの量が多いシャンプーなどは見たことはありません。
大体のシャンプーには、入っていても数%ほどです。
パラベンフリーの方が販売しやすいだけ
では、なぜパラベンが悪いものだとされているのかと言うと「販売しやすい」からなんです!!!
パラベン成分を、悪い成分として、シャンプーを売りやすいように、「パラベンフリー」とういうような謳い文句として使っているんです。
シャンプーの評価を上げるために、パラベンを悪いものとして、シャンプー剤自体の評価を上げる。
こっちの方が悪くないですか?
ぼくは、パラベンもパラベンフリーも、悪いとは思いませんが、「パラベンフリーだから、このシャンプー(アイテム)は品質が高いです」というのはダメな販売の仕方だと、考えています。
パラベンがあるから「悪いシャンプー」ではない
結局のところ、パラベンは悪いものではない、ということを伝えたいのです。
パラベンとは、シャンプー剤自体の品質を高めるものであって、決して悪い成分ではないです。
というか、むしろ必須の成分なのです。
「パラベンパラベンって、さっきから言ってるけど、シャンプーにパラベンが入ってなかったらどうなるの?」って方のために、入っていないとどうなるかも説明します。
逆に、シャンプー剤にパラベンが入っていないと、消費期限が下がります。
一度、封を開けたシャンプーには空気が入り込み、シャンプー剤は酸化していきます。
すると、シャンプーの鮮度は下がり、それこそシャンプーの品質が下がります。
- 封を開けたもので1年〜
- 封を開けていないもので3年〜
この期間、品質を高く維持すために必要になるのが、バラベンという成分になります。
つまり、シャンプーだけの話ではありませんが、パラベンが入っているから品質の高いアイテム、パラベンが入っていないから品質の低いアイテムではないのです。
目次に戻るあとがき
まとめると、パラベンは悪い成分ではなくて、シャンプーに必須なのです。
そのため、パラベンフリーには気をつけましょう。
- パラベンは悪いものではない
- 販売しやすいワード
- パラベンあってもなくても良いシャンプーはたくさんある
パラベンが入っているけど、品質の高いシャンプーはたくさんあるし、逆にパラベンフリーというけど、あまり良くないシャンプーもあります。
結局のところ、パラベンだけで判断できるものではなりません。
何を伝えたいのかというと、「パラベンフリー」だからという謳い文句には気をつけてほしい、ということです。
ぼく自身が、職業上たくさんのシャンプーを使うので、使ったことのあるシャンプーをランキングとしてまとめているので、一緒に参考にしてみてください。
成分はバランスが大事になるので、実際に使い続けてみないとわかりませんが、あなたに合ったシャンプー探しの手助けになればと思います。
そんな感じで以上です。