ナチュラルキュア マイルドクレンジングを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
プロユースのヘア技術によって生み出されるアイテムを取り扱うヘアケアブランドでもあるピアセラボ。その中のキメの細かい豊かな泡で洗う「ナチュラルキュア」シリーズ。
キメの細かい豊かな泡とコンディショニング成分の働きでもつれや引っかかりがあるダメージヘアも、潤いを与えながらしっとりなめらかに洗い上げます。
- 快適な使用感
- 適度な保湿性
- 洗浄性は強め
- 価格が高い
「ナチュラルキュア マイルドクレンジング」の特徴
今回の記事では、ピアセラボのナチュラルキュアのシャンプー&トリートメントを実際に使ってレビューします。
このアイテムは、キメの細かい豊かな泡のシャンプーで広がりやパサツキが悩みの方にアプローチできるヘアケアです。
ナチュラルキュアシリーズの特徴は、ふんわりと軽く指通りの良い髪に仕上げるヘアサロン用シャンプーです。
- 髪と頭皮にやさしい成分配合
- キメの細かい豊かな泡とコンディショニング成分配合
- 髪と頭皮を健やかな状態に保つピリドキシン誘導体(甘草とビタミンB6の複合成分)配合
さらに、ダメージヘアとも相性が良くて、潤いを与えながらしっとりとなめらかに洗い上げてくれるアイテムです。
ボトルのデザインやフォルムについて
キレイなライトグリーンが特徴となるナチュラルキュア マイルドクレンジング。このサイズ(200ml)では、片手で使える容量でストレスなく使うことができます。
プラ素材なので、重さもほとんど感じさせません。プッシュ式ではないため、量の調節には注意が必要になるので、これは少し慣れが必要になります。軽さはあるものの、安定感もあるため使用する上では軽すぎるのは問題はなさそう。
一方でモイストパック(トリートメント)は、チューブ式になっているので、シャンプーとの使い分けは簡単。
シャンプー同様に使用感の良さそうなサイズ。
固さもほどよくあるため、出しすぎることはありませんが、量の調節には注意が必要です。
トータルすると、インパクトのあるライトグリーンが特徴となるナチュラルキュアシリーズですが、正直なところデザイン性は弱くおしゃれとは言いがたいアイテムになっています。
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全成分を見る
シャンプー
水、コカミドDEA、スルホコハク酸ラウレス2Na、ラウリルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ポリクオタニウム-10、ココイルグルタミン酸TEA、ローマカミツレエキス、カミツレエキス、フユボダイジュ花エキス、オトギリソウエキス、ヤグルマギクエキス、トウキンセンカエキス、メリッサエキス、グリチルレチン酸ピリドキシン、リゾレシチン、ダイズステロール、BG、グリセリン、PCAイソステアリン酸PEG-40水添ヒマシ油、EDTA-2Na、クエン酸、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料
トリートメント
水、グリセリン、ジメチコン、セタノール、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアリン酸グリセリル、ローマカミツレエキス、カミツレエキス、フユボダイジュ花エキス、オトギリソウエキス、ヤグルマギクエキス、トウキンセンカエキス、メリッサエキス、グリチルレチン酸ピリドキシン、リゾレシチン、ダイズステロール、BG、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、PEG-7M,セテス20、リン酸、フェノキシエタノール、香料
バランスが良い成分構成になっている印象です。
洗浄成分には、コカミドDEA、スルホコハク酸ラウレス2Na、ラウリルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ポリクオタニウム-10、ココイルグルタミン酸TEA、と弱すぎず強すぎずでダメージヘアの弱った髪に安心して使うことができそう。
さらに、美容成分にはローマカミツレエキス、カミツレエキス、フユボダイジュ花エキス、オトギリソウエキス、ヤグルマギクエキス、トウキンセンカエキス、メリッサエキス、など自然系エキス成分も豊富に構成されています。
デザイン性は弱く、見た目は少し残念ではあるものの、内容は悪くないのではないかと思います。
一方モイストパック(トリートメント)でも、同じく余計なベタつきとなるような成分もなく使用感も良さそうな感じです。
目次に戻るシャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
シャンプーの香り
実際に手にだしてみると、香りもほとんどなく、フレグランス系が苦手な人でも使いやすそう。
とろみもしっかりしているため、泡立てもしやすい。
シャンプーの泡立ち
泡立ちもよく、上でも書いたように”キメ細かい泡”が簡単につくることができます。
写真では少し分かりづらいですが、実物はもっとキレイな泡でした。
髪や頭皮への使用感
実際に洗ってみると、髪や頭皮への負担は一切なく使用感はナイスです。
洗い心地はよくて気持ち良いシャンプーをすることができます。
一方でトリートメントの方では、少し物足りなさも感じました。
こちらはもう少ししっとりしてもよかったんじゃないかなとも思います。
まぁ、ふんわり仕様になっているからだと思いますが、トリートメントは多少は髪質を選ぶ内容かと。
レビューまとめ
- シャンプーの使用感や洗い心地が良い
- 使いやすくバランスのよいアイテム
- モイストパック(トリートメント)が少し物足りなくて、髪質によっては合わないこともある
\ 100%美髪成分のヘアケア/
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
実際に使ってみましたが、バランスが良いアイテムで、使用感はもちろん洗い心地なども良いため、「合うシャンプーがない」と感じている方は一度試す価値はあるものです。
弱すぎず強すぎずの洗浄力に加えて、豊富な美容成分、さらにトリートメントもシャンプー同様にバランスがとれているため、使いやすくなっています。
くせ毛でロングヘアの私も使ってみましたが、シャンプーの使用感は良かったのですが、トリートメントは少し物足りなかったのが残念なところです。
とはいえ髪質によっては物足りないと感じます。
やはりふんわりとボリュームをつくるというアプローチのアイテムになっているので、”しっとりさせたい””キレイなストレートヘアに”などの重めのヘアスタイルやまとまりづらい髪質には相性が悪くなりやすいです。
その辺りを注意すれば問題なく使用することができます。
シャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では、「ナチュラルキュア」のシャンプー&トリートメントについて書きました。
今回の記事では実際に使ってみましたが、バランスも良くて猫っ毛や細毛などにはおすすめの内容でした。
スペック
ブランド名 | ナチュラルキュア |
製品名 | マイルドクレンジング |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 200ml |
主な洗浄成分 | コカミドDEA、スルホコハク酸ラウレス2Na、ラウリルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン |
香り | フローラル |
メーカー | ビューティーエクスペリエンス |
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