シャンプーは混ぜたら危険？！美容師が教えるシャンプーを組み合わせるメリットについて実証済！
シャンプーの節約を目的の質問です。1度目のシャンプーを安いシャンプー（市販品）で洗ってから、2度目を高めのシャンプー（サロン専売品）で洗ったらどうかと思ったんですが、成分が違うシャンプーを使ったら、髪や頭皮には良くないですか？
こういった質問にお答えしていきます。
1度で複数のシャンプーは混ぜたらダメなのか？
この記事をご覧になっているあなたは、どのようなシャンプーをお使いでしょうか。
安価なものから高価なものまで、シャンプーの選択肢は多岐にわたります。そして、その選択は個々の髪の質、頭皮の状態、目的などによって異なります。シャンプーの選び方は、まさに人それぞれであり、自由に選ぶべきです。
「一度のシャンプーで複数の種類を使うこと」に焦点を当て、その効果や安全性について美容師的な観点からお話してきます。結論として、異なる種類のシャンプーを一度の洗髪で使い分けることは、全く問題ないと考えられます。
使い方や選ぶシャンプーにもよりますが、複数のシャンプーを組み合わせて使用しても問題は発生しないでしょう。多くのシャンプーは基本的に安全で、他の洗浄製品と比べても比較的刺激が少ないものです。
この点から、髪や頭皮に与える影響も概ね安全であると言えます。
として、髪や頭皮にはどんな影響があるのかをお話していきます。
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きし かずき
美容業界20年以上のキャリアがあり、当サイトの運営をしています。当サイトでは、主にシャンプー・洗い流さないトリートメント・スタイリング剤（ワックス）・ヘアマスク&ヘアパックなど美容に役立つアイテムのレビューをしています。約500種類以上のアイテムを使用、美髪つくりに役立つ情報発信をしています。株式会社Ll's. 代表取締役。プロフィール詳細 。
「和歌山高等美容専門学校 」卒業。
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廣瀬 幸奈
hair make lonlo代表。
奈良・和歌山と下積みを10年経て独立。色んな美容情報を配信、ヘアケアマイスタープライマリー、化粧品検定、2017saita mookヘアカタログ掲載・美容コンテスト受賞多数。
監修者ページはこちら。主にヘアケアを中心に、シャンプー、洗い流さないトリートメントの記事を監修
一度のシャンプーで「複数」を使うのはダメなのか？
きし「一度のシャンプーで複数を使うのはダメなのか？」という疑問に、美容師としての見解を交えてお答えします。
ひろせ美容師的にもアドバイスも混ぜながら分かりやすくお話していきます。
まず、結論から申し上げますと、一度のシャンプーで複数の製品を使用すること自体に問題はございません。多くのシャンプーは安全に使用できるよう設計されており、それぞれ異なる特徴を持つ製品を組み合わせることで、より効果的なヘアケアが期待できます。
シャンプーの選び方には、いくつかのポイントがあります。
重要なのは、ご自身の髪質や頭皮の状態に合った製品を選ぶことです。例えば、乾燥が気になる方には保湿成分が豊富なシャンプーがおすすめですし、脂性の方には頭皮をすっきりと洗浄するタイプが適しています。また、複数のシャンプーを使う際は、それぞれの成分や効果を理解し、相乗効果を狙った使用方法を考えることが大切です。
私の経験を踏まえると、複数のシャンプーを使用することで、コストパフォーマンスの面でもメリットがあります。
例えば、高価なトリートメント効果のあるシャンプーと、普段使いのリーズナブルなシャンプーを交互に使うことで、コストを抑えつつ髪の状態を整えることができます。
また、用途に応じて数種類のシャンプーを持つことは、ヘアケアの選択肢を広げます。その日の髪の状態や気分に合わせてシャンプーを選ぶことで、よりパーソナライズされたケアが実現します。
このように、複数のシャンプーを上手に使い分けることは、効果的なヘアケアにつながるため、おすすめです。
ただし、ご自身の髪の状態や頭皮の状態をよく理解し、適切な製品を選ぶことが重要です。
美容師的には「全く問題ない」という見解
きし美容師の立場から、「一度のシャンプーで複数を使い分けることは全く問題ない」というのは、実際にとても推奨される方法です。
シャンプーを選ぶ際には、その特性やメリットに注目することが大切です。
なぜなら、いわゆる「究極のシャンプー」というものは存在しないからです。それぞれのシャンプーには、特有の良い点がありますが、その一方で他の面では不足していることも少なくありません。
シャンプーには様々な種類があり、それぞれに特徴があります。例えば：
- アミノ酸シャンプーは、髪をキレイにしながらも頭皮に優しい洗浄を提供します。
- ボタニカルシャンプーは、自然由来の成分で頭皮を穏やかにケアします。
- 炭酸シャンプーは、頭皮の汚れをしっかりと洗浄し、健やかな頭皮環境を促進します。
- クール系シャンプーは、清涼感があり、特に夏場などに頭皮をスッキリとさせる効果があります。
このように、それぞれのシャンプーには得意とする分野があり、それぞれのニーズに合わせて選ぶことが重要です。
例えば、朝はスッキリとした洗浄感を求めるクール系シャンプーを使用し、夜は髪と頭皮に優しいアミノ酸シャンプーを選ぶなど、使うシーンに応じてシャンプーを使い分けることは、理想的なヘアケアの実践と言えます。
結論として、複数のシャンプーを持ち、それぞれの目的に応じて使い分けることは、美容師としてもおすすめする方法です。
髪と頭皮の健康を考慮し、自分にとって最適なシャンプーを選ぶことで、より効果的なヘアケアを実現することができます。
むしろ「コスパ」も優れていい
きしコストパフォーマンスに優れたシャンプーの使い分けは、実は非常に効果的です。
多くの方が「サロン専売品は高価だが品質が良く、市販のドラッグストア製品は安価だが品質が劣る」と考えがちです。
これはある程度は正しい認識ですが、そのためにこそ、シャンプーを使い分けることで、コストを抑えつつ、髪の健康を維持することができます。
シャンプーは毎日のヘアケアに欠かせないものですので、できるだけコストパフォーマンスに優れた製品を選びたいというのは、多くの方にとって共通の願いです。
例えば、アミノ酸シャンプーは髪に優しく、頭皮にも安全ですが、すべてのニーズを満たすわけではありません。特に、汗をたくさんかいた日や、汚れが多い時には、泡立ちが豊富で汚れをしっかり落とせる別のシャンプーを予洗いに使うのがおすすめです。
例えば、一日の疲れを落とすために、最初に手頃な価格のシャンプーで頭皮と髪の大まかな汚れを落とし、その後に高品質なアミノ酸シャンプーで丁寧に洗うという方法があります。
このようにすることで、髪と頭皮に必要なケアをしっかりと行いつつ、コストを節約することが可能になります。また、異なるタイプのシャンプーを交互に使うことで、髪の健康に必要な栄養やケアをバランス良く提供することができます。
このような使い方は、日々の髪の状態や頭皮の状況に合わせて、最適なヘアケアを実現します。
シャンプーの使い分けは、ただ単にコストを節約するだけでなく、髪と頭皮にとっても最良の方法です。そのため、様々なタイプのシャンプーを上手く使い分けることで、健康な髪と頭皮を維持することができるのです。
そもそも用途によって「数種類」はあった方がいい
きし美容師としてのアドバイスをさせていただきますが、髪や頭皮の状態に合わせて複数のシャンプーを使い分けることは、非常に理にかなっています。
日々の髪の状態や頭皮の変化に応じて、適切なシャンプーを選ぶことで、頭皮トラブルの予防とコストパフォーマンスの両方を得ることができます。
私の経験からも、いくつかの異なる種類のシャンプーを揃えておくことをおすすめします。それぞれのシャンプーは、特定の目的や状態に最適化されています。
例えば
- 【普段使う用】アミノ酸シャンプー：髪と頭皮に優しく、日常使いに適しています。
- 【頭皮がつっぱっている時用】ボタニカルシャンプー：自然由来の成分が頭皮の乾燥を防ぎます。
- 【しっかり洗いたい用】オーガニックシャンプー：頭皮の汚れをしっかりと洗浄しつつ、自然派成分でケアします。
- 【頭皮ケア用】炭酸シャンプー：頭皮の血行促進と深い洗浄に効果的です。
- 【髪ケア用】ヘアマスク：髪に栄養を与え、ダメージを修復します。
私の場合は5種類のシャンプーを常備していますが、これは一例です。
大切なのは、ご自身の髪質や頭皮の状態を理解し、それに合ったシャンプーを選ぶことです。また、季節やライフスタイルの変化に合わせてシャンプーを変えることも、良い結果をもたらします。
複数のシャンプーを使い分けることで、毎日のヘアケアがより効果的で快適なものになり、同時に髪と頭皮を健やかに保つことができます。
あなたのヘアケアライフがより豊かなものになるよう、これらのアドバイスがお役に立てれば幸いです。
【※注意事項】シャンプーとシャンプーを混ぜない方がいい
きしシャンプーの使い分けに関して大切な注意点を申し上げます。シャンプー同士を混ぜ合わせることは、おすすめしません。理由は、それぞれのシャンプーが持つ独特の特性や利点を損なう可能性があるからです。混ぜ合わせることによって、個々の製品の良い点が相殺される恐れがあります。
混合することによる直接的な危険性は必ずしもないかもしれませんが、最良の結果を得るためには避けるべきです。たとえば、高品質なシャンプーに安価なシャンプーを混ぜることは、高い品質を持つシャンプーの効果を低減させる可能性があります。
このように、異なる種類のシャンプーを混ぜ合わせることは、それぞれの製品が持つメリットを最大限に活かす上で適切な方法ではありません。
シャンプーの使用に際しては、各製品の特性を理解し、それぞれを個別に使用することが大切です。
例えば、汗を多くかいた日には爽快感のあるシャンプーを使用し、乾燥が気になる日には保湿成分の豊富なシャンプーを使用するなど、状況に応じて使い分けることが、髪と頭皮に最も良い効果をもたらします。
コストパフォーマンスを考える際も、シャンプー同士を混ぜ合わせるのではなく、使い分けによってそれぞれの効果を最大限に活かす方法を選ぶことをおすすめします。
これにより、髪と頭皮の健康を保ちながら、効果的なヘアケアを実践できます。
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よくある質問集（Q&A）
あとがき
きしまとめになりますが、美容師としての立場からお伝えしたいことは、複数のシャンプーを使い分けることが、ヘアケアにおいて全く問題ないどころか、実は非常に効果的な方法であるということです。
ひろせそれぞれのシャンプーが持つ異なる特性を活用することで、コストパフォーマンスの面でもメリットが大きいです。
異なる用途に応じて数種類のシャンプーを持つことは、日々変わる髪や頭皮の状態に対応する上で理想的です。これにより、頭皮トラブルの予防や髪の状態を最適に保つことができます。
しかし、重要なのは、ヘアケア効果は個人の髪質や頭皮の状態によって異なるという点です。同じシャンプーでも、人によっては合う場合と合わない場合があります。
- 美容師的には「全く問題ない」という見解
- むしろ「コスパ」も優れていい
- そもそも用途によって「数種類」はあった方がいい
そのため、実際に使用してみて、自分の髪質や頭皮の状態に合わせて、さまざまな工夫をすることが肝要です。シャンプー選びでは、成分や特性に注目することが大切であり、一度に完璧な選択をするのではなく、経験を通じて最適な製品を見つけるプロセスが重要です。
シャンプーの使い分けを通じて、より個人に合ったヘアケアを実践し、髪と頭皮の健康を維持していただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。
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- 本ブログで触れている「エイジングケア」について補足します。これは、年齢を重ねることによる肌の変化に対して、化粧品などを用いてケアを行うことを指します。これらの化粧品等は年齢に応じたケアを可能にする製品であり、それらが認められた範囲内の効果・効能に基づいています。ただし、個々の肌質や体調、そして使用方法などによって得られる結果は差があります。
最後に、我々が提供する情報の目的は、あくまで商品選びの一助となる情報を提供することです。賢明な消費者として、自身の判断と責任において最終決定を行っていただくことをお願い申し上げます。