ラックス プレミアム ボタニフィーク ダメージリペアシャンプーを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
今回紹介する「ラックス プレミアム ボタニフィーク ダメージリペア シャンプー」は、クリーミー泡で髪がきしみにくいボタニカルシャンプーです。
このアイテムは、100%アンデス産ピュアオーガニックオイル、ボタニカルフラワーオイルをはじめとする6種のボタニカル成分と、ナチュラルエッセンシャルオイル(香り成分)を贅沢に配合しています
- 市販では貴重なボタニカル枠
- コストが安い
- メンズなどに最適
- 女性には相性が悪い
- 髪への使用感は微妙
- 全体的に洗浄性が強い
なお、ラックスシリーズのシャンプーの全種類を下記事にまとめているので、どれを使おうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
ラックス プレミアム ボタニフィーク ダメージリペアシャンプーの特徴
今回の記事では、実際にラックス プレミアム ボタニフィーク ダメージリペア シャンプーを使ってレビューしていきます。
プレミアム ボタニフィークの特徴は、100%アンデス産のピュアオーガニックオイルを配合で、約5500個のローズヒップから100gしか抽出できない貴重なオイルを使用し、髪と地肌を濃密に保湿します。
このアイテムは、植物由来成分と科学の力で高い機能性と、心地よい使用感がコンセプトのシャンプー&トリートメントです。さらに6種類のボタニカル成分を配合しており、ダメージリペアには
- ロータスフラワーオイル
- アンデスローズヒップオイル
- ダマスクローズエキス
- アルガンオイル
- アプリコットオイル
- ココナッツオイル
配合し、髪の傷んだ箇所に密着・補修します。もちろん香りもボタニカルフラワーの香りで、レモンオイル、パルマローザオイル、ブラックペッパーオイル、ローズオイルから抽出されていて、
トップノート | シトラスレモン・マンダリン・レッドカラント |
ミドルノート | フローラルローズ・ガーデニア・フルーティピーチ・ライチ |
ラストノート | バニラ・ムスク・シダーウッド |
と、時間とともに変化する香りを楽しめます。
香りが良いだけで女性は気分が上がりますね。
シリコン・パラベン(防腐剤)・合成着色料の3つを無添加にし、洗浄成分も植物由来と徹底したコンセプトのボタニカルシャンプーです。
目次に戻るボトルのデザインやフォルムについて
合成着色料を不使用ということで、ボトルとシャンプーともに透明で清潔感のあるクリアな印象。ボタニカルということで花のイメージと、お洒落なパッケージです。ノズルも押し込みやすく、ボトルも安定感があり使いやすそう。
トリートメントは白色で、パッケージに一部が黒でシックな印象。とはいえ、文字やイラストはパッケージに印刷されているだけで、市販感が少し残念。ボトルにもデザイン性があれば、もっと好印象だったのになぁ…とも考えます。
「良い」と思うお洒落さやデザインではあるものの、「市販品だなぁ~」と思う惜しいポイントも多く、もったいないというのが個人的な感想です。
目次に戻る成分の内容と検証
全成分を見る
シャンプー
水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、塩化Na、カニナバラ果実油、ハス花油、ダマスクバラ花油、ガリカバラ花エキス、ソケイ花エキス、アルガニアスピノサ核油、パルマローザ油、アンズ核油、ヤシ油、ハッカ葉油、アーモンド油、セリシン、アルギニン、酢酸トコフェロール、グリセリン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-10、ビサボロール、ペンチレングリコール、PPG-7、PEG-40水添ヒマシ油、トリデセス-9、クエン酸、乳酸、水酸化Na、EDTA-2Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、ソルビン酸K、香料
トリートメント
水、ステアリルアルコール、グリセリン、ジメチコノール、ベヘントリモニウムクロリド、カニナバラ果実油、ハッカ花油、ダマスクバラ花エキス、ガリカバラ花エキス、ソケイ花エキス、アルガニアスピノサ核油、パルマローザ油、アンズ核油、ヤシ油、ハッカ葉油、アーモンド油、セリシン、アルギニン、酢酸トコフェロール、DPG、パラフィン、アモジメチコン、ドデシルベンゼンスルホン酸TEA、ポロキサマー217、(C12-14)パレス-7、(C12-14)パレス-5、PEG-40水添ヒマシ油、トリデセス-9、ペンチレングリコール、ビサボロール、グルタミン酸、酢酸、乳酸、EDTA-2Na、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、フェノキシエタノール、ソルビン酸K、安息香酸Na、香料
次に成分を見ていきます。
シャンプーのメインの洗浄成分はラウレス硫酸Naで、脱脂力は強めになっています。
ラウレス硫酸Naは嫌われがちですが、実は石油からではなく、植物のヤシなどから作られていることが多く、一概に悪いものとも言えません。
とはいえ、洗浄成力が強いのは間違いないので、コカミドプロピルベタインで洗浄力をマイルドにしているといった印象の洗浄力。
そしてカニナバラ果実油、ハス花油、ダマスクバラ花油、ガリカバラ花エキス、ソケイ花エキス、アルガニアスピノサ核油、パルマローザ油、アンズ核油、ヤシ油、ハッカ葉油、アーモンド油と、コンセプトにあるボタニカルのエモリエント成分が続き、セリシン(シルク)や酢酸トコフェロール(ビタミンE)など、髪の保湿成分もたっぷり構成されています。
シンプルな洗浄成分に、多種類のエモリエント成分で構成されていて、強めのラウレス硫酸Naをどれだけマイルドになっているかが評価の別れ道になりそうです。
一方トリートメントはステアリルアルコール(ベース剤)から始まり、グリセリン、ジメチコノール、ベヘントリモニウムクロリドと保湿成分が続き、シャンプーと同じくカニナバラ果実油、ハッカ花油、ダマスクバラ花エキス、ガリカバラ花エキス、ソケイ花エキス、アルガニアスピノサ核油、パルマローザ油、アンズ核油、ヤシ油、ハッカ葉油、アーモンド油とボタニカル成分の構成です。
悪くない構成でエモリエント成分が多く入っていますが、髪の補修成分はあまり入っていないので、髪のダメージをどこまで質感良くできるかな~と期待半分、不安半分です。
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シャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
シャンプーの香り
シャンプーを出すと「ボタニカルフラワーブーケ」のいい香り。
強すぎず個人的にはかなりいい感じでした。
シャンプーの泡立ち
モコモコな泡質で好印象。
スタイリング剤をつけてる髪にも泡立ち良好でした。
髪や頭皮への使用感
洗い心地は思ったよりきしみが出ず、とびきり良いわけではないですが悪くない印象。
頭皮のツッパリも感じず、ほどよい脱脂力です。
トリートメントもいい香り。
が、正直なところ質感は悪くないですが、ダメージしてる人には厳しい補修力なので少し残念。
レビューまとめ
- 香りや泡立ちが良くて使いやすい
- 保湿力もあり使用感もまずまず
- ロングヘアの人やくせ毛の人には対応できない。
- 名前にあるダメージリペアとまではいかない補修力。
\ 100%美髪成分のヘアケア/
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
洗浄力と保湿感のバランスが良く、使って駄目なところがあまり見られないアイテムでした。実際に使ってみると、ラウレス硫酸Naのきしみ感や脱脂力の強さは気にならず、丁度いい配合になっているな~という印象。
香りも良く乾かしても程よく香って、オイルのしっとり感も感じられるアイテムでした。
とはいえ、補修成分は値段なりになっているので、ハイダメージや髪の広がりが気になる方には対応しきれないのが正直なところです。
市販品の中(とくにラックス)で迷ったら使ってみていいアイテムでした。
それでも市販の中では上位に入る性能で、使って不満を感じる人は少なく、男性にもオススメできるシャンプー&トリートメントです。
目次に戻るシャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では、「ラックス プレミアム ボタニフィーク ダメージリペア シャンプー」について書きました。
実際に使ってみましたが、ラックスの中ではトップクラスの使用感でした。
スペック
製品名 | ラックス プレミアム ボタニフィーク ダメージリペア シャンプー |
商品区分 | シャンプー・トリートメント |
容量 | 510ml |
主な洗浄成分 | ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、塩化Na |
香り | フローラル |
生産 | 日本 |
メーカー | ユニリーバ |
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