ルミノジェニック シャンプーを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
今回紹介する「ルミノジェニック シャンプー」は、ヘアカラーの褪色を防いで色持ちをよくし、ダメージを補修して美しいツヤを高めるヘアカラー用シャンプーです。
ヘアカラーとの相性の良いアイテムの一つで、褪色を防ぎつつダメージケアををするシャンプーです。
- 使い勝手の良いデザイン
- 快適な使用感
- 香りが良い
- 洗浄性が強い
- 保湿性が物足りない
- 中途半端感がある
「ルミノジェニック」の特徴
実際に「ルミノジェニック シャンプー&トリートメント」を使ってみました。
資生堂独自の「色持ち持続テクノロジー」で、ヘアカラーがキレイになるアイテムとなっています。
毛髪内のヘアカラー染料とメラニン色素の流出により、ヘアカラーの褪色が進むことに着目。資生堂独自の「色持ちテクノロジー」でサロンカラーの美しい仕上がりがより長くなります。
毎日の洗髪時に毛髪内に出入りする水の量を抑制し、染料とメラニン色素の流出を防ぎます。
ボトルのデザインやフォルムについて
こちらは、「アデノバイタル」や「ルミノフォース」、「アクアインテンシブ」と同じフォルムで手にフィットするためのようなデザインです。
ルミノフォースと似た「紫」を基調としたベースカラーで、クリアな質感と合わさり、とても美しいです。手にフィットするあたりは、さすがSHISEIDOといったところ。フォルムにまでこだわりを感じます。
細かいところまで安定感があり、例えばフタを開けるときの固さ一つとっても「ちょうどよい」ため、ストレスが全くない使用感。加えて、高級感のあるクリアな質感。
目次に戻る成分の内容と検証
全成分を見る
シャンプー
水、ココイルメチルタウリンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドMEA、ジステアリン酸グリコール、ラウリルグリコール酢酸Na、塩化Na、ポリオクタニウム-オタニウム-11、グリチルロチン酸2K、レシチン、加水分解コムギタンパク、加水分解コムギデンプン、チオタウリン、褐藻エキス、紅藻エキス、オノニスエキス、シソエキス、緑藻エキス、セテアレス-60ミリスチルグリコール、クエン酸、ポリウレタン-46、エタノール、EDTA-2Na、ポリクオタニウム-47、BG、乳酸アンモニウム、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料
トリートメント
水、ジメチコン、イソペンチルオール、ソルビトール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ステアルトリモニウムクロリド、バルミトン酸エチルヘキシル、クオタニウム-91、アミノプロピルジメチコン、アルギニン、ヒドロキシエチルウレア、PEG-90M、乳酸、ポリオクタニウム-11、グルタミン酸、レシチン、ステアリルジヒドロキシプロピルジモニウムオリゴ糖、加水分解コムギタンパク、加水分解コムギデンプン、チオタウリン、褐藻エキス、紅藻エキス、オノニスエキス、シソエキス、緑藻エキス、イソプロパノール、ミリスチン酸PPG-3ベンジルエーテル、クエン酸、クエン酸Na、BG、乳酸アンモニウム、PG、シリカ、BHT、フェノキシエタノール、香料
次に成分を見ていきます。
洗浄成分は、ココイルメチルタウリンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドMEA、この3つがベースでアミノ酸洗浄成分中心のかなりマイルドな洗浄力になっていて好印象です。
頭皮を保湿する成分で定番となりつつあるグリチルロチン酸2Kに加えて、加水分解コムギタンパク、加水分解コムギデンプン、褐藻エキス、紅藻エキス、オノニスエキス、シソエキス、緑藻エキス、など髪をキレイにする保湿成分もあるため、かなり良い構成にもなっています。
他のラインナップでもある「ルミノフォース」と色や成分構成が似ています。
全体的なバランスのとれた構成具合は、シャンプー&トリートメントで共通になっているためかなりの品質の高さがあります。ということで、資生堂独自の「色持ち持続テクノロジー」がどんなものか、実際に使って様子を見ていきます。
目次に戻るシャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
シャンプーの香り
実際にシャンプーを出してみると、かなり濃い色の液です。
少しバラのような花の香りがします。心地よい感じで強すぎず、好印象。
シャンプーの泡立ち
泡立ちは良好。モチっとした泡の感じになります。
泡もキメ細かく、泡も大きく使いやすそう。
髪や頭皮への使用感
実際に洗ってみると、思っているよりも使用感が微妙。
頭皮に少しつっぱりを感じてしまい、髪へも少しからまりも感じます。
一方でトリートメントは濃厚で、出す時は少し力入れないといけないので、少しストレスを感じますが仕方ないかなとも思います。
使用感は中々良くて、シャンプーの微妙な使用感を打ち消すように髪をツルツルにしてくれます。
レビューまとめ
- バランスも良く使いやすい
- 使用感がいい
- 使用感がいい
- 保湿力は物足りない
- 頭皮へも微妙
ヘアカラーと需要の高いメニューと相性の良いシャンプー
ヘアカラーという需要の高いメニューと相性が良いため非常に使い勝手が良いアイテムになっています。使用感も良いのもポイントになっています。ルミノジェニックを全体的に見ると、バランスの良いシャンプー&トリートメントではあります。
使いやすいデザイン性や、フォルムに加えて、絶妙な香り、使用感など、どれをとってもレベルの高いアイテムにはなっています。
個人的には、かなりおすすめできるシャンプー&トリートメントです。とくに女性やロングヘアでも安心して使うことができる高品質なアイテムなのです。
とはいえ、やはり脱脂力の強さに加えて、シャンプーの使用感の悪さが気になります。
さらに、ヘアカラーを色持ち持続テクノロジーもかなり微妙な感じなので、あまり当てにもならないかなという印象。
個人的には、ルミノジェニックはルミノフォースに類似していますが、ルミノフォースの方が使用感が良いのでおすすめできます。
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シャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では、「ルミノジェニック シャンプー&トリートメント」について書いています。
実際に使ってみてまとめると、バランスは良いもののもっと良いシャンプーはあるなという結論になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。