髪をキレイにする6つの仕方!美容師が教える正しいシャンプー法
きしです。「1から学ぶ美髪つくりの方法(シャンプー編)」の11回目の記事になります。
今まででは、シャンプーの必要性や知識などをお伝えしてきましたが、今回の記事からは、実際にシャンプーをする上でのテクニック内容について書きます。
どんなに良いシャンプーを使ったとしても、方法を間違えると効果を最大限に活かすことはできません。髪をキレイにするためのシャンプー法についてお話していきます。
- シャンプーの正しい方法
- それぞれのテクニックポイント
家でするシャンプーも美容室のように、髪がキレイになれば、その時間はとても有意義な時間にもなりますし、あなたにとってのリラックスタイムになります。
しかし、
自分でしても、美容室のようにキレイにならないんですよね…
というお悩みもよくあります、やはりただシャンプーするだけでは中々上手くはいきません。
そんな毎日するシャンプーもやり方が間違えば髪にも大きな負担がかかります。
そこで当記事では、教える美容室のように髪をキレイにするシャンプーのコツを分かりやすくお話していきます。
- 自宅でのシャンプーの方法
- 髪をキレイにする仕方
- 美容師的アドバイス
美容室でするような気持ち良いシャンプーの方法も別記事に作っています。参考になれば嬉しいです。
自宅でする正しいシャンプーのやり方
良いシャンプーを使うだけでなく、シャンプーの正しい仕方も重要になります。
少しでも工夫してキレイな髪つくる努力をしましょう。
まずは、シャンプーの目的にどのような認識をお持ちでしょうか?
- 「汚れをおとす」
- 「キレイにする」
- 「スッキリする」
- 「リラックスする」
このように、さまざまな目的があると思います。
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということを重点にお伝えしますので、自分の目的に合う人は読み進めてください。
髪をキレイにするシャンプーには、重要なポイントがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
それを意識していけば必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
そのポイントをおさえつつ、6つのテクニカルな話します。
- お風呂前のブラッシング
- シャンプー前のお湯すすぎ
- 泡立て
- 予洗い
- 洗い方
- トリートメント
これらのことを工夫していきましょう。
それぞれを具体的にお話します。
お風呂前には髪をブラッシングしましょう
意外にできていないのが、お風呂に入る前の「ブラッシング」です。
ブラッシングなんて必要なの?
と思う人も多いかと思いますが、実はとても重要になるのが、お風呂前のブラッシングです。
ブラッシングをしてあげることで、シャンプー前の汚れを軽くとってくれるだけでなく、髪と髪の摩擦を減らしてくれる効果もあります。
なので、お風呂前には髪をキレイにブラッシングしてあげましょう。
- 髪を、根元から毛先にかけて優しく、ブラシを通してまっすぐに髪をといてあげましょう。
- ブラシは粗いもの髪に負担のないものを使いましょう。
お風呂前には必ずブラッシングを優しくします。
ブラッシングをすることにより、髪についている汚れがとれるだけでなく、髪の絡まりなども一緒にとることにより髪のすすぎやすさも、変わります。
シャンプー前の「お湯すすぎ」は大切
ブラッシングで髪をキレイにした後は、髪のすすぎを丁寧にしてあげましょう。
髪のすすぎはシャンプーの土台になり、しっかりとすすぐことにより泡立ちはよくなります。
シャンプーをする時のシャンプーの泡立ちの良さというのは、「シャンプーの量+ 水分の量+空気との摩擦」によって変わります。
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
お湯のすすぎも、丁寧にしてあげましょう。
シャンプーは泡立が大切です
シャンプーの泡立てはとても大切になります。
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。
たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
シャンプーは「予洗い」が効果的
シャンプーする前には、予洗いが大切になります。
予洗いとは、シャンプーする時の半分以下程度の量でいいので、軽く優しく洗ってあげる。頭皮の皮脂や、髪についたほこりなどをキレイにしてあげることのことを言います。
- 半プッシュほど軽めのシャンプー
- 手のひらで泡立てる
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い
洗顔で、例えるところのクレンジング効果のあるものだと考えると良いです。
洗髪をする前に事前に余分なものを取り除くために、30秒ほどの軽めのシャンプーをしましょう。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
- 手のひらで泡立てる
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントは手グシでキレイに
シャンプーにより、髪はさらに繊細になっています。
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。
- 適量をとり髪からつける
- もみ込み髪の中に水分をいれこむ
- 手に残った水分を地肌にもつけてあげる
最後に、トリートメントをする時は、頭皮ふきんの髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
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あとがき
シャンプーの正しい方法はけっこう簡単なことばかりなのです。
できるだけ優しくていねいにシャンプーをしてあがることでキレイになっていきますよ。
とくに、髪をキレイにする・髪を傷めたくない・という人にとって正しいシャンプー法になります。
どれもがすぐできることなのでチャレンジしてみてくださいね。
やり方をマスターしたら、シャンプー自体を変えてあげることで、髪や地肌への負担もへります。
シャンプーを変えてあげるだけではダメですが、合わせて参考にしてもらうと、髪がどんどんキレイになっていきますよ。こんな感じで以上。