BENE(ベーネ)プレミアム ブルーリア クリアスパ シャンプーを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
サロン専売ブランドでもある「ビューティーエクスペリエンス(旧モルトベーネ)」、最近ではヘアカラーのTHROWが有名で認知されています。その中の「BENE」シリーズ。髪と頭皮地肌への保湿ができる万能的なアイテムです。
今回紹介する「ベーネ プレミアム ブルーリア クリアスパ シャンプー」は、髪のパサつきをケアして「うるっ」とまとまるツヤ美髪へ導く浸透補修ミルクのシャンプーです。
さらに、吸着力が高く洗い流されずに「保湿し続ける」ことができる新配合のモイストコート成分が、髪1本1本をやさしく包み込み、広がりやパサつきを抑えてくれるアイテムです。
- コスパがいい
- 使いやすいデザイン性
- 男女ともに使える
- 長期の使用では危険性もある
- 脱脂力が強め
- 髪への保湿力は少し微妙
BENE プレミアム ブルーリア クリアスパ シャンプーの特徴
今回の記事では、ベーネの「クリアスパシャンプー&モイストスパトリートメント」を使いました。
地肌の皮脂や汚れをキレイにしつつ、みずみずしい潤いを与えて地肌環境を整えるシャンプーです。
クリアでやわらかな地肌がキレイな髪の第一歩です。元々、髪は地肌を守る役割があります。
それほど地肌は敏感です。何もケアを施さないと、さまざまなトラブルを引き起こす原因にもなります。洗うだけでも、キレイな土台(頭皮)になるアイテムがベーネです。
シャンプーには、
- 酵素
- ホワイトクレイ
トリートメントには、
- パールエッセンス
- 光彩キューティクル処方
- アミノリペア成分
など、頭皮だけでなく髪もキレイにするための構成になっています。
エッジの効いた特徴的なフォルムとキレイなクリアブルー
シャンプーボトルから。クリアブルーの色が特徴のベーネ、四角いフォルムはシンプルです。少し大きめのボトルサイズで片手で掴むには少々ストレスがかかるかも。
大きさもそれなりにあるため、安定感はしっかりあります。ボトルフォルムだけでなくノズルもシンプルで、男性でも使いやすそうな印象。
一方でトリートメントは、色違いで濃い目のブルーが特徴です。シャンプーとの見分けはつきやすく、合わせて使う場合はかなり良い感じ。ボトルデザインなど、トータル的にかなり使いやすいものの、サイズ感が大きいのがネックな感じですね。まぁ可もなく不可もなくといった結論です。
全成分を見る
シャンプー
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、ココイルグルタミン酸2Na、リパーゼ、カオリン、加水分解ヒアルロン酸、海塩、加水分解コンキオリン、メントール、ココイルメチルタウリンNa、ポリクオタニウム-10、グリセリン、デシルグルコシド、乳糖、PCA-Na、硫酸Na、亜硫酸Na、クエン酸、クエン酸Na、EDTA-2Na、塩化Na、酸化Mg、ヘキシレングリコール、PG、BG、安息香酸Na、メチルパラベン、メチルイソチアゾリノン、香料
トリートメント
水、セテアリルアルコール、ジメチコン、ステアリン酸グリセリル、加水分解ヒアルロン酸、カオリン、加水分解シルク、白金、加水分解コンキオリン、セトリモニウムクロリド、ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリド、ミネラルオイル、PPG-9ジグリセリル、クエン酸、クエン酸Na、炭酸水素Na、イソプロパノール、BG、メチルパラベン
洗浄成分を見ると、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、ココイルグルタミン酸2Na、と少し強めの洗浄成分と量。
やはり、オレフィンという脱脂力強めの洗浄成分が構成されているのは気になるところです。
とはいえ、メントールも含まれているためにスパシャンプーにある爽快感は一通りある構成にはなっています。
成分内容を見ただけですが、個人的には少し残念なシャンプーでした。
洗い心地も良く使用感も良い感じ
シャンプーの香り
実際にシャンプーを出してみると、甘いフローラルな感じ。少し柑橘系っぽさもあるやも。
ベーネの香りは「ブルーフローラル」で、フレグランス効果は高いかなという印象。
シャンプーの泡立ち
クリアスパというだけの洗浄成分の多さからか、とても泡立ちは良好。
加えて、泡の質も良い感じ、少し大きめの泡なので粗めな感じこそしつつも手触りは良いです。
髪や頭皮への使用感
実際に洗ってみると、脱脂力の強さは感じることはなく中々良い印象がします。
が、やはり髪への使用感は少し微妙です。
一方で、トリートメントにしても少し微妙感があり、余計なベタつきこそありませんが、それでもしっとりするわけでもないのでロングヘアなどの方には微妙かも。
レビューまとめ
- コスパがいい
- 使いやすいデザイン性
- 男女ともに使える
- 脱脂力が強め
- 長期の使用では危険性もある
- 髪への保湿力は少し微妙
水準よりも少し残念なシャンプー
クリアスパということで洗浄力が強めで保湿力はあるものの、ややバランスが悪くて使い勝手は微妙なシャンプー&トリートメント。
このシャンプーがとんでもないところは市販シャンプーの中でもコスパが良いところです。
安っぽさが全く感じない上に、このデザイン性のクオリティでこの値段なら、ついつい使いたくなってしまいます。
シャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では、「BENE クリアスパシャンプー&モイストスパトリートメント」について書きました。
ベーネのクリアスパシャンプーを使ってみましたが、少し残念な結果となりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。