BCクア カラースペシフィークを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
今回紹介する「BCクア カラースペシフィークシャンプー」は、名前の通りにヘアカラーとの相性がよく、退色を防ぐ効果があるシャンプーです。
BCクアシリーズは、アミノケラチンコンプレックスとプロテイン配合のシャンプーなので、ハイダメージヘアを補修しながら、やわらかい手触りにしてくれます。
なお、「美容師おすすめのシュワルツコフのシャンプー」も下の記事にまとめているので、合わせて参考にしてください。
- 泡立ちが良い
- 保湿性もある
- 香りが良い
- 全体的に中途半端
「BCクア」のシャンプー使ってみた
カラースペシフィーク
カラースペシフィークはヘアカラーを良くするためのヘアケアアイテムです。
ヘアカラーの褪色を防ぐだけでなく、ダメージケアも合わせてできる便利アイテムです。
カラースペシフィークは、「ヘアカラー」と相性の良く、染めたての色や、ツヤがそのまま続き、しっとりとした落ち着きのあるヘアスタイルを作るというのがポイントになります。
- 毛髪内外から染料をとどめるディアルロック処方
- 「内部収れん」効果で優しく引き締める
- キューティクルを剥がれにくくなる
カラー後のアルカリに傾きゆるんだマトリックスをやさしく引きしめ、染料流出を抑えアルカリに傾きゆるんだ髪内部をやさしく引きしめて安定させ、カラー染料が流出しないようにとどめます。
加えて、セラミド類似物質としてキューティクル周辺を中心としたCMC欠損部分に行き渡り、キューティクルの剥離を防止します。
要は、アミノ酸系の高機能エモリエント油剤、乳酸と水酸化カルシウムの複合体によってヘアカラーとの相性がよくなるためのシャンプー&トリートメントということになります。
デザイン
シャンプーボトルは少し長細くて片手で持つことができるのでストレスはありません。片手で包みこめるくらいの細さです。
250mlサイズはポンプ式ではなく直接出すタイプ。トリートメントは、チューブ式でデザインもひと目で分かるので使いやすい。サイズ感もちょうど良い感じで好印象。
目次に戻る成分の内容と検証
全成分を見る
シャンプー
水、ココイルメチルタウリンNa、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、ココイルセチオン酸Na、塩化Na、ヤシ油アルキルグルコシド、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、乳酸、水酸化Ca、加水分解ケラチン(羊毛)、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、リシン、トレオニン、プロリン、ポリクオタニウム-22、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリジモニウムキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD、PCA-Na、ソルビトール、安息香酸Na、ヤシ脂肪酸、トリオレイン酸PEG/PPG-120/10トリチロールプロパン、香料
トリートメント
水、セテアリルアルコール、ジメチコン、炭酸ジカプリリル、ベヘントリモニウムクロリド、ズステアロイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート加水分解ケラチン(羊毛)、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ステアルジモウニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、乳酸、水酸化Ca、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、リシン、トレオニン、プロリン、パンテノール、オプンチアフィクスインジカ種子油、アマナズナ種子油、野菜油、ステアラミドプロピルジメチルアミン、セトリモニウムクロリド、フェノキシエタノール、アモジメチコン、メチルパラベン、ビスアミノPEG/PPG-41/3アミノエチルPG・プロビルジメチコン、イソプロパノール、クエン酸、ポリクオタニウム-10、テトライソステアリン酸ベンタエリスリチル、アンズ核油、イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPO、PCA-Na、ジカプリリルエーテル、デシルグルコシド、ベタイン、エタノール、オレイン酸グリセリル、ソルビトール、香料
シャンプーの成分から見ていくと、クオリティの高いとされるアミノ酸洗浄成分のココイルメチルタウリンNa、保湿剤のあるグリセリン、コカミドプロピルベタイン・ココイルセチオン酸Naと、中々クオリティの高いアミノ酸シャンプーと言えます。
昔はオレフィンといった強めの洗浄成分も構成されていて残念な使用感でしたが、バージョンが変わってからはかなり良くなっていると言えます。加えて、グルタミン酸・アラニン・ケラチン・ヤシ油脂肪酸など、洗浄成分だけでなく他の構成的にも品質が高いです。
トリートメントはさらに優秀で、シャンプーの成分量よりも格段に多くなっている。
ヘアカラーにも効果的な炭酸ジカプリリルというエステル油、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)によってヘアカラーでアルカリに偏ったpHを戻してくれる効果があるため、他のシャンプーに比べると格段に持ちがよくなります。
ヘアカラーにも効果的な炭酸ジカプリリルというエステル油、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)によってヘアカラーでアルカリに偏ったpHを戻してくれる効果があるため、他のシャンプーに比べると格段に持ちがよくなります。
それだけでなく髪をキレイにするエモリエント効果も高いです、というかこっちの方がメインの効果なはずなのでラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)でヘアカラーの色持ちを良くするというのよりも、全体的にスペックの高い成分構成で髪のダメージをケアしつつ、ヘアカラーの色持ちを良くするといったシリーズ。
ということで、実際に使っていきます。
目次に戻るシャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
シャンプーの香り
シャンプーはかなり濃厚な感じで少し固めなシャンプー液。
シャンプーの泡立ち
濃厚なシャンプー液かと思いきや、泡立ちは悪くて泡の質感は微妙な感じ。
泡の質は悪くはありませんが、良くもないといった印象です。
髪や頭皮への使用感
実際に使ってみた使用感としては、悪くはありません。髪や頭皮への影響は良い感じでひっかかりなどは一切ありません。
トリートメントの使用感
トリートメントも出してみましたが、シャンプーに比べると好感触。
余計なシリコンは入っていないのでベタつきは少ないし、かと言って髪はしっとりもしてくれるので使用感はバッチリです。
レビューまとめ
- ヘアカラーをよくする人なら使えるかも
- まぁ悪くはない品質
- トリートメントの使用感はバッチリ
- 全体的に物足りない
- シャンプーが微妙
\ 100%美髪成分のヘアケア/
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
実際のところ、ヘアカラーの色やツヤが続くというよりも、単純にバランスのとれたアイテムでダメージを補修しするといったアイテム。
乳酸・水酸化Caによる「pHバランサー」と、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)・加水分解ケラチン(羊毛)によって「キューティクルを補修する」という2つの効果でヘアカラーを良くするというものですが、実際に使ってみた感じでは、かなり使いやすいシャンプーという印象。
とはいえ、シャンプーは同シリーズのカラーセーブの方がおすすめ。
トリートメントにはエモリエント剤やケラチンなどモリモリ構成されているので、こちらはシャンプーに比べると中々優秀です。
ズステアロイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート加水分解ケラチン(羊毛)、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ステアルジモウニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、乳酸、水酸化Ca、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、パンテノール、オプンチアフィクスインジカ種子油、アマナズナ種子油、野菜油と、豪華な構成でエキスこそないがこの辺りの構成は素晴らしい内容になっています。
ヘアカラーをしている方であれば間違いなくおすすめのシャンプーです。
あとがき
この記事は、「BCクア カラースペシフィークシャンプー」について書きました。
BCクア カラースペシフィークを実際に使ってみましたが、悪くはないけど格段良いものでもないという印象のアイテムに。
スペック
ブランド名 | BCクア |
製品名 | カラースペシフィーク |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 250ml |
主な洗浄成分 | コカミドプロピルベタイン、ココイルイセチオン酸Na |
香り | フローラル |
メーカー | シュワルツコフ |
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