「バーミーストック ボタニカルモイストシャンプー」を美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
- 軽い泡立ち
- 洗い上がりしっとり
- 指通り滑らか
- 香りが良い
- 泡立ちがイマイチ
- 補修力が少し頼りない
- 油分の強いスタイリング剤は落ちにくい
今回紹介する「バーミーストック ボタニカルモイストシャンプー」は、こだわりのボタニカル精油100%で肌から髪までまとまる、ヘアケア用のボタニカルシャンプーです。
「バーミーストック ボタニカルモイストシャンプー」の特徴
今回の記事では、実際に「バーミーストック ボタニカルモイストシャンプー」を使ってレビューします。
ボタニカルを売りにしているようなので敏感肌な方でも使えそうな商品。あの有名で大人気のボタ◯ストと似た売りのシャンプートリートメントな感じがしますね。
毎日使うものだからこそ、自分にフィットするやさしいものを使いたい。BalmyStockは100%※ の精油アロマと植物由来成分で安らぎながらしっかりまとまるうるツヤ髪に。髪にも心にも優しい使い心地を。
引用元 | Balmy Stock 公式
植物由来100%で、頭皮地肌の汚れをすっきりしつつ、髪をうるおいまとまる状態にしてくれる新シャンプーです。
しっとりとまとまるボタニカルシャンプー
- 軽やかな指通り、植物由来成分でしっとりとまとまる
- 地肌の汚れをすっきりする、マンダリンオレンジエキス配合
- フルーティーなシトラスの香り
バーミーストックは、無添加×ボタニカルでありながら、⾼い洗浄⼒と泡⽴ちの良さを実現。髪にも頭⽪にもやさしいアミノ酸系成分配合で、やさしく、しっかり洗い上げます。
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ボトルのデザインやフォルムについて
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成分の内容と検証
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シャンプー
水、ココイルメチルタウリンNa、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、塩化Na、メドウフォーム-δ-ラクトン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、マンダリンオレンジ果皮エキス、ニオイテンジクアオイ油、オレンジ果皮油、スペアミント油、ダマスクバラ花エキス、ラベンダー油、オニサルビア油、エンピツビャクシン油、メボウキ油、グリセリン、BG、トコフェロール、ラウレス-4カルボン酸Na、ポリクオタニウム-10、ペンテト酸5Na、サリチル酸、ポリクオタニウム-47、安息香酸Na、クエン酸、フェノキシエタノール
トリートメント
水、ジメチコン、セタノール、ベヘントリモニウムクロリド、ステアリルアルコール、シア脂、メドウフォーム-δ-ラクトン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ニオイテンジクアオイ油、オレンジ果皮油、スペアミント油、ダマスクバラ花エキス、ラベンダー油、オニサルビア油、エンピツビャクシン油、メボウキ油、グリセリン、BG、トコフェロール、エチドロン酸、ジココジモニウムクロリド、イソペンチルジオール、パルミチン酸エチルヘキシル、イソプロパノール、オレイルアルコール、ポリオレイン酸スクロース、ステアルトリモニウムクロリド、アモジメチコン、アミノプロピルジメチコン、ジステアリルジモニウムクロリド、安息香酸Na、クエン酸、フェノキシエタノール
マイルドな洗浄性に、それなりの保湿性のバランスのある内容になってます。
洗浄成分は基本アミノ酸系、「ココイルメチルタウリンNa」は低刺激で泡立ちもよい成分。これ自体が結構高価な成分になっているので、メインに使われているのはうれしい。
「ラウロイルメチルアラニンNa」はアミノ酸系洗浄成分の中でもさっぱり仕上がる成分。単体では泡立ちが悪いですがその前にある両性界面活性剤と混ざることで泡立ちが良くなるのが特徴。これも良い成分です。
そしてアミノ酸系洗浄成分の間に挟まれている「ラウラミドプロピルベタイン」。両性界面活性剤ですが、陰イオン界面活性剤「ココアルメタルタウリンNa」や「ラウロイルメチルアラニンNa」と結びついて泡立ちをよくする補助的な役目もしてくれる。それでいて刺激や毒性もほとんどなく安心の成分です。
数々のアミノ酸系洗浄成分の後に続くのはボタニカル成分。「マンダリンオレンジ果皮エキス」は角層透明度の向上や皮膚明度の向上効果、また皮膚バリア機能の改善効果が期待できるので、頭皮にも髪の毛にもとても良さそう。
その後にもたくさんの植物性オイルが配合されていて、髪の毛の指通りもよくしてくれそう。ただその量は微量なのが少し頼りなさを感じます。
トリートメントにもボタニカル成分やシア脂などの良い成分も入っているのですが、一番上位に来るメインは「ジメチコン」。がっつりシリコン剤です。
指通りなどは良くなるので悪い成分というわけではないですが、ボタニカルを売りにしているだけあって少し残念。
洗浄成分は上質なものが多く、髪の毛にも頭皮にも優しい処方。
成分構成だけ見ると、マイルドで軽い印象。オレンジやアルガンオイルなどの補修、保湿成分は入ってるものの少しその量に頼りなさを感じます。
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シャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
シャンプーの香り
シャンプーは程よくとろみがあって使いやすい
香りはゼラニウムの甘さとシトラスの爽やかさ。個人的には大人のコーラレモンって感じです。
シャンプーの泡立ち
泡立ちは良いですがとても軽い!
シャンプーの使用感
泡立ちの軽さ故に少し油分が残ってると泡が消えやすく感じます。
トリートメントの使用感
サラッとしたテクスチャーですが、しっとりまとまる仕上がり。
レビューまとめ
- 低刺激
- 香りが良い
- 洗浄成分が上質
- 泡持ちがイマイチ
- 補修力が頼らない
- トリートメントのシリコン性が強い
\ 100%美髪成分のヘアケア/
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
悪い成分は入っていないので使いやすいアイテム!ただボタニカルをメインで考えるなら少し物足りない!
実際に使ってみましたが、洗浄成分が良く使いやすいアイテムでした。
非常にマイルドな仕上がりになっていて、さまざまな人(頭皮地肌と)に幅広く対応できる上に、シリコン性も強くないので、万能型なシャンプー。
シリコン性が強くないというのは言い方を変えれば、保湿力を求める人には物足りない可能性もありますが、全然足りないというわけはでないので、バランスは良いラインではあります。
全体の、洗浄性・保湿性・補修力・使用感といった感じで見ると、良いオーガニックシャンプーと言うのが結論になります。
それだけでなく香りも良いので、かなりおすすめの内容でした。
シャンプーは毎日のことなので洗浄成分が上質なのは嬉しい!それだけでも試してみる価値はあると思います。
シャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では、「バーミーストック ボタニカルモイストシャンプー」について書きました。
実際に使ってみましたが、軽い使い心地でしっとりしすぎず男性でも使いやすい商品でした。
- 軽い泡立ち
- 洗い上がりしっとり
- 指通り滑らか
- 香りが良い
- 泡立ちがイマイチ
- 補修力が少し頼りない
- 油分の強いスタイリング剤は落ちにくい
スペック
ブランド名 | バーミーストック |
製品名 | ボタニカルモイストシャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 500ml |
主な洗浄成分 | ココイルメチルタウリンNa、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA |
香り | シトラス |
メーカー | ボーテ・ド・モード |
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