スリークライナー シャンプーを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
今回紹介する「スリークライナー シャンプー」は、髪のフォルムを内側から整え「くせ毛」を抑えて、まとまりのよいなめらかな髪にケアしてくれます。
このシャンプーは、くせ毛やうねりの髪に、湿気や熱などの悪影響を除去することで、扱いやすい髪にしてくれます。
- 使い勝手の良いデザイン
- 快適な使用感
- 香りが良い
- 保湿性が物足りない
- 中途半端感がある
- 洗浄性が強い
「SLEEKLINER」の特徴
この記事では「スリークライナー シャンプー&トリートメント」を実際に見て、使っていきます。
このラインナップは湿気や汗でまとまりにくくなったくせ毛をケアをするアイテムです。
毛髪の内と外からくせようねりの原因にアプローチ。資生堂独自の「スムースキーテクノロジー」でくせを抑え、なめらかでまとめのある髪へ導きます。
インナーサポート成分毛髪内部の湿気に弱い部分をサポートして、内側からせせを抑えて、サーモコート成分毛髪表面を薄いベルで包み込み、毛髪を保護することでなめらかさを守ります。
ボトルのデザインやフォルムについて
こちらは、「アデノバイタル」や「ルミノフォース」、「アクアインテンシブ」など、他のラインナップと同じフォルムで手にフィットするためのようなデザインです。
手にフィットするあたりは、さすがSHISEIDOといったところ。フォルムにまでこだわりを感じます。細かいところまで安定感があり、例えばフタを開けるときの固さ一つとっても「ちょうどよい」ため、ストレスが全くない使用感。
加えて、高級感のあるクリアな質感。クリアな質感を活かしたスカイブルーっぽいキレイな色合い。
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全成分を見る
シャンプー
水、ココイルメチルタウリンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドMEA、ジステアリン酸グリコール、ラウリン酸PG、塩化Na、ポリクオタニウム-10、アルギニン、リシンHCI、ポリクオタニウム-11、グリチルリチン酸2K、ポリ-γ-グルタミン酸Na、チオタウリン、オノニスエキス、シソエキス、クエン酸、EDTA-2Na、ポリクオタニウム-47、BG、フェノキシエタノール、安息香酸Na、メチルパラベン、香料
トリートメント
水、イソペンチルジオール、ソルビトール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ジメチコン、ステアルトリモニウムクロリド、パルミチン酸エチルヘキシル、ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、アミノプロピルジメチコン、リシンHCI、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、アスコルビルグルコシド、PEG-90M、グルタミン酸、レシチン、アルギニン、ポリーγ-グルタミン酸Na、チオタウリン、オノニスエキス、ポリクオタニウム-11、シソエキス、加水分解コンキオリン、イソプロパノール、PG、クエン酸Na、クエン酸、BG、シリカ、トコフェロール、BHT、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
次に成分構成を見ていきます。
洗浄成分は、ココイルメチルタウリンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドMEA、ジステアリン酸グリコール、などかなりマイルドで優しい洗浄力。
アミノ酸主体の洗浄成分は好印象です。
ポリクオタニウム-10、11、ポリ-γ-グルタミン酸Na、チオタウリン、オノニスエキス、シソエキス、の髪や頭皮をケアする保湿成分に加えて、頭皮の保湿をする定番の成分でもあるグリチルリチン酸2Kと、かなり品質の高い素材が多いシャンプーです。
優しい洗浄力と保湿成分は非常にバランスのとれたサロン専売シャンプーと言えます。
とはいえ、くせ毛をまとめたり、湿気対策に使えるかと言うと、もう少しエモリエント効果のある成分が欲しかったところです。
それはトリートメントにも同じことが言えるので、バランスこそ良いものの、もう少し「くせ毛」に向けたものが欲しかったという印象です。
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シャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
シャンプーの香り
シャンプーを出してみると、フローラルな香りがします。
スリークライナーは「ブルースプリング」ですが、中々良い印象がする香りです、強すぎず心地よいです。
シャンプーの泡立ち
泡立ちは良好で、泡も大きく質も良好。
優しい手触りも良い感じです。
髪や頭皮への使用感
泡立ちは良好で、泡も大きく質も良好。
優しい手触りも良い感じです。
一方で、トリートメントは、しっかりとした質感で髪にうるおいを作ってくれます。
シャンプーでつるっとしたあとの髪に水分が入っていくのが実感することができ、保水力の高さを実感できます。
レビューまとめ
- バランスも良く使いやすい
- 使用感がいい
- とても使いやすいヘアケア
- 保湿力は物足りない
- 頭皮へも微妙
くせ毛の髪質にも使える需要の高いシャンプー
くせ毛に特化した貴重なシャンプーということで、使いやすくて使い勝手の良いバランスのとれたアイテム。実際に使ってみると分かりますが、バランスが良いだけでなくそれぞれのパラメーターも高いシャンプー&トリートメントです。
マイルドな洗浄力に加えて、素材一つ一つが優秀な保湿剤、バツグンの使いやすさのボトルデザインなど、どれをとっても一級品であることは間違いありません。
その上で、この価格帯ならば使いやすいと言っても良いかと思います。
高めの市販シャンプーよりも少し高めですが、サロン専売の中ではコスパに優れていて、中身もかなり良いものになっています。
個人的には、かなりおすすめできるシャンプー&トリートメントです。とくに女性やロングヘアでも安心して使うことができる高品質なアイテムなのです。
とはいえ、くせ毛をまとめるものの、髪質によってはエモリエント効果が物足りなく感じてしまいます。
まぁ、これは仕方ないのかもしれません。
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シャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では、「スリークライナー シャンプー&トリートメント」について書いています。
実際に使ってみた印象としては、かなり使いやすく幅広い方におすすめできる内容という感じでした〜。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。