髪の乾燥対策!自宅でもできるテクニック・ヘアケア対策まとめ『8選』
髪の乾燥が気になっています。 乾燥して髪がパサツイてしまったり、まとまりが悪くて、いつも結んでいて、髪を下ろすことが出来ません…。どうにか乾燥を防ぐ方法はないでしょうか?
こういった悩みにお答えしていきます。
教える髪の”乾燥対策”
「トリートメントなどもちゃんとしているのに、ドライヤーの後にアホ毛がたくさんでてくる…」や、「昔はもっとキレイだったのに最近髪が乾燥するようになった…」という悩みを抱えている方は少なくありません。
髪が乾燥してパサつきがでてくると、髪のキレイな印象が弱くなり”見た目年齢がグッと上がる”デメリットがあります。
キレイなツヤ髪に憧れる女性は多いですが、なかなか手に入れるのは難しいもの。
そこで今回の記事では、実際にお客様に教えたり、自分で実践している髪の乾燥対策の極意をお話していきます。
この記事で分かること
- 乾燥する原因
- 今日からすぐにできる乾燥対策
- 髪の保湿に役立つアイテム
髪が乾燥してしまう原因とは?
まずは、”乾燥”してしまう原因について見ていきましょう。
なぜ髪が乾燥してしまうのかを理解することが、対策をする「一番の近道」になります。
まずは、なぜ乾燥してしまうのか?というと、髪の”水分不足”と”ヘアダメージ”が大きな原因となります。
髪のほとんどは”たんぱく質”で構成されており、
- メデュラ(髪の芯)
- コルテックス(髪の水分保持能力)
- キューティクル(髪を覆う皮)
の3つの構成で成り立っています。
分かりやすくお話すると、メデュラの周りに、コルテックスが覆っていて水分をこぼれないようにしていて、その上からキューティクルが張り付いている、というような考えた方になります
一部図解にしています。
コルテックスが中心の周りにあり、水分をこぼさないようにしていますが、ヘアダメージによって機能が低下すると、水分不足になります。
https://l-ls.co.jp/shampoo/drying-care/ 結果として、髪の周りにあるキューティクルという皮のようなものが、吸着してくれずに、”アホ毛”のようなパサツキになってしまいます。
つまり、髪のダメージによって、水分が髪に吸着しににくなり水分不足が生じることによって、”髪全体の乾燥”しやすくなります。
日本人の髪はダメージを受けやすく乾燥しやすい
これは欧米人との比較しているグラフです。
日本人は欧米人に比べ、コレステロール値が半分以下にまでなっています。この”コレステロール”というのは、「髪を守ってくれる数値」と言ってもよいものです。
このコレステロールが低いために、日本人の髪はダメージを受けやすくて、乾燥しやすいと言えるのです
さらに具体的なヘアダメージの原因をまとめると…
ヘアダメージの8つの原因
- シャンプーのしすぎ
- ドライヤーのしすぎ
- ヘアカラー・パーマ・ストレートのしすぎ
- 摩擦ダメージ
- 紫外線ダメージ
- 暖房・冷房などの空調による乾燥
- 偏った栄養の摂取・栄養不足
- 女性ホルモンの低下
こういう感じになります。これらがダメージ、「乾燥の原因」といっても良いでしょう。
これに加えて、冬の気候の変化・湿度の低下によって、水分不足になり、広がりやパサツキ・アホ毛に繋がってしまうのです。
目次に戻る自宅でもすぐにできる髪の「乾燥対策」
乾燥をなくす対策方法はいくつかあります、すぐできることもあるのでできることから実践していきましょう。
としては以下の4つのカテゴリーの対策をご紹介していきます。
乾燥から防ぐためには、今乾燥している髪のる”ヘアケア”と、体内からケアしてキレイな髪をつくる”フィジカルケア”の2種類が効果的だと考えています。
美容健康を気にしている方なら、この2つの重要さが理解できると思います。
それぞれに効果的となる乾燥対策をまとめてみました。
- シャンプーを見直す
- 頭皮ケアもする
- ヘアマスク・パックでスペシャルケア
- ヘアオイル・ミルクで保湿する
- タオルドライをしっかりする
- 髪を乾かす
- ヘアワックス・スプレーでスタイリングする
- 髪に良い栄養を摂取する
順番に見ていきましょう。
髪の乾燥対策① | シャンプーを見直す
毎日するシャンプーを見直すことから始めましょう。実は洗浄力が強いものになると、刺激が強くなり乾燥の原因にもなります。
「シャンプーなんか適当なものでしてればいいんじゃないの?」
と、あなどってはいけません。毎日するシャンプーは1日1回であったとしても、365日で365回もシャンプーをします。
そんな毎日するシャンプーが髪に合っていないと、髪に大きな負担となります。
- アミノ酸シャンプー
- ボタニカルシャンプー
- サロン専売品
などを選ぶようにするのがおすすめです。
LaSana PREMIOR シャンプー
製品名 | PREMIOR |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 130ml |
主な洗浄成分 | ココイルグルタミン酸TEA、ココイルアラニンTEA、ココイルグリシンK |
香り | アロマティックフローラル |
メーカー | Lasana |
ダメージヘアや頭皮を保湿・洗いながら髪をケアするアミノ酸シャンプー
「アミノ酸系洗浄成分」とフランス・ブルターニュ産「海泥」の力でダメージの蓄積した髪をいたわりながら洗い、頭皮に詰まった皮脂汚れを吸着し取り除きます。
浸透補修なめらか成分(イソステアロイル加水分解コラーゲン・スクワラン)によって、髪にツヤを与え、保水性も高いため乾燥によるパサつき、うねりをコントロールしやすくなります。
さらに毛髪内部に浸透し、キューティクルをなめらかにしてくれます。
- 静電気・髪のパサつきが気になる
- 髪のうねりや広がりが気になる
- 頭皮の乾燥・ベタつき・ニオイが気になる
- カラーやパーマによる髪のダメージが気になる
- 髪の悩みが慢性化している
- 香りにこだわって選びたい
プレミオールシャンプーは、結論からいうとコスパが最強のシャンプーです!初回限定ではありますが、20日間がっつり使えるトライアルセットが超破格なので、とりあえずおすすめできるアイテムです!
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髪の乾燥対策② | 頭皮ケアもする
頭皮ケアをしてあげることが、乾燥にも負けない髪をつくることにも繋がります。頭皮ケアでは炭酸シャンプーがおすすめです。
そもそも髪を作っている身体の部位は”頭皮”です。その頭皮のケアをしていないと、乾燥のしやすい弱い髪になることもあります。
さらに、ボリュームが出しづらくなる髪の要因を詳しくお話します。
乾燥にも負けない髪をつくるために頭皮ケアが必要になる
髪のボリュームには、頭皮の状態が大きく影響を受けています。
要因① 年齢に伴うヒアルロン酸の減少
地肌のうるおい、やわらかさと厚みに大きく関係するヒアルロン酸の量は、年齢とともに減少し始めます。
加齢やストレスによる前頭筋、側頭筋、後頭筋の萎縮。 頭の前頭筋、側頭筋、後頭筋は加齢やストレスによって収縮します。これらの筋肉の収縮により帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)が引き伸ばされ、薄くなり、固く動きにくくなります。
地肌の厚み低下による毛細血管の萎縮。 年齢とともに地肌の厚みが低下し、毛細血管が萎縮。その結果、血流がわるくなり、髪の栄養不足になります。
要因② 女性ホルモン量の低下に伴う血管細胞増殖遺伝子「VEGF-A」の減少
年齢と共にエストロゲンが減少します。すると毛包周囲に毛細血管を太く張り巡らせる働きのある遺伝子「VEGF-A」の量が減少します。
「VEGF-A」の量が減少すると、毛包周囲の毛細血管が萎縮し、髪の成長に必要な栄養の不足に繋がります。
これらが原因となり、細毛や猫毛になり、髪が弱く乾燥のしやすい髪にもなります。
予防ケアするためには”頭皮ケア”が必要となります。
ブランド名 | AXI |
製品名 | スパークリングスパシャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 170g |
主な洗浄成分 | ココイルダルタミン酸TEA、BG、ココイルアラニンTEA、ラウリルベタイン、コカミドメチルMEA |
香り | フローラル |
メーカー | CUORE |
髪と頭皮をケアしてくれる贅沢な高濃度炭酸シャンプー
- 地肌がベタつく・臭いが気になる
- 昔よりも髪が元気がなくなってきた
- トリートメント効果を高めたい
シャンプーとしてはもちろん、トリートメント効果も高めてくれる高濃度炭酸シャンプー。
スキンケア発想のこのアイテムは、使用感もやさしく、髪や頭皮がキレイになっていくのが洗いながら感じることができます。シャンプーパックとして使えば、まるでトリートメントをしているかのような使いごこち。
高濃度炭酸なので頭皮や髪に付着した汚れをかんたんに取り除いてくれるだけでなく指通りの良い状態にしてくれます。
実際に使ってみると、非常に優秀な炭酸シャンプーだったことに驚きます。
マイルドな洗浄成分ですが「程よい洗浄感」はあるため女性だけでなく男性にも使用できます。
さらに、頭皮トラブル(保湿・防臭効果)を解消・ヘアケア(髪を保湿・補修)する効果など万能過ぎます。
とはいえ、これだけ揃うと価格も高めを予想しそうですが、良い意味で裏切ってくれる価格帯。まさに非の打ち所のない炭酸シャンプーでした。
個人的には、サロン専売の中でもトップクラスの品質の炭酸シャンプーでした。しかもこの価格帯ならば普通に毎日でも使うこともできるため、アシスト系アイテムじゃなく毎日でも使いたいものでした。
私も使ってみましたが、ロングヘアでくせ毛のまとまりにくい髪もキレイにしてくれるため毎日でも使いたくなる内容でした。
髪の乾燥対策③ | ヘアマスク・パックでスペシャルケア
スペシャルケアで髪を保湿してあげることも忘れずにしておくことで、乾燥から髪を守ってくれます。
ヘアマスク・ヘアパック・ヘアトリートメントについては、それほど大きな違いはなく、目的が同じアイテムです。
- ヘアパックは補修効果・栄養補給がある
- ヘアマスクは補修効果・潤い効果がある
- ヘアトリートメントは補修効果・栄養効果・潤い効果・栄養補給がある
つまり、3つとも名称こそ違いますが、ダメージ補修・栄養補給・保護などを目的にしたスペシャルケア用のアイテムのことです。
シャンプーなどのように、ノンシリコンやオーガニック・ボタニカルなどはなくて、基本的にはシリコンのしっとりタイプのみです。
ヘアマスク&ヘアパック市販品人気ランキング!ドラッグストア限定!
髪の乾燥対策④ | ヘアオイル・ミルクをつける
髪に直接栄養を入れてあげるのが、ヘアトリートメントです。洗い流さないトリートメントはシンプルに効果が高いです。
乾燥を減らすために髪の耐性を上げたり、すでに乾燥している部分に多めにつけたりすることができます。
さらに、髪には色々な外的要因から守る必要性というものがあります。
- 紫外線のダメージ
- 熱のダメージ
- 摩擦のダメージ
- カラーのダメージ
- パーマのダメージ
これらのダメージから直接守ることができるのも洗い流さないトリートメントの役割となります。
SPRINAGE スパスージングオイル
スキンケア発想の超マイルド+モイストリンク処方のハイスペックのマルチオイル
- 保湿効果も高く万能
- 全身にも使える保湿オイル
- シャンプー前のマッサージオイルとしても使える
- エッセンシャルオイルの香り
肌にも使えるスキンケア発想でのアイテムとなります。フェイスケアにしか使いたくないような贅沢な美容成分を組み合わせ、香りや心地よさ、仕上がりの満足感を追求したヘアケアブランドです。
アスタキサンチン(ダメージ補修、美肌効果)配合で肌と髪の乾きを同時に満たす高保湿のマルチオイル。
濃厚なオイルがすみずみまで浸透するので、乾燥が気になるボディオイルとしても使うだけでなく、シャンプー前の頭皮マッサージオイルとしても使うことができ、皮脂を浮かしシャンプーのサポートにもなる便利アイテム。
実際に使用してみた感じでは、かなり好印象のヘアオイルです、トリートメントとしても品質が高く、水分量が多すぎないためベタベタすることもないため、細毛や猫っ毛などの方でも安心して使うことができます。
ヘアオイルとしても、トリートメントとしても、使用感が非常に高いため、女性だけでなく男性でも問題なく使用することができます。
肝心のスポイト型の特殊なボトルは、とっつきにくいものがあるものの案外使いやすかったので、慣れの問題かと。
さらに、肌にも使ってみたところ、スキンケアとして効果も非常に高く、保湿力も高いです。
個人的には、かなり品質の高いヘアオイル(スキンオイル)なので、女性だけでなく男性でも使えることができる万能アイテムです。サロン専売のトリートメントの中でもトップクラスの品質なので、ぜひ一度は試してみてほしいトリートメントです。
ブランド名 | SPRINAGE(スプリナージュ) |
製品名 | スパスージングオイル |
商品区分 | 洗い流さないトリートメント |
容量 | 40ml |
主な保湿成分 | マカデミアナッツ油、ヘマトコッカスプルビアリス油、スクワラン、アルガニアスピノサ核油、プラセンタエキス |
香り | エッセンシャルオイル |
メーカー | アリミノ |
髪の乾燥対策⑤ | タオルドライをしっかりする
シャンプーを終わり、お風呂から出たら、優しく、しっかりと髪の水分をタオルで吸収してあげましょう。
できるだけドライヤーを髪にする時間を減らすためにも、タオルドライ(タオルで乾かす)を入念にしていあげるのもポイントになります。
タオルドライでは、頭皮や髪をこすらないように注意をしましょう。
- 頭皮→髪の順番に下に下ろすようにしてふくと効率が良い
- こするよりも握るような感じで水分をタオルに含ませる
髪の乾燥対策⑥ | 髪を乾かす
髪を乾かす=乾燥になるから、乾かさない方がいいという人もいますが、乾かさないとキレイな髪はつくれません。
髪のまとまりは、髪を乾かすことでつくれます。逆を言えば”乾かさない”といくらキレイな髪でもキレイに見えなかったりもします。
できるだけ乾かす習慣をつけましょう。
髪の乾燥対策⑦ | ヘアワックス・スプレーでスタイリングする
ワックスやスプレーをすることで乾燥から髪を守る+キレイに見せるに繋がります。
ヘアワックスやスプレーで抑えるという手段もあります。
表面にでてくるアホ毛を、ソフトワックスで抑えることでツヤもでるのでおすすめです。
髪の乾燥対策⑧ | 髪に良い栄養を摂取する
健康な髪をつくるためには、髪の成長にとって必要な”栄養素”を直接摂取する必要があります。
髪にとって良い栄養素というのは具体的には、ビタミンやミネラルそして髪の構成成分であるたんぱく質です。
逆には過剰な糖分や脂肪分は、頭皮の血行を悪化させ皮脂の過剰分泌を引き起こすこともあります。
野菜や果物が少なくカロリーの高い偏った食事を続けていると不健康になり、抜け毛の原因になることもあるので注意が必要となります。
- 海藻類
- 亜鉛
- ビタミンA
- ビタミンB
- カルシウム
- たんぱく質
- フルーツ
栄養は食物からカラダを通り、髪に行き渡ります。できるだけ髪に良い物を摂取する工夫をしましょう。
目次に戻るあとがき
ここにあることを全て実践できなくても、できることから始めると効果があるので実践してみてくださいね。
髪の乾燥は、冬だけでなく実は1年に渡ってあるものです。
その中でもとくに冬の湿度が下がる気候に合わせて増えてきます。その時にキレイでまとまりのある髪を保つことができると、あなたの印象はグッと変わることでしょう。
とくに年齢を重ねれば重ねるほどに、髪の耐久度も下がっていくので、早めの習慣化によって大きな影響があるので、ぜひ試してみてくださいね。