高めの市販シャンプーは使えるのか?サロン品との比較!
きしです。
「1から学ぶ美髪つくりの方法(シャンプー編)」の14回目の記事(の続き)になります。
本格的にシャンプーを選ぶ専門的な部分にアプローチします。
やはり一番重要になるのは、「価格は高いけど品質が高いサロン専売品か、価格は安くて品質はやや劣るものの使いやすい市販品か」ということを、さらに深堀りしつつお伝えします。
というのも、最近の市販シャンプーのレベルは上がって来ています、その分、価格も上がってきているのですが。
本質的にはどちらが良いという話ではなく、どちらが自分に相性が良いか(優先させるのか)について考える必要があります。
例えば、
ヘアサロンでは市販されていないシャンプーを売っていますが、ドラッグストアでもヘアケアを謳う2〜3000円する少し高めのシャンプー(トリートメント込)を売っています。 ヘアサロンのシャンプーと質は違うのですか?やはり少し市販よりは高めですが、ヘアサロンのシャンプーを使った方がヘアケア効果は高いのですか?
こういった疑問についてお答えします。
通常の市販シャンプーとの違いについてはすでに記事にしているので、よかったら参考にしてください。
ヘアサロンといった美容室で販売されている「サロン専売品シャンプー」が高いというのは、共通の認識だと思いますが、最近市販品の中でも高めの「ヘアケア用シャンプー」というのも多く排出されるようになってきました。
「ヘアケアをする」ということを目的に、髪や地肌に良い成分を多く構成しているかわりに、価格がサロン専売品並のものというのがあります。
じゃあ、美容室のシャンプーと高めの市販シャンプーだったらどっちがいいの?
という質問も増えてきます。
そこで、美容室シャンプーも使うし、市販シャンプーもよく知っているのぼくが分かりやすく比較していきます。
当記事は、”サロン専売品シャンプー”と”高めの市販シャンプー”とどちらが良いのかについてを分かりやすくお話してきます。
「サロン専売品」と「市販品」との違いについて
サロン専売品は、何となく良いものだということは知っているけど…っていう人が多い印象です。
サロン専売シャンプーとは、美容室・ヘアサロンで取り扱い・販売しているシャンプーのことです。
さまざまな髪質やダメージの状態、悩みやなりたい仕上がりに応じて細分化し、求める質感が得られるような設計になっています。
市販シャンプーとは、美容室以外での市場のドラッグストアなどで取り扱い・販売しているシャンプーのことです。
髪のダメージの状態に左右されず、より多くの消費者が平均的な仕上がりを得られるような設計になっています。
それぞれの違いを比較してみると…
サロン専売シャンプーと市販シャンプーの1番の違いは「髪に良い成分と成分量に合わせた価格」です。
サロン専売シャンプーは、高価なものが多くその理由に、髪に良い高価な成分が多く配合されています。
頭皮や地肌を清潔にするだけでなく、髪へのコンディション効果も高いのです。
逆に、市販シャンプーの成分のほとんどが精製水という「お水」で出来ているために低価格でも取り扱うことができます。
そのために洗浄効果はあるものの、コンディション効果はサロンシャンプーに比べて薄くなっていて、頭皮や髪に対しての負担が大きくなるのです。
アミノ酸や保湿成分によって髪のコンディション効果が高いだけでなく、頭皮への負担をも大きく軽減することができるのです。
- 水分量の調節ができ髪のまとまりが良くなる
- 頭皮への負担がなくなり抜け毛が少なくなる
- 洗い心地や香りなど洗い手にも優しい。
- 種類のレパートリー
- 購入場所
髪は、市販シャンプーやカラー・パーマなど、髪に負担の強いものを使っていることで、キューティクルが損傷し、髪が傷んでしまいます。
それによって、パサつきや髪の絡まりにも起因します。
さらに、頭皮の乾燥によって頭皮へも負担も使えば使うほどに負担となります。できるだけ髪と頭皮を大切に扱うことも重要になるのです。
つまり、サロン専売シャンプーと市販シャンプーの大きな違いとしては、髪をキレイにするシャンプーの成分が違うのです。
これが市販シャンプーとサロンシャンプーの違いとなります。
種類のレパートリーは市販シャンプーが多く、宣伝CMなどはほとんどが市販シャンプーなので、一般の人が知っている種類のほとんどは市販シャンプーですが、サロンシャンプーも多くの種類があるのです。
美容室・ヘアサロンでしか購入できないサロン専売シャンプーは、購入できる場所が限られるのです。ネットやドラッグストアで購入できる市販シャンプーは利便性が高いです。
このように成分や性能以外でも、市販シャンプーにもメリットがたくさんあるのです。
それぞれのメリット
サロン専売シャンプーと市販シャンプーのメリットについてもお話します。
サロン専売シャンプーのメリット
- 髪や頭皮に優しい
- ヘアスタイルをキレイにする
- ダメージから髪を守る
- 香りなど髪だけでなく全体に良い効果がある
- 使用感通い
何よりも、「髪をキレイにできる」のが重要になるポイントです。
価格が高い上に、購入場所が限定されるものの、格段に髪がキレイになり、継続して使うことで、外的ダメージから髪を守ってくれる効果もあるのです。
市販シャンプーのメリット
- 簡単に泡がたつ
- 香りがよい
- ボトルやパッケージが良い
- 価格が安い
- 使いやすい
やはり「平均でたくさんの人が使いやすい」というところが、市販シャンプーの一番のポイントになります。
目次に戻る「高めの市販シャンプー」は実際にどうなのか!?
ご自身の求めているものと照らし合わせて選ぶと良いです。
結論から言うと、「高めの市販シャンプー」というのは正直かなり良いものが多いです。
ぼくが実際に使ってよかった「高めの市販シャンプー」をご紹介しておきます。
などがあります。
すべて市販シャンプーとして販売されており、ドラッグストアなどにもよく見かけます。
これらのシャンプーはポピュラーな商品と比べると、価格が高く、ヘアケア効果も高いアイテムでした。
これらのアイテムは市販品のシャンプーだからダメだと”ひとまとめ”にするには、もったいないと感じるぐらいの高い品質な上に、市販シャンプーかと思うくらいの使用感の良さがありました。
ヘアケア効果はどうなのか!?
へアケアについては、ほんとにサロン品と市販品の中間ぐらいのヘアケア効果だというイメージを持つといいです。
もちろん、人(髪や地肌)によって合う合わないや良し悪しなどがあります。当然ダメだというさんもいるでしょうが、ぼくは色々使ってみて感じるのは「品質は普通に良い」という感じです。
やはり、サロン品より良いのかと聞かれると、やはりサロン品に比べると見劣りがちだし、使い始め1〜5回目ぐらいは問題なく使えていますが、小サイズ(250〜300ml)を使い終わるころには、「う〜ん、悪くはないんだけどなぁ…」といった感じにはなります。
つまり、言葉のとおり”可もなく不可もなく”といったところになります。
「高めの市販シャンプー」は中間層にもピッタリのアイテム
高めの市販シャンプーというのは、サロン品と市販品の中間層にピッタリのアイテムになると考えています。
例えば、「美容室のシャンプーは高いから手が届かないけど、髪に良いものを使いたい」や、「今月ちょっと出費を抑えたいなぁ…」と、いった感じの時におすすめできるものです。
- 髪を優先している人=サロン専売品
- コスパを優先している人=市販品
- どちらか選べない人=高めの市販品
といった感じで、シャンプーを選ぶバリエーションを増やす良いカテゴリーではないかなという感じです。
ちなみに、「高めの市販品」と同じように「安めのサロン品」というものがあり、こちらにも同じようなことが言えます。
目次に戻るよくある質問集(Q&A)
あとがき
だから、自分が求めているものに合わせたアイテムが選ぶのが一番だということです。
- ヘアケア効果はちょうど間ぐらい
- 価格も中間ぐらい
と、ここまでお話しましたが、ヘアケア効果はどうなのか?というのは、その人(髪や地肌)によって変わってきます。もしかしたら合う人もいれば、合わない人もいます。
つまり、使う時には実際に使ってみてあなたが感じたものが、本当の正解になるということです。
美容師的には、使いやすいものではないかなぁというのが感じたものでしたね。
最後に100個以上のシャンプーを使用してきたぼく達が、本当に役立つサロン専売シャンプーと市販品シャンプーをそれぞれランキングにまとめてみました。
それぞれ共通しているのは、記事のテーマとしては基本的には女性におすすめする(もちろん男性にも使えます)ということで、
- 実際の使用感(ロングヘアにも可)
- 保湿力&補修力重視
- ダメージヘアなどさまざまなトラブルを改善できる
などのトータルバランスで使いやすいアイテムばかりをご紹介しています、かなり自信のある記事になっているのでシャンプーを探す時の参考にしてください。