【2024年】本当の界面活性剤不使用のおすすめシャンプー!コカミドプロピルベタインがはいっていない!美容師が選ぶ髪や頭皮にいい商品!
シャンプーを選ぶとき、一つの選択肢として「界面活性剤不使用」のシャンプーがあると思うかもしれませんが、実際には全てのシャンプーには何らかの形で界面活性剤が含まれています。一般的な界面活性剤とは、油と水が混ざり合わない性質を利用して、油を水に溶かす力を持つ化学物質のことを指します。
つまり、シャンプーの主な働きである「汚れを落とす」ためには、界面活性剤が不可欠なのです。
今回の記事では、合成・天然問わず界面活性剤がないシャンプーを美容師がご紹介。界面活性剤についての基本的な情報もまとめていますので、これらのシャンプー探しの参考にしてください。
界面活性剤不使用のシャンプーは少ない
まず、「界面活性剤不使用」のシャンプーは実際には存在しないと言っていいぐらいに少ないです。なぜなら、シャンプーが汚れを落とすためには、何らかの形の界面活性剤が必要だからです。ただし、すべての界面活性剤が肌に刺激を与えるわけではありません。界面活性剤にはさまざまな種類があり、その中には肌に優しく、洗浄力も適度なものがあります。
例えば、アミノ酸系・ベタイン系の合成界面活性剤は、一般的な合成界面活性剤と比べて肌への影響が少ないとされています。頭皮の悩みを抱えている方には、このような刺激性の低い界面活性剤を使用したシャンプーをおすすめします。また、頭皮の悩みがある場合、シャンプーだけでなく、頭皮ケア全般を見直すことも大切です。頭皮マッサージを行ったり、適切な洗い方を心掛けたりすることで、頭皮環境を改善することが可能です。
化粧品の成分表示を確認し、含まれている界面活性剤を理解することです。その上で、自分の肌や頭皮に合ったシャンプーを選んでください。
界面活性剤はシャンプーにとって悪影響にはならない
シャンプー選びの視点をシンプルにまとめると、次のようになります。
- 界面活性剤の存在: 界面活性剤はシャンプーにとって必須の成分で、皮脂や汚れを落とす助けとなります。また、この成分は化粧品や食品にも用いられており、一般的には安全に使用できます。
- 界面活性剤の種類: しかし、界面活性剤にも様々な種類があり、その中には洗浄力が強く肌への刺激も強いものが存在します。例えば、石油を原料とする合成界面活性剤は洗浄力が高い一方で、敏感肌の方には刺激が強すぎる場合もあります。
- 個々の肌の状態: 自分の肌の状態を理解し、それに合ったシャンプーを選ぶことが大切です。敏感肌や乾燥肌の方は、肌に優しい界面活性剤を含むシャンプーを選ぶことをおすすめします。
最終的には、界面活性剤が絶対的な悪というわけではありません。それぞれの成分が持つ特性を理解し、自分の頭皮や髪の状態に最も適したものを選ぶことが、良いシャンプー選びにつながります。
目次に戻る合成界面活性剤不使用シャンプーの選び方
実際のところ、「界面活性剤不使用のシャンプー」とウェブで検索しても、合成界面活性剤ではない界面活性剤という言い回しで界面活性剤が配合されているシャンプーばかりを紹介しているのがほとんどです。
- 本当に界面活性剤が入っていないかを成分表を確認する
- 石鹸シャンプーは洗浄力が強く髪への負担が大きい
- 髪への保湿・補修成分を見る
それぞれ具体的に解説します。
本当に界面活性剤が入っていないかを成分表を確認する
シャンプーを選ぶ際は、成分表示を必ず確認してください。合成界面活性剤が含まれていないことを確認することが第一歩です。成分は一般的に配合量の多い順に記載されていますので、リストの先頭部分に注目しましょう。
まず、上記の情報は主にシャンプーに使用される界面活性剤の種類とその特性についての比較を示しています。表形式で整理すると以下のようになります。
種類 | 成分名 | 洗浄力 | 刺激性 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
硫酸エステル塩 | ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na | 高い | 強い | 最も汎用性が高い。高級アルコール系とも呼ばれる。 |
アミノ酸系 | ココイルグルタミン酸Na、ココイルグリシンK | 適度 | 弱い | マイルドな洗浄力で、敏感肌でも使いやすい。 |
カルボン酸 | 石けん素地、カリ石けん素地 | 高い | 弱い | 低コストだが、髪がきしみやすい。 |
ベタイン系 | コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン | 低い | 弱い | 主に補助剤として使用される。 |
これらの成分が配合されていないかを確認しましょう。
石鹸シャンプーは洗浄力が強く髪への負担が大きい
石鹸シャンプーは天然由来の界面活性剤を含んでいますが、洗浄力が強く髪への負担が大きい場合があります。個人的にはおすすめはしません。
髪への保湿・補修成分を見る
シャンプーには、頭皮と髪を保護し、修復するための成分が含まれていることが理想的です。保湿成分(や、補修成分が含まれているかを確認しましょう。
とくに、おすすめの成分としては、
- 加水分解シルク
- 加水分解コラーゲン
- 加水分解ケラチン
- セラミド
- ヒアルロン酸
- パンテノール
- γ-ドコサラクトン
などが非常に効果的です。
手触りをなめらかにしたいなら、
- アルギニン
- グリセリン
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
ダメージが悩みの方は、
- 加水分解ケラチン
- 加水分解ヒアルロン酸
- 加水分解コラーゲン
- パンテノール
- ポリクオタニウム
摩擦・熱・紫外線から守りたい方は、
- 〇〇油
- 〇〇エキス
- シア脂
- γ-ドコサラクトン
などの成分が目安になるので、自分の悩みに合わせたものを使うのが重要です。
成分 | 特徴 |
---|---|
セラミド | 保水力が高い・キューティクルを整えてツヤ感アップ |
ヒアルロン酸 | 保湿力が高い・ダメージ保護効果もある |
天然由来成分 | 安全性と効果性が高い |
エキス系 | 頭皮や髪の保湿性が高い |
ヒアルロン酸 | ハリ・コシやボリューム効果がある |
コハク酸 | 美容成分の吸着を促進・弾力性アップ |
ヒドロキシエチルウレア | ダメージ部分の保水力向上 |
加水分解ケラチン | まとまりやおさまりを含めた補修効果 |
ヘマチン | ツヤ感向上、髪や頭皮の補修効果 |
加水分解卵白 | ハリ・コシを含めた保湿効果 |
加水分解コンキオリン | ハリ・コシ・ツヤ感の向上 |
パンテノール | 保湿・補修、ハリ・コシの向上 |
γ-ドコサラクトン | 絡まりをケア・ハリ・コシの向上 |
ポリクオタニウム系 | ハリ・コシの向上 |
スクワラン | CMCの脂質層を補修して水分の蒸散を抑える |
イソステアリン酸イソステアリル | 水素結合する部分を持ち、CMCの脂質層を補修する |
ダメージ毛におすすめの成分
髪の主成分でもあるタンパク質を補給してあげることが何よりも大事になります。
- 加水分解ケラチン(羊毛)
- セラミド
- コレステロール
- ヘマチン
- グルタミン酸
- アルギニン
- ロイシン
- セリン
- グリシン
- スレオニン
- アスパラギン
エイジング毛におすすめの成分
ダメージ毛と同じくたんぱく質を補給しつつ、アミノ酸で負担を減らします。
- 加水分解ケラチン(羊毛)
- 加水分解卵白
- セラミド
- コレステロール
- ヘマチン
- γ-ドコサラクトン
保湿成分が多い植物オイル系が非常に効果的です。
- アルガンオイル
- ツバキオイル
- シア脂
- ひまわり種子油
- オリーブオイル
抜け毛におすすめの成分
抜け毛が気になる方は、地肌への刺激が低いアミノ酸洗浄成分か石鹸系をメインに配合し、抗酸化作用や血行促進作用のある成分が良いです。
- オタネニンジン根エキス
- アカヤジオウ根エキス
- センプリエキス
- ビワ葉エキス
フケが悩みの方におすすめの成分
頭皮のフケが悩みの場合、地肌への刺激が低いアミノ酸洗浄成分か石鹸系をメインに配合し、抗酸化作用や血行促進作用、何よりも頭皮地肌の保湿性のある成分が良いです。
- グリチルリチン酸2K
- カンゾウ根のエキス
- ヘマチン
一例ではありますが、こういった成分が非常に効果的です。
目次に戻る界面活性剤不使用!美容師が選ぶおすすめのシャンプー
ここでは、天然・合成にかかわらず、界面活性剤不使用のシャンプーを2つ紹介します。界面活性剤不使用なので、髪にも頭皮にも負担が少なく、それでいて、保湿・補修もできるので、クオリティを感じることができるシャンプーです。
No.1 | coconeクレイクリームシャンプー
ブランド名 | cocone |
製品名 | クレイクリームシャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 380ml |
香り | ベルガモットアールグレイ |
メーカー | 株式会社はぐくみプラス |
ヘマチン+メリタン配合の時短とエイジングケアができる最強オールインワンシャンプー
髪のエイジング&ダメージケアができるヘマチン&メリタンが配合されている貴重なオールインワンシャンプー。まさにできることが多すぎて贅沢な内容。
実際に使ってみましたが、クリームシャンプーとしての爽快感の少なさという普通のシャンプーとの違いにさえ気にならないのであれば、髪や頭皮への負担は少なく、保湿・補修成分が盛りだくさんという超贅沢なシャンプーでした。
むしろシャンプーというのはゴシゴシと洗う必要もないとされています、そう考えると一周まわって本来のシャンプーという感じになるのでしょうか。しかも慣れてしまえば、使いやすくなり、髪の調子も良かったです。
最初はそれほど効果は感じづらく、違和感のほうが強くありますが、一週間ほど使ってみると、髪がうるおい、パサつきも軽減します。
個人的には、爽快感がほしいので、これ一本というわけではないですが、メインのシャンプーになると考えています。
- 出産後のデリケートな髪や頭皮に悩む
- 年齢による髪の変化に悩む
- 時短を意識することがある
- スペシャルケア用のシャンプーをさがしている
- カラーやパーマによる髪のダメージが気になる
「coconeクレイクリームシャンプー」は、スカルプケア + シャンプー + トリートメントを一つでできる最強オールインワンシャンプーです。
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No.2 | KAMIKA黒髪クリームシャンプー
製品名 | KAMIKA |
商品区分 | 黒髪クリームシャンプー |
容量 | 400g |
主な洗浄成分 | ステアリン酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-10 |
香り | マリンノート |
メーカー | ECH |
「ヘマチン」「メリタン」でツヤのある髪にしてくれるクリームシャンプー!カラー後の髪やエイジングケアにも最適!
年齢とともに変化する髪を、「ヘマチン」「メリタン」の成分でツヤのある髪にしてくれます。クリームシャンプーだから必要な成分が頭皮に馴染みやすく、年齢とともに気になる髪の毛をケアします。
オールインワンだから、ベタつきやすい髪質には相性が良く、時短にもなるため忙しい女性にもおすすめできるアイテムです。
赤ちゃんにも使える界面活性剤になっていて、それでいてメントールもあるため、洗浄成分が少ないのに爽快感もあるから大人も使えるという、なんとも色んなものを詰め込んだシャンプー。
- 9種類の植物性エキス配合
- フルーツ幹細胞エキス配合
- ヘマチン・メリタンのWサポート
- 泡立たないクリームシャンプー
- 90%以上の天然由来成分配合のボタニカルケア
- 髪を大切にする5つのフリー処方
- トリートメント要らずのオールインワン構成
KAMIKA 黒髪クリームシャンプーは、泡立たないので爽快感などは皆無ではありますが、それ以上に価値のあるヘアケア・スカルプケアができるシャンプーです!
界面活性剤に関する質問集【Q&A】
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あとがき
界面活性剤不使用のシャンプーをご紹介しましたが、実際に使われていないシャンプーは非常に少なく、貴重です。これだけでも使う価値はありますが、頭皮だけでなく、髪の状態やケアにも配慮してあげるのがポイントです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。