「Rカラー・Rブリーチ」とは?ダメージレスカラーの特徴やメリット・デメリットを美容師が解説
「ダメージレス」という言葉は、まさに魔法のような響きを持っています。この言葉が付くたびに、私たちの興味は一層高まります。現在、美容業界で注目を集めているのは「R(アール)シリーズ」という製品です。このRシリーズは、メインの商材ではなく、サポートアイテムとして位置づけられています。今回は、このRシリーズについて、詳しくご紹介いたします。
「ヘアカラーやブリーチをして美しくなりたいけれど、髪のダメージが心配…」という多くの方々の悩みを解決するかもしれない、この新しいアイテムについて、分かりやすく解説いたします。
このシリーズは、ヘアカラーやブリーチなどの施術時に髪のダメージを最小限に抑えることを目的としています。Rカラー白髪染めは、白髪を自然にカバーしつつ、髪への優しさを追求しています。一方、イルミナカラーとの違いは、Rカラーが髪への優しさに焦点を当てている点にあります。
Rシリーズを活用することで、美容師はお客様の髪への配慮を深め、より良いサービスを提供することができます。
- Rカラー白髪染め
Rカラー白髪染めは、白髪を自然にカバーしつつ、髪へのダメージを最小限に抑える革新的な製品です。これにより、健康的な髪質を維持しながら、美しい白髪染めが可能となります。 - Rカラーとイルミナカラーの違い
Rカラーは髪への優しさに重点を置いているのに対し、イルミナカラーは透明感と光沢のある仕上がりに特化しています。どちらもそれぞれの魅力があり、お客様のニーズに合わせて選ぶことができます。 - Rカラーのデメリット
Rカラーのデメリットとしては、色持ちの期間が短い可能性があります。また、特殊な成分を使用しているため、価格が高めに設定されていることもあります。 - Rトリートメントの効果
Rトリートメントは、髪の内部に浸透し、ダメージを修復する効果があります。これにより、髪の強度が回復し、ツヤと潤いを取り戻すことができます。 - 美容院でのRカラー
美容院でのRカラーは、髪に優しい成分を用いたカラーリングサービスです。敏感な頭皮やダメージを受けやすい髪質の方に特におすすめです。
美容師にとっての最強のワードといえば「ダメージレス」です。そんなワードがついてくるたびに興味がでます。今回の記事では、ダメージレスが特徴のRカラー・Rブリーチについて分かりやすくお話します。
「Rカラー・Rブリーチ」について
RカラーとRブリーチであるR(アール)についてお話します。
ブリーチをする人にはとても良いサポートアイテムの1つです。
R(アール)とは「いつものヘアカラーをダメージレスに」というコンセプトでつくられたヘアカラーやブリーチの時の使用できるサポートアイテムです。
ちなみにRというのは、リバイブ(Revive)のRからとってきているらしいです。
INR Technology(インアールテクノロジー)
Rを使うことにより、髪の強度が増しヘアカラーの色持ちがよくなります。
通常カラーをした後、お客様が次回来店する時にはダメージが目立つことが多いですがその傷みを抑えます。使えば使うほど髪の強度が増していきます。
カラーが入りくい、色が抜けにくい、その後のパーマがかかりにくいなど、使用する薬剤に悪影響を与えることはありません。
サロンシステムトリートメントとは別物です。 仕上がりの質感向上にはR-finisherの後に通常のトリートメントをお使いください。
- 傷んでいる髪はキューティクルがめくれた状態できしみや指通りの悪さ、ダメージの受けやすい状態
- staterの有効成分が髪の内側まで浸透し、カラー剤が作用する間の髪へのダメージを軽減します
- finisherの成分が合わさり、髪の内部まで有効成分が増幅します。さらに保湿、栄養成分もプラスされます。
- カラー後でも、髪内部のダメージを最小限に抑え、キューティクルを整えます。カラーの持ちもよくなり、退色後のダメージも収えます。
主成分について
- ザクロ種子エキス(プニカ酸) プニカ酸という強い抗酸化作用と保湿作用を持つ成分を豊富に含む。 細胞膜を作る要素になるもので、髪に弾力と水分を与え、強く健康な髪に導きます。
- (ラネス-40マレイン酸Na/スチレンスルホン酸)コポリマー 熱から髪のダメージを防ぐ毛髪保護成分。シリコンに似た皮膜形成力があり、毛髪の強度をアップします。
- 加水分解酵母エキス 髪の主成分であるアミノ酸などのタンパク質や、ビタミン、核酸を含みます。
- PVP フィルム状になり保護膜を作る毛髪保護成分。 ・ビルベリー果実エキス ダメージ保護成分。毛髪のコンディショニングと柔軟作用があります。
- 10種類のアミノ酸 ダメージ補修成分として10種類のアミノ酸(アルギニン、グリシン、アラニン、アスパラギン酸、セリン、バリン、プロリン、トレオニン、ヒスチジン、イソロイシン)を含みます。
Rカラーの使い方
使い方は至ってシンプルな仕様になっています。
通常のヘアカラー・ブリーチに「アールスターター」と「アールフィニッシャー」の2つを加えるのみです。
- 「アールスターター」をスプレイヤーに入れ、タオルドライの状態の髪全体にスプレー、コーミングし全体に均等に伸ばします
- 通常どおりヘアカラー・ブリーチを塗布
- 通常通り放置
- カラーシャンプー
- シャンプー後に「アールフィニッシャー」を全体に塗布し、2〜3分放置後にすすぎ
とてもシンプルで効率的な仕様になっているために美容師だけでなくお客さまの負担も少なく、かつ効果の高いものが提供で切るという商材です。
目次に戻るブリーチやカラーのダメージを取り除いてくれるのがR(アール)のメリット
アールカラーは、カラーやブリーチのダメージを簡単に取り除いてくれるメリットがあります。
美容師にとってはとても素晴らしいサポートアイテムです。
アールは、カラーやブリーチによるダメージを大幅にカットしてくれます。
ヘアカラー・ブリーチのダメージを95%カット
ヘアカラーやブリーチで1番にネックになってくるのが髪のダメージです。それを取り除いてくれるのであればかなり有用なアイテムではないでしょうか?
さらに95%のダメージカットというのはとても素敵な内容です。95%となればおそらく体感で感じられるほどです。
混ぜるだけの超シンプルなつくりで効率化
その上で難しいことはなく「混ぜるだけ」というとてもシンプルなつくりとなっています。
これならば、間違いなく万能になっていくことは間違いありません。
いつの時代もシンプルというのは最強です。
ネガティブになるのは「コスト」
やはり無料でできる内容ではありませんからね、通常のヘアカラーやブリーチにRを処方していくことになります。
つまりRカラーやRブリーチはコストがかかります。
当然ですが、値段(ヘアカラー料金)も上がるのでネガティブになるとすればそれですね。
目次に戻るよくある質問【Q&A】
あとがき
R(アール)はダメージレスに特化したサポートアイテムです。Rカラーのデメリットとしては、色持ちの短さや価格の高さが挙げられますが、髪への配慮を考えれば、多くの方にとってメリットの方が大きいでしょう。Rトリートメントは、髪の内部に浸透し、ダメージを修復する効果があります。美容院でのRカラーは、敏感な頭皮やダメージを受けやすい髪質の方に特に適しています。
- ダメージ95%カット
- 混ぜるだけのシンプルな工程
- リフト力にそれほど影響なし
- ネックなのはコスト
総合するとワンランク上のヘアカラーやブリーチという印象です。
勘違いできないのはトリートメントとは違うので、これをすることによってトリートメントはしなくていいというわけではないので、髪をキレイにするといったものではないですね。 つまり、髪の負担を軽減するワンランク上のヘアカラーということみたいです。
ブリーチカラーにはとても有用なアイテムです。
キレイなヘアカラーでダメージも少ないとなれば、かなりおすすめになります。
さまざまなダメージレスのアイテムがある中でもRはとても使い勝手も良いです。
Rシリーズは、ダメージを気にする方々にとって、新たな選択肢を提供します。美しい髪色を楽しみながら、髪の健康も保つことができるのです。これらの製品を活用することで、美容師の皆様はお客様の髪への配慮をより一層深めることができるでしょう。