美容師が教える「くせ毛をパーマ風に見せる」スタイリングのコツ
- くせ毛ってパーマ風にできないの?
- くせ毛を活かしたい!
くせ毛を活かす方法に1つに「パーマ風に見せる」というのがあります。
ある程度のくせ毛の度合いにもよりますが、実は簡単につくることができるのです。
と、簡単にあきらめないで下さい。
そういう人のために、できるだけ分かりやすく丁寧にまとめてみました。
今回の記事では、女性にも男性にも使えるくせ毛をパーマ風に見せるスタイリングのコツについてお話していきます。
なお、「くせ毛におすすめのシャンプー」と「くせ毛におすすめのトリートメント」もをまとめているので、合わせて参考にしてください。
くせ毛をパーマ風に見せるスタイリングのコツ
くせ毛をパーマ風に見せるスタイリングのコツについてお話していきます。コツはいくつかあるので、できることから始めていきましょう。
くせ毛をパーマ風に見せるスタイリングのコツ。
実はとても簡単なことで、くせ毛をパーマっぽく見せるためには、髪にコントラストをつくるのです。
コントラスト=髪の対比
つまり、髪にくせ毛の部分と直毛の部分を作ればいいのです。
そうすると自然にパーマっぽさが生まれ、簡単にくせ毛を「パーマ風ヘアスタイル」に見せることができます。
くせ毛の人は、「縮毛矯正」か「ストレートアイロンでスタイリング」をするというのが、くせ毛をパーマ風にスタイリングするコツということです。
- 前髪〜顔周りなど部分的に矯正orアイロン
- くせ毛をソフトワックスなどで最大限に活かす
直毛の人がパーマをかけるようにして、くせ毛の人に矯正orスタイリングをすることで、簡単にパーマ風にすることができます。
目次に戻るパーマ風は「前髪〜顔周りをストレート」に
まず、パーマ風で重要になるのがなるのが前髪〜顔周りをストレートにするということです。
簡単に話すと全体にかけなければくせ毛を活かすことになります。
くせ毛は全体にあればくせ毛ですが、ほしい部分にだけあればそれは十分にパーマの役割になってくれます。
そのため直毛のヘアスタイルにパーマをかけるようにして、くせ毛を削れば良いのです。
とくに前髪〜顔周りにかけてパ-マをかけないことにより大きなコントラストが生まれてくれます。
縮毛矯正もくは、上のようなストレートアイロンを使うことで簡単にできます。
シャワーで髪をリセット
まずは髪の状態をリセットしましょう。
寝グセなどもとれすし、くせ毛も一度リセットしてあげることで、キレイにスタイリングしやすくなります。
シャワーは水分の補給もできるので、必ずしてあげるようにしましょう。
さらに下地が出来ていない状態では直毛になりにくいし、寝グセまでなおるので、アイロン操作で髪を傷めるダメージソースともなりえるので、シャワーは丁寧にしましょう。
アイロン前の「ブロー」はポイント
髪の向きを気にせずに乾かしてしまうと、キューティクルは開いてしまったり、くせが自由にでてしまうので、ブラッシングしながらブローしたあげると、クセも緩和されキューティクルも閉じてくれるます。
このブローがとても大事になります。
「シャワー→ブロー→アイロン」
の順にしてあげましょう。
片手でドライヤーを持ち、できるだけ上から下にブラッシングしながらブローをするイメージですると効果的にアイロンにつなげることができます。
ストレートアイロン
ストレートアイロンをする時は160度〜180度程度の温度にしましょう。
それ以下になると、ダメージを与えやすくなります。
アイロンをする上で大切なポイントもお話していきます。
髪を分ける
髪をスライスする幅が薄ければ薄いほどきれいにプレスできますが、極力ダメージをへらすために工夫しましょう 基本はブロッキングして下のほうから順にプレスします。
髪をはさむ時の力加減に注意
くせが中々伸びてくれないからと言って、ギュッと力を入れるのはNGです。 できるだけ優しい力で丁寧にアイロンをしてあげましょう。
アイロンする場所を調節する
時間がある時は全部してあげる方が、キレイにくせ毛も収まってくれるし、スタイルの持ちも良いですが、 アイロンする場所を調節することによって、時間の調節とダメージレスになります。
- 前髪(くせ毛風をつくりやすい)
- トップ(ストレートヘアをつくりやすい)
- 毛先(パッと手軽にスタイリングしやすい)
逆を言えば、中の髪はあまり見えないために見た目に影響しないことから優先度は下がっていきます。もちろんヘアスタイルや髪質にもよりますが。
目次に戻るくせ毛を「ワックス」で最大限に活かす
次はくせ毛を活かし方をお話します。
髪のくせ毛の部分を抑えるのではなく、逆に最大限活かします。
髪の水分量は、10%〜30%まで変動します。
シャンプー時は最大の30%まであがります。
この水分量が多い時は最もくせ毛のうねりが強いのですが、前髪〜顔周りに比べて後ろ髪などはあえてくせ毛を強くしてあげると、コントラストが生まれパーマ風にみせてくれることができます。
- 指先程度を手のひらに伸ばす
- 手のひら全体にしっかりなじませる
- 指先まで伸ばす(←超重要)
- 全体に揉み込むようにしてスタイリング
- 少量ずつワックスをつけると馴染みがよくおすすめ
あとは自分好みにスタイリングできるように調整が良いです。
目次に戻るあとがき
くせ毛をパーマ風に見せるためにすることは、実はとても簡単なことです。あとは、毎日のスタイリングに工夫をしてトレーニングしてみてくださいね。
くせ毛をパーマ風に見せるというのはくせ毛を活かす方法の1つだと言うことです。
くせ毛は活かす
くせ毛の人はこのワードを忘れずに、ぜひ自分のくせ毛を活かすことを考えてみてください。
- くせ毛は対比をつくる
- 前髪〜顔周りを上手く活かす
- くせ毛をワックスで活かす
ロングスタイルのように髪が長くなる場合は、髪の重さによってくせ毛が緩和され、パーマ風に見せることができない場合もありますので、ヘアスタイルに合わせたスタイリングがおすすめとなります。