ヘアカラーで地肌が「しみる」という方に試してみてほしいこと

ヘアカラーで地肌がしみる。
だけども、ヘアカラーをしたいという方は少なくありません。
その要因となるのが「白髪」です。
正直なところ、黒髪が流行もしている現代では、それほど色や明るさの変化にはそれほど抵抗はないとはいえ、さすがに白髪となると別問題です。
ヘアカラーに含まれる「パラフェニレンジアミン」という成分から、地肌にトラブルが発生するためカラーリングができなくなります。
結果として「そもそもカラーをしない」「ゼロテク(地肌につけずに髪にだけ薬剤をつける)という技術でカラーリングをする」「ヘアマニキュアで染める」など、いくつかの方法が存在します。
とはいえ普通にカラーリングができるにこしたことはありませんよね?
ここでは、ヘアカラーでしみるという方に試してほしいことをまとめました。
ヘアカラーで地肌がしみる方は「前日にシャンプーをしない」ということを意識する


実はシャンプーというのは、頭皮地肌の汚れをとるだけでなく、必要なものまで洗い落としてしまうというデメリットが存在します。

そのため、ヘアカラーをする際に頭皮地肌を守ってくれる皮脂までとってしまいます。
意外かと思いますが、シャンプーをしないというのが重要になります。
実は、ヘアカラーでは髪にダメージがある以上にも、頭皮地肌によるダメージもあります。
「かゆみ」「かぶれ」「匂い」それに加えて、実は頭皮の水分が約20%失われてしまいます。
原因は主に2つあり、そもそも「アルカリ」に偏っているというのと上記にも書いた「ジアミン」です。
これらに対応するためとして、頭皮地肌から分泌される皮脂を活用するというのが、シャンプーをしないということがカラーリングから守ることに繋がります。
本来、皮脂というのは悪いものという認識がありますが、頭皮地肌には最低限必要な部分もあり、シャンプーのしすぎでよる「乾燥」によるトラブルの原因にもなります。そこで逆に皮脂を残した状態でカラーリングに挑むことで、今まではカラーがしみるという方でも問題なくできるようになるということもあるのです。
つまり、毎日シャンプーするのは日本人ぐらいなものらしいです。
そもそもシャンプーは、髪はもちろん頭皮地肌の汚れを清潔に洗髪する目的があります。
ところが日本人の習慣といいますか、毎日する必要はない洗髪をしてしまうようになっています。
そのため、清潔にするシャンプーのデメリットとして、余分な皮脂まで洗い落としてしまうということです。
日本人はとくにアレルギーに弱い・敏感とされています。
では、逆に地肌がしみるという方は「前日にシャンプーしない」というのをやってみることで改善されます。
皮脂は汚れともされますが、天然のバリアともなります。
まぁ一長一短があると考えてもらうといいです。
普段、毎日シャンプーをする習慣の方には、かなり抵抗があると思いますが、ヘアカラーをする時にだけ我慢をすることで頭皮を守ることができます。
目次に戻る基本的な洗髪は湯シャン

では洗髪の方法は?と聞かれると、基本的には「湯シャン」となります。
ノープーとも言われていますが、お湯を使った洗髪方法になります。
湯シャンには「デトックス」という皮脂を除去する薬剤を必要としますが、今回はカラーリング目的での湯シャンなので無しで。
方法としては、
- 髪全体をブラッシングでほこりをとる
- 38度程度のシャワーで上から下に流す
- 目安としては5分程度を意識する
- 合間でシャンプーブラシなどで優しく洗う
- トリートメントで髪の保護
- 再びシャワーで流す
というのがセオリーとなります。
シャンプーがなくとも清潔にすることができますが、適当にしてしまうと皮脂が残りすぎて酸化してしまうので注意が必要です。
その他にもいくつかのアドバイスもまとめます。
一週間ほど湯シャンもあり

湯シャンに慣れているのであれば、一週間ほどしてからカラーすると安心度がアップします。
ある程度、余裕をもっておくことで、敏感な方でもヘアカラーがしやすくなります。
朝シャンは促進させるので注意

上記の流れからいくと「朝シャン」はNGです。
シャワーだけであれば問題ありませんが、シャンプーを使うのはとくにカラーがしみやすくなる原因にもなります。
朝シャンの習慣はしないようにしましょう。
スタイリング剤のつけすぎには注意

ここで問題になるのはスタイリング剤です。
「スタイリング剤をつけてもいいのか?」もしくは「スタイリング剤をつけているのにシャンプーでなくても清潔になるのか?」ですが、基本的にはつけないというのが1番ベストではあります。
とはいえ、多少つけないと身だしなみの問題もありますし、お湯でとれる程度であればいいと考えています。
それでも、ガッチリとセットしないといけない時もあります。
そんな時に役立つテクニックとしては、トリートメント(リンス・コンディショナー)もつけることで、スタイリング剤のポリマー成分をお湯よりも取り除けるので試してみてください。
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