ヘアケアって結局なにすればいい?美容師20年でわかったこと8選
よくある質問のひとつです。
とても大雑把というか、人によって何をすればいいかは変わるため、非常にむつかしい内容になりますが、美容師を20年従事してわかった「これは欠かせない」ってことがいくつかあるので、少しまとめてみました。
これからヘアケアする人も、ヘアケアしていても効果を感じられないって人の参考になれば幸いです。
1.継続こそ最強
なんにでも通ずることですが、「継続」こそ最強というのはヘアケアにおいても最重要になります。
日々、髪や頭皮はさまざまなダメージ(負担)にさらされていて、ケアはもちろんですが、ダメージ予防というのが重要になります。
防御です。
残念なことにヘアケアをしていない髪の毛は防御「0」の状態みたいなものです。
そもそものダメージをへらすことが最強のヘアケアにも繋がります。
そのために、コツコツとダメージ予防をするために、ヘアケアをしておくことがだいじになります。
目次に戻る2.やっぱりシャンプーが1番
なんだかんだいってシャンプーは大事です。
おおくの人は、シャンプーよりもトリートメントの方が大事なんじゃないかと勘違いしていますが、はっきりいってシャンプーの方が何倍も大事です。
- 洗浄成分はマイルドなアミノ酸シャンプー
- 界面活性剤の種類によってはトリートメントをはじいてしまう
- 髪と頭皮を摩擦から守る
もちろんシャンプーの洗浄力が強いと髪や頭皮への負担になるのはご存知だと思いますが、一番はシャンプーの種類(長くなるので省きます)によっては、トリートメントの吸着がぜんぜんちがってきます。
これは、インバストリートメントも洗い流さないタイプのアウトバストリートメントも同様です。
つまり、いくらトリートメントを重要視していても、シャンプーを適当にしていると、美髪をつくりづらくなります。
目次に戻る3.ブラッシングは習慣にする
すぐに習慣にできるけど、意外に習慣にできていないと言えばこれ。
ブラッシングは超だいじです。
毎日できていない人はまず習慣にできるぐらいにするのをおすすめします。
- キューティクルが整えられる
- 髪の摩擦がへる
- ツヤ感アップ
など、メリットがたくさんあります。
私自身は、リビングや浴槽など自宅に4つ以上はブラシを常備しています。
こういうと、男性やパーマスタイルの女性などは必要性を感じていない方が多いですが、実はデメリットはないので、ぜひとも習慣にしてほしいです。
目次に戻る4.美容室のトリートメントは効果的
美容室のサロンケア・トリートメントの効果についてもよく質問されますが、美容室のトリートメントはやっぱりすごいです。
サロン専売品のトリートメントを使っていれば、美容室のトリートメントは必要ない?
というのが、よくある質問です。
これは、究極の二択ならば「あり」です。
上記にもあるように、継続的なヘアケアが最強と提唱しているとおりなので、瞬間的な美容室のトリートメントよりも、ご自宅でのホームケアは効果的でもあります。
とはいえ、やっぱり美容室のトリートメントは効果的です。
- 栄養素が豊富
- 美容師のテクニック
- 何層・何重にもコーティング
- カラーやパーマと組み合わせると良い
わざわざ、どちらかを選ぶ必要はありません。
両方してあげるのがおすすめ。
目次に戻る5.ヘアケアは未来への投資
ヘアケアは未来への投資となります。
逆に言い換えると、今の髪は過去のヘアケアの結果となります。
つまり、今がうつくしい美髪ならば今のヘアケアの相性がいいですし、ダメージが気になるなら試行錯誤が必要になります。
さらに今のヘアケアは、5〜10年後の髪になります。
ダメージを感じてからヘアケアは実は遅いのです。
つまり、未来への投資と考えて、一生懸命してあげるべき。
目次に戻る6.コンプレックスは魅力になる
コンプレックスは魅力にすることができます。
あなたはどんなコンプレックスをお持ちでしょうか?
コンプレックスがないって方もいますが、ない人の方が少数派でしょう。
くせ毛・猫っ毛・ボリュームがありすぎる・ボリュームがない、いろいろとあるはずです。
じつはコンプレックスを理解してあげることで、魅力や個性にしてあげることができるんです。
くせ毛や部分的な矯正、猫っ毛はパーマ、ボリュームに関してはスタイリングテクニックなど、いくらでも魅力に変える方法があります。
コンプレックスに似合わないスタイルはありません。
かならず見つかるはずです。
目次に戻る7.アイテムの内容よりもテクニックがだいじ
ヘアケアと言えば、シャンプーやトリートメントに注視しがちですが、良いアイテムを使うことに越したことはありませんが、それにかまけてはいけません。
いくら高級なシャンプーやトリートメントをつかっても、間違った方法だと活かすことはできません。
きょくたんな言い方になりますが、いいアイテムよりもテクニックの方が重要になります。
目次に戻る8.シンプルかつ、丁寧に、やさしく
ヘアケアは難しく考える必要はありません。
丁寧に、やさしくしてあげる、究極これだけでもいいです。
美容師さんみたいにうまくできない
と、言われる方もいますがそんなもの必要ありません。
あなたの髪の一番の理解者はあなたです。
担当の美容師さんはせいぜい2番目くらいでしょう。
自分の髪質や、どこにボリュームがあるといい感じなのか、逆にボリュームはここには必要ない、枝毛の加減や、髪の手触りなど、シンプルに考えて、ケアをしてあげるのがいいということです。
目次に戻るあとがき
最後まで読んでいただきありがとうございました。
自分の中でとても重要なことについて勢いで書きましたが、だいじなことだと考えています。
ヘアケアは意識やモチベーションなどにも左右されますが、きれいになりだすと継続もしやすいので、頑張って美髪を目指してほしいです。
最後にいくつか役立つまとめ記事も残しておくので、合わせて参考にしてもらえると幸いです。