デジタルパーマは「乾いている時カールが出る?」「濡れている時が一番ウェーブが出る?」どちらが正しいのかを解説

デジタルパーマって乾くとカールが出るんですか?美容師の説明だと濡れてる時が1番カールしてると聞いたことがあるのですが、どっちが正しいのでしょうか?
こういった疑問をいただいたので、自分なりのアドバイスを含めてお答えします。
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最近ではパーマの種類も増えてきて、それに伴い特徴やスタイリング法なんかも変わってきます。
そうなってくると、以前のパーマの時はこんなこと言っていたな、とか、違う美容師には違うこと説明してもらったな、なんてことが増えてきたような気がします。

実際に同じパーマであっても、種類やスタイルによってもスタイリング法やヘアケアの仕方が変わることもあります。
- デジタルパーマについて
- 濡れている時と乾いている時、どちらが一番ウェーブ(カール)がでているのか?
- 美容師的なアドバイス
デジタルパーマは「乾いている時」が一番ウェーブ(カール)がでている!


まず結論から言うと、デジタルパーマは乾いている時に一番キレイにカールがある特徴のパーマです。

コールドパーマ(通常のパーマ)は濡れている時に一番強くカールが出ますが、乾かしすぎるとカールがダレる傾向にあります。ですがホットパーマ(デジタルパーマ)は乾いた状態でもカールがダレることなくプルンとしたカールを実現できます。
まず、そもそものデジタルパーマとは、アイロンやコテで巻いた仕上がりのようにくっきりとふわふわなウェーブをつくることができるパーマのことす。熱処理をするために「ホットパーマ」と呼ばれることもあります。
一昔まえまでは「形状記憶パーマ」と呼んでいる美容室もありました。
ホットパーマの特徴で特に素晴らしいのが、薬剤と熱を利用してパーマをかけるということです。
従来のパーマは薬剤作用のみの施術になるために、髪質やスタイルによっては不可能なケースというのもあるのですが、デジタルパーマの場合は薬剤作用のみでは不可能なケースを熱を使うことによって可能にできるのです。
今回のテーマでのポイントとなるのは、「デジタルパーマ」という部分です。
つまり従来のパーマは違うのが、またややこしいのです。
ちょっとまとめてみると、
- 従来のパーマは濡れている時が一番ウェーブがある
- デジタルパーマは乾いている時が一番ウェーブがある
- 深堀りするとヘアスタイルによっても変わる
ということです。これだけだと分かりづらいので、分かりやすく解説します。
従来のパーマは濡れている時が一番ウェーブがある

従来のパーマ(コールドパーマ)はロッドを巻いた状態で1液の液体をかけて髪の毛の結合を外します。
その上で2液で液体で外した結合をくっつけるのですが、常に髪の毛は濡れた状態。仕上がりも濡れた状態が一番強くカールがでます。
デジタルパーマは乾いている時が一番ウェーブがある

それに比べデジタルパーマは、同じく1液で結合を外しますが、その後には熱を入れてカールをつけるのが特徴。
なので、髪の毛が乾いた状態で2液をつけて定着するため、乾いた状態でキレイなカールを作ることができます。
深堀りするとヘアスタイルによっても変わる

普段のスタイリング方法や、ないたい髪型によってコールドパーマとデジタルパーマを選択するのが好ましいです。
持ちも違うので、ずっとパーマヘアでいたいのか、一時的なものなのか、そんなことも選ぶ時の参考になります。
少し長くなるので、詳しくお話します。
しっかり乾かしてパーマを出したいならばデジタルパーマ!しっかり乾いた状態でコロンとしたパーマ感を楽しみたいならデジタルパーマがおすすめです。スタイリング剤をヘアミルクやヘアオイルなどそこまでセット力のないヘアケア剤でも十分です。ベタつきたくない人にもオススメ。
逆に、朝は髪の毛を濡らしてその上でスタイリング剤をつけるだけででかけたい!という方はコールドパーマ!時短は叶いますが、結構セット力の強いスタイリング剤が必須になります。
ちなみにデジタルパーマでもコールドパーマのスタイリング方法も可能です。
コテで巻いたような仕上がりや、コロンとしたカールを好むのであればデジタルパーマ!ボブスタイルの内巻きワンカールなどの大きなカールを長くキープしたい場合もオススメできます。熱を入れて形状記憶するパーマなので、コテで巻いたような仕上がりを維持することができます。
軽いウェーブのスタイル、根本からあてたい場合はコールドパーマ!デジタルパーマが熱を入れて形状記憶するパーマなので、どうしてもコールドパーマより少し固さがでてしまうのが特徴。その上でコールドパーマは柔らかいウェーブ感が実現できます。そして、デジタルパーマはロッドに60度〜80度の熱を入れて当てるため、根本ギリギリの部分が当てられない傾向があります。ので根本からしっかり当てたい人はコールドパーマがオススメです。
形状記憶というだけあって持ちがよいのはデジタルパーマ!コールドパーマが2〜3ヶ月の持ちに対して、デジタルパーマは大体4〜5ヶ月の持ちがあります。そのため長く楽しみたい方はデジタルパーマ。一時的なものですぐにスタイルチェンジをする予定の方はコールドパーマがオススメです。
よく聞かれるのがこの質問。
デジタルパーマとコールドパーマはどちらが痛むか。と言われるともちろんどちらも少しは傷んでしまいますが、どちらの方がダメージが大きいかというとデジタルパーマです。
それは当て方によって大分軽減できますが、薬の作用する場所に関係があります。表面に作用するコールドパーマに対して、髪の内側まで作用するデジタルパーマ。もちが良いのもそのおかげですが、髪の内側まで作用して結合を外してしまうのでそのダメージはやはりあります。
ただ、持ちが良い分コールドパーマより当てる回数は少なくて済むので、トータルで考えると対して変わりはないのかも。
目次に戻るヘアスタイルによって変えることができる


上記の内容は、あくまでもセオリー的な内容になります。お客様のスタイルや髪質によっては当てはまらないこともあるということになります。

さらに言うならば、ヘアスタイルなどにもよりますが、どちらにも調整することもできます。
スタイルによって「コールド」か「ホット」を使い分けている

なりたいスタイルによってコールドパーマの方が実現しやすかったり、逆にホットパーマの方が実現しやすかったりします。担当のスタイリストさんに画像などを見せると判断してくれると思うので、口頭で難しい場合はオススメ。
ヘアカタログなどに載っているパーマスタイルはコテで巻いて仕上げていることが多いので、その場合はデジタルパーマで実現が可能なものが多いです。
「髪質」や「自宅のスタイリング」によっても使い分けている

硬い髪質や、キューティクルの強い方、直毛の方はコールドパーマをかけても内側から取れてしまうことが多く、2.3日したらパーマがゆるくなるというトラブルも多いハズ。そんな方にはデジタルパーマがオススメできます。内側からあてるホットパーマはパーマに不向きな髪質の方でもパーマスタイルを実現できるのが特徴です。
スタイリングに関しては、コールドパーマは髪の毛が濡れている時に一番強くカールが出ることから、朝は濡らしてその上にスタイリング剤をつけるのはスタンダード。簡単で時短できますが、スタイリング剤は結構なセット力が必要になります。
その上でデジタルパーマは乾いた状態でもコロンとしたカールが出るためスタイリング剤にそこまでのセット力は必要なく、ヘアミルクやオイルなどでツヤを出すことも可能。
トータル的に考える

なりたい髪型はもちろん、その髪型をいつまで維持したいか、朝のスタイリング方法など、いろんなことをトータルで考えてコールドの方が良いかホットの方が選ぶのがオススメ。
- 毎日乾かす
- 自然乾燥が多い
- ショートヘア
- ロングヘア
- カールスタイル
- ウェーブスタイル
この他にも長い目で見て、この先髪型をどうして行きたいか、パーマスタイルをいつまで楽しみたいかなども考えて選択する方が良いです。
【結論】担当した言うことが正しい

色々と詰め込み過ぎて、まとまりがないので一旦まとめると、
- デジタルパーマは乾いている時が一番ウェーブ(カール)がでるのが基本
- スタイルや施術法によって違うこともある
- スタイリング法によっても違う
- 担当いうことが一番正しい
ちなみに通常のパーマでもあるコールドパーマでは、濡れている時が一番ウェーブがでることが基本になります。
パーマの種類、あて方は様々な髪の毛を見てきた経験豊富な美容師に納得するまで相談して決めるのが一番良いでしょう。
もちろん間違っている場合もある

ただデジタルパーマの方が料金設定が割高になっていることも多いため、あまり話を聞いてくれてないうちからむやみやたらにデジタルパーマを勧めてくる美容師は要注意かもしれません。
パーマの種類はなりたい髪型やこの先の自分のヘアプランを明確にして相談するのがベスト。
パーマとデジタルパーマのスタイリングに違いはあるのか?


基本的にパーマでは、コールドパーマ(液と時間の作用)とホットパーマ(液と時間と熱の作用)の2種類があります。

パーマの種類によって、スタイリングの仕方は変わってくるのか、こういった疑問などにも合わせて答えていきます。
コールドパーマは、一般的なパーマになるので、基本的にはどの美容室であっても施術することができます。できないという美容室の方が少ないはずです。
一方でデジタルパーマは、「ホットパーマ」と呼ばれ薬剤作用に加えて「熱処理」や「乾燥」を用いたパーマメニューの1つです。
つまり、シンプルに考えていただいてコールドパーマよりもランクの高いパーマということです。もっと知りたい方は別記事にもしているのでご覧ください。

さて、前置きはこれくらいにして本題に入っていきます。
パーマの種類によってスタイリングの違いはあるのか、ぼく達の見解をお話していきます。ある程度は個人的なこだわりもあるので参考程度にしてください。
結果からお話すると、
それほど大きな違いはありません。
まぁ施術するのは同じパーマですし、パーマスタイルをする上ではそれほど問題があるわけでもありません。
とはいえこれだけだと分かりづらいので、それぞれを深堀りしつつ分かりやすくお話していきます。
種類によるスタイリングの違いの考え方
- パーマとデジタルパーマではそれほど違いはない
- 重要なのは「ウェット仕上げ」か「ドライ仕上げ」か
- ワックスだけでセットはできないと思ったほうがいい
- すぐ崩れてしまうならパーマ自体に問題がある
よくある質問もまとめて順番にお答えしていきます。
パーマとデジタルパーマではそれほど違いはない


先程もお話しましたが、結果的にはパーマとデジタルパーマではスタイリングはそれほど違いもないので変える必要はありません。

パーマの種類によってスタイリングを変えるというよりも、パーマのスタイルによってスタイリングを変えるべきなのです。
デジタルパーマを含めるホットパーマは従来のパーマに比べて、熱処理作用によって施術する分、かかり具合や強度などは当然強めですが、強くできる分弱くもできます。
つまり普通のパーマスタイルから、巻髪のようなくっきりスタイルまでかけることができるという便利パーマということです。
ですが、普通のパーマではデジタルパーマのようなスタイルを作れないケースも多々あります。その場合ではコテアイロンやカーラーを使う必要はあります。スタイリング自体は全く同じですが、ウェーブやボリューム感が物足りない場合は足す必要があるということです。
重要なのは「ウェット仕上げ」か「ドライ仕上げ」か


パーマのスタイリングにおいて重要になってくるのは「ウェット仕上げ」か「ドライ仕上げ」かの二択です。

それによってもパーマのかけ方も変わってきますし、スタイリングの方法も変わります。
前提のお話ですが、どちらかしかダメということではなく、どちらに比重をおいているかが大事になります。
当然ですが、ドライ仕上げ用にパーマをしたとしてもウェット用のスタイリングにすればウェット感のあるパーマスタイルにできますし、逆も然りです。
とはいえスタイリングは変えるので、パーマの種類によってスタイリングは変えるというよりも、パーマスタイルの質感によってスタイリングは変えることのほうが圧倒的に多いです。
ワックスだけでセットはできないと思ったほうがいい


「ワックスやムースだけでセットはできないのか」という質問や疑問が、一番多いですが、これはできないと思ったほうがいいです。

少し曖昧な言い方をしていますが、もちろんできるスタイルもありますがかなり限定されているからです。
パーマというのは、かなりデリケートなメニューにもなっています。そのためドライヤーによるブローはスタイリングをする上では必須だと考えています。
日本人女性の7割はくせ毛だと言われていますが、個人的には9.5割の方はくせ毛で悩まれていると考えています(直毛の方でも部分的なくせ毛で悩まれている方は多い)。
そのためキレイなパーマスタイルをつくるためには、ブローでくせ毛を整えて、ワックスでウェーブを整えるというのがとても重要になると考えているからです。
すぐに崩れてしまうならパーマに問題がある


それでもスタイルが崩れてしまうというなら、パーマ自体に問題があると考えたほうがいいかもです。
パーマスタイルとは、パーマ+スタイリングによって生まれてくるものですが、いくらスタイリングを頑張っても、30分程で崩れてしまうならパーマ自体に大きな問題があるはずです。
- 髪質とパーマが合っていない
- 髪の状態とスタイルの難易度が高い
- パーマ自体がかかっていない
こんな感じでしょうか。
パーマと言えども万能ではありません。髪質や要望など美容師としっかり相談して施術するようにしましょう。
目次に戻るあとがき

この記事では、「デジタルパーマは乾いている時と濡れている時、どちらがウェーブ(カール)があるのか」について書きました。

デジタルパーマのあてる工程や薬剤のメカニズムによって、乾いた時の方がウェーブがでる。ということが言えます。

ロングの方でもダレにくく、比較的扱いやすいのがデジタルパーマ。自分のなりたいスタイルやスタイリング方法に合えばオススメできます。
今回はデジタルパーマの説明をする比較としてコールドパーマの説明も少ししましたが、デジタルパーマはコールドパーマで満足できない方に対しても、理想のカールを実現できるというものでもあります。
コールドパーマを何度もかけ直してしまうと枝毛やパサツキなどがでてしまうので、そういう方にもデジタルパーマはオススメです。
その質感は熱であてている分ツヤも出て、同時にしっかりケアしてあげればプルンとしたキレイなカールを維持できます。
パーマを検討している方は参考にしてみてください。