「縮毛矯正とヘアカラーはどっちが先にすべき?同日施術はできない?」という疑問を解説
あと、同じ日に縮毛矯正とヘアカラーはできないと言われましたが、やっぱり同日施術はできませんか?
こういった疑問にお答えしていきます。
縮毛矯正とヘアカラーの順番や同日施術の解説
あなたは縮毛矯正とヘアカラーをする時はどちらから先にしていますか?
実は、縮毛矯正とヘアカラーの場合の順番はある程度決まっています。
ヘアカラーも縮毛矯正もよくする方に必要なヘアカラーとの順番と、同日施術のアレコレをまとめてみました。
[moveline color=”#ededa1″ sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]今回の記事では、[move]縮毛矯正とヘアカラーの順番の解説や、同日施術について[/move]分かりやすくお話していきます。[/moveline]
縮毛矯正とヘアカラーの順番は?
まずは縮毛矯正とヘアカラーの順番についてお話していきます。
矯正もカラーもどちらもする人からすると、どっちを先にすべきなんだろうという疑問はよくあるものです。
縮毛矯正とヘアカラーの関係上、順番を守る方が髪には良いことが分かっています。
とくに少し順番を間違えると、矯正のかかり方が弱くなるだけでなく、髪のダメージにも繋がるため、極力順番を意識してすることをおすすめします。
具体的にお話していきます。
基本的には縮毛矯正が先
結論から言うと、基本的な順番は縮毛矯正が一番最初にすべきだと考えています。
まず前提としては縮毛矯正という技術は髪への負担が大きいものになっています。
縮毛矯正の原理は「薬剤(還元剤)+ヘアアイロン(熱処理)=ストレートヘア」という計算式から成り立ちます。
健康な髪の状態なら薬剤も100%のパワー、ヘアアイロンも100%のパワーで施術することができ、合わせて200のパワーがあってこそ、ようやく、くせ毛をストレートヘアに矯正することができます。
その上では、やはりヘアケアというのは大きなポジションを占めているので、髪は大切に扱うようにすることをおすすめします。
こんな感じで以上です。
健康な髪の耐久度が100%で、ヘアカラーを1度することで20%低下して80%になります。そうすると薬剤のパワーも80%までしか発揮できずにそれ以降にはオーバーダメージになり、大きな負担になるからです。 つまり、ヘアカラーを一度しているだけで矯正する効果は20%ダウンするということになります。
[moveline color=”#afeeee” sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]髪の耐久度と、先程の計算式を用いると「[move]髪の耐久度=薬剤+ヘアアイロン=矯正[/move]」が、最終的な見極めるための「縮毛矯正の計算式」となります。[/moveline]
最終的に矯正をするためには200%のパワーが必要にはなりますが、それだけ薬剤とアイロンのパワーを使えるかどうかが、キレイな矯正を使うためのポイントとなります。
ヘアカラーを先にしていてもできるが…
とはいえ、ヘアカラーしていると矯正ができないわけではありません。
髪の状態(ダメージレベル)にもよりますが、大きなダメージでなければ、ヘアカラーの後でも矯正をすることはできますが、矯正をするという方にとっては優先度は高くなってしまいます。
そのため、矯正をしている(する予定)のある方はスタイルが限定される上に、ヘアスタイルを限定されるだけでなく、楽しむこともしづらくなります。
しかし、くせ毛というコンプレックスを改善してくれる魅力もあるために、何を優先させるかを天秤にかけてする必要があります。
目次に戻る縮毛矯正とヘアカラーの同日施術はできる?
次に、よくある質問の一つになるのが同日施術です。
これは本当によくいたいだく質問で、やはりみんな時間がないし、まとめてしたいんですよね。
上記の質問を元にお答えしていきます。
もし同日施術、つまり同じ日に縮毛矯正とヘアカラーをしたいとなった場合は、縮毛矯正をしてからヘアカラーをすることになります。
薬事法的には「NG」です。ヘアカラーと矯正の薬剤を一緒にすることは髪にとっても大きな負担にもなるため、本来では「してはいけない」というのが正解です。
とはいえ、ほとんどの美容室ではこの同日施術をしています。
こちら側としても同日の方が楽だし、単価も上がる、何よりもお客様の要望にも答えれるというたくさんのメリットがあります。
実際に同日施術をして何か危険なことがあるわけでもありません。
つまり…
できなくはないがしない方がいい
というのが、本音を踏まえた上での結論になります。
もちろん、同日施術は絶対にしないという美容室や美容師もいますが、その答えは正解です。本来ではしてはいけないのが正解ですが、することによって何かあるわけでもありません。
ただし、当然ながら自己責任にもなりますし、髪が大きなダメージになる可能性もあります。
その辺りは美容師と意思疎通をとりつつ、進めていくことをおすすめします。
そもそも脱色も染色もしづらい
縮毛矯正をする時に使われるヘアアイロンによる熱処理が、髪のタンパク変性を引き起こします。これが原因となります。
ぼく達はお客様にお話するときによく卵の話を例えにだします。
実は、髪のほとんどはたんぱく質で構成されているために、卵とよく似ている、つまり…
「生卵を目玉焼きにする過程」と「髪をヘアアイロンをする過程」
はとても似ているのです。
目玉焼きを作る時は、フライパンを加熱して、温まると生卵を落とし、様子を見ていきます。強火であれば300℃近くあり、弱火なら200℃を下回ります。
ものの数分で卵黄は固まり、卵白は白くなります。さらに様子をみていくと徐々に黒くなり、どんどん硬く変形していきます。
熱する前の生卵に醤油をおとすと、白身の中まで醤油は浸透しますよね?しかし目玉焼きにすると浸透どろこか醤油を弾きます。
これは髪にも同じことがいえ、
- 醤油=カラー
- 目玉焼き=矯正後の髪
ということになるます。
[moveline color=”#ededa1″ sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]まとめると、[move]縮毛矯正した髪はタンパク変性によって硬くなり、ヘアカラーなど薬剤を弾いてしまう[/move]ということなのです。[/moveline]
これが、矯正した後にヘアカラーが染まりにくい原因になります。
目次に戻るあとがき
縮毛矯正とヘアカラーの順番や同日施術についてまとめました。
どちらもする方なんかはぜひ参考にして考えてみてください。
- 基本的には縮毛矯正が先にする
- とはいえヘアカラーをしてからでもできる
- 同日施術も可能だがしない方がいい
基本的には縮毛矯正をしてからヘアカラーをするというのがセオリーの一つとなります。
しかし、どちらを優先させるかというのもかなり大事になります。
加えて、矯正とカラーの同日施術は本来してはいけないものだし、できなくもないがしない方がいいという割と曖昧な結論になってしまいました。
これはもはや仕方ありませんが、自己責任で判断してもらうしかありません。
その上では、やはりヘアケアというのは大きなポジションを占めているので、髪は大切に扱うようにすることをおすすめします。
こんな感じで以上です。
つまり、「薬剤(100%)+ヘアアイロン(100%)=ストレートヘア(200%)」となります。 かなりざっくりしていますが、最終的にストレートにするためには薬剤とアイロンの2つの力が必要不可欠となります。(ちなみにどちらのパワーに偏ったりしたりもあります)
とはいえ、現実にはこんなに簡単でシンプルなものではありません。
なぜなら、ここに髪の状態(耐久度)が加わってくるからです。
どうことかというと、髪の耐久度によっては薬剤の比率が低下せざるをえなくなります。それは薬剤のパワーに髪が耐えれないからです。
例えば、ヘアカラーを一度していると、ダメージになり髪の耐久度は20%ほど低下するとイメージします。
健康な髪の耐久度が100%で、ヘアカラーを1度することで20%低下して80%になります。そうすると薬剤のパワーも80%までしか発揮できずにそれ以降にはオーバーダメージになり、大きな負担になるからです。 つまり、ヘアカラーを一度しているだけで矯正する効果は20%ダウンするということになります。
最終的に矯正をするためには200%のパワーが必要にはなりますが、それだけ薬剤とアイロンのパワーを使えるかどうかが、キレイな矯正を使うためのポイントとなります。
ヘアカラーを先にしていてもできるが…
とはいえ、ヘアカラーしていると矯正ができないわけではありません。
髪の状態(ダメージレベル)にもよりますが、大きなダメージでなければ、ヘアカラーの後でも矯正をすることはできますが、矯正をするという方にとっては優先度は高くなってしまいます。
そのため、矯正をしている(する予定)のある方はスタイルが限定される上に、ヘアスタイルを限定されるだけでなく、楽しむこともしづらくなります。
しかし、くせ毛というコンプレックスを改善してくれる魅力もあるために、何を優先させるかを天秤にかけてする必要があります。
目次に戻る縮毛矯正とヘアカラーの同日施術はできる?
次に、よくある質問の一つになるのが同日施術です。
これは本当によくいたいだく質問で、やはりみんな時間がないし、まとめてしたいんですよね。
上記の質問を元にお答えしていきます。
もし同日施術、つまり同じ日に縮毛矯正とヘアカラーをしたいとなった場合は、縮毛矯正をしてからヘアカラーをすることになります。
薬事法的には「NG」です。ヘアカラーと矯正の薬剤を一緒にすることは髪にとっても大きな負担にもなるため、本来では「してはいけない」というのが正解です。
とはいえ、ほとんどの美容室ではこの同日施術をしています。
こちら側としても同日の方が楽だし、単価も上がる、何よりもお客様の要望にも答えれるというたくさんのメリットがあります。
実際に同日施術をして何か危険なことがあるわけでもありません。
つまり…
できなくはないがしない方がいい
というのが、本音を踏まえた上での結論になります。
もちろん、同日施術は絶対にしないという美容室や美容師もいますが、その答えは正解です。本来ではしてはいけないのが正解ですが、することによって何かあるわけでもありません。
ただし、当然ながら自己責任にもなりますし、髪が大きなダメージになる可能性もあります。
その辺りは美容師と意思疎通をとりつつ、進めていくことをおすすめします。
そもそも脱色も染色もしづらい
縮毛矯正をする時に使われるヘアアイロンによる熱処理が、髪のタンパク変性を引き起こします。これが原因となります。
ぼく達はお客様にお話するときによく卵の話を例えにだします。
実は、髪のほとんどはたんぱく質で構成されているために、卵とよく似ている、つまり…
「生卵を目玉焼きにする過程」と「髪をヘアアイロンをする過程」
はとても似ているのです。
目玉焼きを作る時は、フライパンを加熱して、温まると生卵を落とし、様子を見ていきます。強火であれば300℃近くあり、弱火なら200℃を下回ります。
ものの数分で卵黄は固まり、卵白は白くなります。さらに様子をみていくと徐々に黒くなり、どんどん硬く変形していきます。
熱する前の生卵に醤油をおとすと、白身の中まで醤油は浸透しますよね?しかし目玉焼きにすると浸透どろこか醤油を弾きます。
これは髪にも同じことがいえ、
- 醤油=カラー
- 目玉焼き=矯正後の髪
ということになるます。
[moveline color=”#ededa1″ sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]まとめると、[move]縮毛矯正した髪はタンパク変性によって硬くなり、ヘアカラーなど薬剤を弾いてしまう[/move]ということなのです。[/moveline]これが、矯正した後にヘアカラーが染まりにくい原因になります。
目次に戻るあとがき
縮毛矯正とヘアカラーの順番や同日施術についてまとめました。
どちらもする方なんかはぜひ参考にして考えてみてください。
- 基本的には縮毛矯正が先にする
- とはいえヘアカラーをしてからでもできる
- 同日施術も可能だがしない方がいい
基本的には縮毛矯正をしてからヘアカラーをするというのがセオリーの一つとなります。
しかし、どちらを優先させるかというのもかなり大事になります。
加えて、矯正とカラーの同日施術は本来してはいけないものだし、できなくもないがしない方がいいという割と曖昧な結論になってしまいました。
これはもはや仕方ありませんが、自己責任で判断してもらうしかありません。
その上では、やはりヘアケアというのは大きなポジションを占めているので、髪は大切に扱うようにすることをおすすめします。
こんな感じで以上です。