「縮毛矯正がすぐ取れる」という悩みの原因と対策方法をまとめてみた!
当日は、髪を洗わずに24時間置いてからシャンプー、それから洗い流さないトリートメントを使ってまっすぐを維持しようとしたのですがほとんど取れてしまっています。どうすれば縮毛矯正後まっすぐを維持できるのでしょうか?
こういった疑問にお答えしていきます。
縮毛矯正が取れてしまう方への対策方法の解説
縮毛矯正は、くせ毛をコンプレックスにする方が改善するための美容メニューの一つです。
しかし、上記のように縮毛矯正をかけてから1〜2週間、ひどいものだと数日で「すぐにとれちゃう…」って悩みも聞くことがあります。
これはいくつかの原因があって、これから失敗しないためにも現役美容師が分かりやすくまとめてみました。
[moveline color=”#ededa1″ sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]今回の記事では、[move]美容師が教える縮毛矯正ができるだけ長持ちする方法[/move]を分かりやすくお話していきます。[/moveline]
ドラッグストアの市販品・美容室のサロン専売品などさまざまなシャンプーの中から、縮毛矯正をした髪におすすめのシャンプーランキングを美容師が厳選。下記事もチェック!
縮毛矯正がすぐ取れる原因
まずは、縮毛矯正をかけてもすぐに取れてしまう原因についてお話していきます。
すぐに取れてしまう原因にはいくつかの理由があります。
まず前提としては縮毛矯正という技術は髪への負担が大きいものにはなっていますが、その分かなり強力なメニューの一つです。
そのため、しっかりとかかれば半永久に髪には残るものとなっています。
とはいえ、今回の悩みがあるようにすぐに取れしまうという悩みもあります。
実は、取れしまう原因には、
縮毛矯正がキチンとかかっていない
ということがあります。
では、なぜキチンとかからないのかと言うと…
つまり、あなた自身と美容師と合わせてようやくキレイなストレートスタイルが手に入ると言えます。
矯正やヘアカラーをよくする方はぜひ参考にしてください。
何が言いたいかというと、髪にあまり負担をかけずにできるだけ優しく丁寧に扱うことをあなた自身が意識することが大事になるということです。
その上で長持ちするポイントをまとめてみました。
矯正をする上でのポイント
- できるだけ友人などの紹介で探す
- カウンセリングでは履歴を詳細に
- 当日〜2日後ぐらいまでシャンプーは控える
- ヘアケアは入念に
- ヘアカラーは慎重に
- アイロンは極力使わずにブローにする
順番に見ていきましょう。
美容室や美容院は友人などの紹介で探す
美容師が気に入っているなら別ですが、もし不安や不満を感じているなら違う美容師を選ぶのも良いです。
できるだけ友人などで、上手くいっている方がしている美容師は良いと思います。
とくに紹介でいくとどこの美容室もさまざまな特典もあるし、悩みを聞いてくれやすいからです。
さらに新規で行くとなると、美容師側も少し身構えるので慎重にかつ丁寧にする傾向があります。
カウンセリングでは履歴を詳細に
髪の状態を把握してもらうために、できるだけ詳細に話すようにしてください。
カウセリングは矯正にとっては命みたいなものです。
髪の状態は、見ただけでも、触っただけでも、分からないことがたくさんあります。
もし自宅でヘアカラーなどを実際にしてきた履歴は忘れないようにして、メモなんかをとっておくようにしましょう。
当日〜2日後ぐらいまでシャンプーは控える
ストレートパーマや縮毛矯正をした後、48時間以内はシャンプーを控えるようにしましょう。
施術後、美容室を出るときにはキレイなストレートヘアに固定されているように見えますが、実はまだ髪に剤(ストレートパーマ・矯正)が定着していません。
薬剤により髪の内部成分が構築されているものを再構築していますが、再構築するまでの時間が約48時間程度かかると言われています。
そのため、48時間以内にシャンプーをしてしまうと、髪にダメージを与える原因になり、くせ毛の原因である髪の凹凸のある状態にしてしまうのです。
しかし美容室によっては、48時間以内にシャンプーして良いと言われることも、48時間以上シャンプーしないでくださいと言われることもあります、それはストレートスタイルの持ちに関わることなので、極力控えるようにしましょう。
ヘアケアは入念に
縮毛矯正は、ストレートヘアにするための技術なので、パサツキの見た目に敏感です。
縮毛矯正をした部分というのは、くせ毛が戻るということは基本的にはありません。しかし、生まれもったくせ毛を真っ直ぐにするということは、それなりにリスクもあるということです。
そのリスクというのはが「ヘアダメージ」なのです。
つまり、ヘアケアをしないと、ヘアダメージのせいでパサツキが目立ちやすくなってしまい、ストレートなのにストレートに見えづらくなり、くせ毛っぽく感じてしまうこともあります。
ドラッグストアの市販品・美容室のサロン専売品などさまざまなシャンプーの中から、縮毛矯正をした髪におすすめのシャンプーランキングを美容師が厳選。下記事もチェック!
ヘアカラーは慎重に
縮毛矯正をするとヘアカラーがしづらくなります。
ヘアカラーにおいて最も重要になる仕組みがこの2つです。
- 髪を明るくするなら脱色
- 髪に色を入れるなら染色
このいずれも縮毛矯正をするとしづらくなります。
その原因とは、縮毛矯正の時に行われるヘアアイロンによる熱処理が原因となります。
縮毛矯正をする時に使われるヘアアイロンによる熱処理が、髪のタンパク変性を引き起こします。これが原因となります。
ぼく達はお客様にお話するときによく卵の話を例えにだします。
実は、髪のほとんどはたんぱく質で構成されているために、卵とよく似ている、つまり…
「生卵を目玉焼きにする過程」と「髪をヘアアイロンをする過程」
はとても似ているのです。
目玉焼きを作る時は、フライパンを加熱して、温まると生卵を落とし、様子を見ていきます。強火であれば300℃近くあり、弱火なら200℃を下回ります。
ものの数分で卵黄は固まり、卵白は白くなります。さらに様子をみていくと徐々に黒くなり、どんどん硬く変形していきます。
何が言いたいかというと、これが髪に起こるタンパク変性になります。
熱する前の生卵に醤油をおとすと、白身の中まで醤油は浸透しますよね?しかし目玉焼きにすると浸透どろこか醤油を弾きます。
これは髪にも同じことがいえ、
- 醤油=カラー
- 目玉焼き=矯正後の髪
ということになるます。
[moveline color=”#ededa1″ sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]まとめると、[move]縮毛矯正した髪はタンパク変性によって硬くなり、ヘアカラーなど薬剤を弾いてしまう[/move]ということなのです。[/moveline]
矯正をする前後のヘアカラーはとくに慎重にするようにしてください。
アイロンは極力使わずにブローにする
いつもキレイにしたいという方には、ブロー&アイロンの組み合わせをおすすめしています。
ブローも熱によるダメージはあるものの、アイロンに比べると格段に負担は減ってくれます。
何もしないのが一番負担が少なくダメージは少ないのですが、「傷んでいない髪がキレイに見えるのか」というとそういうわけではありません。
つまり、ある程度キレイにするためには、髪への負担はありきで考える必要があります。
普段の日常ではブローを中心にキレイにしつつ、お出かけの時や写真に残すような時にはヘアアイロンでキレイにするというようなルーティンにするのがおすすめです。
目次に戻るあとがき
縮毛矯正がすぐにとれしまう原因と対策をまとめてみました。
美容師も大事になりますが、普段日頃髪を扱うあなた自身が一番大事になるので丁寧にするように心がけてくださいね。
縮毛矯正は美容室のメニューの中ではとくに難易度が高い技術になっていて、美容師だけの力では、矯正の持つ本来の魅力を100%発揮することはできません。
実際に美容室以外での、ヘアケアや髪のお手入れなどはできませんから。
つまり、あなた自身と美容師と合わせてようやくキレイなストレートスタイルが手に入ると言えます。
矯正やヘアカラーをよくする方はぜひ参考にしてください。
- 髪があまりにも傷んでいる
- 黒染めなどがしている
- ブリーチ毛や複数回のヘアカラー毛
矯正のかけ方によってはかからない
矯正はもちろん正しくしないと、上手くストレートにすることはできません。
縮毛矯正は、薬剤(還元剤)+ヘアアイロン(熱処理)この2つを上手く使わないと、くせ毛をキレイなストレートにすることはできません。
しかし、強力な分とても繊細で難易度の高い技術の一つでもあります。
つまり美容師側の判断ミスや施術ミスでかからないことも当然あります。
え!?って感じですよね。美容師ってプロだよね!?失敗するのって思いますよね。でも失敗しちゃうんです、それぐらい矯正って大変なんです。
今は自宅でも気軽にヘアカラーをできる時代、そのため髪に何かをする履歴がきちんと伝えられないということもよくあります。
そのため、想定したいたよりも矯正がかからない、なんてこともあります。
失敗する要素
- 美容師側が未熟
- カウセリング不足による髪の見極め困難
- アイロンの熱処理不足
長持ちする方法まとめ
上記では、すぐに取れてしまう原因をまとめましたが、次にそんな方に長持ちするための方法もお伝えしていきます。
すぐに矯正がとれてしまうという方はぜひ参考にしてください。
矯正を長持ちさせるコツは、美容師側だけに頼りきらないということにあります。
上記でもお話した通り、髪の状態(耐久度)は矯正においてかなり重要なポジションを占めています。もちろん施術をする選定も大事ですが、同じくらい髪の状態が大事になります。
何が言いたいかというと、髪にあまり負担をかけずにできるだけ優しく丁寧に扱うことをあなた自身が意識することが大事になるということです。
その上で長持ちするポイントをまとめてみました。
矯正をする上でのポイント
- できるだけ友人などの紹介で探す
- カウンセリングでは履歴を詳細に
- 当日〜2日後ぐらいまでシャンプーは控える
- ヘアケアは入念に
- ヘアカラーは慎重に
- アイロンは極力使わずにブローにする
順番に見ていきましょう。
美容室や美容院は友人などの紹介で探す
美容師が気に入っているなら別ですが、もし不安や不満を感じているなら違う美容師を選ぶのも良いです。
できるだけ友人などで、上手くいっている方がしている美容師は良いと思います。
とくに紹介でいくとどこの美容室もさまざまな特典もあるし、悩みを聞いてくれやすいからです。
さらに新規で行くとなると、美容師側も少し身構えるので慎重にかつ丁寧にする傾向があります。
カウンセリングでは履歴を詳細に
髪の状態を把握してもらうために、できるだけ詳細に話すようにしてください。
カウセリングは矯正にとっては命みたいなものです。
髪の状態は、見ただけでも、触っただけでも、分からないことがたくさんあります。
もし自宅でヘアカラーなどを実際にしてきた履歴は忘れないようにして、メモなんかをとっておくようにしましょう。
当日〜2日後ぐらいまでシャンプーは控える
ストレートパーマや縮毛矯正をした後、48時間以内はシャンプーを控えるようにしましょう。
施術後、美容室を出るときにはキレイなストレートヘアに固定されているように見えますが、実はまだ髪に剤(ストレートパーマ・矯正)が定着していません。
薬剤により髪の内部成分が構築されているものを再構築していますが、再構築するまでの時間が約48時間程度かかると言われています。
そのため、48時間以内にシャンプーをしてしまうと、髪にダメージを与える原因になり、くせ毛の原因である髪の凹凸のある状態にしてしまうのです。
しかし美容室によっては、48時間以内にシャンプーして良いと言われることも、48時間以上シャンプーしないでくださいと言われることもあります、それはストレートスタイルの持ちに関わることなので、極力控えるようにしましょう。
ヘアケアは入念に
縮毛矯正は、ストレートヘアにするための技術なので、パサツキの見た目に敏感です。
縮毛矯正をした部分というのは、くせ毛が戻るということは基本的にはありません。しかし、生まれもったくせ毛を真っ直ぐにするということは、それなりにリスクもあるということです。
そのリスクというのはが「ヘアダメージ」なのです。
つまり、ヘアケアをしないと、ヘアダメージのせいでパサツキが目立ちやすくなってしまい、ストレートなのにストレートに見えづらくなり、くせ毛っぽく感じてしまうこともあります。
ドラッグストアの市販品・美容室のサロン専売品などさまざまなシャンプーの中から、縮毛矯正をした髪におすすめのシャンプーランキングを美容師が厳選。下記事もチェック!
ヘアカラーは慎重に
縮毛矯正をするとヘアカラーがしづらくなります。
ヘアカラーにおいて最も重要になる仕組みがこの2つです。
- 髪を明るくするなら脱色
- 髪に色を入れるなら染色
このいずれも縮毛矯正をするとしづらくなります。
その原因とは、縮毛矯正の時に行われるヘアアイロンによる熱処理が原因となります。
縮毛矯正をする時に使われるヘアアイロンによる熱処理が、髪のタンパク変性を引き起こします。これが原因となります。
ぼく達はお客様にお話するときによく卵の話を例えにだします。
実は、髪のほとんどはたんぱく質で構成されているために、卵とよく似ている、つまり…
「生卵を目玉焼きにする過程」と「髪をヘアアイロンをする過程」
はとても似ているのです。
目玉焼きを作る時は、フライパンを加熱して、温まると生卵を落とし、様子を見ていきます。強火であれば300℃近くあり、弱火なら200℃を下回ります。
ものの数分で卵黄は固まり、卵白は白くなります。さらに様子をみていくと徐々に黒くなり、どんどん硬く変形していきます。
何が言いたいかというと、これが髪に起こるタンパク変性になります。
熱する前の生卵に醤油をおとすと、白身の中まで醤油は浸透しますよね?しかし目玉焼きにすると浸透どろこか醤油を弾きます。
これは髪にも同じことがいえ、
- 醤油=カラー
- 目玉焼き=矯正後の髪
ということになるます。
[moveline color=”#ededa1″ sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]まとめると、[move]縮毛矯正した髪はタンパク変性によって硬くなり、ヘアカラーなど薬剤を弾いてしまう[/move]ということなのです。[/moveline]矯正をする前後のヘアカラーはとくに慎重にするようにしてください。
アイロンは極力使わずにブローにする
いつもキレイにしたいという方には、ブロー&アイロンの組み合わせをおすすめしています。
ブローも熱によるダメージはあるものの、アイロンに比べると格段に負担は減ってくれます。
何もしないのが一番負担が少なくダメージは少ないのですが、「傷んでいない髪がキレイに見えるのか」というとそういうわけではありません。
つまり、ある程度キレイにするためには、髪への負担はありきで考える必要があります。
普段の日常ではブローを中心にキレイにしつつ、お出かけの時や写真に残すような時にはヘアアイロンでキレイにするというようなルーティンにするのがおすすめです。
目次に戻るあとがき
縮毛矯正がすぐにとれしまう原因と対策をまとめてみました。
美容師も大事になりますが、普段日頃髪を扱うあなた自身が一番大事になるので丁寧にするように心がけてくださいね。
縮毛矯正は美容室のメニューの中ではとくに難易度が高い技術になっていて、美容師だけの力では、矯正の持つ本来の魅力を100%発揮することはできません。
実際に美容室以外での、ヘアケアや髪のお手入れなどはできませんから。
つまり、あなた自身と美容師と合わせてようやくキレイなストレートスタイルが手に入ると言えます。
矯正やヘアカラーをよくする方はぜひ参考にしてください。
健康な髪の耐久度が100%で、ヘアカラーを1度することで20%低下して80%になります。そうすると薬剤のパワーも80%までしか発揮できずにそれ以降にはオーバーダメージになり、大きな負担になるからです。 つまり、ヘアカラーを一度しているだけで矯正する効果は20%ダウンするということになります。
[moveline color=”#afeeee” sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]髪の耐久度と、先程の計算式を用いると「[move]髪の耐久度=薬剤+ヘアアイロン=矯正[/move]」が、最終的な見極めるための「縮毛矯正の計算式」となります。[/moveline]
最終的に矯正をするためには200%のパワーが必要にはなりますが、それだけ薬剤とアイロンのパワーを使えるかどうかが、キレイな矯正を使うためのポイントとなります。
前置きが長くなりましたが、このヘアカラー1回をブリーチに例えると、耐久度は10%ほどのイメージをすると難易度の高さが分かるはずです。
もはや糸に針を通すような、非常に繊細で集中力を要することになり、失敗するリスクも高くなるということになります。
簡単に言うと、髪の状態によっては矯正の持つ本来のパワーを発揮することができずにストレートの効き目が悪いという結果になります。
- 髪があまりにも傷んでいる
- 黒染めなどがしている
- ブリーチ毛や複数回のヘアカラー毛
矯正のかけ方によってはかからない
矯正はもちろん正しくしないと、上手くストレートにすることはできません。
縮毛矯正は、薬剤(還元剤)+ヘアアイロン(熱処理)この2つを上手く使わないと、くせ毛をキレイなストレートにすることはできません。
しかし、強力な分とても繊細で難易度の高い技術の一つでもあります。
つまり美容師側の判断ミスや施術ミスでかからないことも当然あります。
え!?って感じですよね。美容師ってプロだよね!?失敗するのって思いますよね。でも失敗しちゃうんです、それぐらい矯正って大変なんです。
今は自宅でも気軽にヘアカラーをできる時代、そのため髪に何かをする履歴がきちんと伝えられないということもよくあります。
そのため、想定したいたよりも矯正がかからない、なんてこともあります。
失敗する要素
- 美容師側が未熟
- カウセリング不足による髪の見極め困難
- アイロンの熱処理不足
長持ちする方法まとめ
上記では、すぐに取れてしまう原因をまとめましたが、次にそんな方に長持ちするための方法もお伝えしていきます。
すぐに矯正がとれてしまうという方はぜひ参考にしてください。
矯正を長持ちさせるコツは、美容師側だけに頼りきらないということにあります。
上記でもお話した通り、髪の状態(耐久度)は矯正においてかなり重要なポジションを占めています。もちろん施術をする選定も大事ですが、同じくらい髪の状態が大事になります。
何が言いたいかというと、髪にあまり負担をかけずにできるだけ優しく丁寧に扱うことをあなた自身が意識することが大事になるということです。
その上で長持ちするポイントをまとめてみました。
矯正をする上でのポイント
- できるだけ友人などの紹介で探す
- カウンセリングでは履歴を詳細に
- 当日〜2日後ぐらいまでシャンプーは控える
- ヘアケアは入念に
- ヘアカラーは慎重に
- アイロンは極力使わずにブローにする
順番に見ていきましょう。
美容室や美容院は友人などの紹介で探す
美容師が気に入っているなら別ですが、もし不安や不満を感じているなら違う美容師を選ぶのも良いです。
できるだけ友人などで、上手くいっている方がしている美容師は良いと思います。
とくに紹介でいくとどこの美容室もさまざまな特典もあるし、悩みを聞いてくれやすいからです。
さらに新規で行くとなると、美容師側も少し身構えるので慎重にかつ丁寧にする傾向があります。
カウンセリングでは履歴を詳細に
髪の状態を把握してもらうために、できるだけ詳細に話すようにしてください。
カウセリングは矯正にとっては命みたいなものです。
髪の状態は、見ただけでも、触っただけでも、分からないことがたくさんあります。
もし自宅でヘアカラーなどを実際にしてきた履歴は忘れないようにして、メモなんかをとっておくようにしましょう。
当日〜2日後ぐらいまでシャンプーは控える
ストレートパーマや縮毛矯正をした後、48時間以内はシャンプーを控えるようにしましょう。
施術後、美容室を出るときにはキレイなストレートヘアに固定されているように見えますが、実はまだ髪に剤(ストレートパーマ・矯正)が定着していません。
薬剤により髪の内部成分が構築されているものを再構築していますが、再構築するまでの時間が約48時間程度かかると言われています。
そのため、48時間以内にシャンプーをしてしまうと、髪にダメージを与える原因になり、くせ毛の原因である髪の凹凸のある状態にしてしまうのです。
しかし美容室によっては、48時間以内にシャンプーして良いと言われることも、48時間以上シャンプーしないでくださいと言われることもあります、それはストレートスタイルの持ちに関わることなので、極力控えるようにしましょう。
ヘアケアは入念に
縮毛矯正は、ストレートヘアにするための技術なので、パサツキの見た目に敏感です。
縮毛矯正をした部分というのは、くせ毛が戻るということは基本的にはありません。しかし、生まれもったくせ毛を真っ直ぐにするということは、それなりにリスクもあるということです。
そのリスクというのはが「ヘアダメージ」なのです。
つまり、ヘアケアをしないと、ヘアダメージのせいでパサツキが目立ちやすくなってしまい、ストレートなのにストレートに見えづらくなり、くせ毛っぽく感じてしまうこともあります。
ドラッグストアの市販品・美容室のサロン専売品などさまざまなシャンプーの中から、縮毛矯正をした髪におすすめのシャンプーランキングを美容師が厳選。下記事もチェック!
ヘアカラーは慎重に
縮毛矯正をするとヘアカラーがしづらくなります。
ヘアカラーにおいて最も重要になる仕組みがこの2つです。
- 髪を明るくするなら脱色
- 髪に色を入れるなら染色
このいずれも縮毛矯正をするとしづらくなります。
その原因とは、縮毛矯正の時に行われるヘアアイロンによる熱処理が原因となります。
縮毛矯正をする時に使われるヘアアイロンによる熱処理が、髪のタンパク変性を引き起こします。これが原因となります。
ぼく達はお客様にお話するときによく卵の話を例えにだします。
実は、髪のほとんどはたんぱく質で構成されているために、卵とよく似ている、つまり…
「生卵を目玉焼きにする過程」と「髪をヘアアイロンをする過程」
はとても似ているのです。
目玉焼きを作る時は、フライパンを加熱して、温まると生卵を落とし、様子を見ていきます。強火であれば300℃近くあり、弱火なら200℃を下回ります。
ものの数分で卵黄は固まり、卵白は白くなります。さらに様子をみていくと徐々に黒くなり、どんどん硬く変形していきます。
何が言いたいかというと、これが髪に起こるタンパク変性になります。
熱する前の生卵に醤油をおとすと、白身の中まで醤油は浸透しますよね?しかし目玉焼きにすると浸透どろこか醤油を弾きます。
これは髪にも同じことがいえ、
- 醤油=カラー
- 目玉焼き=矯正後の髪
ということになるます。
[moveline color=”#ededa1″ sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]まとめると、[move]縮毛矯正した髪はタンパク変性によって硬くなり、ヘアカラーなど薬剤を弾いてしまう[/move]ということなのです。[/moveline]矯正をする前後のヘアカラーはとくに慎重にするようにしてください。
アイロンは極力使わずにブローにする
いつもキレイにしたいという方には、ブロー&アイロンの組み合わせをおすすめしています。
ブローも熱によるダメージはあるものの、アイロンに比べると格段に負担は減ってくれます。
何もしないのが一番負担が少なくダメージは少ないのですが、「傷んでいない髪がキレイに見えるのか」というとそういうわけではありません。
つまり、ある程度キレイにするためには、髪への負担はありきで考える必要があります。
普段の日常ではブローを中心にキレイにしつつ、お出かけの時や写真に残すような時にはヘアアイロンでキレイにするというようなルーティンにするのがおすすめです。
目次に戻るあとがき
縮毛矯正がすぐにとれしまう原因と対策をまとめてみました。
美容師も大事になりますが、普段日頃髪を扱うあなた自身が一番大事になるので丁寧にするように心がけてくださいね。
縮毛矯正は美容室のメニューの中ではとくに難易度が高い技術になっていて、美容師だけの力では、矯正の持つ本来の魅力を100%発揮することはできません。
実際に美容室以外での、ヘアケアや髪のお手入れなどはできませんから。
つまり、あなた自身と美容師と合わせてようやくキレイなストレートスタイルが手に入ると言えます。
矯正やヘアカラーをよくする方はぜひ参考にしてください。
つまり、「薬剤(100%)+ヘアアイロン(100%)=ストレートヘア(200%)」となります。 かなりざっくりしていますが、最終的にストレートにするためには薬剤とアイロンの2つの力が必要不可欠となります。(ちなみにどちらのパワーに偏ったりしたりもあります)
とはいえ、現実にはこんなに簡単でシンプルなものではありません。
なぜなら、ここに髪の耐久度が加わってくるからです。
どうことかというと、髪の耐久度によっては薬剤の比率が低下せざるをえなくなります。
健康な髪の耐久度が100%で、ヘアカラーを1度することで20%低下して80%になります。そうすると薬剤のパワーも80%までしか発揮できずにそれ以降にはオーバーダメージになり、大きな負担になるからです。 つまり、ヘアカラーを一度しているだけで矯正する効果は20%ダウンするということになります。
最終的に矯正をするためには200%のパワーが必要にはなりますが、それだけ薬剤とアイロンのパワーを使えるかどうかが、キレイな矯正を使うためのポイントとなります。
前置きが長くなりましたが、このヘアカラー1回をブリーチに例えると、耐久度は10%ほどのイメージをすると難易度の高さが分かるはずです。
もはや糸に針を通すような、非常に繊細で集中力を要することになり、失敗するリスクも高くなるということになります。
簡単に言うと、髪の状態によっては矯正の持つ本来のパワーを発揮することができずにストレートの効き目が悪いという結果になります。
- 髪があまりにも傷んでいる
- 黒染めなどがしている
- ブリーチ毛や複数回のヘアカラー毛
矯正のかけ方によってはかからない
矯正はもちろん正しくしないと、上手くストレートにすることはできません。
縮毛矯正は、薬剤(還元剤)+ヘアアイロン(熱処理)この2つを上手く使わないと、くせ毛をキレイなストレートにすることはできません。
しかし、強力な分とても繊細で難易度の高い技術の一つでもあります。
つまり美容師側の判断ミスや施術ミスでかからないことも当然あります。
え!?って感じですよね。美容師ってプロだよね!?失敗するのって思いますよね。でも失敗しちゃうんです、それぐらい矯正って大変なんです。
今は自宅でも気軽にヘアカラーをできる時代、そのため髪に何かをする履歴がきちんと伝えられないということもよくあります。
そのため、想定したいたよりも矯正がかからない、なんてこともあります。
失敗する要素
- 美容師側が未熟
- カウセリング不足による髪の見極め困難
- アイロンの熱処理不足
長持ちする方法まとめ
上記では、すぐに取れてしまう原因をまとめましたが、次にそんな方に長持ちするための方法もお伝えしていきます。
すぐに矯正がとれてしまうという方はぜひ参考にしてください。
矯正を長持ちさせるコツは、美容師側だけに頼りきらないということにあります。
上記でもお話した通り、髪の状態(耐久度)は矯正においてかなり重要なポジションを占めています。もちろん施術をする選定も大事ですが、同じくらい髪の状態が大事になります。
何が言いたいかというと、髪にあまり負担をかけずにできるだけ優しく丁寧に扱うことをあなた自身が意識することが大事になるということです。
その上で長持ちするポイントをまとめてみました。
矯正をする上でのポイント
- できるだけ友人などの紹介で探す
- カウンセリングでは履歴を詳細に
- 当日〜2日後ぐらいまでシャンプーは控える
- ヘアケアは入念に
- ヘアカラーは慎重に
- アイロンは極力使わずにブローにする
順番に見ていきましょう。
美容室や美容院は友人などの紹介で探す
美容師が気に入っているなら別ですが、もし不安や不満を感じているなら違う美容師を選ぶのも良いです。
できるだけ友人などで、上手くいっている方がしている美容師は良いと思います。
とくに紹介でいくとどこの美容室もさまざまな特典もあるし、悩みを聞いてくれやすいからです。
さらに新規で行くとなると、美容師側も少し身構えるので慎重にかつ丁寧にする傾向があります。
カウンセリングでは履歴を詳細に
髪の状態を把握してもらうために、できるだけ詳細に話すようにしてください。
カウセリングは矯正にとっては命みたいなものです。
髪の状態は、見ただけでも、触っただけでも、分からないことがたくさんあります。
もし自宅でヘアカラーなどを実際にしてきた履歴は忘れないようにして、メモなんかをとっておくようにしましょう。
当日〜2日後ぐらいまでシャンプーは控える
ストレートパーマや縮毛矯正をした後、48時間以内はシャンプーを控えるようにしましょう。
施術後、美容室を出るときにはキレイなストレートヘアに固定されているように見えますが、実はまだ髪に剤(ストレートパーマ・矯正)が定着していません。
薬剤により髪の内部成分が構築されているものを再構築していますが、再構築するまでの時間が約48時間程度かかると言われています。
そのため、48時間以内にシャンプーをしてしまうと、髪にダメージを与える原因になり、くせ毛の原因である髪の凹凸のある状態にしてしまうのです。
しかし美容室によっては、48時間以内にシャンプーして良いと言われることも、48時間以上シャンプーしないでくださいと言われることもあります、それはストレートスタイルの持ちに関わることなので、極力控えるようにしましょう。
ヘアケアは入念に
縮毛矯正は、ストレートヘアにするための技術なので、パサツキの見た目に敏感です。
縮毛矯正をした部分というのは、くせ毛が戻るということは基本的にはありません。しかし、生まれもったくせ毛を真っ直ぐにするということは、それなりにリスクもあるということです。
そのリスクというのはが「ヘアダメージ」なのです。
つまり、ヘアケアをしないと、ヘアダメージのせいでパサツキが目立ちやすくなってしまい、ストレートなのにストレートに見えづらくなり、くせ毛っぽく感じてしまうこともあります。
ドラッグストアの市販品・美容室のサロン専売品などさまざまなシャンプーの中から、縮毛矯正をした髪におすすめのシャンプーランキングを美容師が厳選。下記事もチェック!
ヘアカラーは慎重に
縮毛矯正をするとヘアカラーがしづらくなります。
ヘアカラーにおいて最も重要になる仕組みがこの2つです。
- 髪を明るくするなら脱色
- 髪に色を入れるなら染色
このいずれも縮毛矯正をするとしづらくなります。
その原因とは、縮毛矯正の時に行われるヘアアイロンによる熱処理が原因となります。
縮毛矯正をする時に使われるヘアアイロンによる熱処理が、髪のタンパク変性を引き起こします。これが原因となります。
ぼく達はお客様にお話するときによく卵の話を例えにだします。
実は、髪のほとんどはたんぱく質で構成されているために、卵とよく似ている、つまり…
「生卵を目玉焼きにする過程」と「髪をヘアアイロンをする過程」
はとても似ているのです。
目玉焼きを作る時は、フライパンを加熱して、温まると生卵を落とし、様子を見ていきます。強火であれば300℃近くあり、弱火なら200℃を下回ります。
ものの数分で卵黄は固まり、卵白は白くなります。さらに様子をみていくと徐々に黒くなり、どんどん硬く変形していきます。
何が言いたいかというと、これが髪に起こるタンパク変性になります。
熱する前の生卵に醤油をおとすと、白身の中まで醤油は浸透しますよね?しかし目玉焼きにすると浸透どろこか醤油を弾きます。
これは髪にも同じことがいえ、
- 醤油=カラー
- 目玉焼き=矯正後の髪
ということになるます。
[moveline color=”#ededa1″ sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]まとめると、[move]縮毛矯正した髪はタンパク変性によって硬くなり、ヘアカラーなど薬剤を弾いてしまう[/move]ということなのです。[/moveline]矯正をする前後のヘアカラーはとくに慎重にするようにしてください。
アイロンは極力使わずにブローにする
いつもキレイにしたいという方には、ブロー&アイロンの組み合わせをおすすめしています。
ブローも熱によるダメージはあるものの、アイロンに比べると格段に負担は減ってくれます。
何もしないのが一番負担が少なくダメージは少ないのですが、「傷んでいない髪がキレイに見えるのか」というとそういうわけではありません。
つまり、ある程度キレイにするためには、髪への負担はありきで考える必要があります。
普段の日常ではブローを中心にキレイにしつつ、お出かけの時や写真に残すような時にはヘアアイロンでキレイにするというようなルーティンにするのがおすすめです。
目次に戻るあとがき
縮毛矯正がすぐにとれしまう原因と対策をまとめてみました。
美容師も大事になりますが、普段日頃髪を扱うあなた自身が一番大事になるので丁寧にするように心がけてくださいね。
縮毛矯正は美容室のメニューの中ではとくに難易度が高い技術になっていて、美容師だけの力では、矯正の持つ本来の魅力を100%発揮することはできません。
実際に美容室以外での、ヘアケアや髪のお手入れなどはできませんから。
つまり、あなた自身と美容師と合わせてようやくキレイなストレートスタイルが手に入ると言えます。
矯正やヘアカラーをよくする方はぜひ参考にしてください。
- 髪の状態によっては耐久度が低くてかからない
- 美容師側の判断ミスでかからない
- 自宅での市販の縮毛矯正だから
この3つが大きな原因になっています。
髪の状態によってはかからない
縮毛矯正は、技術はもちろんですが髪の状態(耐久度)によってはかからないケースもあります。
まず縮毛矯正という技術は髪への負担が大きいものになっています。
「薬剤(還元剤)+ヘアアイロン(熱処理)=ストレートヘア」という計算式になります。
健康な髪の状態なら薬剤も100%のパワー、ヘアアイロンも100%のパワーで施術することができ、合わせて200のパワーがあってこそ、
ようやく、くせ毛をストレートヘアに矯正することができます。
つまり、「薬剤(100%)+ヘアアイロン(100%)=ストレートヘア(200%)」となります。 かなりざっくりしていますが、最終的にストレートにするためには薬剤とアイロンの2つの力が必要不可欠となります。(ちなみにどちらのパワーに偏ったりしたりもあります)
とはいえ、現実にはこんなに簡単でシンプルなものではありません。
なぜなら、ここに髪の耐久度が加わってくるからです。
どうことかというと、髪の耐久度によっては薬剤の比率が低下せざるをえなくなります。
健康な髪の耐久度が100%で、ヘアカラーを1度することで20%低下して80%になります。そうすると薬剤のパワーも80%までしか発揮できずにそれ以降にはオーバーダメージになり、大きな負担になるからです。 つまり、ヘアカラーを一度しているだけで矯正する効果は20%ダウンするということになります。
最終的に矯正をするためには200%のパワーが必要にはなりますが、それだけ薬剤とアイロンのパワーを使えるかどうかが、キレイな矯正を使うためのポイントとなります。
前置きが長くなりましたが、このヘアカラー1回をブリーチに例えると、耐久度は10%ほどのイメージをすると難易度の高さが分かるはずです。
もはや糸に針を通すような、非常に繊細で集中力を要することになり、失敗するリスクも高くなるということになります。
簡単に言うと、髪の状態によっては矯正の持つ本来のパワーを発揮することができずにストレートの効き目が悪いという結果になります。
- 髪があまりにも傷んでいる
- 黒染めなどがしている
- ブリーチ毛や複数回のヘアカラー毛
矯正のかけ方によってはかからない
矯正はもちろん正しくしないと、上手くストレートにすることはできません。
縮毛矯正は、薬剤(還元剤)+ヘアアイロン(熱処理)この2つを上手く使わないと、くせ毛をキレイなストレートにすることはできません。
しかし、強力な分とても繊細で難易度の高い技術の一つでもあります。
つまり美容師側の判断ミスや施術ミスでかからないことも当然あります。
え!?って感じですよね。美容師ってプロだよね!?失敗するのって思いますよね。でも失敗しちゃうんです、それぐらい矯正って大変なんです。
今は自宅でも気軽にヘアカラーをできる時代、そのため髪に何かをする履歴がきちんと伝えられないということもよくあります。
そのため、想定したいたよりも矯正がかからない、なんてこともあります。
失敗する要素
- 美容師側が未熟
- カウセリング不足による髪の見極め困難
- アイロンの熱処理不足
長持ちする方法まとめ
上記では、すぐに取れてしまう原因をまとめましたが、次にそんな方に長持ちするための方法もお伝えしていきます。
すぐに矯正がとれてしまうという方はぜひ参考にしてください。
矯正を長持ちさせるコツは、美容師側だけに頼りきらないということにあります。
上記でもお話した通り、髪の状態(耐久度)は矯正においてかなり重要なポジションを占めています。もちろん施術をする選定も大事ですが、同じくらい髪の状態が大事になります。
何が言いたいかというと、髪にあまり負担をかけずにできるだけ優しく丁寧に扱うことをあなた自身が意識することが大事になるということです。
その上で長持ちするポイントをまとめてみました。
矯正をする上でのポイント
- できるだけ友人などの紹介で探す
- カウンセリングでは履歴を詳細に
- 当日〜2日後ぐらいまでシャンプーは控える
- ヘアケアは入念に
- ヘアカラーは慎重に
- アイロンは極力使わずにブローにする
順番に見ていきましょう。
美容室や美容院は友人などの紹介で探す
美容師が気に入っているなら別ですが、もし不安や不満を感じているなら違う美容師を選ぶのも良いです。
できるだけ友人などで、上手くいっている方がしている美容師は良いと思います。
とくに紹介でいくとどこの美容室もさまざまな特典もあるし、悩みを聞いてくれやすいからです。
さらに新規で行くとなると、美容師側も少し身構えるので慎重にかつ丁寧にする傾向があります。
カウンセリングでは履歴を詳細に
髪の状態を把握してもらうために、できるだけ詳細に話すようにしてください。
カウセリングは矯正にとっては命みたいなものです。
髪の状態は、見ただけでも、触っただけでも、分からないことがたくさんあります。
もし自宅でヘアカラーなどを実際にしてきた履歴は忘れないようにして、メモなんかをとっておくようにしましょう。
当日〜2日後ぐらいまでシャンプーは控える
ストレートパーマや縮毛矯正をした後、48時間以内はシャンプーを控えるようにしましょう。
施術後、美容室を出るときにはキレイなストレートヘアに固定されているように見えますが、実はまだ髪に剤(ストレートパーマ・矯正)が定着していません。
薬剤により髪の内部成分が構築されているものを再構築していますが、再構築するまでの時間が約48時間程度かかると言われています。
そのため、48時間以内にシャンプーをしてしまうと、髪にダメージを与える原因になり、くせ毛の原因である髪の凹凸のある状態にしてしまうのです。
しかし美容室によっては、48時間以内にシャンプーして良いと言われることも、48時間以上シャンプーしないでくださいと言われることもあります、それはストレートスタイルの持ちに関わることなので、極力控えるようにしましょう。
ヘアケアは入念に
縮毛矯正は、ストレートヘアにするための技術なので、パサツキの見た目に敏感です。
縮毛矯正をした部分というのは、くせ毛が戻るということは基本的にはありません。しかし、生まれもったくせ毛を真っ直ぐにするということは、それなりにリスクもあるということです。
そのリスクというのはが「ヘアダメージ」なのです。
つまり、ヘアケアをしないと、ヘアダメージのせいでパサツキが目立ちやすくなってしまい、ストレートなのにストレートに見えづらくなり、くせ毛っぽく感じてしまうこともあります。
ドラッグストアの市販品・美容室のサロン専売品などさまざまなシャンプーの中から、縮毛矯正をした髪におすすめのシャンプーランキングを美容師が厳選。下記事もチェック!
ヘアカラーは慎重に
縮毛矯正をするとヘアカラーがしづらくなります。
ヘアカラーにおいて最も重要になる仕組みがこの2つです。
- 髪を明るくするなら脱色
- 髪に色を入れるなら染色
このいずれも縮毛矯正をするとしづらくなります。
その原因とは、縮毛矯正の時に行われるヘアアイロンによる熱処理が原因となります。
縮毛矯正をする時に使われるヘアアイロンによる熱処理が、髪のタンパク変性を引き起こします。これが原因となります。
ぼく達はお客様にお話するときによく卵の話を例えにだします。
実は、髪のほとんどはたんぱく質で構成されているために、卵とよく似ている、つまり…
「生卵を目玉焼きにする過程」と「髪をヘアアイロンをする過程」
はとても似ているのです。
目玉焼きを作る時は、フライパンを加熱して、温まると生卵を落とし、様子を見ていきます。強火であれば300℃近くあり、弱火なら200℃を下回ります。
ものの数分で卵黄は固まり、卵白は白くなります。さらに様子をみていくと徐々に黒くなり、どんどん硬く変形していきます。
何が言いたいかというと、これが髪に起こるタンパク変性になります。
熱する前の生卵に醤油をおとすと、白身の中まで醤油は浸透しますよね?しかし目玉焼きにすると浸透どろこか醤油を弾きます。
これは髪にも同じことがいえ、
- 醤油=カラー
- 目玉焼き=矯正後の髪
ということになるます。
[moveline color=”#ededa1″ sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]まとめると、[move]縮毛矯正した髪はタンパク変性によって硬くなり、ヘアカラーなど薬剤を弾いてしまう[/move]ということなのです。[/moveline]矯正をする前後のヘアカラーはとくに慎重にするようにしてください。
アイロンは極力使わずにブローにする
いつもキレイにしたいという方には、ブロー&アイロンの組み合わせをおすすめしています。
ブローも熱によるダメージはあるものの、アイロンに比べると格段に負担は減ってくれます。
何もしないのが一番負担が少なくダメージは少ないのですが、「傷んでいない髪がキレイに見えるのか」というとそういうわけではありません。
つまり、ある程度キレイにするためには、髪への負担はありきで考える必要があります。
普段の日常ではブローを中心にキレイにしつつ、お出かけの時や写真に残すような時にはヘアアイロンでキレイにするというようなルーティンにするのがおすすめです。
目次に戻るあとがき
縮毛矯正がすぐにとれしまう原因と対策をまとめてみました。
美容師も大事になりますが、普段日頃髪を扱うあなた自身が一番大事になるので丁寧にするように心がけてくださいね。
縮毛矯正は美容室のメニューの中ではとくに難易度が高い技術になっていて、美容師だけの力では、矯正の持つ本来の魅力を100%発揮することはできません。
実際に美容室以外での、ヘアケアや髪のお手入れなどはできませんから。
つまり、あなた自身と美容師と合わせてようやくキレイなストレートスタイルが手に入ると言えます。
矯正やヘアカラーをよくする方はぜひ参考にしてください。